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ブナの木は、残雪の山で、真っ先に新緑の葉を広げます。雪のエネルギーを吸い取って一気に広がるブナの若葉は、まぶしいくらいです。豊かなブナの森をもつ只見町は、ブナを町の木に指定しているほどです。この只見町のブナ林が日本一といわれています。ブナを特集した本や山岳雑誌では、いつもトップ。規模、品格、原始性いずれをとっても、国内随一と称賛されているのです。
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ブナの森は、もっとも発達したといわれ、できあがるまでには数百年以上かかります。その構造は複雑で、下草や低木、中くらいの木と何層にも重なっています。それが動物たちにエサと住みかを提供することになり、さまざまな虫や鳥、獣が暮らすことができるのです。たくさんの動植物がいるということは、遺伝子の玉手箱があるようなもの。また、緑のダムといわれるほど保水力にすぐれ、山の地すべりを防いでくれます。そして、人間には山菜や木の実、キノコなどの恵みを与えてくれます。さらに地球温暖化の原因となる二酸化炭素もたくさん吸収して固定してくれます。まさにブナの森は、宝の山であり、地球を守る母なる森なのです。 ![]() |
只見町のブナといえば、浅草岳山ろくの沼ノ平が圧巻です。鬱蒼とした原始の森が広がっています。ブナの樹海が見事な恵みの森は、布沢川の上流にあります。会津朝日岳や八十里越、六十里越ではブナの森林浴ができます。春の新緑、秋の紅葉と見所がいっぱい。あなたもブナの森を歩いてリフレッシュしませんか。 ![]() |