照明部の自主映画監督



大阪で仕事をしていて、最近は東京でも仕事の幅を広げている照明部さんに常谷君という人がいる。
彼は照明の仕事をしながら、自分で脚本を書き、自主映画を頑張って作っている。
スタッフやキャストも大阪を中心に活動している彼の仲間達ということだ。
一番新しい作品を見せてもらったが、熱意が結集した力作である。
大阪で1日だけ上映できたということなのだが、若い人達の夢の結晶には、もっと多くの
協力をもとに、広げていかなければならないと思う。
先だって、まだ映像化されていない脚本の数々を送ってくれた。
プロの脚本に比べると稚拙な表現もまだあったりするのだが、それはあくまで脚本を書く
技術の問題であって、それぞれの題材や内容は、巷で氾濫するどれもこれも同じような作品よりも
ずっと新鮮で、この映画を観たい、作りたいと思うものばかりだ。
彼らのような夢にチャンスが巡ってくるのを祈ると同時に、自分もいつか役に立てればと思う。