スティング    監督 ジョージ・ロィ・ヒル
音楽 マービン・ハムリッシュ
ピアノ曲 スコット・ジョプリン   
ポール・ニューマン
ロバート・レッドフォード   
ロバート・ショー
1974年公開
STORY
1930年代シカゴ。暗黒街の組織が勢力争いをする中、コンマンと呼ばれる引っ掛け屋(詐欺師)は
暴力よりも知力で一発カマすことを粋としていた。
フッカー(R・レッドフォード)もいつものように道路師として仲間と一緒に稼いでいた。
或る日、賭博の金を運んでいたギャングを引っ掛けてしまい、大金を手にするが、
そのせいで親分のルーサーはギャングに狙われ、殺されてしまう。
フッカーはシカゴの大物コンマン、ゴンドルフ(P・ニューマン)と手を組んだ。
ギャングのボス、ロネガン(R・ショー)に罠を仕掛け、ルーサーの仇を討つために。
フッカーとゴンドルフはイカサマポーカーやありもしない競馬のノミヤをつくりあげる。
計画は順調に進み、いよいよロネガンの息の根を止めるときが来る・・・はずだったが・・・。

NOTE
「明日に向かって撃て!」のトリオが見せてくれたのは超痛快なおとぎばなしだった。
30年代のファッションをコレ以上ないくらいにキメまくり、S・ジョプリンのラグタイムはこれでもかと
粋な時代の空気を楽しませてくれる。
ニューマンとレッドフォードのメチャメチャおしゃれな悪党ぶりに男は憧れ、女は惚れるだろう。
映画史に残るストーリー展開の驚きは、これこそネタバレは絶対にしてはならないのである。
もしまだ観ていない人は絶対に観るべきだ。これぞエンターテイメント!
そこら中の人に面白さをふれまわり、サントラ盤を探しに走るだろう・・・僕はそうだった。