ここで取り上げたいのはサーフのシロギスではなく船から狙うシロギスである。相模湾では毎年元旦に解禁になり7月末までがシーズンとなる。シロギスはサーフからの投げ釣りでも大磯海岸など晩秋にはその気になれば束釣りも可能なほどなのだが、私には思い出話があるのである。
数年前、会社の釣り仲間が集まり仕立船でシロギス釣りに行くことになった。その頃の私は船酔いが心配で心配でしかたなく、清水の舞台から飛び降りる気持ちで乗船したのであった。結果、当日は船酔いすることもなく初めての船シロギス釣りで34匹のシロギスを手にし嬉しいことに船中2位の成績だったのだ。
>通常シロギスはスピニングリール竿に10〜15号のオモリテンビン仕掛けで釣る。少し投げて手前手前にズルズルと探ってくるのが常套手段である。しかしその時の私のタックルはライン5ポンドでアユ玉5号の中通し仕掛けで、俗にヘビーキャロライナリグといわれるもの、竿もバスロッドを使用した。
細いラインと中通し仕掛け、バスロッドが小さなアタリを逃さずキャッチし、軽めのオモリが底より少し浮かせながらの誘いを可能にしたのであった。そう、この日はズルズル引いて誘うとメゴチばっかり釣れてしまい、どうにもならなかったのだ。私は海底より30cmくらいのところをロッドアクションでアユ玉を浮かせてスイミングさせるようにしたのだ。これによりシロギスだけを選んで釣ることが可能となり、潮止まりの低活性時にはリアクションバイトを誘発し数を伸ばしたのだ。
この戦略はたまたま当たっただけで98年の7月のはこの作戦で惨敗している。その時は逆にズルズルが良かったのである。シロギスといえども釣りは奥が深い。
詳しいことは「よくわかる(!?)キス釣り講座!」にオマカセである。