濡れてトホホのガダルカナル・タカさん達 | ||
しかし、凄まじい世界がそこで待ちうけていた。波しぶき地獄。 堤防に打ちつける波が少し大きいだけでこのありさまだ。 先端に行くほど激しく、だんだん芝居の位置が安全な場所にずれていった。 「しかし迫力はあるよねえ。ハードボイルドって感じ?」 「無理やりそう思い込もうとしてるだけなんじゃないですかあ?」 「でもやだって言っても止めらんないっすよねこれ」 |
田口トモロヲさんと竹中直人さんに芝居の説明 をする望月監督 |
望月作品に度々登場する黒沼弘巳さん。 劇団、新宿梁山泊の舞台でのキレた芝居も 面白いが、悪い人の役を演じてもどこかカワイイ のは、上の写真でもわかるお人柄か? |
昼間の最後の撮影では、若いヤクザの死体が登場。 あるゴミ処理場で撮影が行われた。 現場に山のようになっているのはワラのようになっている 草や葉っぱで、たぶん、植木を手入れした残骸だろう。 死体役の俳優さんはパンツ1枚である。 |
メークさんは死体のメークもする |
今回の撮影では、車の中のシーンが結構多かった。 走る車の撮影には色々な方法がとられるが、この 作品ではほとんどがカメラが中に入って走りながら の撮影であった。 写真の、俳優さんの前にある白いモノは、照明用に 取り付けられた発泡スチロールの板である。 電車の座席テーブルみたいなので、名づけて 「JR作戦」! |