「や……っ…無理……げほっ、こん…こんな……っ」
葉月の薄桃色に染まった柔らかな頬を肉色の傘が撫で回し、先端の亀裂からまだ残っていた精液がじわりと溢れ、牡臭い白い粘液が絡み付く。口から喉にかけての全体を濃厚な精液の苦みとえぐみがまとわりつき、葉月が何度噎せてもそれが抜ける気配はなかった。
フェラチオという行為を知識で判っていても、実際に味わった精液は想像を遙かに超えて生臭く口内を侵し続ける。味や感触は消えても、子供の性器と精液で口を犯された惨めさはもう一生消えない様な、そんな本能的な不安に葉月は噎せながら懸命に首を振ろうとする…だがその反面、身体は精液の味と口内から引き抜かれた猛々しいものを反芻し、そして……。
「――や…ぁああああっ……いやあ…っ」
葉月が噎せるのも無視して膣内を弄び続けていた指が、熟れ始めている牝肉の疼きを逃して離さなかった。
指が増やされる事はなかったが、執拗に葉月の膣の反応を探り続けていた指は、牝肉の悦ぶ場所を狙い、未発達な性感に貪乱な快楽をじわじわと教え込もうとしている。子供とは思えないその行為は、同時に子供ならではの残酷さで逆らえない年上の女を牝にし続けていた。指が一本なのも葉月の疼きに拍車をかけた。せめてもう一本あれば…そんな物足りなさを植え続けられていた身体は、本能的に牡を求めてしまう。
「舵、やりすぎるなよ」
最後に少年の手が自ら付け根から茎をしごき、残りの精液を葉月の鼻の先にとろりと垂らし、そして頭からもう一方の手を離した。
「ゆるして…ぇ……っ…、も…もう……まんぞくでしょ…っ……はぁ…ん……のんだから…ぁんっ…ゆるしてっ…おねがいっ……ぁあああああ……おねがい……っ」
畳の上に手をつきうなだれて哀願するが、膝を突いている葉月の腰が前後に振りたくられているのは二人の少年の目に映っている。うなだれるその鼻先と細い顎からは濃厚な精液が糸を延ばしゆっくりと古ぼけた畳へ落ちていき、四つん這いの体勢に乳房はぷるんぷるんと、華奢な胸郭の下で翻弄される牝を象徴するかの様に前後左右に激しく震え、乳首は尖りきり、十九才の肢体は子供の目の前で淫らな汗にまみれていた。口ではどれだけ哀願しても、身体は快楽をねだっている。
少年の目配せに、葉月の膣を弄んでいた少年の指が引き抜かれた。
「ぁ……ぁぁぁぁ…っ……ゃ……」
泡が浮かんだ透明な太い糸が膣口から指の間に伸び、それは数十センチ伸びても途切れる事がない。失望の声を漏らしてぶるぶると震える葉月の膣口は小さく口を開いたまま蠢き、クリトリスから色素の沈着のない窄まりまで、下腹部全体で淫らな痙攣を繰り返す。
ようやく解放される、そう考えなければいけない筈の葉月の頭の中にあるのはもう少し弄び続けて欲しいという甘い渇望だった。まだ時折噎せながら、膣がくちゅくちゅと淋しく蠢くたびに切なさで腰を振ってしまう。憶え始め刻み込まれていく肉の快楽を抑制するには、葉月は無防備で快楽の目覚めが急速過ぎた。
「や……っ」
唐突に、葉月は二人がかりで畳の上に転がされ仰向けにさせられた。
屋根の穴から差し込む日差しの眩しさに目を細めてしまう葉月の足がぐいと引き上げられ、足首が高い場所で止められる。ウエストの辺りで窮屈に曲げられた葉月の脚は上へ大胆にV字を描く形で抑え込まれ、その腿の裏に少年の身体が密着した。膝立ちの少年の腰は、葉月の腰のすぐ近くにある。
「いや……それだけはいやっ、ゆるして……」
「一度抜いたからたっぷり楽しめるからな」
「こ、これ以上するなら…お…大きな声で人を呼ぶわ」
葉月自身未成年であっても年長者として暴走する子供を窘めようとしても、その声は震え、そして濡れていた。
呼吸を繰り返すたびに精液のにおいが鼻孔から肺の奥へと流れ込み、胸郭の中から侵されている感覚が抜けない。取り返しの付かない行為への怯えと同時に腰奥からぞくぞくと全身に広がる疼きに、葉月は首を振る。仰向けの乳房がぷるんぷるんと弾み、淫猥にぬめる膣口がくねり、締まり、訪れるべき肉槍を待ちそびれ初々しい牝の粘膜が蠢く。
昼食が早めに終わった一団なのか、波打ち際で騒いでいる複数の姿が、少年達の重圧から逃げる様に視線を逸らした葉月の瞳に映る。
どちらかと言えば騒ぐのが苦手な葉月にとっては彼らの突き抜けた歓声は苦手だったが、今はそれが羨ましかった。青い空と海と白く焼けた砂浜…大きな声を出せば届きそうな距離の間に厚いガラスが存在しているのではないかとすら思えてくる程、それは遠い。
「別にばれてもいいぞ。――純也の密漁を黙ってる代わりにチンポしゃぶってもらいましたって言えばいいだけだよな」
「そんな……っ!」
確かに可愛い甥の為にこれまでは耐えてきたが、決して歓んでそれに望んだワケではない。だが地元の分限者の子供の言葉と余所者の言葉のどちらを信用するだろうか…いやそれを行えば純也達の立場がなくなるのは明らかだった。
「……、卑怯よ。確かに純也君には知らなかった非があるけれど、組合長の息子というだけで弱者を甚振るなんて男らしくないわ」
大きくはなかったが葉月自身も驚く様なはっきりとした声が出る。まだ幼さの残る少年相手に男らしさを求めるのは、それが少年の自尊心を刺激するかもしれないという咄嗟の計算と、そして葉月自身が少年の中に本能的に大人の男の部分を求めてしまう為だったかもしれない。
「この村では通用するさ」
苦々しそうな声の響きに、葉月ははっと少年を見、そして苛立たしげな鋭い眼光に身体が竦む。
「村から出れば貴方は無力な子供よ」
「出られない俺に言うな」
嫌悪に満ちた声音に葉月は戸惑い、そしてかすかに胸の奥に同情の様な気持ちが生まれる。因習に絡め取られてしまい自分では抜け出せない可哀想な子供なのかもしれない、という都合のいい母性本能による同情はこの場に相応しいものであり、そして最も相応しくないものだった。
「今なら…許してあげる」
「馬鹿だな葉月は。可哀想だって考えたんだろ。――出られない代わりに何でも出来るし、手に入る」
「――嫌……っ!」
膣口に傘の先端を突きつけられ、葉月の全身がびくりと跳ねる。
口戯の後洗っていない傘にはまだ精液がたっぷりと付着しているだろう。反射的に見てしまった少年のものは先刻と同じく大人同様かそれ以上の猛々しさで反り返り、それを少年の手が角度を下げて狙いを定めている。子供の手に対して太過ぎる茎はグロテスクさを強調され異常な悪夢の様ですらあった。引き攣った葉月の呼吸は精液のにおいが濃厚で、まだ喉に絡む…だが精飲と膣内射精は女の身体にとって意味が異なる。
少年のまだ幼さの残る腰がぐいと前に突き出された。
「いやあ…っ、いやあああっ…んぐ……っ!」
もう一人の少年の手が叫ぼうとする葉月の口に布を押し込み手で塞ぐ。それは葉月の白いビキニだったが、それを気付く余裕は葉月にはなかった。
十九才の大人の女の成熟しかけた膣に、ずぶずぶと巨大な男性器が捩じ込まれていく。肉感的でありながらすらりとしている絶妙な筋肉と脂の乗り具合の生白い腿が痙攣し、その付け根のまだ初々しい下腹部で膣口が限界まで圧し開かれ、太過ぎるが色素沈着はまだの子供の巨根が沈み込む。たっぷりと濡れていた膣は柔軟に対の性器を受け入れようとするが、不慣れな太過ぎる凶器を受け入れきれずにぎちぎちと悲鳴をあげる。
色白な葉月の顔が真っ赤にそまり、懸命に首を振りたくろうとするその瞳からは大粒の涙がとめどなく流れ落ちていく。鼻と封じられた口からくぐもった悲鳴が溢れるが、それは座敷の中央にいる三人以外には届かないものだった。悲痛な声は海水浴場からの歓声と波の音に掻き消されつつ陵辱の被害者と加害者の耳にだけは届き、そして葉月の子宮口を少年の傘の先端が突いた瞬間、絶望の色が濃くなる。
「将来まで決められて可哀想に思うんだろうが、お前も自分の心配をしろよ」
涙で歪む葉月の視線の中で少年の口が歪む。
無意識に少年の性器を締め付けてしまう膣肉に扱かれ、子宮口に密着している傘の先端から絞り出された先刻の精液の残滓が夥しい潤滑液の中に混ざっていく。まだ一人の異性しか、それもたった四度しか知らなかった初々しい膣に生の精液がじわりと塗り込められるが、これからが本番なのは誰の目にも明らかだった。
藻掻こうとする葉月はまるで身体を串刺しにされた様な激痛に全身を強張らせるだけで動けず、引き攣った呼吸を繰り返す。呼吸をするだけでも痛みが倍増し、純粋な苦痛と絶望に溢れる涙だけが加害者に中止を哀願していた。
「将来の組合長と地主と、あと一番でかい役割が…子作りだ」にやりと子供が笑う。「父ちゃんは何人も嫁さんを作ったが生まれたのは俺だけで、本家としては跡継ぎが俺だけなのが心配なんだと。――精通した途端に俺にも女を何人もあてがってきた。まだ子供だから妊娠させたら父ちゃんの子供として育てるんだとさ」
絶望的な発言に葉月の虚ろな瞳が恐怖に見開かれる。ただ子供の好奇心や悪戯心ではなく、異常な村の事情に基づき妊娠を意識しての行為だと知っても、全身を襲う激痛に葉月は動けない。
角度を直していた手が離れ、少年が葉月に覆い被さり頬を撫でる。
「葉月のなら父ちゃんの子供にしたくないな…。まだ孕むなよ」
まだ幼さの残る少年の言葉に動揺する葉月の身体がひくりと痙攣した。
この少年は今日のこの場以外でも葉月を好きな様に弄ぶつもりなのだ、そうでなければ「まだ」という言葉は出てこない。写真を脅迫材料にするのだろうか、それともこの後に罠が待ち受けているのか、ともあれ正気の沙汰ではない。もしも親が本当に少年に異性をあてがっているとしても、葉月にはあてがわれる憶えも大人しく従う義務もない。だが何で脅迫されてもおかしくない。純也は彼らと葉月の間に何かがある事は判るだろう…だがどこまでか、小学生相手の強制的なフェラチオの後の精飲や、そして精液まみれの性器で直接貫かれ弄ばれる事まで想像出来てしまうのだろうか…田舎の子供に妊娠させれてしまうかもしれない事まで。純也は自らの行為を後悔するのだろうか、それともふしだらな叔母と蔑まれるのだろうか。――異常な状況で、まとならない思考が無秩序に湧いて泡の様に弾けて消えていく。
圧し開かれた膣の最奥に傘の先端を力強く密着させた巨大な性器に、強張ったままの葉月の白い腰と内腿がびくんびくんと痙攣する。グロテスクに血管を浮かび上がらせる牡槍の表面から狭い牝肉に締め付けられこそげ落とされた唾液混じりの白濁液が、陵辱の証の様に結合部に溜まった。
「んく……っ……」
かすかに呻くだけで全身がどくりと唸り、猛々しい凶器に串刺しにされる重圧と苦痛が全身を締め付ける。楽になりたいと切望する葉月の強ばった肢体は意志と裏腹に苦悶の痙攣を繰り返し、まだまだ肉も交わりに不慣れな牝を甚振っていく。
以前の交わりでも、初体験だったのだから苦痛は確かに存在した。だが、この交わりは根本が異なっていた。犯される、貪られる、抉られる、征服される…強制的な服従を身体に刻み込まれ、魂まで穢される、牡と牝になる、そんな強烈な性の屈辱が脂汗にまみれた葉月の柔肌の内側で煮えたぎる。
口から鼻へ、乱れた浅い呼吸を繰り返す葉月の鼻孔に若く濃密な精臭と、葉月自身の愛液のにおいが混ざり押し寄せるのは、口に捩じ込まれた葉月自身の水着の為だった。喉奥に絡む精液と貫く性器だけでなく、肺まで侵されていく。辛く許しがたい屈辱の奥で、葉月の膣肉が子供にあるまじき猛々しいものを、一度、ぞくりと撫で上げる。
「――ぅ……う!」
先刻から達する事を教え込まれてはいたが、それは指によってでありこんな太いものの味わい方はまだ葉月は知らなかった。
それは、初めて葉月の牝肉が牡を自ら味わった瞬間だった。
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