SUEMARICHOV(スーマリチョフ) New Moon 2007年1月14日 GUPPYでのライブ録音盤 スーマー :Vocal, Gibson LG2 1946 関根真理:Percussions, Voice New Moon
スーマー&関根真理(スーマリチョフ) JACK ORIONのアルバムに収められているスーマーの自作曲。渋さ知らズ・オーケストラ等 数多くのアーティストと共演を重ねるパーカッショニスト… まあスーマーにとっては 仲の良い立ち飲み仲間である関根真理とのデュオでの初ライブ音源である。 まったくリハーサルもせずに本番に臨んだ二人は、もちろん野毛の立ち飲み屋から帰ってきて すっかりいい気分になっている。 関根真理の自由気ままなパーカッション・プレイと声はスーマーの歌に溶け混むのが実に上手い。 対バンはBaby Krishna Lovers Bandだった。 このライブ・アルバムは7曲入り。Johnny CashのFolsom Prison Blues、(以下オリジナル)Beer、日射しと雨、道路、Winter Song、無人船が収録されている。 リリース予定はない。 |
The Bootleg Series Vol.4MInas Da Prata 1. MInas Da Prata 2. 夏の風(Banjo Piece 1) 3. チドリオドリ(Banjo Piece 2) 2006年7月 自宅にて録音 スーマー : vocal, Yamaha Dynamic Guitar No.10, 20's 4strings Banjo Minas Da Prata / Banjo Piece 1 & 2
夏の石見銀山 The Bootleg Series Vol.4として出回っているのが、この3曲入りCD。 2006年の夏。御盆の時期にスーマーは島根県の石見銀山(間もなく世界遺産に指定される) のある古い民家が立ち並ぶ大森町と仁摩町にツアー(銀の王国ツアー)に出かけている。その直前に自宅で録音された音源。 元々は島根の人たちに聴いてもらうための配付用に作ったCDであった。 スーマーはツアー前に石見銀山のことを調べていた。15世紀には世界でも有数の銀の輸出量を誇っていた 石見銀山が当時のポルトガルの古地図にもMinas Da Prata(銀鉱王国)という名前で記されていたのを 知った彼は、当時は危険がつきものであった航海でアフリカの喜望峰からインド洋を回り、遠く日本へ 辿り着く船乗りたちのことを想像した。そして初めてその地へ向かう自分たちのことを重ね合わせて 作ったのがこの歌である。 茹だるような真夏の暑さの中、古い民家の土間でもこの歌を唄った彼はきっと想いもひとしおだったに違いない。 2・3曲目は1920年代の4弦バンジョーでのインストである。スーマーは現在、山風(やまかぜ)という アメリカ南部、アパラチアン山脈などの音楽に影響を受けた音楽をトリオで活動もしている。 そのメンバーでもある松田浩之から、録音する2週間前に譲り受けたバンジョーでの初演奏である。 4弦バンジョーはピックを使った奏法が主流であるが、そんな知識のなかったスーマーは2フィンガーで演奏している。演奏はまったくもって下手くそである。 後に対バンをして出会った日本のバンジョー奏者で有名な原さとし氏に「バンジョーの奏法には決まりはなく、地域によって様々であり、 そういう意味ではあなたの奏法は本流です。」というお誉めの言葉を頂いたという。そしてスーマーは今でもこの奏法を貫いている。 ジャケットの鳥は島根に生息する「ミサゴ」という鷹のシルエット。 |
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THUMBS UP TAPE 1. Fallin' From Above (N. Young) 2. 白い犬 3. Maggie's Room 4. 無人船 2005年8月7日 日曜日 横浜 THUMBS UPで行われたイベント、 溝下さん(Chain Looser、焙り家)主催 Gatemouth Live Vol.13 出演時のライブ録音 スーマー : vocal, Martin D-18S 山下浩:fiddle Thumbs Up Tape
発掘された幻のライブ音源 存在しないものと思われていたライブ音源が見つかった。 スーマーの歌とギター、山下浩のフィドルによる 横浜サムズアップでのライブ音源。 GATEMOUTH LIVE VOL.13のイベント主催者の溝下さんが 小さなカセットレコーダーで録音していたのである。 そのカセットテープが最近になって溝下さんが経営する飲み屋「焙り家」のカウンターの隅に 積まれたカセットの山に埋もれていたのが発見された。 90分テープのB面のラベルシールに「スーマー」としか書かれていないが 間違いなくその日のライブの模様を収めたカセットテープであった。 音質はこれまでで一番最悪と言って間違いない。しかしスーマーと山下浩、そして ほぼ満員のオーディエンスの人たちが楽しんでいる様子は伝わってくる。 特にこの日の山下くんはゴキゲンなテンションでいつもより多めに弾いている。 最後の無人船ではサックスとパーカッションたちが飛び入り参加している。 この約27分間のライブ音源をノーカットで聴くことができるのは 存在をあきらめていた本人が一番嬉しいのではないだろうか。 これそ海賊音源。是非しょぼいスピーカーで聴いてもらいたい。 出演者は他に、 藤田洋介と彼のミラクルトーンズ チェイン・ルーザー 楽団楽団 etc...が出演していた。 (2005年10月7日) |
The Bootleg Series Vol.3
"My Affair Book" 詩集 2005年5月 自宅にて印刷 「あとがき」より 「スーマーは歌本を作るべきだよ。歌詞をもっと知ってもらうべきだよ。」 友人の吉崎守君が私にそう言ったのがきっかけでこの詩集を作ることにしま した。MY AFFAIR BOOK とは私の中に前から存在していた本のタイトルです。 もっと簡単に言葉だけで作るつもりでしたが、前から眠り続けていたままの 落書きたちも挿絵として一緒に載せることにしました。こんな機会はめった にないからね。詩は若い頃から好きでよく書いていました。もちろん歌にす ることなんてことは考えずに書いていました。ノートが段ボール箱に一杯に なりました。でも人に見せることはないでしょう。頭の中ではこのタイトル MY AFFAIR BOOK はシリーズになっています。このように人に見せるカタチ で作ったのは今回が初めて。23編の詩はどれも最近歌っているものばかり。 いくつかは今は歌っていない詩もありますが、まだ歌う気持があるもので 載せてみました。もちろん、他にも歌っている詩もあります。けれどもまず はこれだけで十分。読む方も疲れちゃうしね。 中にはBOB DYLAN の曲にのせて書いた詩もあります。人の曲にのせて詩を 書くってのも結構楽しいものです。そして歌うのは自分だから、時が経つと まるで自分の曲のように思えてきます。不思議な感覚ですが、昔から歌い伝 えられてきた歌というものは、そんなものがかなり多いはずなのです。既成 の曲をそのままカバーするのも楽しいですが、こんなやり方もひとつの立派 な創造であると最近では確信できるようになりました。 とにかくここに載せた詩にはすべて曲がついています。ようするに歌本でも あります。詩の説明なんて一切しません。少しだけ言わせてもらえるならば この23篇の詩はすべて自分の中の事実がカタチを変えて入りこんでいます。 つまりイイ加減な気持で書いたものなど一切ありません。これかなり大事。 じゃないとBOBさんにも自分にも、もちろん読んでくれる人たちにも失礼。 ですからね。でもね。好き嫌いは責任とりませんから捨てても結構ですよ。 残ったものがこの先どんな旅をしていくか。それが楽しみだね。あ、でもや っぱり捨てないでください。誰かにあげてね。旅をさせてやってください。 たかがカケラ。されどカケラ。 どこまで川を漂って下っていくのかね。海は見えてくるのかね。 まあでも、途中で止まって沈んじゃってもいいじゃないですか。ね。 ちっとは濡れてさ、揺れてみないと。ね。 最後に。このあとがきを最後まで自分のままで、当り前に生き通した一人の 日本人シンガーソングライターに捧げます。そしていつも譜割の合わない私 の曲を一緒になってカタチにして演奏してくれるJACK ORION のマモ、ヤギ、 ヤマシタにも感謝を。そして今読んでくれている皆さんにも。 ありがとう。 スーマー 2005年5月吉日 The Bootleg Series Vol.3として出回ったのは、音源ではなく詩集だった。 歌としても作品として残っている詩に絞られており、1996年頃の作品も見ることができる。 スーマー自身による落書きのような絵も発見され挿絵として収録されいる。 当時50部限定のはずだったが、増刷されかなりの部数が出回った。 現在は絶版である。(まだ欲しい人はいるのか) ある日、この詩集を手に入れた霞町ファンクの利田一平がわずか一ヶ月でコレを作ってきて スーマーに手渡したという。そしてお互いに喜んだそうだ。 |
The Bootleg Series Vol.2
WET&DRY BLUES 1. Time Of No Reply 2. Wet&Dry Blues 3. Dark Globe 4. end roll... 2004年9月3日 金曜日 関内7th.Avenueで行われたイベント、 Stormy Monday主催 Super Groovin' Midnight 出演時のライブ録音 スーマー : vocal, dynamic guitar WET&DRY BLUES (all tracks)
WET&DRY BLUES ライナーノーツより 「夏の終わり。 今は立ち止まる時。 ”こんにちは”も ”さようなら”もない。 Time Of No Reply...」 今のオレにはピッタリの言葉だった。 あの夜は本番寸前まで何を歌うか迷っていた。 いつもの得意の曲をやるか。 それとも前日に初めて試した変則チューニングの曲をやるか。 本番中にチューニングを変えてる時間はない。 でもこんな夜だからやっぱりやるしかねえ。 どうしても何か違うことをしたかった。 Aの演奏中、ステージ袖の廊下に座って思いきり練習。 演奏を終えたA。大西さんがすぐに出てきた。 オレ「おつかれ。早いね〜笑」 大西さん「早いよ〜笑」 軽く声をかけ合い オレも腰を上げてギターを片手にステージへ。 「今夜はスーマーに会いに来たよ。」 BAKIちゃんの楽屋での一言が頭に残ってた。 ステージに座ると沢山の人たちの熱が伝わってきた。 あとはもう、心をこめてやっただけ。それだけ。 ニック・ドレイクの"Time of No Reply"から始めて 次は初めてボトルネックを使ったアレンジで オリジナルの"Wet & Dry"を歌ってみた。 これで終わるつもりだったけど、どうしても歌いたくなってもう1曲。 ギターのボディーを叩きながらシド・バレットの"Dark Globe"。 オレにとってはまるで超短編映画の中にいる気分だった。 だから最後にはエンドロールを付け加えた。 ここでこうして再び歌えたことに感謝したい。 きっと誰かがオレ(たち)に魔法をかけたんだ。 君かも知れないね。 SUEMARR 4. Sept. 2004 SUEMARR The Bootleg Series の第2弾として選ばれたのが、このわずか15分弱のソロライブである。 ライブ復帰以降は JACK ORION での活動がメインだったスーマー。しかしこの夜、彼は敢えて誰も加えず 独りでのライブにこだわった。演奏時間が短いということもあったし、愛すべきバンドであるBABY-Kが 3人で挑むということも意識していたのかも知れない。「まるで短編映画の中にいる気分だった」というスーマー。 最後にはエンドロールのためのトラックが追加編集されている。ジャケットは静かな海の風景に竹林が浮かび 上がる。意味は君たちの想像に任せたい。試聴音源はトラックが分かれているため曲間が切れてしまうが、 オリジナル盤はもちろんノーカットで聴くことができる。完全受注生産でリリース。現在は廃盤。 |
TOMORROW 言葉なく 2004年7月23日 金曜日 自宅にて録音。 スーマー : vocal, dynamic guitar TOMORROW (demo)
TOMORROW 明日はどこまで歩くのだろう 太陽が昇るまで眠るとしよう 暗闇が迫っているとしても 太陽が昇るまで 眩しく光る朝が 明日も来るように 明日はどれくらい響いているのだろう 月が見えない夜は眠るとしよう 暗闇が迫っているとしても 太陽が昇るなら 眩しく光る朝が 君にも来るように 明日が見えない君に歌ってみよう 太陽が昇るまで歌うとしよう 暗闇が迫っているとしても 太陽が昇るまで 眩しく光る朝が 明日も来るように 眩しく光る朝が 君にも来るように まず初めに。こうして生きている喜びと不思議。そして何より、友の回復を願うばかりである。 新月の夜に起きたまるでピンポイント攻撃のような事故に遭って1週間が経った日に作った曲。もちろん今だ重体中の友の回復の祈りも込められているし、スーマー自身と支えてくれた多くの友にも向けられている。ジャケットはスーマー自身の傷ついた顔が写っているが、 ここでは白いラインで消されている。本来は無修正のジャケットデザインとなっている。まだ戦友はベッドの中であるから、 これを不謹慎と思うか否かは君たちの判断に任せるが、本人は何かやらずにはいられなかったのであろう。 スーマーの歌声は頭の怪我の為にまだ本来の声ではなく、弱々しさがそのまま伝わってくる。 B面には、2004年6月頃に車の中で古いカセットレコーダーで録音した未発表曲「言葉なく」が収録されている。リリース予定はない。 |
![]() 2003年4月11日 早朝 自宅にて録音。 Happiness... Things
Happiness... Things (version)
Happiness... Things every night I came back to the town to see your face and drink many beers... that's all my life... nothing to say... that's all my life... happiness... things for me... 朝の起き抜けの時間。まだ頭が真っ白なまま、ギターの弦を張り替えた。 チューニングもしないまま。ジャラ〜ンと鳴らした。この曲の出来た瞬間。 このギターの響きに乗せて歌い、録音した。声もまだ起きていない。でもまあ こんなもんだよ。 もうひとつのヴァ−ジョンは普通のコードの乗せて歌ったんだ。あのギターの 響きはもうあの朝だけで再現できない。 意外とフツーの歌になった。でもそれは結構大事な気がする。 |