8月13日 撮影2日目 明鉾 (めいぼう)

瀬戸では知らぬ人がいない造り酒屋「明鉾」で二日目を迎える。
主人公、友川が杜氏部屋に居候をしている設定の重要な現場である。



ここ、「松岡酒造」では、友川は悪友達と年中たむろしている。
松岡 (そのまんま東)

松岡酒造社長。
杜氏部屋の二階を、悪友の友川に貸している。たぶんタダである。
年中たむろしに来る仲間達に、自分のところの酒を提供している。
競馬新聞と携帯ラジオは手放さない。
西片 (吉村明弘)

西片建設社長。
4人組一番のやんちゃ坊主的な味を出す。
遊び人だが、いざというときには頼りになる。
鈴木 (笹野高史)

うなぎ屋の主人。
4人組と友川達の酒の肴はここから提供されている。
西片とはとりわけライバルらしく、細かい口喧嘩も仲の良い証拠。
恐妻家であるらしい。
斎藤 (日比野克彦)

瀬戸焼の名人といわれる。
みんなと一緒にいてもマイペースに自分の世界に生きている。
いつも汗をかきながらうどんをすすっている。

皆さんが苦労したのはなんと言っても名古屋弁。
名古屋出身の奥田さんご本人が、ネイティブな名古屋弁指導にあたった。

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この日は、一階で友川と悪友達の日常描写のシーンをデイシーン、ナイトシーンを
各1シーンづつと、2階の友川の部屋の様子のデイシーンの撮影。

デイ・シーン 昼間の設定のシーン(場面)。たとえ夜にライティングなどで昼間の設定にするのもデイ・シーンとなる。
ナイト・シーン 夜の設定のシーン。略してナイターとも言う。昼間に暗幕などで暗くし、夜の設定を作ることもある。

  
監督補の中村さんと念入りな打ち合わせ 2階の撮影では、ミニジブというクレーン機材を使用

      ナイト・シーンの前に差し入れのスイカとスモモが緊張と疲労を和らげる



奥田監督は、主演、奥田瑛二でもある。リハーサルでは、全体の感じを
掴むために、何度かはスタンド・インで芝居のテストをする。
スタンド・イン・・・・・・「撮影現場用語」のページを参照→こちら


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