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モンゴルへは関西空港から直行便が出ていて、4時間もしないで着いてしまいます。ハワイより香港より近いなんてこれはちょっと驚き。でも、これは夏の間のみ運航で、'96から始まった便らしいです。'97には便数も増えてずいぶんアクセスしやすくなっていたので今はもっとラクになっていることでしょう。 |
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最近よくTVなどでも番組をみかけますが、少し前まではほとんど情報がなかったように思います。(本当につい最近まで社会主義国家だったからなのかな?) |
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モンゴロイドという系統でまとめると日本人と同じ流れの中にいるのでしょうね。顔つきもそうですが、とてもよく似た印象を受けます。言葉は通じなくても違和感を感じません。方言のきつい田舎のおばぁちゃんと話しをしているかのごとくです。(笑) <残念ながらバットヒシグ爺ちゃんもヒシゲーもお亡くなりになってしまいました。ご冥福をお祈りします。> |
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↑オルガをもって馬にのるバットヒシグさん。 |
都市部では定住型が主ですがそれ以外は遊牧生活中心です。家畜を飼い季節ごとにゲルを移動させる暮らしです。ゲルは組立式住居で、木の枠を組んでフェルトをはった大きなテントです。入口を入って右が女性の場所。左が男性の場所。奥が上座になります。壁に沿うようにベットや棚が置かれ、中央にはストーブがあり、これで暖房や煮たきを賄います。棚の上には写真立てや干支の描かれた布等が飾られています。移動生活なので家財道具は最小限に押さえるのだそうです。ストーブで焚かれるのは乾燥した牛の糞です。ほとんど草の成分をのこす牛糞は燃やすと草の良い香りがします。木の少ない草原で、火持ちも良くどこでもてに入る牛糞は生活の智恵と言った感じです。 |
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モンゴリアンポニーといわれるモンゴルの馬。サラブレッドよりかなり小柄だが力強い。ナーダムと呼ばれる国家祭におこなわれる競馬では全速力で30kmをも走り抜ける。モンゴルでは群れに種馬を一頭残してあとの牡馬はみんな去勢してしまうそうだ。いわゆるハーレム状態。種馬はもちろん責任をもって群れを守ります。 |
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馬、羊、ヤギ、牛。の他には。犬。 |
草原の真ん中で移動しながら生活しているものだから、当然トイレなんてものはありません。「犬」の項で書きましたが、人の排泄物は犬(または他の動物)が処理してくれます。水分は母なる大地に染み込みますので問題ないです。地元の人はさっと手軽に済ませていますが慣れないツアー客はおろおろするばかりです。まさに「お花をつみにいく」なのです。なるべく人に見られないように場所を選ぼうとするんですが、大草原ですからどこまでも平らです。最初は勇気がいりますがちょっとした草村。ちょっとしたくぼみをみつくろってはしゃがみ込みます。慣れてくると50メートルほど離れたところで、やはりしゃがみ込んで居る人に向かって手をふることだって出来ます。トイレの場所に一番困ったのは、ある谷でキャンプした時でした。回りが小高い丘なんで人に見られないようにするには丘にのぼるしか道はないのです。私の人生の中で最高に見晴らしの良い排泄だったことでしょう。丘だと思っていても実際は登山にちかい…。どこもかしこも広いので近いとおもっていた丘まで軽く5キロとかあったりするわけです。 |
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夕焼け3連発。 とにかく空気が綺麗だから信じられないくらい夕焼けが綺麗。 次の日、ツアー中唯一の雨天となった。 それと日本では考えられないことだけど「月出焼け」と言うものを見ました。月が山の端に顔を出すとき、まるで夕焼けが二つあるみたいに空が赤くなることがあります。そんな空は最高の酒のツマミ...。(笑) |
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