■FISHING REPORT 12月23日 正月のマダイ確保できず 基本タックル


第2第4火曜日は5000円で乗船できる日。たまたま天皇誕生日がこの日に当たり、スケベ根性と卑しさを出して釣行。湘南地区の船宿の営業努力に敬意を表し左舷胴の間に名前を書く。
胴の間に名前を書いたんだけどその後に混雑してなぜか左舷ミヨシ2番に追いやられることに。魚探棒(トランスデューサー)の脇がいいんだけどなあと思いながら席につく。

海上はべた凪、まずはイナダを釣りに江ノ島沖40メートルへ。船中でポツポツと取り込まれるが相模庵に当たり無し。情報では餌取りが多いとの話だったがまったく食われない始末。水温低下が微妙に影響していると思われ。

ポイントを大きく移動して亀城根。いよいよマダイ狙いと気合を入れる。集中力は手返しの良さ。
しかし釣れないと集中力が次第に途切れ、「あれれ?」、なんか俺船酔いしているみたい。べた凪なのに船酔い。確かに陽が昇って暑苦しい感じはしたんだけど。頭痛がしてきて肩凝り、これが船酔いのパターン。

船酔いに耐えながらも機械的に作業はこなしていると竿先がズボッ!、巻き合わせながらやり取りしていると1.5キロ以上はありそうな感じ。わくわくして巻いてきたら上のほうに来ても抵抗を止めない。次第に落胆へと気持ちが変わる。
案の定上がってきたのは1メートル弱のサメで、ハリスを切ってバイバイ。サメが釣れるのは水温低下の証なのだとか。

餌取りも無いと思ったらサメ、次いでちょこんとお辞儀するアタリ、やり取りすると恥ずかしいので電動で巻き上げちゃう。あ〜やっぱマダイ。手のひらより小さいマダイ、手のひらにタイ酔うを透かしてみれば〜。ポイントに連れて行かれる船釣りでは釣れる魚の大小は運不運に左右される、まったく運無し男。

結局、次なる音信は無く帰港、屈辱の釜揚げシラスをいただいて傷心の帰宅と相成り。船中マダイで賑わうことなくポツポツ。

船中の客のことは当日とやかく言わない性質ですが参考のために書きますと、隣の隣の年配客、オマツリ連発です。オマツリした仕掛けを見るとハリスは6号くらいあり2本針、さらに針がヒラマサの13号くらいのが付いておりました。
まわりとあまりにもかけ離れた仕掛けはやめたほうがいいですね。餌もサルエビみたいのを持ちこんでいたみたいだし。
この年配客に隣の方が丁寧に教授して差し上げていたのには好感が持てたのですが、この方も沖上がりのときにビニール袋を海中に放り投げる始末。反面教師の教材は周りにいくらでもありますね。