撮影ちょうど1週間目になって、ついにチーフ照明助手をつとめてくれている松隈君がパパになった。 |
この日の最初は、ラブホテルの撮影で始まった。 新宿に古くからあるところで、昔ながらのたたずまいだ。 今は、回転ベッドも回ってはいけないということを みなさんはご存知だろうか。 実は、ロケハンして決っていたところがダメになり、急きょこのホテルに 変更になったという。 直前になって、貸し出し料金をふっかけてきたらしい。 |
このシーンには、志水季里子さんが出演した。 実は、デビュー以来のファンであった。うれしいぞ! ツーショットで写真を撮っていただいた。ミーハ―である。何とでも言え、むはは。 以前一緒に仕事をしたことなど、覚えていてくれたのは非常に嬉しかった。 |
更に世田谷区のあるマンションに移動し、主人公の 家のシーンの撮影。 住んでいない部屋を、美術さんが事前に飾り付けを 済まし、生活感あふれる部屋にしている。 近隣の住民の方々の迷惑も考え、9時半くらいまで しか撮影できないことになっていて、撮り残したシーン は翌日まわしになった。 |
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セッティングしながら、向けたカメラにVサイン をするお茶目なカメラマンの石井さん |
控え室ではメークしたり、俳優さん達が演技の 打ち合わせをしている |
主人公の修が、助けた景子にチャーハンを作ってあげるシーン。 撮影用に多めにつくられたチャーハンの一部は、僕の胃袋に・・・。 撮影のための食べ物や飲み物のことを「消えモノ」と言う。 夜のシーンの一部は、昼間の内に撮影する予定になっていたので、窓など、 外光が入るところに暗幕を張って、暗くして撮影した。 |