春よ〜
平成20年3月9日日曜日
船宿:葉山芝崎港五エム丸 船代:8千5百円(通常9千5百円−ネット団体割引千円)
出船:7時30分 沖揚がり:13時20分(南西風強まり早揚がり) 天気:晴れ。午前中北東微風凪後南西風徐々に強まる。大潮:満潮6時ころ 干潮12時ころ
タックル:(竿)サクラ金剛イワシメバル330(リール)ダイワダイナミックZ103L早技(道糸)PE1.5号・先糸ナイロン4号3メートル(仕掛け)市販仕掛け:2本針胴突き;ヤマメ針10号ハリス1号60センチ,ヤマメ針9号ハリス0.8号60センチ(おもり)丸型15号(餌)活きイワシ
「プシュッ!」葉山芝崎港に響き渡る開缶の音。「しまった、先を越された!」は相模庵氏。「にょほほほ〜」としてやったりはタカギー氏。両氏とも言わずと知れた『酒好き釣りオヤジ倶楽部』?のメンバーです。本日は、春を求めて毎年恒例のイワシメバル釣りに湘南葉山まで出張ってきました。ちょっとしたハプニングで、私やまやは電車で参りましたが、京急で金沢八景から新逗子まで。バスに乗って相模湾の釣りでも間に合っちゃうんですね。まあ春本番から夏場は6時出船とかになっちゃうので無理ですけどね。
意外や湘南の住人相模庵氏はこの釣り初めてとか。でもまあ百戦錬磨の釣り師ですから...なんて言っていたらやっちゃいましたよ。港すぐ前のファーストポイントで「来たっ!」とか言って巻き上げています。上がって来たのは良型27センチの本命。ビギナーズラックですね。いきなりの本命登場に俄然やる気を見せた面々ですが、お魚はイマイチやる気なし。そうなるとやる気になるのはタカギー氏の飲酒欲だけでありまして、プシッっと2缶目。でもってまだ肌寒いからとなにやら鳥の絵が書かれたビンに口つけてグビっと(笑)。
すると、真面目に?やっていた人を海の神は見捨てずにゴゴゴンっとアタリ。ゆっくりと巻き上げますがまあこれはカサゴだなあと思っていますと、海面にゆらりと上がったのはやはり良型ながらカサゴ。船長にタモ取りしてもらいまして「ありがとうございまーす。」なぜか相模庵氏大興奮。「すごいなあ。型はともかく厚みが凄いよ。」
ここらでちょっとこの釣りの説明をしましょう。メバル釣りといえば、東京湾ではモエビを餌にするエビメバルが主流ですが、こちら相模湾ではシコイワシ(カタクチイワシ)を餌にします。6〜7センチのいわゆるタバコサイズが最適。イワシを違和感なく泳がせるためにハリスは60センチと長め。針数も2本に留めます。活き餌ですから、弱らないように手早くつけるのが肝心。
ここ五エム丸さんではバケツからイワシを掬う小網を用意してくれています。生簀からバケツに掬うのは数尾に留めるのも大事。僕は、仕掛けをかなりたるませた状態でまず上針にイワシをつけ、それを海面にたらしておいて下針にもイワシをつけて手早く海へ送り込みます。釣り場は水深せいぜい10メートルくらいの海草(カジメ)帯。おもりが底についてから、下針のイワシが海草の上ギリギリの辺りを泳ぐように底を1メートルほど切ります。メバルもカサゴもアタッても慌ててはいけませぬ。じっくり食わせて強い引き込みを待つ、どちらかといえば向こう合わせの釣り。竿がペナペナの軟竿なので、お魚が掛かれば大きく撓って楽しめること請け合いです。近年余り模様が良くないのが気がかりで、今年もイマイチなのです...
順調に杯(缶)を重ねる我々(魚じゃないのね...)を横目にN澤氏だけ飲みなし。酒好きは人後に落ちないはずなのに、やはり以前お体を壊されたのが...かと思い「最近、コレの方(お決まりの飲むポーズ)はどうなんですか?」と尋ねますれば「飲んでますよ、いっぱい。」と頼もしいお答え。帰りの運転を慮っての我慢だったようです。さすがは「洋上の聖職者。」そんなこんなで無事全員魚の顔を見たものの、やまやとタカギー氏はカサゴのみ。相模庵氏には「この魚の名前はなんだっけ?」などと追加したメバルを突きつけられる始末。でも、そんな氏は実はカサゴ釣りたそうなんですけど。
相変わらず順調なのはタカギー氏の酒だけで、ついにはワインボトルまで開栓。実はこのワイン、数年前のバカキチ決戦(相模庵氏のサイト『釣りバカ亭主天国』とタカギー氏のサイト『釣りキチの週末報告』から両氏との釣行をこう呼ぶ。ちなみにN澤氏も『はじめての船釣り』のサイトマスター。)の折用意するも悪天のため開けられず、その後もタイミングを逃しタカギー家でヴィンテージ化していたもの。うららかな春の好日、このワインを開けられたのは幸いでした。まあそのワインも半分以上タカギー氏の胃袋に収まったような気はしますが。
ひときわ強いアタリに心躍りましたが、残念ながら根に潜られました。そんなときには思い切って仕掛けを緩めちゃってお魚の油断を誘うのも一手。しかしながら、今回はお魚が上手。ハリス切れで幕。一方、N澤氏は完全置き竿でアタリが出ても「いやいや、まだまだ。」とじっくり作戦。タカギー氏は相模湾名物ジャリ鯖と遊んでいるし...
楽しく飲み、また他愛もない会話を楽しみ、魚もまあポツリポツリながらですが顔を見せてくれ、海はべた凪、頬を撫でるのは柔らかな春の風。人生でこれ以上何をノゾムトイウノデショウカ?
全員無事本命メバルちゃんの顔を見て、昼までかなと心配していた南西風の吹き出しも遅れて定刻の30分ほど前まで釣りを楽しめました。相模庵氏も「この釣りはアリだなー。」と喜んでくれて、誘った甲斐もあったというもの。揚がり後も店でしばしの歓談を楽しみ、「お世話になりました。」と店を後にします。で、駐車場で相模庵氏ともお別れ。「毎年の恒例にしましょうね。」この春のイワシメバルと秋の鯛五目がめでたくバカキチ決戦の恒例行事と相成りました(夏のアナゴもかな?)ので、ご興味ある方は是非ご参加くださいませ。
あ、釣果ですが、一応やまやがメバル4(18〜25センチ)のカサゴ3(18〜28センチ)で竿頭でした(笑)。