![]() |
|
今年4月下旬から約2週間の日程で、只見町青少年旅行村にある大きな茅屋根の民家の屋根葺き替え作業が行われました。
屋根の1/4くらいの部分吹き替えでしたが、材料の茅刈りや葺き替えには多くの人手が必要であり、全て町内で賄いましたが、人でやコスト面について改めて現代においては茅葺き屋根の維持管理は大変だと実感させらました。 |
|
![]() |
![]() |
|
昔は村に「結い」と呼ばれる住民の相互扶助組織があり、各戸が茅や人出を出し合い近くの茅葺き職人を頼んで最小限の費用で茅葺き屋根を維持することができました。今は社会環境が変わり、また個々の意識も変わってきたことによりこの仕組みが無くなってきました。 「結い」という仕組みは、相手に対する思いやりと助け合いの気持ちと我慢を共有する精神が必要です。個人主義に偏りがちな現代に最も欠けている部分でもあります。 高度経済成長時代に都市部への一極集中が強まり、労働力として地方から都会へ多くの人々が故郷を離れ都会に移り住んで行きました。しかし最近は地方(田舎)が見直されています。「癒し」を求め都会を離れ田舎に移住する人、旅に来る人、これからもこの傾向は続くと思います。田舎はどんな人でも温かく迎えます。ですから都市と地方(田舎)の交流を活発にする必要があります。それが地方の活力にもつながります。 ![]() |
日本人にとって「故郷・あるいは田舎の原風景」である茅葺き民家は都会の「癒し」の源泉かもしれません。只見町内には茅葺き民家、公共施設はまだまだあります。茅も再生の機会を楽しみに沢山自生しています。 かつて助け合い、技を研ぎ合った茅葺き職人の方々も、高齢になりましたがまだ健在です。 また来春も先輩職人から技術を伝授していただき、地元や町外の方と知恵と労力を出し合って茅葺き作業をしていきたいものです。そして今はなき貴重な「結い」の精神を一時でも皆で共有できれば、地域文化の継承にもつながるものと思います。 皆さんも参加しませんか? ■問い合わせ先 ●只見町役場 産業振興課 〒968-0421 南会津郡只見町只見字雨堤1039 TEL 0241-82-5240 FAX 0241-82-2117 ●酒井建設(資)企画室 南会津郡只見町只見字新町2181の6 TEL 0241-82-2809 FAX 0241-82-2411 |