誰もが子供の頃にやって熱中してしまう、それが虫取りであろう。私の住んでる藤沢も都市開発の急速な波が押し寄せてカブトムシや、クワガタの好むクヌギやナラの木が非常に少なくなってきており、東海道本線以北の限られた数箇所の場所しか捕獲不可能になってきている。
とはいえ一晩で50匹以上採集できるタイミングもある事は事実である。私も息子がカブトムシを認識し始めたので父親として、これは採らねばならぬと夜な夜な歩いている。(電灯つけて暑いのにカッパ着て歩いているので変質者に間違えられやすい)場所は子供の頃に自分達が採集した森だ。
当時と比べると森の大きさは何分の一かになってしまってはいるがまだ健在だ。懐中電灯を片手に不気味な森の中をかき分けていくのは大人でも勇気が要ることだが、特に笹林なんかを抜けたところにある人のあまり寄らない木には大きな収穫があることが多い。そういった穴場、マイツリーを何本持っているかで勝負は決まってくる。
先日もクワガタの良く採れる木を探索していたところ数人の若者(おそらく半商売人)が私をダッシュで出し抜きクワガタを取り始めた。マナーも何もあったもんじゃない。森は無法地帯と化している。激戦区なのだ。
最近虫取りをしてて感じることだが、昔に比べてクワガタの数がめっきり少なくなった。特にノコギリクワガタの数が極端に少なく、採れても顎の小さいオスが多い。カブトムシが30匹採れても1匹混じれば良い方である。クワガタの産卵床である朽ち木が減っているのだろうか?コクワガタの方は、まだマシである。それなりに捕獲可能だ。
ミヤマクワガタは30年前でも少なかったから今は絶滅だろうと思う。箱根や修善寺方面に行けば採れるがそこまでいく元気はない。ノコギリクワガタ・・・・・・。あの大きな顎とワインレッドに輝く体が、なんともいえず魅力的なんだな。欲しい〜!!!!。
ということで普通の子供たちがネイティブのカブトムシや、クワガタを採集するのは非常に困難だ。子供には危険な深夜でないとだめだし、ポイントが限られているときている。
デパートで母親に勝手とねだっている小学生を見てると本当に可哀相に思えてくる。子供が自分で採りに行けない事もそうだが、簡単に採れない環境にしてしまった大人達にも責任がある。だからこそ私は息子の為に採りに行くのである。デパートで売ってる養殖カブトムシなんか買ってやるもんか。カブトムシはデパートで売っているものと勘違いしてる子供もいるらしい。オス780円、メス280円・・・・。時給にしたら結構いい仕事だなとか不謹慎に考えてしまう。新宿の小田急デパートでブラックバスを800円で売っていたときもそんなこと考えたっけ。
とにかく乱獲はいけないが楽しめる範囲で飼育、繁殖をしていきたい。今度はクワガタ採らねばなあ。