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平成14年11月30日土曜日 船宿:新安浦港長谷川丸 船代:4千5百円(半日。通常は5千円らしいので、メールでの予約割引?女性は3千円。駐車場5百円。) 出船:7時20分 帰港:11時40分 天候:晴れ。最初微風のち南西風強まる。最初凪、のちうねりが入り波高2メートル 若潮:干潮7時20分頃満潮13時50分頃 タックル:(竿)スズミマリンステージ船50号2.3メートル(リール)シマノC2000小船(道糸)PE6号(おもり)100号を長めの天秤に付ける(仕掛け)ハリスフロロカーボン8号3メートル+ワームフック 餌:サバ短冊 またしても両手に花釣行でございます。ネット仲間の皆さんのやっかみの声が聞こえそう?メンバーは、変なもの釣りが好きなA嬢&K嬢コンビ。このコンビに限って言えば、昨年末のアオリイカに始まって初夏のアナゴ・マダコと普通の魚の形をしていないものばかり。今回もイイダコか太刀魚を奨めたところ太刀魚を選んだのでした。 A嬢・K嬢と拾って、途中金沢八景でちょっと寄り道して新安浦港には6時30分ちょっと前に着。長谷川丸さんの店は2人とも行ったことのある村上釣船店と西山釣船店の間。受付をして、2人は店の仕掛けを購入。2本針でチモトに5センチほどの夜光パイプを被せたまあ所謂普通の太刀魚仕掛けです。電動の道具をお借りすると、 「下ろしたてなんで、竿先とか折らないように気をつけてくださいね。」 貸し道具って一般に頑丈なのが多いと思っていたのですが、竿は軟調のアルファタックルローリングビシ。穂先が程よく軟らかいので、太刀魚の微妙なアタリもわかりそう。リールはシマノ電動丸3000Rでした。これでレンタル料1,000円は良心的です。一般に電動のレンタルは2千円ですもの。チビラークとカッパ・長靴も無料レンタルあり。 船に行く途中で西山の船を見ると、船長が忙しく動き回っています。 「あー、おやじがいる〜。」(笑)「西山は鯵の季節以外には何をやっているんですか?」「一年中鯵だよ。いつでも釣れるからね。」「へー、鯵っていい魚ですね。」 船長の教えを受けやすいように右舷胴の間に席を取ります。電動リールの使い方を教えてくれた船長がふと僕の道具を見て、 「あれ、手巻きなんですか?」「はあ。」「ふーん、まあやってみてください...」なんか不安。前後に2名ずつ。左舷も人数は同じで総勢14名。定刻に出船。予報は曇りでしたが、空は穏やかに晴れています。餌の付け方だけ手早く説明。 「餌はサバの切り身だよ。」「えっ、もったいない。ちょっと食べちゃダメですか?」おいおい。これまで経験したどの釣り(除くアオリイカ)よりも餌つけは簡単。 現在の釣り場は下浦沖で航程30分。観音崎を過ぎた辺りから少々飛沫が掛かるようになったのでキャビンに逃げます。 「もう少ししたらこの辺りで釣れるようになるんだけどね。」 現場に着くと既に先着の船は釣り始めています。最盛期とは違ってそれほどは密集していない船の間を反応を探しながら船を回します。周りの船の様子をうかがうと、竿を曲げている人も何人かいます。 「すごく竿が曲がっていますね。」「これまでに釣った魚の中では一番引くはずだよ。」しばらくして場所も定まり釣り開始。 「はい、いいですよ。水深は120メートル。底から5メートルから10メートルくらい探ってください。」 まずは連れの指導から。2人の間に立って、手ほどき。当然潮で多少は糸が流されるのですが、リール表示145メートルほどでようやく着底。それほど糸は斜めにはなっていないんですけどね。糸の色を見ながら5メートル巻くように指示。ここは手でやってもらいます。それからしゃくり始めるんだけど、やはりなかなか大変そうです。バット部分を左脇に抱えて、右手をリールの前に添えてしゃくるのですが、身長の差かK嬢は割と様になっていますがA嬢は苦戦。でも、これまでも結構センス良く幾多の魚を釣ってきているのでそのうち慣れるでしょう。 「アタリはとても小さいです。手応えまでは感じられないと思うので、竿先をしっかり見ていてください。」船長の指示も結構丁寧です。そこで2人の竿先を見つめます。リールのせいなのか、A嬢にはアタリが来ているように見えるのですが、それは気のせいのようです。すると、今度はK嬢の竿先に異変。自分でも 「おや?」と思ったらしいところに船長も 「今のがわかるなら大丈夫。」とお墨付きを頂きます。しばらくやって、食い込まないので、2人とも仕掛けを上げてもらうと見事に餌は取られています。 「えーっ!」「意外とテクニシャンなんだよ。」餌をつけ直して再投入。同様にやってみてと言ってから自分も仕掛けを下ろします。 底から5メートル上げてシャクリ開始。こうゆう丸仕込みのソフト2段シャクリでやってみます。太刀魚って日によってパターンが変わって、しゃかしゃかやった方が良いときもあれば、しゃくらずに真ダナでぴたりと止めて待つのが良いときも。まずはソフトにしゃくって様子見ということ。ところが、そうこうしているうちにK嬢にアタッたようです。船長の真横なので、細かく指示をもらっています。 「ちょっと竿を上げてみて。」で針掛かりした様子。 「はい、赤いボタン押して。」残念ながらキーパーに掛けてしまったので腕で引きを味わえなかったようですが、無事あがってきた太刀魚がギラリ。70センチ・指3本ながら仲間内(3人だけど)第1号。 「やったー!」はい、写真撮影。太刀魚は歯が危ないのですぐ〆ます。バケツに突っ込んで血抜き。そんな事をやっていると 「お客さんもアタッてますよ。」置き竿が一瞬突っ込んだらしいです。でも、竿を手に取ってみても反応は消えていました。巻き上げると餌は見事に取られていました。僕の仕掛けは、仲良しの吉野屋裕介船長特製のワームフック仕様。軸の長いワームフックにサバ短冊を通し刺しにする事で、餌を食い千切られるのを防ぐのと、短冊の中ほどまで食い進むと針掛かりしちゃうというわけなのです。パイプなどの余計なものは一切なく、チモトを2センチほど編み込み補強しているだけの1本針。 餌をつけ直して再投入。同様にしゃくり上げると、底から10メートルでモタレアタリ。おっ、来た来たと思いながらなおもソフトにしゃくっていくとさらに10メートル上げたところでぐぐんっと引き込み。よっと持ち上げ合わせをして針掛かり成功。巻上げを開始するも、まだリールのカウンターは105メートル。そりゃそりゃと200回ほど巻いてようやく太刀魚の姿が海中に現れました。ひょいっと抜き上げて一丁あがり。 さて、残るはA嬢です。とりあえず横について様子を見ます。実は、手巻きなので1本釣るとしばらく休む必要があるのです。しゃくるのに苦労しています。ちょっと手を添えてサポートしてみたりして。しばらく様子を見て、自分の仕掛けも下ろしておこうと席に戻って少ししたら、A嬢も掛けた様子。こちらもやはりキーパーにセットしての巻き上げ。竿先がなんども引き込まれています。無事に船に上がって、なんとかみんな1本ずつ釣れました。 その後も、細かい第一アタリやもたれアタリはあるのですが、なかなか食い込みに至りません。そして悪い事にだんだん南からうねりが入ってきてかなり船は揺れます。それで、A嬢は良型の2本目を釣ったあとしばらくして 「なんか、気持ち悪いような気がします。」とダウン。A嬢はこれまで比較的強かったので、手前マツリをほどくなど自分でやらせていたのが悪かったようです。ちょっと気配りが足りなかったな(反省)。 途中K嬢のリールの接触が悪くなり(コードの上に座ったため?)、手巻きを余儀なくされるなどのハプニングはありましたが、良型も釣って結果は3本。 状況を考えると2人とも複数釣れたというのは上出来だったのではないでしょうか。え、僕はなんとか4本で面目を保ちました。 陸に上がるとほどなくA嬢も復活してきて、太刀魚を手に持って写真撮影など。おかみさん(若い!)に捌き方のプリント等をもらって片付けをしていると、なんと西山さんからジャイアンツの川井選手が出てきました。K嬢が気付いたのですが、すーっと通りすぎられてしまいました。日焼け具合が釣り親爺みたいでしたよ。港入り口の魚がし食堂にも寄ったらしく、真新しいサイン色紙がレジに置いてありました。食堂のおばちゃん曰く「 こんどは由伸クン連れてきてくれないかしら。」女性が考える事は同じですね。 今回でさすがに100号おもりで100メートルオーバーというのはキツいなあと骨身に染みました。ここのところトレーニングをサボり気味なせいもあるかもしれないけど。うーん、ポリシーを破って電動リールを買おうかなあ。悩みどころです。
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