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日時:平成15年10月4日土曜日
船宿:浦安吉野屋 船代:8千円 出船:7時30分 沖揚がり:15時 天気:晴れ。北東微風。凪。 小潮:満潮14:30頃 干潮5:30頃 タックル:(竿)シマノベイゲームキスTYPE150M・サクラ特注シャクリ竿130・ダイワHX早舟キス120(リール)ダイワエンブレム−S1500C・シマノアルテグラ1000(道糸)PE0.8号・1.5号(仕掛け)先糸フロロカーボン3号50センチ+イイダコテンヤ8号 餌?:らっきょう 空には鰯雲が浮かび、野には花ススキが穂を開いています。街角でふと気がつくと金木犀の香りが。すっかり秋ですね。 僕は、面白くもツラいマゴチ修行を終えてホッと一息。癒しを求めての釣行にイイダコを選びました。
宿に着き、船に行ってみるとミヨシ寄りはグループ予約のお客さんが7名で両舷押さえてしまっていました。今日は北東風上げ潮なので、左舷ミヨシ有利なのですが。それで、そのグループに続けて左舷前寄りに席を取ります。イイダコ担当は青山船長。若い船長の多い吉野屋ではシロギス担当の高田船長とともに抑えを効かせているベテランです。と言っても、怖い?顔とは裏腹に性格はひょうきんなところもあり、釣りを楽しませてくれる船長です。「イイダコ釣りはね、船の流し方で釣れるかどうかが決まっちゃうからね。あんまり釣れなかったら、帰りに船長の頭をはたいていって良いからね〜。」 出船が7時30分と遅めなので、いったん浦安駅前に戻ってマックで朝食。戻ってみると、すっごい混み様です。それで急遽2艘出し。別船は親方の操船です。後から来た人や混み混みの胴の間から何人か親方の船に移りましたが、それでも20人ほどはそのまま。潮と風具合からか左舷にずいぶん偏っていたのですが、船長裁定でミヨシ寄りの団体さんに右舷にまとまってもらったおかげで、順番にずれたところ、なんと特等席の左舷ミヨシに。 出船後、海に出たところで大きく左へ転舵。あれれ?と思っていると、子供が多かったためにディズニーシーに近づいてゆっくり走るというサービスでした。 さてさて、開始後ほど無く「はい、第1号が出ましたよ。」その後も順調に乗っているらしく、「今日は乗り乗りだよ〜!」ところが一人蚊帳の外の人がいるんですねえ。左ミヨシで赤い竿使っている人。微妙な乗りを察知しようと全神経を集中させているのですが、まったくわからん状態。おとなりの親子連れも「ほら、パパ釣ったぞ。おっ、かおりん(笑)もやるなあ!」、反対舷のグループも「また来たっ!」「あー、タコが逃げてるー。」なんて賑やかになっているというのに。
まさかテンヤを底から離すはずもなく、釣れないからといって空合わせ何ぞは(安いけど)プライドが許さじ。苦難のときをじーっと耐えたその手に微かな違和感が!やっと手首を返すと意外としっかりした重みが。内心ガッツポーズを取りながらも涼しい顔をしてひょいっと抜き上げたところ、無情にもタコちゃん海へお帰り〜。 落ち着け落ち着けとビールを1本飲み、気を取り直して釣り再開。まあまあコツが掴めてきまして、匍匐前進的ではありますが数をジリジリ重ねます。マダコのようなテンヤを押さえつける感触はまったくなく、ほんっと微妙な違和感のようなアタリを察知して、くいっと合わせるとそれなりの手応え。巻上げ途中でタコ君が腕を広げるとそこそこの重量感も。お店で借りた網袋はちょっと口が小さいので、イイダコとは言えども少々入れ辛い。手返しが悪くなっちゃうので、直で桶に入れます。マダコよりは腕の力が弱いらしく、水をたくさん入れなければ逃げられないので大丈夫。数を伸ばすためにも、もう1本竿を出します。ハゼ釣り用の早舟キス。それはもう置きっ放しでたまに空合わせ。手持ちは真剣にアタリを取ります。 ほどなくおとなりの娘さんのかおりん(笑)は抜き去ったものの、パパさんには追いつけません。こちらは穴子釣りのような短竿2本スタイルで、誘っては聞き上げるという釣法。更には後ろの右舷ミヨシの方がとんでもなく釣っている様子。そちらもパパさんらしく「パパばっかり釣れてずるくない〜?!」なんて奥さんに言われてます。こちらは1本竿。 べた凪で暑くもなく寒くもない絶好の行楽日和に船中まったりとしたのんびりムード。すっかりお昼寝の人も多数。気付いてみれば、スタンディングで釣っているのは僕だけ。当然座ってでは合わせも甘くなるのか、船縁でぽちゃんと落とす人続出ですが、それもまた楽しといった感じですね。どうせすぐ次が釣れるし。 途中、持ってきた竿は全部試さなきゃというわけで、サクラ特注シャクリ竿を使ったところ、これがイイんですわ。一般にはイイダコを乗せた後でバラさないように、やや軟らかめの竿を使うということになってるんですが、きっちり掛け針に掛けちゃって、糸を緩めずに上げてくれば硬めの竿でも大丈夫。むしろ、穂先が敏感な分微妙な乗りも良くわかるし、胴がしっかりしている分合わせもきっちり効くし。元々はカットウフグ用に渋谷サンスイで奨められて買った竿ですが、キスにも良いし穴子にもバッチリ。汎用性が非常に高い良い竿ですね。 結局、釣行前の目標数の50はクリアしまして65杯。出足の鈍さを考えるとまずまずといったところでしょうか。おとなりのパパさんが88杯。反対舷のパパさんが136杯(竿頭)!船中60前後が何人かと子供さんでも20〜30は釣っていたようです。30くらいを目標にのーんびりやるのが一番の釣りって感じですかね。 帰りも青山船長は船をゆっくりと進めるので、自席でのんびり缶チューハイなんぞを飲みながらうつらうつら。そういえば、普通なら今日は1日潮先だったはずですが、潮も風もそれほど強くなかったこともあって、青山船長は時間を区切って向きを変えどの席でも万遍なく釣れるように操船していました。 イイダコの処理ですが、釣り部会長でもあるO女史に「わたし、イイダコ大好きなの。釣ったら送りなさいよね。」と脅されていたこともあり、40杯をクール宅急便で発送。残りを翌日に、エリンギ・ししとう・ガーリックと一緒にオリーブオイルでソテーして塩胡椒のみで味を整え、白ワインで戴きました。うまーでしたよ。 |