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1) |
自社の固有技術を見直す(あなたの企業の強みは何か)
この時期に経営トップが先に立って全社内の固有技術を広く総点検する。市場開発力、商品企画力、設計技術、購買手法、製造技術、管理システム開発技術、組織機能の運用力、若手人材の発掘力、コスト低減の発想力、関連企業との技術補完力。 |
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2) |
中間管理者の真の仕事は何か(ミドル層の強みは何か)
経営環境の目まぐるしい変化に、ミドル層はどう対応しているか。
変化への挑戦意欲、自己革新意欲、あなたはミドル層にいて「何ができるか」「組織をプラス思考で動かすことができるか」。 |
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3) |
あなたの企業で製品の総原価を30%低減するという目標を立てた場合。実現可能性ありや、なしや。
また、受注納期を現状の1/2に短縮するという目標を立てた場合。はどうか。 |
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4) |
外来・横文字の管理手法に飛びつくのは、好奇心の発露だが、「己も知らず、彼も知らず」では、組織が消化不良を起こし体力が衰弱する。己の基礎をしっかり点検すること。 |
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5) |
コンピュータとネットワークによる情報システム時代だからこそ「管理業務の基礎」の有無如何が問われる。特に、製造業で生産管理の実務基礎が必要である。 |
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6) |
私は15年間、大東文化大学の経営学科で生産管理論とコンピュータ演習を講義してきたが、最近の経営学部や経営情報学部では、生産管理を教える大学が極めて少なくなった。
どうやら、製造業は経営学の対象から疎遠されているようだ。だから、経営学部の新卒者が製造業の経営管理の現場についても「生産管理」のなんたるかも知らないのは当然のことである。 |
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7) |
私が生産管理の講義をしてきた大学の経営学科には、多数の外国人留学生がいた。中国、台湾、韓国、マレーシャなど。彼らの勉学態度はすこぶる良く、講義内容の理解も早い、出席率も良い、教科書がクチャクチャになるほどよく読んでいる。中でも中国人留学生は競争心が極めて旺盛で、自分の意見をよく言う。
日本はこういう外国の若者相手に競争し、共存していくという現実をしっかり自覚してほしい 。 |
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8) |
「ものづくり」を目指す起業家(ベンチャー)の事前準備に欠けている学問分野がある。製造業向けの「実践経営学」がそれに該当する。したがって、この分野の無知が原因で早期に経営が破綻してしまう場合が意外に多い。 |