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冒険者たち |
監督 ロベール・アンリコ
音楽 フランソワ・ド・ル―べ |
アラン・ドロン
リノ・バンチェラ
ジョアンナ・シムカス |
1967年公開 |
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STORY
レース用のエンジンの開発に精を出すロランと小型飛行機のパイロットのマニュは、
自分達の腕でなんとか大成功しようとするがなかなかうまくいかない。
そこへ、レティシアという美しい女がふらりとロランのところに訪れる。
山のようにたまっているくず鉄を、自分の彫刻製作の材料に売ってもらいに来たのだった。
しかし、彼女の作品も、人にはなかなか認めてもらえなかった。
失意のレティシアを連れて、マニュとロランはアフリカの海の底に眠るという
莫大な大金を探す旅に出る。いったい大金はどこに沈んでいるのか・・。
航海中、3人の船に男がいきなり乗り込んできた。大金のありかを知っているというのだ。
そこにはその男が乗っていて墜落したという、大金を積んだ飛行機が確かに沈んでいた。
NOTE
上のストーリーは前半までの話である。観ていない人のためにこれ以上は書けない。
マニュ、ロラン、レティシアの三人は自由な人間達だ。
今はうまくいってなくても、夢を持っていた。
そんな彼らが欲しかったのは決して金だけではなかっただろう。
現実に絶望しそうになる人間が、自分の人生を見捨てないように顔をあげたのだ。
宝捜しの旅は、更なる夢とロマンを追い求めた冒険であったのだ。
失うものがなかった彼らは、大金を手にしてから守るものができてしまった。
それは、手にした大金だけではなかっただろう。恋、友情、絆・・・。
失ってはならないものが見つかった時、自分はきちんとそれを見つめていることができるのか。
見失っているものを見つけること、まだ見つけることができない夢を探すこともまた、
生きるうえでの冒険ではなかろうか。
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