サムライチャンネルプロレスの砦撮影現場レポート

この番組は、新日本プロレスの武藤敬司選手がホストを務めるトーク番組で、
今まで様々なゲストを招いて熱いトークを展開してきた。
プロレス界のみならず、競輪で一流の座に上り詰めた中野浩一選手、
アメリカに進出して注目を集めた電撃ネットワーク、
20年間無敗の伝説の雀鬼、桜井章一氏、さらにはCCガ―ルズ、
寺尾聡氏など、バラエティーに富んだゲストが出演してきた。
武藤選手がしばらくアメリカに遠征するため、たぶん一度おやすみと
いうことになるかもしれない。                      
本番のキューを出す小路谷監督

スタッフは本番の約2時間くらい前に集合し、
セッティングを始める。
円形レールにクレーンに乗ったカメラのほかに、
角度を変えた二台のカメラを三脚にセットする。

  武藤選手がスタジオ入りし、今日の進行表に目を通す。
当日にゲストを知らされるときもあり、全体の流れや自分が聞いてみたいことなど、監督の意向も合わせながら
一緒にいる聞き手役の女性キャスターと打ち合せをする。
今日のゲストは、おひょいさんこと、藤村俊二さんだ。

  おひょいさんは、ガンを克服し、今年66歳になられる。
人生を楽しみ、やりたいことを好きなようにやる、
余裕のある生き方が実にカッコイイ方だった。
「肩書きはなんなんでしょうかね」
「う〜ん、俳優って言うのもおこがましい気がするし、
タレントってことばがダイッ嫌いだしねえ・・」

5月5日、武藤選手の妹さんの結婚式があるという。
式をやらないと言っていた妹さん夫婦に、自分が全部仕切ってやるから、
絶対式はあげなくちゃだめだよ、と言っていた本人が、
当日は九州へ遠征で出席できなくなってしまった。
せめてもの思いで、この番組から武藤選手からのメッセージと、
藤村さんからのメッセージを贈ることになった。

武藤敬司 言い出しっぺの俺が出席してやれなくて申し訳無い。だけど、おまえらが
幸せになるように、いつも祈ってるし、困ったことがことがあったら、
いつでも俺に言ってこい。お幸せに!
藤村俊二 人生には三つのキがあります。「元気」「勇気」「陽気」。これがあれば、
たいていのことはうまく行く。もし、だめだったら、もう一つのキ・・。
「時」が解決してくれます。いつまでもお幸せに。


新日本プロレスの武藤敬司選手がホストを務めるトークバトル番組
「プロレスの砦」の第1部が一応の最終回を迎えた。
こういう言い方をするのは、武藤選手がアメリカのマット会に再進出!
1年間アメリカに行くため、一度中断となったからである。
武藤選手のアメリカでの活躍を追い、更にパワーアップしての番組の
再開を心待ちにしようではないか。

記念に武藤選手と写真を撮ってもらった。
手の形は武藤選手が必ずやるLOVEだが、
前田選手は「それ・・グワシじゃねーか?」
と言っていた。

            
この番組では、武藤選手のアシスタントとして、稲見幸子さんがキャスターを務めた。
武藤選手の毒舌に負けず、笑顔で頑張っていた、実に明るく美しい女性なのであった。
ね、フラッシュたくと飛び気味になる程色白。
衣装もたぶん自前だと思うが、ファッションも素敵でした。
様々な世界のゲストと武藤選手の間を、かなりの知識と話術で仕切っていらっしゃいました。

「え?これ最終回?アメリカまで来ないの?監督」
「行きます行きます。追っかけます」
これからに期待・・・・。

2001年現在、武藤選手は帰国し、「プロレスの砦」は再開しています。

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