腕だよ、腕!

 

平成17年11月12日土曜日

船宿:葉山鐙摺港秀吉丸 船代:7千5百円(通常8千5百円−HP割引1千円。)

出船:6時45分 沖上がり:14時  天気:雨のち晴れ。北東強風のち微風。若潮(満潮14:10頃、干潮7:45頃)

タックル:(竿)アルファタックルパワーコング30−210(リール)ダイワCP300真鯛(道糸)PE6号(おもり)サニービシLサイズ60号

(仕掛け)ゴムクッション2.0ミリ50センチの先にウィリーを基本に空針も

餌:オキアミ・イカ短冊

コマセ:アミコマセ(お代わり自由)

 

 今年も恒例の葉山鐙摺港は秀吉丸さんから鯛五目に行って参りました。これまた恒例ということで、相模庵さんにもお付き合いいただきました。加えて「初めての船釣り」サイトオーナーのNさんと「爆釣隊の白百合」Yさんともご一緒することに。ところが、直前になって相模湾はメジマグロ爆釣状況になったために、相模庵さんは同宿のメジマグロ船に乗ることに。「1本ずつお土産を上げますよ。」とのお言葉に大きいクーラーを用意。

 

 メジマグロ好調ということで、鯛五目は空くかなとも思ったのですが、昨年の混み様を恐れて早めにいくことに。家を3時に出て、YさんNさんとお迎えに上がりました。横浜市某所のNさん宅に着く前に相模庵さんから「着いた。一番乗り。」とのメールが。まだ港は開いていないそうです。

 

 コンビニに寄って、港に5時前に着くとちょうど門が開くところでした。係りの指示に従い列の後ろに付こうとマリーナ方面に進みますが、意外と車は少なめ。駐車場に入ってみると、車が少ないわけです、もの凄い北風なの。横横とか走ってくる分には気付かなかったんですけどね。吹きさらしの駐車場では車が揺れるほど。一応釣り座は確保したものの、仕度をしたものかどうか迷うくらい。出船30分前でもまだ船宿自体が迷っている状況。そして、より沖まで出るメジマグロは中止が決定。車が1台、また1台と帰っていってしまい、駐車場はとても寂しい状態に。「いやあ、これなら帰りの心配はまったくありませんね。」と妙な強がり。相模庵さんもやむなく鯛五目船に。

 

 定刻を過ぎたところで、鯛五目は出船強行決定。11時出船のお隣芝崎港の五エム丸の鯛船に替えようかとも相談したのですが、行事ですから。メジ船がなくなったことで、団体さん10人はそちらの船に移り、本船は左舷を4人で独占。メジ船で使うつもりだったらしく、「(オキアミ)3キロを2枚も持ってきちゃったよ。」と相模庵さん苦笑い。

 

 まずは船長に「最初は何狙いですか?」と尋ねれば、「最初は鯛を中心にいろいろ狙ってみましょう。」とのこと。「イナダも入りますか?」「いや、イナダは別の場所です。」Yさんに最初渡した仕掛けはイナダが来ても良いように4号ハリスだったので、2号のウィリーを追加で渡します。

 

 まずは、葉山真沖に出てみると風は依然強いですが、風ほどには波はありません。仕掛けはふかせなので、当然風にたなびきます。10人さんが別船に移ってくれて良かった。宿の対応にも好感が持てます。「はい、やってみてください。水深35メートル。下から3メートルから10メートルくらいまで探ってみてください。」仕掛けを投入して、あっYさんに釣り方教えていないっと気付いて、底ダチを取ってコマセを1回撒いてから駆けつけます。出船前にじっくりやるつもりだったんですが、ドタバタでしたから。で、小川船長直伝のウィリーしゃくりの釣り方の見本を。「間の取り方をどうするかはいろいろ試してみてくださいね。」相模庵さんは置き竿で真鯛狙い。でも、早々にシイラを上げて、Yさん「早ぁーい」と目を丸くしていました。

 

 しばらく攻めましたが、鯖とマルアジが出たのみ。マサバも混じりましたが、いかにも小さく全てリリース。マルアジを1尾だけキープ。あまり芳しくない様子に、「それでは、お土産も出来ましたしイナダに行ってみましょう。」お土産???少なくとも我々は、鯖は全てリリースしておりクーラーは限りなく空に近いはず。NさんYさんはアカタチなんか釣っていましたが。往路の車中で、「五目でいろいろ釣れますよ、アカタチなんて変なのも。」なんて言っていたのですが、その変なのにご対面しちゃったわけです。Yさんはしげしげと見ながら「いやどす。気持ち悪おすえ。」なんて(おいおい...)。

 

 イナダの釣り場は亀城根。10艘ほどの船団が出来ています。鐙摺港からは、他船はほとんど出ていないはずですから、その他から集まってきたのでしょうか?ここも大体水深は40メートルくらい。「オキアミはしっかりしたものを選別して、2匹抱き合わせでつけてください。」僕が2本針の片方にはイカ短をつけたのを目敏くチェックして「イカの短冊はそれでは太過ぎます。半分で良いですよ。」

 

 しばらくやっていると、ようやく反対舷でイナダが上がったようです。そして、ふと気がつくとYさんの竿が大きく撓っており、となりのNさんがタモを持っています。あれま、本命ゲットじゃないですか。イナダを抱えて記念撮影。

さてさて、お魚はいるぞとせっせとコマセを撒きますが、なかなか反応はありません。群れも薄いのでしょうし、8人ではコマセも効きづらく、こうなるといかに浅場とはいえ電動リールの方が効率良しですね。「はい、二人アタッていますよ。」のアナウンスにひょっと気がつけばまたもそのうちの一人はYさんです。で、どうしたものか右舷ミヨシが掛けたイナダが僕の道糸を巻き込んでYさん方向へ。お祭りバレを心配したのですが、Yさんのは無事タモ取りされ、右舷の方のも船長が抜き上げ。お祭りを解いて戻るときに、Yさんに「師匠、どうすればイナダが釣れるんでしょうか?」と尋ねますれば、右手で左腕をポンポンと叩き「これだよこれ。」(笑)。

 

 その後、Yさんもう1本追加。「餌に食ってるの?それともウィリー??」「教えなーい。」こらーっ!おいらの仕掛けじゃん。でもね、僕にもようやくアタリが。コマセを撒いてキーパーに掛けた途端にぐいんと。よっしゃよっしゃと引きを楽しみながら巻き上げていたのですが、残り8メートルのところでフッとテンションがなくなりました。うきゃーっ!「バラしちゃったの?もったいないよ。」とのアナウンスに一層うっきゃー!!Yさんに「師匠、どうすればバラさないんでしょうか?」「下手なんじゃないの!?」

 

 すっかり凪てきたところで、船長薄いイナダに見切りをつけまた鯛場へ。船中イナダを複数釣った人は他にはいませんでしたよ。やまや・相模庵さん・Nさんは坊主...

 鯛場でも特に盛り上がりなく、時折ゴマサバと終盤マルアジが入れ食いになったのみ。そのまま14時に沖揚がり。お昼を過ぎてからは、柔らかな陽射しも降り注ぎ、まったく快適な状況にはなったのですが凪倒れでした。

 思えば、Yさんが使った竿は何年か前に玉ちゃんがイナダ6本にきれいな真鯛も釣ったもの。女性が秀吉丸で使うと好釣果を出すということでしょうか。面白いジンクスですね。

 帰り道もまずまず順調に走れ、NさんYさんの順に送り届け、帰宅した僕のクーラーにはなぜかイナダが1本。Nさんは「次回自分で釣りますから。」と高潔な態度だったものの、僕は「Yさん一人で始末に困るでしょうから。」と恩着せがましくもらってしまいましたぁ。そうそう、Nさんを下ろした後でYさんが僕を気遣ってくれて「大丈夫どすか?休憩して行かはりますか?」と言ってくれたのですが、そのとき目の前には“ホテル○○”が。「いやあ、一応既婚者なんで、そんなお誘い頂いても...」「バッカじゃないの。」ちゃんちゃん。