最高裁決定が出てからの状況

1998.2.25作成

1998.3.20追加

1998.3.26追加

                     

2月25日の弁護士事務所での打合わせ

出席者橋本弁護士,金井弁護士,三宅さん,高澤さん,金子

8:30pm東京法律事務所到着

8:40pm打ち合わせ開始

久しぶりに橋本弁護士,金井弁護士打ち合わせでした。
最初に主任弁護人である橋本弁護士より何ができるかについて 口火を切った。
三宅さんが,司法界のレールの上では,ダメで世論に訴えなけ ればいけない旨の発言があった。
これについては,橋本弁護士が当面の対策は,たてられるが, それ以上ことは,弁護人として力不足であってできない旨の説 明があった。 高澤さんからは,弁護士の失敗で三宅さんの有罪が確定したの だから,最後まで責任を取って欲しいと言う意見が出た。
金井弁護士から,決定に対する異議申し立てという手段がある と,本のコピーを引用し説明していたが,よく調べていないの でわからないとの事であった。 しかし,とにかく出そうということになった。
10:00pm終了

2月27日の最高裁へ異議申し立て

☆参考資料☆
弁護人作成異議申立書
被告人作成異議申立書

8:30pm三宅さんの奥さんより電話
最高裁へ異議申立書(被告人分)を提出するので車で送って欲しい 旨の連絡であった。
三宅さんの家へ行くと,作成した異議申立書の訂正箇所の手直しの作業中で,話を聞くと昨日から徹夜で作り続け,やっと完成とのこと。弁護士も時間がなく弁護士とは,別個に作り,各々提出とのこと。
9:30pm弁護士事務所よりFAXが入り,弁護士提出の異議申立書届く。
10:15pm車で最高裁へ
10:40pm三宅さん異議申立書最高裁へ提出。

3月5日最高裁へ異議申立に対する決定

☆参考資料☆
最高裁へ異議申立に対する決定
三宅へ特別送達で送付される。

3月10日司法記者クラブにて記者会見

出席者橋本弁護士,金井弁護士,三宅さん,高澤さん,金子

2:30pm東京地裁二階の司法記者クラブにて記者会見。
どうして冤罪なのかという点について金井弁護士より説明がある。
三宅さんより事件が捏造され、出鱈目な裁判が行われ審理が尽くされないまま最高裁決定が出てしまったことへの怒りが説明された。
高沢さんより顧客に迷惑をかけたことは、申し訳ないがしかし、倒産による損害を三宅さんを牢屋へ入れることで晴らそうとする出鱈目は、許されないとの説明があった。私も三宅さんの人柄を説明するため「三宅さんと談合」という文章を 作って提出した。 3:00pm終了

3月11日平和ホームズ元社員福岡さんと会う

出席者竹内弁護士,福岡さん,三宅さん,高澤さん,柿澤さん,金子

6:00pm福岡さん,高澤さん,柿澤さん,金子 メリーガーデン事務所到着
7:00pm三宅さん メリーガーデン事務所到着
10:00pm竹内弁護士 メリーガーデン事務所到着
福岡さんが予め用意された陳述書(福岡さんから竹内弁護士宛) を,読んで,間違いないことを確認し,それに署名捺印した。
1:30am散会

☆参考資料☆
福岡さんより竹内弁護士宛陳述書

3月15日平和ホームズ元社員小田さんと会う

3:00pm頃,池袋の森野弁護士の所に,三宅さんの弁護人をお願いに行った。
その後,池袋の喫茶店で今後の事について打ち合わせを行う中で高澤さんから「小田さんからも竹内弁護士宛陳述書を作ってもらってはどうか。」と提案があり,その場で,三宅さんが原稿を作成し,私がそれをレポート用紙に書き写した。
10:30pmその陳述書の原案を持って,電車とバスを使って,小田さん宅に,三宅さん,高澤さん,私の三人で訪問した。
小田さんは,持って行った陳述書について,自分の認識と違う部分を,指摘して原案の訂正を行い,それに署名押印した。
2:00pm帰宅

☆参考資料☆
小田さんより竹内弁護士宛陳述書

3月18日高澤さんと鎌田さんが会う

9:00am,私と高澤さんと浜松へ向かう,目的は,鎌田さんと会って正直に当時の事を話してもらう為である。
昼頃,浜松到着,鎌田さんの現住所を探し行ってみたが出張中とのこと。
9:50pm,鎌田さんの出張先,裾野で高澤さんと私は,鎌田さんと会った。
その時の状況は,三宅さんの収監が間近であることから,高澤さんは,鎌田さんに何とか事実を言って欲しいと必死に訴えていたことが印象的であった。

3月19日高澤さんと鎌田さんの会談(3月18日)の録音テープを配る

昨日の生々しいテープを報道機関,弁護士へ配り状況を知らせることとした
。 5:00pm,司法記者クラブへ先ず届け,各社へ連絡をとってもらうこととした。
6:00pm,週間金曜日の編集局へ届けた。
その後,竹内,森野各弁護士へも届けた。

3月23,24日三宅さんの奥さんと鎌田さんが会う

11:30am,裾野市の住宅展示場(隣にある事務所)で三宅さんの奥さんが鎌田と 会った。目的は,19日,高澤さんとの会談で鎌田さんが自分だけが会社倒産に よって財産を失ったかのように言い、また、三宅さんが彼に罪をなすり付けよ うとしているようなものの言い方をしたので、それは全く事実と違う、という ことを、忙しい三宅さんに代わって伝えに行った。
 先日のときは、鎌田さんは始めから喧嘩腰でしたが、今度は、穏やかに応対 してくれた。しかし、会社の事情を知らない奥さんに対して、鎌田さんが 言いたいことを一方的に主張した様だった。
1:00pm,終了 
3月24日の昼過ぎ、再び、三宅さんに資料を準備してもらって、三宅さんの 奥さんと裾野市の住宅展示場を尋ねた。すると、用事があるので夜の10 時過ぎなら会ってもよい、但し、事実の説明だけですよ。といわれた。

3月24日三宅さんと鎌田さんが会う

10:00pm,三宅さん、奥さん、私の三人で鎌田さんを尋ねた。 目的は,もちろん事実の確認である。内容は以下参照。
☆参考資料☆
三宅さんと鎌田さんの会談の様子
3:30am, 終了


最高裁決定について/ 私の紹介と近況/ 私と裁判とのかかわり/ 私の書いた上申書/ 冤罪の被告人三宅喜一郎さんを救いたい/ 弁護方針の変遷/ 弁護士事務所での打ち合わせ/ 三宅さんという人/ 新聞報道に対する私見/ 別冊宝島363号の和田さんの記事についての補足/
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