盗み撮り 外のロケの場合、行き当たりばったりに場所を決めて撮影するわけではない。 事前に下見をし、建物や持ち主のいる敷地はもちろん、河川敷や公園もそれぞれの管理事務所、 道路であれば、警察署に道路使用許可をもらいに行く。 そして、許可が下りない場合で、どうしてもそこで撮影したいとき、盗み撮りということになる。 おまわりさんに咎められなどするまえに、急いで撮影するのである。 その他、許可は出ているが、通行する人々の注意をあまり引かないように、なるべく目立たない 方法でそーっと撮影するときもある。 道行く人がカメラ目線だとお手上げだからだ。その場合も盗み撮りという言い方をする。 |
移動車を押しながらカチンコを入れる チーフ助監督の菅原さん。 特殊効果担当のスタッフのいない現場 では、何でもやらなくてはいけない。 大変だー。 レフ板を持つ照明助手。 いよいよ本番 → |
電話ボックスにピンクビラをセットしている |
昼食後にロケバスに戻ると、「櫻井さん、こちらの方が・・・」 え?・・・・えーと・・誰だろう・・・・ 「河辺です、時々メールを出している」 おお!あの、自分で映画を作りたいと、ホームページの相互リンクも している河辺さんではないかあー! このページを見て、赤羽で撮影していることを知り、たまたま家の近くに留まっているロケバス に、もしや僕がいるのではと訪ねてくれたのであった。 いやー、初めまして、こんなところで直接会えるとは。 右が河辺さん。 |
主人公、修の恋人役の星遥子さん。 今日の出番は自転車でトンネルを走るシーン。 これまた難しい役を色っぽくこなす美しい女優さん。 |
夜になって、再び新天地に戻り、ケンカのシーンの撮影である。 どういう風に殴り、倒れるかを、綿密に打ち合わせる。 殴られ、顔を血まみれにされた設定のヤクザ役の松石健宏さん。 だれかが通報したらしく、おまわりさんが3人、登場した。 「あ、いや、撮影なんです。これは血のりでウソンコですから、はい」 よっぽどリアルだったんだなー。 ←殴られて血だらけのメークをされている |