春は名のみの・・・・・・



平成15年3月8日土曜日
船宿:横浜山下橋黒川本家 船代:5千5百円(通常6千円−ハガキ割引5百円)
出船:7時 沖揚がり:11時10分 天気:快晴。北寄り弱風。中潮(満潮7時30分ころ)
タックル:(竿)アルファタックル船の達人メバル240(リール)シマノクイックファイヤー小船400(道糸)PE1.5号・先糸ナイロン3号2メートル(仕掛け)市販仕掛け:3本針胴突き;ハリス1号30センチ,ハリス0.8号30センチ(おもり)丸型20号(餌)活き藻エビ

梅も盛りを過ぎた弥生の好日、横浜に春を探しに行ってきました。春告魚は諸説あれど、江戸前の釣りの世界ではメバルが春を告げることになっております。
天気予報では15メートルの風に3メートルのうねりととんでもないことを言っていましたが、朝4時前に起きて東京湾気象情報(金沢八景荒川屋のHPからリンク)を見ると、 3時45分現在本牧で9メートル。観音崎などその他の観測点では軒並み4〜5メートルになっています。ままよと出かけることにしました。

それほど寒くもなく、急ぐわけでもないので、石川町駅から徒歩(急ぐときは桜木町からタクシー)で千円浮かします。結構朝帰りのオニイちゃんオネエちゃんとすれ違います。おそらく遊んでいるのは本牧のクラブでしょうから、石川町駅までは30分くらいかかるのでは?だらだら歩いているのでもっとかかるかも。ほとんどが若い人ですが、なかにはこちらとさほど歳の変わらなさそうな人もいたりして。何にせよ、正反対の生活ですね。

宿に着いてみると、全くヒト気がありません。とりあえず船に道具だけ置いて、コンビニへ。こちらは、この時間帯は釣り人とやはり朝帰りの車組のヤンキー達とが混ぜんとしていて不思議な雰囲気。
店に戻ると年配の方がお一人。どうやら鯵のようです。その後、常連のA君が来てこちらはスミイカ。各船一人ずつと店にとっては最悪の状態。社長も「天気予報が脅かしやがるからなあ。」と恨めし気。そうこうしているうちに、2人お客さんが来ていずれもメバル。めでたく出船決定。別船は変わらずでしたが、鯵のお客さんがスミイカに移ったようです。ここ黒川本家でも2人いないと出船しないようです。

横浜港を出てみても、予報は外れて海は穏やか。南本牧の水路を抜けて根岸湾に出たところで船はスローダウン。埋立地側の岸壁沿いでスタート。
ミヨシ側から岸壁に向かっているためか、ミヨシの方が20センチ級のメバル・カサゴを連釣。帯ちゃん船長は結構細かく流し替えをして、しばらくしてようやくアタリが。食い込みを待って向こう合わせで掛かりましたが、引きが何とも弱弱しい。「やまや君、来た?」船長の問いかけに「来たけど小さい。」案の定20センチに足りないメバル。まあ一応坊主脱出。ちびメバちゃんは船の生簀へ。疲労を回復させてから海へ帰ってもらうのです。

その後、根岸湾に入って船着き場へ。ここは、昨年大型が上がった場所なので気合が入りましたが、空振り。15センチのカサゴ1尾。近くにはカサゴ専門の金沢八景新修丸の船がいました。  
そこで、帯ちゃん船長大移動を決意。鳥浜の堤防際へ。ところが、ここでも渋い状況は変わらず。途中、流し替えのときに巻き上げてみると微かに重い。ごみでも引っかかったかと思ったのですが、7センチほどのマイクロカサゴ。(話は逸れますが、今年も若い女性の間ではマイクロミニが流行りそうとのこと。みなさま、お楽しみに。おっとセクハラセクハラ。)ここではトモ寄りから堤防に近寄っていたので、トモの人がまず小型ながらカサゴゲット。続けて僕にもアタリ。「どう、大きい?」「いや、カサゴだけどそんなに大きくない。」案の定上がったのは18センチ。ここはカサゴ場だと取っておいた大振りの藻エビを付けて勝負に出ますが不発...

その後、また南本牧の埋立地際に戻り、ここでミヨシの人が23・4センチのメバルゲット。「すげー久し振りにメバルを見ましたよ。」そりゃそうだよね。ここまでで船中3尾だもんね。最後に本牧の港内なんかも探りましたがまるでダメ。最後30分だけスケベ針にアオヤギ付けてアイナメを狙いますがもちろん不発。でも、帯ちゃん船長は結構荒いところを狙うので、これはキツイかも。
出船前、僕の青柳を見つけた船長が「良からぬことを企んでいるね。」とニヤリとされましたが。当日は根掛かり多発で、ほとんどはうまく外せたのですが、おもり2個と下針5本をロスト。環境破壊しちゃいました。最近、腐食が速く環境への負荷が低い鋳鉄製のおもりがあるそうですが、根掛かり必至のメバル釣りは、是非それを使いたい釣りの一つです。どこで売っているのでしょうか?

ついでに仕掛けの話も。市販仕掛けで十分だと思いますが、意外とハリス1号というのは少ないです。僕も、まだよくわからないうちに上州屋の安売りでハリス1.5号・2号というのを大量買いしてしまいましたが、これらは夜メバルに回すしかないです。それと、ハリスの長さは30センチは欲しいですね。20センチなんていうのも結構売っていますのでご注意。幹糸とハリスの連結部分は直結ではなくビーズやサル環を使ったものの方がいいです。枝針だけ根掛かりでロストすることも多いので、取り替え易いようにということ。
交換用の枝針にお勧めなのが、オーナー針の渓流シリーズのヤマメ針。10本入りで300円くらいとよく売っている糸つきの針に比べると高めですが、糸が65センチつきで1本1本丸めてビニール袋に入れてあるので、ハリスに折りグセがついていないのです。夜光玉などはあると逆効果かも。

帰りの途中でハプニングが。生簀に入れた魚の回復具合を見ようと蓋を開けてみると、なんと水がカラ。やや飛ばし気味だったので、船首が浮き、下の口から水が全部でてしまったようです。慌てて魚をタモで掬ってわずかに残っている水の部分へ。港に入ってスローダウンしたところでまた水が入りましたが。なんとか魚も大丈夫そう。

店に戻って帯ちゃんは冷凍庫からカチカチのスミイカを取りだしお客さんへ。嬉しいサービスですね。「やまや君は?」と聞かれましたが、家の冷凍庫にもまだスミイカのストックはあるので辞退。「もう1回くらい来ます。」と宣言して帰途へ。13時過ぎには家に着きました。天気が良いので、手早くカッパ・竿・リールを洗って干します。魚は無いので捌く手間も無し(ちょっと涙)。14時にはのんびりモードに。やはり午前船はラクですね。これで、お魚が程よくあると良かったんだけど。