ロケットスタート!

 

平成19年3月18日日曜日
船宿:本牧濱生丸 船代:8千9百円(税込み) 
出船:7時 沖揚がり:15時 天気:晴れ。北の強風のち微風。波高1メートルのち凪 大潮(満潮4時50分頃,干潮10時30分頃)
タックル:(竿)サクラDB+S櫻黒潮強1.95M・アルファタックル海人餌木しゃくり300(リール)ダイワスマック100L・同R(道糸)PE1.5号(中おもり)三日月15号(仕掛け)ハリスフロロカーボン5号1.7メートル・ススキ針17号(餌)活きサイマキ

 休日出勤やら悪天候が重なって、かれこれ一月以上も釣りしていません!これは船釣りを始めて8年目になりますが初めてのことです。仕事の忙しさから釣りに掛ける情熱も冷や水を浴びせられつつある今日この頃、こんなことではイカンと常宿濱生丸のマゴチ試し釣りにエントリー。お魚に逢える確立は極めて低い釣りですが、濱生丸の熱気に煽られて来ようとの目論見もまたありました。

 さて、船着き場に集った挑戦者は11名。しかしながら、みな浮かぬ顔。そうです、昨夜来の北風強風が吹き荒れているのです。「観音崎で14メートルだって...」「カレイ釣りに替えるか...」などなどと消極的な意見が出ていましたが、そのうち凪ぐだろうと楽観的に出船することに。

 途中かなりもみくちゃになりながらもなんとか場所へ。釣り座(左舷ミヨシ2番目)に就くと、想像以上に悪い海。さすがにとりあえずは1本竿でスタート。マゴチにしては深い20メートルダチはさすがにこの時期ですね。

 ぎったんばったんの船上で1時間ほど揉まれていると、ふと目の端に大きく竿を振り上げて合わせている姿が!同じ左舷トモ寄りのMちゃんの竿が弧を描きます。「おーっ!来たーっ!」上乗り役のAさんが走ります。そして、しっかりタモ取りしたのは40センチ級ですが本命。シーズン第1号です。さすがは70クラブの紅一点。「よしっ!魚はいるぞ!!」

 そして、風と波が落ち着きかけるとポツポツながら船中アタリが出始めます。しかしながら、なぜか左舷に集中。そしてこれまたなぜか僕にはなかなか来ません。お隣ミヨシの名手Eさんはアタリはするもののなかなか決められません。落ち着いてきかけているとはいえ、かなり上下するミヨシで手持ちの短竿は厳しいですね。
 そして、僕もアタリの無さに業を煮やして置き竿をセット。すると、それが奏功して置き竿の穂先になにやら微妙な動きが。潮も落ち着いてきちゃったので、アタリは派手には出ないのです。すかさずロッドキーパーから竿を外し、手持ちするとともに緊張感を持ちます。軽く聞き上げてみると確かに生体反応。徐々に道糸を張って食い気を誘い、狙い通りグーっという引き込みを呼び込んでぐーんっと合わせ。「乗ったー!」久々のコチの引きを味わいながら、Aさんのタモに納まったのはやはり40センチ級(後検41センチ)ながら今シーズンの初物ですからしっかりキープ。この時点で左舷5人は坊主なし。右舷6人は型見ず。

 

 しばらくして、やはり置き竿に異変。この海域では、潮が速いためアタると同時にぐーっと持っていっちゃうアタリが多いのですが、やはり潮が無い時間は微妙なんですね。これまたタイミングを計ってしっかり合わせ。47センチとサイズアップ。
 そして、本日のクライマックス。またもや置き竿がモジモジ君(笑)。これまた合わせをきっちり決めて巻き上げに入ると、手応えがやや違います。「今度のはちょっと良い型かも。」でも、竿が長く胴に乗るタイプなので、ドラグを緩めることも無く突っ込みは竿で受け止めます。無事船に上がったお魚はちょっと微妙なサイズ。マゴチ界では60センチ以上がいわゆる魚拓サイズ。ここ数年、58・59センチ止まりで涙を飲んでいますから...でも、Aさんが「いってるいってる。」と言ってくれたので。

 ここまで3本はいずれも置き竿。これまた釣り師的には非常に微妙な気分。で、手持ちの竿を置いて置き竿のタナを取り直したときに手持ち竿に異変。おや?と手に持ってみるも反応無し。しばらく待っても変わらず。あれれ?と思いつつもまたもや置いてバケツの水を汲み替えているとまたもや異変。「なんか、おかしいんじゃないか?」とのAさんご指摘に気合を入れ直すとようやくしっかりした反応が。「いるいる。でも、イカかも。」本アタリにドンッと合わせてどうやら本物です。やはり手持ち竿の方が短い分やりとりもダイレクトで楽しいかな?これも53センチと良型でした。

 結局そのまま4打数4安打で終了。竿頭は紅一点のMちゃんが5本。左舷は前から4・4・2・5・4本と好調で珍しく釣果が偏りました。件のコチは下船後船長による正式計測で61センチ1.5キロでした。自身3本目のモンスター。昨年途絶えたシーズン最初か最終日に最大魚を釣るというジンクス復活でしょうか?いやいや、サイズアップを目指さねば。このお魚は中野の行きつけ「うおき」に持ち込んで捌いてもらいました。やはりプロの包丁は違いますからね。

 「船中アタリもなしだったらどうしようかと思ったよ。」とは船長の弁ですが、確かに例年シーズンイン当初は非常に渋く、スタートダッシュという言葉に縁の無いコチではあります。でも、今年は海の異変ゆえか良さそうな雰囲気。「次の大潮くらいで開幕かな?」「でもなあ、餌が難しいんだよ。いっそ蝦蛄でやるか。」「どうやって針につけるんだよ...」なんて言っていたんですが、兵は神速を尊ぶとか。船長の決断で21日に乗り合い開始。連日好調で4月1日現在11本もモンスターが出ています。確かに夏ほどは数は出ませんが、この時期のコチはまさに超高級魚の味わいですからみなさんお早めにですよ!