誤魔化し成功?

 

平成17年1月9日日曜日

船宿:横浜本牧濱生丸 船代:7千5百円

出船:7時00分 帰港:16時  天気:晴れ。南西微風のち北西風一時やや強し。凪のち波高1メートル  中潮:満潮14:50頃・干潮9:50頃

タックル:(竿)シマノ幻波キスH−180・ベイゲームコチスズキTypeT210,サクラDB+S櫻黒潮強1.95M・別誂黒潮0号強2.1M(リール)シマノバイオマスター2500・同2000×2・アルテグラ1000(道糸)PE1.5号(仕掛け)市販カレイ2本針仕掛け

(餌)青イソメ

 

 本年初濱生丸はハゼにしようと昨年末来考えていました。初釣りで厳しいフグちゃんの洗礼を受けたものですから、2本竿とは言えのんびりできるであろうハゼちゃんの癒しを求めて。スミイカは1日しゃくり続けなければいけませんからね。

 夏場、マゴチ釣りの餌用のハゼ釣りでは中通しの1号〜3号くらいのおもりを使って1本針仕掛けを使っていますので、落ちハゼといってもそれに順じた仕掛けを。特にこれまで生き延びてきた猛者達ですから、スレ具合はかなりのものだと。で、5号・8号・10号おもりを使って中通し仕掛けを作り、ハリスもハゼの体長ほどということで25センチにして20本ほど作りました。あ、針はヒネ狙いですからハゼ針9号と大き目です。

 

準備万端整えて、さて様子はどうかなと濱生丸のHPを見たところ衝撃的な掲示が!

「マコガレイ船8日土曜日から再開します。」「落ちハゼ船は7日金曜日で終了です。」.............『しまった』ともっちゃんHP掲示板に書き込んだところ、もっちゃんから

『ハゼ船は本店では難しいようです。餌としてしか見られない人ばかりで...』

まあそう言われればそうかも。自分もほぼそんな感じですからね。仕方無しに来期にするかと仕掛け類をジップロックに入れてダンボール箱にしまったのでした。

 

で、まあ帯ちゃんに『カレイ船もよろしく』と書かれちゃったので、カレイでもやるかと。毎年K師匠に1回は誘われるので仕掛けは一応有り。ただ、K師匠の転勤により今期の出撃は無いと思って竿をしまっちゃってあるので、出ているもので遣り繰り。サクラの2本はすんなり決まりましたが、その他はどうしようかと。ベイゲームキスは軟らか過ぎるし、しゃくり竿やアナゴ竿は短か過ぎ。折り良くヤフーオークションで入手した幻波キスがありまして、3本確保。予備の2本にえーいとベイゲームコチスズキとサクラ夜メバル竿を。

 

いつものように石川町駅からタクシー。かなりの爺さん運転手に「本牧の錦町交差点までお願いします。」と告げると、釣り姿の僕に「ああ、餌屋ね。」もう何回もタクシーに乗っていますが、これは初めて。でも、爺さん飛ばす飛ばす。山下橋から本牧に向かう道で90キロも出されちゃいました。店に着いてみると、スミイカ船はずいぶん混んでいますが、カレイはまだゼロ。初日の前日も出船無しだったようですし、厳しいところですね。左舷大ドモを一応チョイス。お年賀のタオルを頂いて、トイレを済まし(以前も書きましたが、港のトイレは貧弱なので、特に女性はシーウルフでトイレを済ませておいてくださいね。)トコトコ港へ。

 

焚き火を囲んで歓談している人の輪に入れてもらいます。

「おはようございます。今年もよろしくお願いします。」もっちゃん・帯ちゃんをはじめとして常連の皆さんも口々に

Kさんはどうしてる?」

「元気そうですよ。船釣りはやっぱりこちらのようなシステムはないみたいですけど。」

「漁船とかをチャーターしなきゃダメだろうなあ。」

「でも、城下カレイとか釣れるんじゃないの?」などなど。

「今日はカレイなんですよ。」

「じゃあデカイのを釣って写真でも送ってやらなきゃ。」

「怒られちゃいますよ〜。」もっちゃんは「カレイなんだったら送迎を使えよ。」6:15元町中華街駅発の送迎車はあまり利用者がいないので担当のIさんが寂しがっているそうで。でも、出船30分前に港着じゃあ忙しないですからね。

 

ほぼ満員のスミイカ船を見送って、カレイ船はなんとか3人+帯ちゃんで出船。一応規定では3本竿までで、あとは1本竿を増やす毎に500円を追加餌代として払う事になっているのですが、再開後初出船ですし人数も少ないので「やまや君も4本出しなよ。」と帯ちゃんが言ってくれたのでお言葉に甘えて。でも、もう一本竿を出して気がついたのですが、ベイゲームコチもサクラ夜メバル竿もトリガー付きでした。スピニングリールなんだからトリガーは邪魔なのにぃ〜。ま、使えないことも無いのでベイゲームを出しましたけどね。

 

最初のポイントは小柴沖。慎重にポイントに合わせて船を停めて碇を落とします。かかり釣りの場合、碇が効いてから船がどこに止まるのかを見極めなければならないから、操船が難しそうですね(でも、それは素人考えで船長には朝飯マエかも?)。「はい、いいですよ。」の合図で投入。といっても、いつもの釣り(除くアナゴ)なら、投入すれば竿を手に持って誘いに入ったりするところ、カレイ釣りの場合は1本投入して仕掛けを落ち着かせたら、すぐ別の竿にかからねばなりません。広く探るために投げ込むポイントを少しずつずらして。で、潮がある程度流れていれば4本目を投入するとすぐに1本目を調整しなければ。出る前は、幻波キスは手持ちでサビいたりしてキスでも狙うかとも思っていましたが、現在東京湾のキスは深場に落ちているのでいないでしょうね。

  

で、その後は時折仕掛けの場所を替えたり、餌のチェックをしたりするほかはじーっとというかぼーっと竿を眺めるだけ。座って釣りするなんてほかの釣りでは考えられませんが。1号船だと座ろうものなら「座ってちゃ釣れネーよぉっ!」ってもっちゃんに叱られちゃいますしね。

 なんか、餌取りはいるみたいで微かに餌を齧るような感じはします。でも、針掛かりはしません。違和感があって竿を手に取り、ぴくぴくしたところですーっと合わせてみてもダメ。上げてみると、餌はなんかカジカジされたような感じではあるんですけど。「やまや君、餌取られる?」と帯ちゃんに尋ねられて「餌取りみたいだけどね〜。」と、突然ベイゲームがガクガクと。慌てて竿を手に取り巻き上げ開始。なかなかの引きながらなんか下品(失礼)。「これは、もしや...」と思っていると、案の定海面に現れたのは目つきの悪い奴。「鮫でした〜。」

 

で、その後4箇所ほど場所を変えて攻めるも船中まったくダメダメ。4人で4本ずつ竿を出しているというのに!帯ちゃんもすっかり落ち込みモードに。で、「最後富岡を攻めてみるか、それともちょこっとアイナメやってみましょうか。ずいぶん釣れているみたいだし。」悩んだ挙句にやはりアイナメにしてみることに。「仕掛け持ってないよ。」「用意します。中通しにセイゴ針13号でいいですよね。」「先糸もある?」「はい。おもりは何号くらいがいいかな。」「5号でいいんじゃないかな。」先糸50センチに中通しおもりを結び、ハリスは10センチにします。青イソメを房掛けにして岸壁際に投入。あ、前から寄せるのでみんなミヨシでやるように指示がありましたので、スーパーミヨシに移動。

 

なかなかアタリがないまま、何回か流し替え。ふっと右舷大ドモにいたYさんに「岩イソメ持っていませんでしたっけ?そっちの方が良いですよ。」と。カレイでお祭りしたとき針についていましたから。それが良かったのか、「来たっ!」と巻き上げ開始。竿を叩く様子から本命だなあと見ていると、25センチクラスながら本命です。やっぱ、岩イソだよなあと思っていると、パックを差し出して「使いませんか?」と言ってくれました。ありがたやと少しもらい、岩青ミックスにして投入するとすぐにモゾッとしたアタリが。一呼吸置いてゆっくり大きく合わせると、しっかりした手応え。巻き上げ途中にいやんいやんと首を振るさまはまさにアイナメ。しかも、まずまずの型のようです。ま、水深が浅いので楽しみもそこそこに上がってきたアイナメはブラウンの雌。「やまや君タモ要る?」と帯ちゃんが聞いてきましたが、「いや、大丈夫。」と抜き上げ。産卵後で痩せてはいましたが、30UP(後検34センチ)の良型。その後20センチ級を追加。もう一人のお客さんK君も1尾上げて、なんとか全員型が見られました。帯ちゃんもほっと安心。吉野屋の尚ちゃん風に言うと「カレイはダメだったけど、アイナメで誤魔化し成功〜」ってとこでしょうか。

 

その後もカレイがパッとしないので、帯ちゃん船はカレイとアイナメのリレーになっていますね。自分で仕掛け用意する人は段差ブラクリって言うのが良いかもしれませんね。

 港で歓談しているとスミイカ船も帰港。お客さんの下船などを手伝ってから、駅まで送ってもらいました。「メバルはねえ、最初の頃は腹ボテだから3月くらいから友達連れてきます。」「よろしく。」

 久々のアイナメは、半身を刺し身、兜とカマは煮付け。残り半身を塩焼きにしていただきました。やはりおいしいですなあ。仁春丸にもいかなきゃデス。