Juke Joint

CD(アナログ)プレイヤーとアルコールの用意はできましたか? 
最近聴いているものを中心に紹介していきます。

(Juke Joint とは jukeboxを置いた酒場 の意味です) 



『Another man done gone』
Sugar Blue




SRCS8568
SONY RECORDS
シュガー・ブルーと言えば、ストーンズの
「ミス・ユー」で印象的なプレイを聴かせて
くれたハーピストとして、知っていた(つーか
、それしか知らなかった)のだが、ふらっと
立ち寄ったレコード屋(←古っ)の棚に置か
れていたのを思わず買ってきたのがこれ。

このアルバムは、そのシュガー・ブルーが
80年と82年に発表した「Crossroads」と
「Chicago To Paris」という2枚のアルバム
を組み合わせたものらしい。
プログレを想わせるものや、ジャジーなもの
など、彼のプレイスタイル同様トラッドなブル
ースに留まらない幅の広さを感じさせる。
Vo.も聴きやすく、かつ味わいももっており、
なかなかヨロシイ。

01 Cold blooded man
02 Another man done gone
03 Don't start me talkin
04 Pontiac blues
05 Devil woman
06 Help me
07 Key to the highway
08 That's allright
09 Shed no tears
10 Begging the girl to go
11 Dark and hungry
12 War zone
13 Who's been talking
14 secret lover
『裸足のままで』
須藤 薫
この曲はTVKテレビの「おしゃべりトマト」
という番組でよく流れていて、当時好きだ
ったものだ。
数年前に中古屋でベスト盤を見つけて、
久し振りに聴くことができた。

「忘れないあの夏を
 ああ裸足のまま 恋をかけぬけてた
 いつまでもいつまでも この胸の奥に
 ずっとしまってたい 碧い夏♪」

杉 真理によるメロディーと松任谷正隆の
アレンジがとても綺麗なこの曲を耳にする
度に、胸がしめつけられるような、とても
センチメンタルな気持ちに包まれてしまう。
須藤 薫 ベスト・コレクション

1986年リリース
CBS/SONY 30DH 413




『φ』
THE ROOSTERZ




TRIAD COCP-50263
日本コロムビア
生きる伝説の人ともいうべき、大江慎也
がルースターズに在籍した最後のアル
バム。

透明感のあるギターと幻想的なキーボ
ードサウンドに乗せて歌われる1、大江
による英詩のダンサブルなR&Rナンバ
ーの2、そして柴山俊之による3、5、7、
大江による4は当時の大江の精神世界
をそのまま投影したかような詩が痛々し
い。

キーボードを大幅にフィーチャーしたポッ
プチューンの8、バンド脱退を暗示させる
かのような9、ギターとホーンのアレンジ
が小気味良い緊張感を味わわさせる10
で終わるが、2000年に発売されたリマス
ター盤では、ラフォーレ・ミュージアム赤
坂でのライヴ音源から4曲がボーナス・
トラックとして収録されている。
01 VENUS
02 COME ON
03 DOWN DOWN
04 HEAVY WAVY
05 BROKEN HEART
06 FEMME FATALE
07 STREET IN THE DARKNESS
08 MESSAGE FROM.....come on,love my girl
09 LAST SOUL
10 MUSIC FROM ORIGINAL MOTION PICTURE
   “PUNISHMENT”


11 COME ON TO ME
12 I'LL BE EYES
13 FEMME FATALE
14 TONIGHT



『BIG GAME '79』
西城秀樹









BVCK-38024〜25
BMGファンハウス
キング・クリムゾンをカバーしている、と
いうことで、とある掲示板で話題になっ
ていた後楽園球場のライヴ・アルバム。

オリジナルが3曲のみで、あとは「いとし
のエリー」を除けば全て洋楽カバーとい
う大胆な選曲。クイーン、キッス、ビリー
ジョエル、ドナ・サマー、TOTO、ロッド・
スチュワートetc.と当時のヒット曲を網羅
しているが、ヒデキのファンは知ってたの
だろうか?まあいいけど。

個人的には、1−7が、スタジオ録音の
オリジナル・バージョンだったのはGood
だった。当日は雷雨の影響で、録音状
態が悪いのが理由らしいが、1−7は
結構お気に入りの曲なので。

カバーの出来についての評価は分かれ
るだろうが、一所懸命に歌ってる様子に
は好感が持てます。MCも時代を感じさ
せて笑っちゃうけど、なかなかいいですよ
これ。
【DISC1】
1 Opening
2 We Will Rock You
3 Loving You Baby
4 Honesty
5 Hot Stuff
6 いとしのエリー
7 ブルースカイ ブルー
8 Don't Stop Me Now
9 Epitaph

【DISC2】
1 I Wanna Shake Your Hand
2 Go West
3 I'll Supply The Love
4 勇気があれば
5 ホップ・ステップ・ジャンプ
6 Comme Si Je Devais Mourir Demein
7 YOUNG MAN(Y.M.C.A.)
8 Sailing




『stories』
小山卓治




WAG-1001
WAGAMAMA RECORD
Album「ひまわり」は持っていたけれど、
アナログプレイヤーを手放してしまった
ため、18年(!)振りに聴くことになった
小山のベスト盤。


小山の曲は、聴く者の意識の中に、
映画のような情景を鮮やかに想起させ
る。このアルバムタイトルのように。


個人的に好きなのは、「傷だらけの
天使」。
01 NO GOOD!
02 Aの調書
03 FILM GIRL
04 傷だらけの天使
05 裏窓
06 Gallery(New Recording)
07 The Fool On The Build'
08 PARADISE ALLEY
09 Blind Love
10 Show Time
11 下から2番目の男(Live Mix)
12 Passing Bell -帰郷(Live Mix)
13 1 WEST 72 STREET NYNY 10023
  (Live Mix)
14 Yellow Center Line(Live Mix)
15 ひまわり

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