アオリイカ2番勝負
(その1)
平成17年2月24日木曜日
船宿:浦安吉野屋 船代:8千5百円
出船:7時 沖揚がり:15時
天気:晴れ。北東弱風。凪。
大潮:満潮5:30頃、干潮11:15頃
タックル:(竿)テンリュウ Cattle fish 4”1’・シマノ幻波インナーシステム0号240(リール)ダイワダイナミック−Z103L早技・シマノクイックファイヤー小舟400(道糸)PE1.5号(仕掛け)中おもり10号,ハリスフロロカーボン5号4メートル,各種餌木4寸
前回数の上では自己記録を更新したアオリイカ釣り。であれば、今度は型でもと乗り込みました。休日出勤した代休なので平日釣行です。でも、吉野屋のお客さんって年輩の方も多いので平日でも混んでいたりもするんですけどね。
ちょっと出遅れて東西線の2番電車で浦安へ。宿に着いて、船着き場に直行しようとすると「昨日春一番で船非難してるからまだ着いてないんだよ。札順に乗ってもらうから店で待ってて。」で、素直にまずは受付へ。札は4番。トモが先に埋まるだろうから午後の上げ潮期待でミヨシかななんてぼーっと考えていたら、どうも船が着いたようです。で、船に行ってみるとなぜか四隅が埋まっています。確か右舷ミヨシ氏は僕より後に受付をしていたはず...でも、船長もいなかったしモメるのもなんなので、なんとなく右舷トモ寄りに。しかしながら、ここで正当な主張をしておけば良かったとはユメユメ思いませんでした。
結局、両舷3人ずつで出船。なので、真ん中に移動しました。出船前まで前にあまりにも釣り船には不似合いなオネエちゃん(20歳そこそこ?金髪・香水ぷんぷん)が一人でいたのですが、バランスをとって左舷真ん中に。桟橋で太刀魚が終っちゃって失業中の裕介船長に「なんか変わった人がいるよ。」と言うと「○子だろ。尚ちゃんのおもちゃっていうかペットだな。でも、あんな格好してるけどまじめに釣りはやるんだよ。」「へえ。で、船長は今日はなんの仕事があるの?」「今日は桟橋のペンキ塗りだぁ。」「まじめにやるんだよ。」
今日は、最近話題の長竿釣法を試してみようと1本持参してみました。雑誌などではメバル竿なんて書いてありましたが、メバル竿はいかにもやっこすぎるだろうとマゴチ用の幻波0号を。インナータイプの幻波っておかしなことに0号が1号より硬いんですよ。0号がマゴチ用で1号がメバル用なの。で、長さは240センチ。普段のアオリイカ竿が123センチですからほぼ倍ですね。尚ちゃん船長に「長竿ってどうかなー?」と尋ねてみると、「良いと思うよ。潮先だと意味無いけど胴の間とかだと効くことがあるよ。やっぱり餌木を大きく動かした方が良いみたい。」
さてさて釣り場はいつもの久里浜フェリー航路そば。「はい、やってください。水深は37メートル。上から取る人は31メートル。」尋ねたところ、標準ハリスは4メートルなのでタナは2メートルってことですね。でもでも僕は今日も男のタナ3メートルを死守する所存であります。
それでね、さっそく一流し目から来ちゃいましたよ。しゃくりあげたところでガツンッって。まずまずの手応えで上がってきたのは残念、キロにはちょっと足りませんがまあ良型(後検872グラム)。「船長、釣れたよ〜。」とキャビンにお披露目。「おっ、やったね。おめでとうございます。あっ、トモも釣ってる。」ダブルヒットだったみたいです。で、この流しで左舷トモとミヨシも本命ゲット。幸先良いですね。
「はい、流し替えてみます。」でもって、次の流しでもしゃくりあげた竿が上がり切る直前にくにゅっと。やっと道糸を弛めないように素早く巻き上げ。くいんくいんと引きますからまたまた本命ですね。でも、ちょっと小さいかな。上がってきたのはやっぱり小さめ(後検422グラム)。しかしながら2流しで2杯ですよ〜。
それでもって、3流し目にも来ちゃうんですよ〜ガッツーンと。これもまあ最初のと同じくらいだなあと思っていると意に反して上がってきたのはデカ墨烏賊。あれま。タナを3メートルも切っているのに。この日はかけ上がりを攻めることが多く、タナがずれやすかったんですねきっと。
でね、ここで尚ちゃんが「大きい樽にしなよ。」と二周りほど大きな樽を持って来てくれました。これもまた運命の分かれ道。その後パッとしなくなってしまい、尚ちゃんも「樽を大きくしちゃったせいかなあ?」と。トモの方は時折竿を曲げますが、ほとんどが良型の墨烏賊。でね、墨烏賊を餌木から外すと樽にポンッと放り込むんですよ。当然墨烏賊はブバババッと墨を吐きますわな。良かった離れていてって感じです。ミヨシ氏は、アオリイカ初めてとかでしゃくりもなんだか良くわかっていない様子。だったら他の人の様子を見れば良いのにとも思うのですが...見かねた尚ちゃんが席まで行ってしゃくりの指導をしていました。まあ船長さんとしては当然のお仕事ではありますが。
反対舷ではそこそこ釣れてはいるようですが、なぜか○子ちゃんにはアオリが来ないとか。トモは今期坊主なしという常連さん。ミヨシ氏も順調に釣っているようですが、どうも型は小さ目のようです。そんなときに、アオリイカちゃんが樽から脱走。おいおいと竿を置いて烏賊を捕まえて樽に戻します。それを見た尚ちゃんが「おっ、釣れた?」「いやいや飛び出たのを戻しただけ。」「なーんだぁ。」手を洗ってから竿を手に取ると、なんか頼りなげな反応。チビマルイカでも乗ったかと巻き上げて来ますれば、上がってきたのはチビながら褐色の肌。「おっ、麦烏賊だ。」考えてみれば外道でスルメ烏賊を釣ったのは初めてです。去年外房のマルイカ釣りでは1杯釣りましたけどね。ほとんど○子ちゃんにかかりっきりの尚ちゃんがたまーにこっちに顔出したときに「ムギ釣ったよ。」「えっ、今期初だよ。もういるんだねー。」
で、11時になって潮も動かなくなってきたところで長竿釣法にトライ。きっちりタナを取って餌木を馴染ませてからビシッとしゃくったつもりがぐにゃんと。あれま。マゴチ竿でもちょっと軟らかいみたいですね。でもまあ一杯にしゃくりあげれば餌木が動く距離はやはり2倍にはなるわけで、アピールはするだろうと。で、烏賊が乗るとどんな感じなのかなあとわくわくしながら待つのですが、待ち烏賊来らず。長竿なので、リールは右ハンドルにして、右手をリールの前に添えてよっとしゃくり続けることしばし。しゃくれどもしゃくれども烏賊ちゃんの訪れは無くじっと竿先を見る...
で、長めの軟竿を良いことに置き竿にしてカップラーメンをすすります。でもまあそれで掛かってくれるほど甘くはありませんな。昼食を済ませてから、長竿釣法に別れを告げて元のアオリ竿に戻します。早々にしゃくった手にぐっと重みが掛かって直後にぶちっ!烏賊が餌木を触ったものの、掛かりどころ悪く足が切れたようです。でも、近くにいるはずとこまめにしゃくり続けますが、やはり足を失ったショックからか逃げちゃった様です。急いで上げてみると、やはりカンナには足が1本残っていました。アオリの足です。悔し紛れにもぐもぐと食べてしまいました。
上げ潮が良い感じに効いてきたなと思っていると、ミヨシ氏に乗りが来ました。「ゆっくり巻きなよ。」と尚ちゃんも声掛け。そして、無事に本命のアオリイカがタモに収まりました。「良かったねえ。」なんて行ったのも束の間、その後はとんでもないことになっちゃいました。再投入してすぐにまた乗り。でも、これは途中でバラしちゃいまして「あー、2杯目だったのに惜しかったねえ。」でもでも、その後は正に連荘モード。なーんとこの方2時間で7杯釣っちゃいました。まさに開いた口が塞がらないとはこのこと。なんとか拙者も500グラム級を2杯とデカ墨烏賊を1杯追加しましたが。「アオリは席」を痛切に感じさせられた1日でした。
右舷ミヨシ氏の快進撃に目を奪われていましたが、同じく潮先の左舷ミヨシ氏は前半もぽつぽつ釣っていたため、結局11杯で竿頭。実は右舷ミヨシ氏の快進撃を支えたのはこの方が貸した全身ピンクの餌木のおかげでもあったのです。顔見知りならともかく、初対面のアオリ初心者に餌木を貸すとは!頭が下がる思いであります。さらに「こいつはデカイよっ!」と慎重に上げたのは2.2キロもあってデカ頭も。右舷トモ氏は3杯+墨烏賊5杯、左舷トモは5杯+外道で例の○子ちゃんだけ墨烏賊・ヤリイカ・マルイカと釣るも本命は無しで尼さんになっちゃったとか...
シーズン初期には下げ潮が好調で、上げ潮になるとひどい2枚潮であまり釣りにならずってことが多かったのですが、当日はまさに上げ潮さまさま(ミヨシの人だけね)といったところでした。これは次回釣行は上げ潮狙いの席を取らないといけませんなあ。結局狙った型での自己記録更新は次回に持ち越しですぅ。
(その2)
平成17年2月27日日曜日
船宿:浦安吉野屋 船代:8千5百円
出船:7時 沖揚がり:15時
天気:晴れ。北寄り弱風。凪。
中潮:満潮6:30頃、干潮12:40頃
タックル:(竿)テンリュウ Cattle fish 4”1’・スズミ沖船30−240(リール)ダイワダイナミック−Z103L早技・シマノクイックファイヤー小舟400(道糸)PE1.5号(仕掛け)中おもり10号,ハリスフロロカーボン5号4メートル,各種餌木4寸
シーズン最後の墨烏賊釣りに行こうと思っておりましたが、木曜日のアオリイカの興奮覚めやらぬ状態では...と悩みに悩んだ末もっちゃんには申し訳ないながらまたもや東西線に乗ってしまいました。
当日の天気というか風の予報は非常に悩ましいもの。朝方こそ北西風ながらこれが段々西に回っていって、午後になるとほとんど真南にまでなるというもの。13時頃からの上げ潮ではどこが有利な席になるかがまったくわかりません。船に行ってみると、両ドモだけ塞がっていましたので、悩んだ末に右舷ミヨシへ。風が北のままならもちろん真西までで止まればという期待です。
道具だけ置いて店に戻るとなにやら受付のようなものを作っています。あれれ?と思いきやなんと当日はサンスポ大会の日だったのです。去年までは乗合は全部休みだったという記憶があるのですが、今年は船3艘だけで参加する様です。宿ごとの船数制限でもできたのかな?もちろん前日にHPで船が出ることは確認してはいましたが、それを怠って実は船出ないなんてのに当たっちゃったら...まさか吉久の船に乗るわけには行かないしねえ。で、週末だけは第一烏賊船長の尚ちゃんはヤリイカ船の舵を取るということで、第二烏賊船長の裕介君が代わるはずだったのですが、そちらは大会に。というわけで代打の切り札千田船長の登場となりました。
さすがに木曜日よりはお客さん多く、右舷5人左舷6人の計11人で出船。釣り場海域は前回と同じ久里浜フェリー航路のまんなか辺り。「はい、やってください。水深36メートル。上から取る人はハリス4メートルで30〜31メートルでやってみてください。」船長の推奨ダナは底から1メートルか2メートルということですね。しかししかし、僕は今日も3メートルで攻めます。
前回は一流し目で船中4杯とスタートダッシュが効きましたが、今回の一流し目は空振り。そして、一流し目どころか長ーい沈黙タイムが続いたのでした。1時間ほど経って、ようやく沈黙が破られました。「おっ、乗ったね。」左舷トモ寄りのようです。が、直後に「ばらしちゃったのぉ!」そして、右舷トモ2番目の親爺さんが竿を曲げますが、これはヤリイカ。しばらくして反対舷で墨烏賊。そして、また先ほどの親爺さんと右舷大ドモ氏が続けてマルイカ。ようやく10時を回って左舷トモ寄りで本命が上がった様ですが「顔見ましたよ。ちっちゃいけどね。」と船長のアナウンスも元気がありません。
12時になったところで今日も長竿釣法にトライ。竿は前回より硬めのスズミの安いインナー竿です。思えば、2000年にカサゴを釣りに行くとき買って以来の登場かもしれません!しゃくった感じは前回の幻波よりこちらの方がしっかり感があって良いです。でも、結局烏賊ちゃんは乗らなかったので乗ったときにどんな感じかはわからず終いでした。
念の為、もっと硬めということで墨烏賊竿も持って来ていたんですけどね。で、僕はダメだったんですが右舷大ドモ氏が1キロクラスの良型アオリイカをゲット。
で、元のアオリ竿に戻してしゃくることしばし。振り上げた竿が頂点に達する直前でぐにゃ感が。うぉっと必死に手首を返してもう10センチしゃくり上げ。少し烏賊に引かせてから巻き上げ。「おっ!来たね!!」とタモを持って千田船長が寄って来てくれましたが、手応えは頼りなし。でも、くんくん引くので「多分マルイカだなあ。」びゅっと潮を噴いて上がってきたのはやはりマルイカ。でも、胴長25センチと良型です。このとき、お隣と反対舷もミヨシ寄りにマルイカの乗りがありました。群れに当たったんでしょう。なんとか丸坊主は回避。その後、右舷真ん中の方がミニアオリをゲット。まだこんなのいるのかって100グラムぐらいの。
14時30分を回って敗色濃厚になってきたそのとき、ちょっと船が流れて道糸も流れたので糸の傾きを考えて2メートル糸を出したのです。で、流れているのであまりしゃくらないでいるとなんか手応え。あれれ?と強めにしゃくってみたらガツンと来ましたですよ♪底ではグイグイ引いたのですが上がるにつれ無抵抗になっちゃいまして、タナもイマイチ自信が無かったので墨烏賊かなと。と思ったらまたぐいぐい引いてくれるのでやっぱり本命かな?タモを持った千田船長も「本物?」「多分。だけど、墨烏賊かヤリイカかも(どれなんじゃい!?)。」上がってきた烏賊体は褐色だったので「ダメだぁ。」墨烏賊かと思ったのですが、掬われたのはアオリイカ。「随分色が悪いねえ。」なんて言われちゃいましたが。800グラム級のまずまずの本命でした。
結局船中4杯で終了。千田船長も丁寧に根周りを上がり下がりとも流してくれたんですけど、まあそうそう良い思いはできないってことでしょうか。でも、数少ない本命を手に入れられたので良しとしましょう。
翌日アオリとマルイカの刺身の食べ比べをしましたが、いやあどちらも甲乙つけがたくねっとりとした甘味を堪能しました。
これでグッドシーズンだった東京湾のアオリイカは終了。5勝2敗、通算20杯のアオリをゲットできました。最大が1.1キロ止まりだったのは心残りですが。この後、熱海の午後〜夜アオリに挑戦する予定です。出るか2キロ!ってところですね。