奥田瑛二 監督・主演 少女 

いよいよ、構想16年におよぶ映画、『少女』の撮影がスタートする。
連城三紀彦氏の原作を奥田さんがほれ込み、紆余曲折を経ての
初監督作品で、御郷里である愛知県瀬戸市が舞台である。

*******オールスタッフ打ち合わせ*******


スタッフに挨拶をする奥田監督
オールスタッフ打ち合わせの様子。
奥田瑛二監督からの挨拶
   音声が聞けます


スタッフの自己紹介のあと、シーン1から順番に打ち合わせが進んでいく。
内容についてや、特別に準備することなどの最終確認である。
普通はチーフ助監督が進行していく。


翌日からいよいよ気温も気持ちも熱い日々に突入する。
この地域は、日本で一番の気温を記録するという。


クランク・イン初日



ホテルのすぐ近くの喫茶店で、奥田組の撮影の火蓋が切られた。
主人公の警官、友川と少女が初めて出会うシーンである。

            
少女
15歳の中学3年生。
喫茶店で友川に声をかける。
「おじさん、セックスしない?」
愛情のかけらもそそいでくれない母と、
昔は腕利きの刺青師で、今は葬儀屋を
営む祖父、そして、トラウマを持つ高校生の
兄と同居して、家業を手伝っている。
友川(奥田瑛二)
地元交番に勤務する警察官。
交番便りというミニ新聞をつくるなど、
一応まじめに勤務するが、近所の色っぽい人妻を
誘惑するような不良生活も適当に楽しんでいる。
喫茶店での少女からの逆ナンパにも簡単にノル。




初めての映画で緊張するヒロイン 奥田監督はすでに監督の顔だ      カメラはパナフレックス

この映画には、映画の世界で生きる俳優やスタッフのほかにも、
非常に多くの協力が結集されている。
奥田瑛二監督の地元ということもあり、小学校時代からの同級生の方々や後輩、
そして、ご家族にご親族、更には地元の昔からのお知り合いの方々・・・。

その中には、名古屋を拠点に、テレビ界でご活躍されている方や、現職の警察官、
海外でも有名な芸術家やカメラマンなど、実に多彩である。
すべての皆さんの写真を撮っていない・・・あ〜・・なんてことだ。

ここに、初日の様子を少し、動画ファイルで紹介します。

 画面をクリックしてください

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