少し力を緩めれば葉月は顔を引こうとする為、少年がわずかに後退した頭を再び抑え込むだけで残酷な前後運動の繰り返しになった。
何度も唇を傘が擦り、ぬちゃりと音を立てて口内の密着が解かれるたびに葉月はせわしない呼吸をし、そして口内を硬く熱い牡肉が満たす。若い女の荒い息づかいが篭もり、呼吸を何とか繰り返す葉月の気付かないうちに少年の先走りを含んだ唾液が喉へ滑り落ちていく。身体の動きにつられ乳房が弾み、強張る肢体に薄桃色の尻肉がきゅっと縮こまる。
「――ぁ……う!」
尻肉をぐいと開くもう一人の少年の手に、傘がわずかに引き戻された口で葉月は呻く。膝の間を閉じていない為に尻肉も開いてしまい、淫らな蠢きを繰り返す場所も剥き出しになっている。それなのにもう一人の少年の手は更に尻肉を左右に開く。たまらない恥ずかしさに身体を縮こまらせようとする葉月の口に、まるで激しい性行為の様に少年のものが突き挿れられた。
苦しさに畳の上でびくびくと痙攣する艶めかしく火照った薄桃色の肌を汗が滑り、もう一人の少年の手で開かれた肉感的な柔らかな尻肉の間の薄い肌の中央で、愛液を滴らせる膣口が口への暴力的な突き挿れに応える様にひくんひくんと肉をざわめかせている。
弄ばれる予感に期待してしまう自分から逃れたい葉月は何度も口内を蹂躙する大きな傘を抜こうと頭を引くが、同じだけ勢いよく突き挿れられる繰り返しになってしまう。口蓋をぬるぬると傘が滑り、喉奥へ進もうとするたびに限界まで開かされた口の端が痛む。激しい抵抗感に焦る葉月は鼻呼吸に切り替える事も満足に出来ず咽ぶ。清楚な美貌が汗と涙と唾液にまみれ、鼻先に塗りたくられた先走りの露が汗と混ざり、下腹部の愛液のにおいと共にむんと淫猥なにおいが座敷に篭もり、潮風に流されていく。
「ぅ…ううううううううう! ゃあ…ああああっ…んぐっ、んぅ……っ!」
ぬるりと膣内に挿入された指に葉月の背筋が限界まで撓り、華奢な背中の背筋の線に汗が滑り落ちる。
口内を大きな傘で犯され、そして膣内を指で弄ばれる…遠い場所にあるのにまるで隣接しているかの様に刺激が共鳴していた。まるで身体に口と膣だけしか存在しない様な錯覚が葉月を襲う。指一本だけの責めに一気に膣の疼きが煽られ、口を塞がれたまま喘ぎ啜り泣く葉月は無意識で少年の先走りを嚥下してしまっていた。きゅっと吸いつく口内粘膜に、少年の腰の軽い前後動が若く猛々しい牡肉を小刻みに擦り付ける。
しっとりと濡れた髪を子供の指が掻き乱し、ほつれたしなやかな髪が貼り付き、淫らな刺激に溺れる女の火照った柔肌がより卑猥に日差しの中に浮かび上がった。翻弄されながらも苦しさから逃れようとする葉月の動きは牡の行為に馴染むものへと、わずかに従順な媚びを含んでいく。圧迫される口内で舌がぎこちなく動き、まだ幼い少年の猛々しい凶器を擦る。
これが済めば解放して貰えるかもしれない、それだけが希望の筈なのだが惜しむ気持ちが肌の内側でうねりざわめく。このままでは甥を恨んでしまいそうな自分を戒めたくとも、膣内を掻き混ぜる指に理性を削がれていた。
「一度出しておくか」
少年が漏らした呻きに、葉月は口内を傘で満たされたまま思わず顔を見上げる。ようやく責め苦から解放される…そう考えた次の瞬間、葉月の頭を少年が両手で掴んだ。
「!」
驚きに反射的に退こうとした葉月の頭を、少年が勢いよく腰へと引き寄せる。
口蓋を擦る傘の先端がずんと喉の奥へと激しく押し込まれ完全に口を満たす。葉月の歯を鰓が押し退け更に口内に侵入し、顎や口の端の激しい痛み、身体が強張り大きな瞳が限界まで見開かれるが、その瞳は侵略者の顔を硬質な人形の様に映すだけだった。
喉奥へ叩きつけられた後、同じ強引な動きで舌先の辺りまで引き戻され、そしてまた突き挿れられる。
ぐちゅぐちゅと下卑た音が沸き立ち、畳の上で白い肢体が生きたまま展し板に縫い止められた蝶の様に虚しく痙攣を繰り返すが、跳ねるたびに漂う牝のにおいと揺れる乳房と汗まみれの柔肌は苦しみ身悶える娘の被虐的な美しさを際だたせていた。日焼けした健康的に引き締まってはいても相手は小学生程度の少年で、清楚でありながら都会的な繊細な美貌の葉月の苦悶の表情と前後から責め立てられる姿は、野生の獣に陵辱されている様な背徳的で凄絶な光景となり陽光に浮かび上がる。
乳房からぽたりと垂れる汗と、膣奥まで捩じ込まれた指に弄ばれる結合部でくねる節の辺りの愛液は半透明に泡立ち、弾けるたびに牝のにおいが膨らむ。苦悶の表情と裏腹に牝肉はひっきりなしにざわめき刻み込まれていく女の悦びに浸っていく。
「ん……ぅぅぅぅぅぅ!んぅ…んん……っ!んっ……う!」
柔らかな小さな唇を、子供の身体に似つかわしくない唾液まみれの太い茎が密着して圧し開く。大人の男の様な黒ずみはまだないものの浮かび上がる血管とその猛々しさはそれ以上だった。唾液と先走りは混ざり、一方的な陵辱の潤滑液として唇から溢れ、喉奥へと滑り落ちていく。早く終わって欲しいという思考だけが残り、激しく乱れる呼吸とびくびくと痙攣し続ける身体の中でも犯される口とたった一本だけの指で責め立てられる膣だけが感覚として残る…膣内の刺激が口内のものと混ざり浸食していく。いつまでもこのまま弄ばれ続けたい心地よさが苦痛と溶けて身体を支配する。
舌先が、動く。
「ん……ふ……ぅぅぅぅぅ…っ…ん…っ」
揺さぶられ続ける葉月の瞳は虚ろなままとろりとした淫靡な色を帯び始め、啜り泣く声に艶が含まれるが、抵抗感は消える事がなかった。少年の腰は大胆な動きを繰り返しながら徐々に尻肉に震えが走り、まだ幼さの残る顔がしかめられ恍惚を含む呻きが漏れる。その意味する事を察する必要もなく、葉月の口蓋を押し退ける様に大きな傘がびくんびくんと跳ね続け、先走りの露が喉奥へ流し込まれていく。
大きさが嫌悪だけでなく淫蕩な悦びの意味を帯び始めていた。女としてやはり交われば達してみたい…何故自分は満足出来なかったのか、不慣れだから…いやそれすら埋めてしまうのがこの大きさなのかもしれない、大きくて悪く言われる事は葉月の浅い知識の中でまずなかった。大きさが、頼もしさにすり替わっていく。こくんと嚥下する先走りの露のぬるつきに喉を鳴らす。――甥の為なのだから、仕方ないのだから。
葉月の腰がはっきりと前後に動き、滑らかな頬が桃色に染まり、少年の動きに逆らう力が抜けていく。もしも口が自由ならば淫らな喘ぎが迸っているであろうとここにいる誰もが悟っていた。
そして、葉月の頭をがむしゃらに揺さぶり腰を突き動かす少年の全身が小刻みに震え、指がしなやかな髪を掻き乱し、そして強張る。
口に収まりきらなかった茎の裏筋の辺りが先端へと脈打ち、小さな唇を撫で上げて傘の先端から熱い精液を迸らせた。
「――ん……くぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
顎関節が外れそうな勢いで跳ねる逞しい凶器を少年は小さな口での限界まで押し込めて逃さず、葉月の口の奥で弾ぜた濃厚な牡の精液は先走りの露とは異なりどぷどぷと大量に流し込まれていく。以前の行為ではしっかりと避妊具を付けての上だった葉月が初めて浴びせられる精液は、まるで大男が放出しているかの様な量と濃さだった。
抵抗感よりも口内射精の衝撃に硬直する葉月の下唇の中央で茎が脈打ち、荒く乱れる鼻息を繰り返す鼻孔に強烈な栗の花の臭いが流れ込み噎せかえりそうになる。思わず吐き出そうとしても口内を満たす栓と化した傘がそれを許さず、口の端から唾液と精液の混ざった白濁液がじわりと溢れる。
「飲めよ、葉月」
苦しさでぽろぽろと溢れる涙が頬を伝い、首を振ろうとするが茎の一部まで咥えさせられ抑え込まれている葉月の頭は動かない。
動いているのは、葉月の腰だった。
射精の前から指を繰り返し締め付けていた膣肉は、子供の指をぎゅっと美味しそうに喰い締め奥へ奥へと招くざわつきを繰り返し、そして葉月の腰は射精前の少年の動きをそのままなぞる様にぎこちなく前後に振りたくられている。背後の少年の指は長く、膣奥近くのざらつきをまさぐりどこで憶えたのか女の弱点を狙い続けていた。
欲情に揺れる瞳の葉月の全身から徐々に強張りが抜け、崩れそうになる口内で大き過ぎる傘がわずかにそのサイズを衰えさせる。余裕の出来た唇の隙間からとろりとこぼれる白濁液が一筋、顎へと伝い落ちていく。
「飲め」
どこまで自分を傷つければ気が済むのだろうか…かすかに浮かんだ疑問を深く考える事も出来ず、葉月は口内にあるものを口のすべてで感じ続けていた。舌が、口内粘膜が、歯茎が、歯が、口蓋が、喉が、初めて咥えさせられた男の性器を感じている。味も、硬さも、精液の濃さも、何もかもを不思議な程に冷静に、そして怯えと羞恥と抵抗と敗北感にまみれながら。
ぼんやりとしている葉月の視界に、少年の腹部が映る。
まだ幼い。葉月よりも背の低い子供なのだからいくら野生児の様に逞しくても体重は自分より軽いだろう。腰も小さく、まだ到底男と評するのは適わない子供の身体なのに、口内のものはまだ十分に大きく、だが先刻よりは衰えて口が少し自由が利く…舌が動かせた。
少年がかすかに呻く。
その声が思ったよりも幼く感じられ、何も考えずに葉月は舌を動かした。先刻の状態の衝撃が大き過ぎて思考が壊れてしまったかの様に、少し萎えたそれが可愛らしくすら感じてしまっていた。張り詰めたソーセージよりも柔らかくなったそれは、舌で撫で回す事が出来た。腰の奥が気持ちよくて何も考えたくない。ただ楽しく戯れたい。――まるで可愛い甥の頭を撫でる様に。
「口に貯めるな。飲め」
たっぷりと精液と唾液が満ちている口内でぬろぬろと舌で傘を捏ね回す葉月は、わずかに苛立った様な少年の声に応えた。
こくんと、喉が鳴る。
何度も喉を鳴らせて精液を飲み、口内に液体以外の余裕が出来た途端、噎せかえる様な強烈な栗の花の臭いが葉月を襲った。
「――っ……は!」
ほとんど呼吸をしていなかった鼻孔を癖の強い臭いが満たした途端、葉月は現実に引き戻される。口内が満たされていた時とは比較にならない鮮明さで精液が存在を主張し、直前まで耐えられた喉や舌に残るウニの様なねっとりとした感触はまとわりつきじわりじわりと沁みていく不愉快なものに変質した。
何度も噎せる葉月の口内から引き抜かれた隆起は勢いを失ってなお水平以上の角度と十分な大きさを維持していたが、ふやけたソーセージを思わせる質感になり、そして葉月の唇との間に濃厚な精液の臭いの太い糸を垂らす。
苦しさに濡れた畳に手を付こうとした葉月の頭を少年が抑え、そして反射的に逸らせた顔の頬にびちゃりと傘の先端が押し当てられた。
「最後まで咥えろよ」
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