わずかな日陰にかたまるスタッフ | 向かい側の建物には少女と金山和彦さん |
金網の上に、車椅子が落ちるカットの撮影。 「どうやって落とす?屋上からひも付けて落とそうか」 「いや〜,、バウンドしますよ絶対。危ないっすよ」 こういう時は、スタッフがみんなで喧々囂々、意見を出す。 フリーがほとんどのスタッフ達は、それぞれいろんな現場で経験 したことも考え合わせ、上下関係なく、力を合わせていく。 「ガッシャァ〜ン!!」 物凄い音だった。怒られるぞ、おい・・・ |
助政が上から覗いているカットを撮影したいが、 下からのアングルだと、塀が高くて見えない。 足場の悪い場所に脚立を立て、無理なバランス をふんばって良い位置をキープしなければ ならなかった。 |
その見た目のカットの撮影は、今度はカメラが無理な バランスで設置しなければならなかった。 みんなが立っているのは地面ではない。 塀の上から下が見えるように、厚い板を乗せた足場を 作っているのだ。 |
これがその見た目。 お〜、高い・・・ |
スカイライン 夕方、薄暮での撮影。太陽は落ちてしまっているが、まだ真っ暗になる前、空がギリギリ青い状態で、 周りの風景もライティングしなくてもうっすらと写る時間帯。 約10分前後の短い時間を狙うため、まだ明るさが残っているうちからスタンバイし、1カットくらいしか 狙えないのが普通。 |
そのスカイラインでの撮影は、雨のシーンである。 現場には、雨降らしのためのタンク放水車が来た。 担当は特機部(特殊機材)である。 カメラの画角を把握し、何本もの太いホースを的確な位置に セッティングして雨のシーンを演出する。 ライティングのテーマは、雨がちゃんと写るようにすること。 そのセッティングのために、本隊と別れて、先に現場に来て準備した。 |