苦痛ばかりだった虚ろな瞳に、追い詰められる光がちいさく宿る。
「……。いいぞ、葉月」
先刻の言葉通りに何度も女を抱いているのか、五回目にして初めての激しい牡牝の交わりに怯え翻弄される葉月をなだめる様に、少年の手が淫らな色を帯び始めている頬を撫でる。まだ男と呼ぶには幼さの残る顔に浮かぶのは、可愛い女を甚振り弄ぶ嗜虐的でありながらもこそばゆそうにはにかんだ笑みだった。だが、それは初めての刺激に混乱する葉月の瞳に映ってはいても、伝わりはしない。
「舵、もう押さえなくていい。やらせろ」
「それなら尚更押さえた方がいい」
顔も見ないで言った命令に反論され、ちらりともう一人の少年を見た松崎少年の顔がわずかに不愉快そうなものになり、そして視線が逸れる。
ぐいと葉月の両腿に少年の手が食い込み、仰向けで折り曲げられた身体を更に押し込めた。息苦しさよりも角度が変わりわずかに最奥から外れてぬろりと膣内を掻く凶暴な鰓に、葉月の全身が跳ねかけ、そして封じられる。
何をされるのか、いや何なのかは想像するまでもなく、どこまで壊されてしまうのか、不安と恐怖に葉月は引き攣った浅い呼吸を一度し……。
ぐちゃりと荒々しく引かれ、そして一気に突き下ろされた。
「んくぅぅぅぅぅぅぅ……っ!」
窮屈に折り曲げられた華奢な白い身体の中央で豊かな乳房が激しく揺れ、子宮口を突かれ全身が跳ね、長い睫毛に溜まっていた涙が弾ける。押し殺させられた苦悶が消える間も置かず、少年が再び引き抜きかけては子宮口まで激しく抉り込む。体力に任せた激しく荒々しい抽挿への悲鳴はもう一人の少年の手に封じ込められ、十九才の熟れかけた肢体が淫らなオブジェの様に子供の身体の下で撓み、痙攣し、跳ねた。
肩と後頭部を畳に押しつけられ背の中央から下は抱え込まれ浮いている葉月の手が、濡れた畳を掻き毟る。膣から内臓を圧され引きずり出されてしまう様な残酷な苦痛に全身で泣く葉月の耳に卑猥な音が届く。精液まみれの性器が膣内で暴れ、女の身体は負担を減らそうと潤滑液を溢れさせ抽挿を滑らかにしようとするが、少年のものは猛々し過ぎ、葉月の負担は減るとは到底思えなかった。壊されてしまうと怯える葉月の白い尻肉がぶるぶると震え、荒い抽挿に翻弄される葉月の気づかぬ間に、時折膣が応えて蠢く回数が増えていく。
海から砂浜を抜けた風は熱く、廃屋の空気をさらう。濃密な性臭と潮のかおりが絡みあい、原始的な営みに一対の呼吸が乱れていく。
身体を折り曲げられ畳に押しつけられる白い身体に逃げ場はなく、若い牡の獣欲と衝動を受け止めようとしている様に激しく突き挿れられるたびに揺れる。いくら性器が大人以上であっても、どれ程逞しくてもまだ幼い少年の力は限界があり葉月の身体は柔軟に受け入れてしまう。大の男ならば覆い被さりながら膝を曲げなければ出来ない体勢も、少年は楽にこなしていた。
「ぅ……ぅっ、ん…ぅっ!」
激痛はそのままに、葉月の意識は徐々に引き戻されていく。小学生程度の子供でも生のまま、しかも口を塞がれての行為はレイプ以外の何物でもないだろう。まだ助けを呼べるかもしれない、まだ穢されきらずに済むかもしれない、そんな藁をも掴む思いが強ばったままの視界を外へと向けさせる。明るい外界、人のいる海水浴場へ。
「ん……んっ!んー……っ、んぅっ」
波打ち際で戯れるグループが葉月の瞳に映る。自分と同い年くらいだろうか保養所を利用する会社員の家族らしい青年達の姿に、葉月の身体がびくりと震えた。彼らに助けを求めるのは本能的に躊躇われた…何がいけないのかは判らない十九才の娘は、泣き咽びながら畳に爪を立てる。
年齢相応な異性に屈辱を受けている姿を晒す事よりも、年齢不相応な少年に最後まで穢されてしまう事を望んでいるのか、葉月は混乱して首を振りたくる。
「暴れると酷い目に遭うよ」
口を押さえるもう一人の少年が葉月の顔を押し潰さんばかりに力を込めた。古い村の分限者の息子という立場の松崎少年と比べ、その補佐的な雰囲気のもう一人の少年の言動は控えめで、だからこそたまに発する言葉が不思議と重い。もしかしたら一同の中でも年上なのか、落ち着いた雰囲気の少年である。
「あんな恥知らずな言葉をぽんぽん言っておいても、やっぱり中出しは別か」
「んぐ……っ!」
ずんと激しく子宮口を突かれ、葉月の全身が大きく跳ねた。
以前の交わりとは明らかに違う。優しさだけは確かにあった以前の行為に処女喪失の痛みはあっても、内臓を直接掻き混ぜられる様なこの苦痛も膣を無理矢理こじ開けられ続ける圧迫感も存在しなかった。元彼にはあまり感じなかったしなやかな筋肉とそれと引き替えの様な子供の容姿を、腰が寄せられるたびに痛感する葉月の顔の上で脂汗と精液が混ざり、濃厚な牡の臭いが漂う。普通ならば乾いてきてもおかしくない熱い肌で、子供の凶暴な性器に犯される女の汗に水分を補給され陵辱の残滓はぬめり続けていた。
まるで狩りの獲物の様に自分を扱う少年達は、どうするつもりなのだろうか。いくら田舎で人目に触れていなくても、葉月が彼らと一緒に行動したのは甥が知っており、もし夜になっても帰らなければ兄夫婦が気付くだろう。その意味、このまま葉月が囚われ続ける事はありえない…終わりの事だけしか、それもはっきりとした思考ではなく曖昧なイメージでしか考えられない葉月の唇が、もう一人の少年の手の下で戦慄く。苦痛の中、徐々に疼き始めてきた牝肉に、涙が溢れる瞳に怯えの色が浮かぶ。痛い。鳴き喚いて突き飛ばして逃げたいくらいに痛む。――だが、結合可能だと、身体が判り始めている。この、太くて、長くて、熱くて、硬い、子供の、精液まみれの、逞しい性器を。
白い身体がバネの様に畳の上で突き入れに屈し、引き抜きに戻る。抑え込まれての動きではあっても、葉月の身体は少年の動きにあわせて弾み、牝肉はそれよりも確かに牡に抉られぴったりと絡みつき擦れ合う。
びくんと葉月の身体が跳ねる。
「んぐ……っ、んーっ!ん…んんっ!」
指などで玩具の様に弄ばれて快楽を感じてしまうのと、セックスで感じてしまうのとでは話が違う。好きあっていた筈の間柄でも恥ずかしかった行為を子供に無惨にいい様にされる敗北感と、まだ初心さの抜けない娘の羞恥が悲鳴をあげていても、白い肉の密着度は増していく一方だった。ぐびりぐびりと牝肉がうねり、それに応えて猛々しい肉が容赦なく肉襞を擦りたてて鰓が掻く。
「やばい…出るっ」
ぽたりと胸におちた汗の滴と上擦った声に葉月は恐怖に凍り付いた。
次の瞬間、遅れて少年を必死に払いのけようとした葉月の子宮口に傘の先端を押しつけ、子供の身体が大きく仰け反る。
葉月を貫いたままの肉槍の筋の辺りが、どくりと大きく脈打った。
「んんぅぅぅぅぅぅー…っ!!」
子宮口に押し当てられた先端からの噴出を感じなくても、牝の膣へと精液を送り込む茎の脈動は限界まで拡張され更に感度が増している膣は十分に感じ取る事が出来てしまう。好いた異性でもない子供の精液を生で受け入れさせられてしまう衝撃に塞がれたままの葉月の悲鳴が座敷にかすかに篭もる。
フェラチオで出された量も多かったが、今回の量も多い。何度も筋の辺りが脈打ち、牝肉が若い牡の脈動に歓喜する。
「ん……ぅぅぅぅぅ…っ」
びくびくと膣が波打ち、葉月の腰が小刻みに痙攣した。膣内射精の恐怖と衝撃で呆然としてしまう頭の芯でかすかな火花がいくつも弾け、涙をこぼす大きな瞳の端がほんのりと染まっていた。理不尽な射精が牝の本能を残酷に刺激し、理性を裏切る生理的な充足感と同時に膣の強張りが抜け、なおも射精を続ける牡に吸い付き、より淫らに激しく精液を嚥下し続ける。
苦痛の脂汗にまみれた柔肌が更にどっと汗を掻き、膣のざわめきを残して全身の力が抜け落ちていくのを、子供の目が食い入る様に見下ろしていた。
自失する葉月の口からもう一人の少年の手が離れ、口内に捩じ込まれていた水着がぬるりと引き抜かれても、悲鳴も言葉も溢れる事はなかった。ひくんひくんと膣を中心とした牝の身体が痙攣し、汗が伝い落ちていく。
「俺の女になれ、葉月」
「ぃや……」
何度も繰り返し射精した少年のものは膣内でわずかに縮んだが、それは苦痛を軽減させるだけで快感を奪うものではなかった。膣を満たされる充足感に内腿や尻肉が小刻みに震える葉月の返答は、心細さに駄々を捏ねる少女の様に頼りなく脆い。
ぱん、と柔らかに音が鳴った。
「――ひ……んっ!」
射精後の萎えでその大きさを衰えさせた少年が、膣内に精液と半勃ちのものを納めたまま腰と腰を重ねた濡れた音が、もう一度鳴る。力のない葉月の瞳からは涙が、口の端からは唾液が垂れ、啜り泣きが漏れるが、それは抵抗と取るには無防備過ぎた。
根本まで打ち込む愉しみを満喫しているのか、少年の腰の動きは非常にゆっくりとしたものになる。激しくはない抽挿に、葉月の乳房は緩慢な動きで揺れ、柔らかに密着しては離れ二つの孤を描き、谷間の汗がぬらりと光っていた。
「ぅ……ぁ…ぁぁ……ぃや…も…ぉ……いじめないで……」
「苛めてない」
ゆっくりとした抽挿が執拗に繰り返され、わずかにゆとりが出来た結合部からは膣の奥深くで吐き出された若い牡の白濁液が茎に絡み付き鰓に掻き出され、外へと溢れだしてくる。まだ育ち盛りの子供の腰に似つかわしくない、いや、若いからこそなのか二度目の射精もたっぷりと膣に出されていた。
ぱん、と音を立てるたびに葉月の顎が震え、啜り泣きが漏れるが、それは苦痛に歪んだものではなく、淫らな責め苦に押し流され手折られるか弱い牝のものだった。
「ゃ…ぁ……っ…いやぁ……っ、いや…っ、ぁ……ぅ…ぁ……ぃやぁ……」
ほんのりと桜色に頬を染めた葉月の頬を汗混じりの精液がどろりと伝っていく。はぁ…っと漏れる吐息が生々しい被虐の艶を帯び、白い歯と赤く小さな舌が差し込む光に濡れて震え、揺れる乳房に少年の顎から滴る汗が弾けた。
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