春爛漫
日時:平成20年3月30日日曜日
船宿:浦安吉野屋 船代:9千5百円
出船:7時 沖揚がり:14時50分 天候:曇りのち雨。南東弱風。凪。
小潮:満潮8:15頃・干潮17:10頃
タックル:(竿)Aiプラス製ローリングビシ竿(リール)ダイワシーボーグ400BDe(道糸)PE5号(おもり)横目ビシ130号(仕掛け)天秤+クッションゴム1.5ミリ20センチ+市販2本針 餌:青イソメ・赤タン(以上宿支給)バイオワーム(持参),コマセ鰯ミンチ
折りしも東京の桜が満開となった3月最終日曜日。花に負けじと東京湾で満開状態なのが鯵。連日頭は50〜80も釣っています。ちょうど釣りものの端境期でありますし、年に1回か2回はやっておきたい釣りですしと出かけてきました。そんな釣れっぷりですからかなりの混雑は予想されましたが、HPによれば「二艘出し体制でお待ちしております」ってことだったので。
宿に着くとちょうど仲良しのY介船長がいました。「おはよう。今日は何で出るの?」太刀魚が終わってアナゴが始まるまでの間はぷらぷらしており、もしかしたら鯵の2艘目かなと思ったものですから。「今日は仕立て行ってくるよ。」そりゃ残念。船着き場に行ってみると鯵本船は左右舷ともそこそこ竿が立っています。右舷ミヨシ2番目が一番間隔が開いていたのでそこに入ります。ほどなくミヨシの方がみえたので、「おはようございます。よろしくお願いします。」と挨拶。この時点で片舷8人ぐらいずつだったので、適正人数ってところですか。
その後もじわりじわりとお客さん来ますが、一向に2艘目が用意されません。おやっと思っていたら船長が「今日は船ひとつしかないから。もう少し詰めておいて。」むむむ!それはキビシイのでは!結局25人ほどで出船。最後に来たお客さんはスーパーミヨシに上げられました。「出船の30分も前に来たのにこんなに混んでいるなんて。」と愚痴っていましたが...
最初の釣り場は観音崎と久里浜の中間辺り。大船団ができていますが、丹念に(魚の)反応を探した後に船団から少し離れたところでスローダウン。「はい、やってください。38メートル。底から2〜3メートルでね。」おや、意外と浅い。ビシ鯵の基本的釣り方(と思っている)であるところの、ビシ着底後1メートル上げてコマセを一振り。もう1メートル上げて2振り。そして50センチほど上げて軽く誘いながら待ちます。
コマセが効くまでは手返し良くがんばらねば。しばし我慢の時が続き、やがて「はい、顔見ましたからね〜。」と船長のアナウンス。よっしゃと気合が入りますが何故か釣れるのは周りばかり。むうう、基本はきちんと守っているのですが...ミヨシ側のお隣はコマセ振った後は置き竿にしちゃっているのに、しばらく待つとやにわに立ち上がって竿を手に取るのです。そんなときにはちょこっとタナを変えてみねば。まずは下げてみますれば、弱い手応えで上がって来たのはチビカサゴ。すまんすまんと顔色を伺うと、海に戻るというのでそおっとお帰りいただきました。
さすれば上げてみるしかありますまいと、2メートル上げたところでコマセを振って、1メートル上げて待ちます。すると、くくんっと本命っぽいアタリ。まずは1尾大事に獲ろうと中速で巻き上げ。上がって来たのは20センチチョイの小型ながらコロッとした鯵。よっしゃっ!タナは決まったとがんばりますが、今ひとつピリッとしません。そんなときに試されるのが釣りに対する姿勢でしょうか。畏友タカギー氏はかつて「ビシ鯵は人生の基本」と喝破されました。コマセ釣りですからまずは真面目にコマセを振ってナンボ。そりゃあ潮が向いていなければ自分のコマセに寄ってきた魚を釣るのは潮下ばかり。あるいは潮上のコマセに誘われた魚をちゃっかり釣ることもあるわけですが、あくまで因果応報が基本。自分のし様が反映するものなのです。だから、釣れないときにも、いやそんなときにこそしっかりやらねばなりませぬ。
そんなときにメール着信。鮫の旦那がなにやら都内で行列中らしいのですが、帰りに宿に寄るとか!その11時時点で実は1ダースほどでしたが、見栄を張って「20くらいです。」なんて...スイマセン、人生踏み外しているかも...
その後、お魚を求めて船長はポイントを探ります。合わせて50メートル、70メートルとだんだん深くなってようやくビシ鯵らしい水深に。そして、落とせばアタる状況に。バケツの魚をクーラーに移す間にコマセ振らないで置いてもアタる状況に。で、そんな状況ですからもちろん一荷狙い。アタッてもすぐ上げずに次のアタリを待つわけです。しかしながら、両隣はなぜか1尾アタるとすぐ巻き上げています。この状況でその釣り方はなぜ?まあ取り込みで落としたりお祭りしたりでそれほど数は伸びませんが。それと、釣れるのはもっぱら25センチ内外の中鯵なのがちょっぴり不満。船中では時たま良いサイズも上がっているのですが。
夜からのはずだった雨が早くも降ってきちゃったし、コマセも切れたしで定刻の1時間近く前の14時でいったん休止。お魚の下処理を行います。いつもは腸をぽんぽん放ってカモメたちにご馳走するのですが、先ほどミヨシの方が同じことした時に、群がるカモメが道糸にまでぶつかるほどで辟易したため、とりあえずバケツに。鯵君たちはちょうど3ダースいたのでまあ十分だろうと竿を納めました。もう少し空いていて3本針仕掛けが使えていれば50は堅かったですね。
そして、桟橋に戻ると出迎えてくれたのは堤防の上の満開の桜です。なにせ、ここは船宿「千本」ですからね。それと、今日に限ってですが桟橋の上には雨をものともせずに仁王立ちの髭面の...(笑)。幾分かおすそ分けをして、次回リレー釣りの約束をして浦安駅まで送ってもらいました。大丈夫、ちゃんと青いライトを用意しておきますよ。
絶品の鯵は当日さっそく刺身・酢洗い・味噌タタキ。日本酒が進みましたね〜。そして、翌朝は贅沢に鯵丼。その後も塩焼きで堪能しました。