7時15分新宿集合。 最初は歌舞伎町でのクラブのシーンから始まった。 「どんなに遅くても12時には終わって、幕張まで移動しながら 車の中でメシくらいに考えないと今日の予定が撮りきれないぞ。 とにかく段取り良くいこう!」 クラブのシーンは2シーン。 全体の芝居の動きを決め、衣装やメイクの準備、ライティングが始まった。 |
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プロデューサーの佐藤さんと望月監督が、客の役で出演。 佐藤さんも演出部出身で、二人のすべてアドリブの芝居はリアルかつ絶妙。 普段の生活を無駄にしていないからこそできるのである。 頭の中だけで、人を見ていない人には上っ面のセリフしか書けない。 映画作家の卵たちよ、熱い彼等を見て肝に銘じなさい。 |
マイクを車の中にセットし、録音技師さんはトランクの中に隠れる。 走るときにはトランクが閉められ、荷物のようになってしまう。 (もちろん、少しだけは空けます) |
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ライティングは色々な方法があるが、今回の場合は、 吸盤式になっている器具を屋根に取り付け、バッテリーで 付くライトをセットして、窓の外から入り込む光を作った。 理想的には、走っているのだから光も動くことなのだが・・・。 車の中にもカメラのフレームに入らない場所にライトをセットした。 |
それでできた画面はだいたいこんな感じ |