いつの間に移動したのか、いや、後背位で貫かれている時間が長いのか、広い座敷と通路の間にある柱に後ろ手を縛られて座り込むその脚は無様に開いた体勢で縄で縛られていた。一メートルと離れていないその顔も腰も、葉月へと向けられており、そして相変わらず視線は目の前で乱れるうら若き叔母へと注がれている。
「いや……っ!」
まだ幼い甥の瞳に宿る執拗な牡の欲望と情けなく絡み付く媚びに葉月は一気にどん底に突き落とされた。叔母と甥の間柄では決してあってはならない感覚に鳥肌立ち激しく首を振る葉月の顎から精液混じりの汗が弾け、畳に落ちる。
「いつから見てた?」
「いやぁ……っ!やめてやめてやめてやめ…ひ……い…んっ!」
悪魔の様な少年の問いを遮ろうと大声を上げてしまう葉月の腰を、背後から少年が抱えて大きく揺さぶった。精液まみれの過敏な牝肉を完全復活している長大な牡槍がずぶずぶと抉り、少年の下腹部の幼い剛毛が葉月の柔らかな尻肉とその間の肉の薄い谷間を擦りたてる。四つん這いの足の爪先から頭の先まで電気が流れた様な衝撃と苦しい程の膣の圧迫は、動きの止まった瞬間に甘く煮え立つ疼きに変わっていく。
「ぁ……ぁ…はづき…おねぇちゃん……」
肉の快楽と絶望に滲む視界の隅で、剛毛すら生えていない甥の幼い性器が天を仰いでびくびくと震えるのが映る。今まさに膣を犯すものとは比較にならない可愛らしいものではあるが、甥の性器を見てしまう罪悪感と、甥に欲情される嫌悪感に葉月は畳に爪を立てた。
「みな…ぃ……でぇっ、おねが…ぁっ、あぅぅぅっ、いや…っ、みないで…ぇ……はぅんっ!」
もぞもぞと身体を動かしていても純也の身体は予想外に丈夫らしい柱に後ろ手で縛られ、更に足首も同じ様に背後の柱を通す形で縫い止められている。藻掻き続けて足首と手首に縄の跡がつけば当然夜に親に気付かれてしまうだろうが、目の前の淫らな光景に気を取られてしまっている純也は身体を捩り続けた。
「だ……だめ…っ、じゅんやく…はぁんっ!あ…ばれちゃ……だめっ!」
この責め苦が終わるのならば兄夫婦に気付かれるのはよい事なのかもしれない、甥の足首に縄が食い込むのを見た瞬間そう感じた葉月は切羽詰まった声で甥を止める。
「え……?」
「なわ……んく…ぅぅっ、あとが…ぁぅっ……にいさん…きづいちゃう……っ」
「……。兄貴思いな妹だな、葉月は」
残酷な状況を作り出したのは自分だというのに、少年の声は愉しげでもあり苛立たしそうでもあった。ぐいと葉月の腰を強く抱え込み、腰で大きく円を描かれると、密着しきった粘膜が擦られ捩れ、まだ熟しきっていない豊かな性感が柔肌の内で煮えたぎる。
「わからないよ…わからないよはづきおねぇちゃんっ、ぼくどうすればいいのかわからないよぉっ」
「大好きな姉ちゃん取られて男がベソか。不甲斐ない奴」
混乱しきってべそをかく純也を突き放す様に冷たく言い放ち、少年が葉月の肩を掴み、引いた。四つん這いになるのがやっとの状態で不意に肩を引かれた葉月の手がそのまま畳から浮き、膣を後ろから貫かれた状態のまま上半身が中途半端に前を向く。ぷるんと形の良い乳房が揺れ、甥の目の前に精液まみれの顔と下腹部までが晒される。
「――いやっ!」
俯せならばまだしも、陵辱そのものの精液を拭いもしない顔や腰から内腿にかけてや剥き出しの乳房を甥の目に晒され、悲鳴をあげる葉月の膣がきゅっと少年を締め付けた。自らの刺激で更に逞しい肉槍を感じてしまった娘の顔に淫蕩な狂おしい表情が浮かぶ。数瞬、肉の愉悦に浸ってしまった葉月は惨めさに顔を歪めて背ける。
「お前のせいで葉月はこんな目にあってるんだぞ」
「ひどいよ…ひどいよまつざきくん……っ」
子供の争いの犠牲になった惨めさが何故かおかしくて葉月の胸に小さな棘の様に刺さり痛む。ただ一つだけあるとすれば兄夫婦にだけは迷惑をかけてはいけないという決意だった。純也の失敗はその場にいた自分のミスでもあり共同責任と諦めなくてはいけないだろうが、慣れない村で精一杯働いている医者夫婦の邪魔をするのだけは耐えがたい。
「じゅんやくん…を、かえしてあげ……て…っ、わたしが…のこれば……あんっ…のこればいいでしょ……っ」
肩を引かれて腰を突き出す体勢の葉月は背後からの長大なものの抽挿に激しく首を振る。一度膣内射精された牝肉はぬるぬると滑り限界までこじ開ける太い肉槍を柔軟に受け止めようと妖しい蠢きを繰り返し、打ち付けられる尻肉と抽挿の衝撃が伝わる乳房がぷるんぷるんと弾む。所詮は一度の射精の量に過ぎない筈の精液が熱く沁み、心を許していない相手に大切な場所を犯される理性の悲鳴と同時に、まだ気付かない牝の本能と充足感が淫らに炙られ肉欲を煽り立てられる。賢明に甥を逃がそうと哀願する白い肌はすべて薄桃色に染まり、ぐちゅぐちゅと音を立てる結合部からはねっとりと濃密な愛液が内腿に垂れていた。
哀願と責任と不安と怒りで混沌としている葉月の思考の中で、頭の芯がぼんやりとしてくるたまらなく心地よい部分が範囲を広げていく。何もかも放り出して身を委ねたい睡魔の様なそれの引力に囚われそうになっては引き戻されるのは、甥の泣きじゃくる声のせいだった。甥に対して憶えてはならない疎ましい気分と反対に、肩を抑える少年に身を擦り寄せたい異常な感覚がじわじわと浸食する。葉月の唇の端から濃い唾液がつぅと垂れた。
うっとりと快楽に染まりつつも泣き出しそうな葉月は清楚な顔立ちが故に狂おしい程危うい色香を漂わせる。泣きじゃくっていた純也の視線はうら若く美しい叔母の顔と初々しくも艶やかな肢体に注がれ続ける。それは憧れを予想外の姿で裏切られた苛立ちと、目の前の光景に何も出来ない焦燥と、異性への興味だけでは収まらない蒼い衝動が混ざった狂気を孕んだものだった。
びくんびくんと純也のものが震え、誰の手も触れていないまま先端から露がこぼれる。
「俺を満足させたら純也を帰してやってもいいぞ」
「ぁ……? ほ…んと……?」
背後からの抽挿にぼんやりとしかけていた葉月の瞳にわずかな理性の光が浮かぶ。
「ああ。――その代わりは判るな?」
甥に見られずに済む、この淫らな責め苦を見られずに済む…もう純也が知らずにいる事は出来なくても、少しでも見られずに済んだ方がいいに決まっている。この時点で葉月はその為に行わなくてはいけない行為を目の前で甥に晒す矛盾に気づけなかった。
「はづきおねぇちゃん……」
「はぁ……ん…っ」
自ら腰を左右にくねらせた葉月の唇から淫らな鳴き声が溢れた。
擦れる。逞しく張り出した鰓にざらつく肉襞を自ら擦りつけた瞬間、たまらない恍惚感が駆け抜け、葉月の全身が激しく震えた。以前のセックスでは予想も出来なかった快楽に頭の芯がぼんやりとしつつ身体は底なしに敏感になっていく。
甥を助ける為なのだから仕方ないと譫言の様に頭の中で繰り返しつつ、葉月の腰がまた動く。左右にゆっくりとぎこちなく動き、そして徐々にささやかに滑らかな孤を描き出すに従い、葉月の喘ぎが艶を帯びていく。決して甥に見せつける意識はないというのに、十九歳の肢体は成人向けビデオや映画の様に淫らに生々しくくねり、憧憬の目で見つめてきた甥の目に焼き付いていく。
「じゅんやくん……め…とじてて……」
一揺れごとに押し寄せてくる快楽の波に戸惑い怯えながら、葉月は瞳を閉じて甥に頼む。――その依頼とは逆に、食い入る様な視線が容赦なく注がれ続けている現実にも気付かずに。
海水で濡れて束になっている鴉の濡れ羽色の髪が細かな束に分かれ、まだ身体だけは幼さの残る少年とそれに犯される葉月の腰がぶつかりくねり合うたびに揺れ、ほどけて薄桃色に上気した肌の上で乱れ跳ね上がる。昼下がりの真夏の海岸の風は潮のにおいが強いが、それに劣らぬ牡と牝の臭いが肌が重なり合うたびにむんと漂い、切なげに肉欲に困惑する十九歳の娘の吐息が風に溶けた。
はぁんと甘い吐息がこぼれ、都会的な清楚な顔立ちが不慣れな欲情に戸惑いながら紅潮する。甥の前では乱れまいと薄れる理性で念じていても、子供に支配される腰は長大な肉槍に絡み付く様にくねり、擦り付けぎこちない踊りを繰り返して結合部から生々しい牡牝の潤滑液と精液を溢れさせた。ぶるっと小刻みに震える葉月の瞳から悲しみとも快楽ともとれない涙が一筋こぼれる。
瞳を閉じている葉月の前で、幼い甥の性器がびくびくと誰の手も借りずに揺れ続けていた。
甥と叔母は引っ越しの前からそう頻繁に会う状態ではなかったが両親が多忙な為、純也にとっては時折夕食などを作りに来た葉月は年齢の離れた姉の様な存在だっただろう。急に性が目覚めだす年頃なのかもしれないとは薄く考えていたものの、葉月の想像を遙かに越えて幼い甥の性は目覚め、そして葉月自身の痴態により無理矢理開花させられていく。気恥ずかしげにビキニ姿を盗み見ていた時とは既に違い、食い入る視線は容赦なく美しい叔母の乳房に、喘ぎを堪える顔に、ずぶずぶと犯され続ける結合部に絡み付いている。
「おねえちゃん…おねぇちゃ……んっ」
腰が痒む様に揺さぶっても手を封じられている純也は自分を慰める事が出来ない。聞いた誰もにもどかしさが伝わる泣き声と縄と柱の軋む音に、葉月は首を振りたくる。
「じゅんやくん…っ、やめてっ、おねがい…っ、やめて、やめ……んふぅ……ぅぅぅぅ!」
甥に欲情される抵抗感に怯むたびに、次の瞬間の思考の弛みに肉体の快楽が入り込み余地を奪っていく。甥への戸惑いと快楽が交互に葉月を襲い、そして思考力を奪われる葉月の身体は、背後から犯す少年の望むままの体勢と動きへと従っていく。腰を重ねられるたびに甘える様に尻肉が震え、凶悪な肉棒が引き抜かれかけるたびに牝肉がそれに絡み付き惜しみ愛液を更に溢れさせる。愛液と精液はとろとろと白い内腿を伝い、畳に染み込む。
甥を制止する声と喘ぎが交互に漏れ、そして甲高く上擦ったものへと変わっていく。以前の相手と比べてはいけないと知りつつ、熟れかけている娘の身体は男の味を愉しみ、現在の恍惚を歓び、苦悩に咽ぶ清楚な顔に淫らな色香を纏わせる。
「はづきおねぇちゃん……やらしいよ…っ、すごくやらしいよぉ……っ…おっぱいぶるんぶるんさせてよだれたらさないでよぉっ……お…おちんちんかゆいよぉっ」
「いやあ……!」
哀願してもなお自分に視線を注ぐ甥に、葉月の泣き声は大人の落ち着きを失い四面楚歌に怯える娘のものへと更に理性を失っていく。
「純也、チンポ痒いのか」
「……、か……かゆい…よ」
背後から葉月を犯しつつ問いかける少年に、甥が疑心と敗北感に満ちた声音で応える。その声にわずかに含まれている幼い媚びは子供同士の村社会の権力図の為だろうか、身内としては聞きたくない卑屈な響きと不安に葉月は激しく首を振った。
「どうせ前から葉月で掻いてたんだろ」
「し…してないよっ、そんな事……」
「嘘をつくな。そこで掻いてたのはバレてるんだぞ」
「……」
もうこの村には来ない方がいいと纏まらない思考が葉月の頭に浮かぶ。この少年達と縁を切るのは当然だが、この後も叔母と甥の間柄が消える事はない…狂った歯車がたまらない不安と不快感になり白い身体を苛むが、それすら凌駕する牡槍のもたらす激しい快楽の波に十九歳の身体は翻弄されてしまう。
「ひどいよ…ぉ、ひどいよ、まつざきくんばっか……」
「羨ましいか」
「ひ……ぃんっ!」
片手で肩を抑えられているだけの膝立ちで背後から貫かれる不安定な姿勢に、反射的に葉月の手は背後の少年の身体を支えとして求める。限界まで肢体を反らせ、後ろ手に少年の腕と肩に縋る体勢は従順に抽挿に応えているとしか見えない淫乱なもので、余すところなく汗にまみれ上気した薄桃色の柔肌の一枚下で荒れ狂う狂熱を持て余す様に、葉月の肢体はくねり続けてしまう。
長大さにものを言わせた無理な体勢での抽挿ですら、傘も幹の一部も葉月の膣内を満たしこじ拓け抉り続ける。まだ子供らしい剛毛の密集の薄い下腹部から生える極太な凶器の根本には葉月の愛液と少年自身の精液が絡み付き、大きな泡がたっては牡と牝の肉の絡み合いに潰されていく。
「大好きなお姉ちゃんのいやらしい格好をもっと見たいんだと」
「いやあぁ…っ、もむのだめぇ…っ…やあ…っ……はぁんっ、あふぅぅぅっ」
倒れてしまいそうな葉月は必死に背後の少年の身体に手を回してしがみつこうと身体を捩り、上体を抑える必要のなくなった少年の手が身悶える女の柔肌を這い回り乳房を揉みしだく。小刻みにぶつけ合う腰の動きに何度も首を振りたくる葉月の形の良い乳房は、やはりまだ子供の域を脱していない少年の手には余り、熟れた果実の様な柔らかくも淫らな弾力に満ちた白い乳房に浅黒く日焼けした子供の指が食い込む。
「はづきおねぇちゃん……っ…こえ、すごくえっちだよぉ…っ……こんなえっちなこえ…ぼく…ぼく……っ」
「ぃやあ…きかない…で……ぇっ…はぁあああああ…んっ、やぁ…んっ、いやぁん…だめ……それ…だめえぇ……っ」
指を咥える事も出来ず目の前で美しくうら若い叔母が犯される姿を見せつけられる幼い甥の前で、たぷたぷと豊かな乳房が揺さぶられ、可憐な淡い鴇色の乳首が摘まれ捏ね回される。年齢の離れた弟の様な純也の原始的な欲情にぎらつく視線を浴びつつ鳴き声が唇から溢れてしまう葉月は、縋る様に自分を犯す少年の頭と肩にしがみつく。
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