対決、チーズ対バター

皆さんはもう「チーズはどこに消えた」と「バターはどこに溶けた」を読まれましたでしょうか。私は…読んでしまいました…

読んでみてまず思った事ですが、この2つの話はどちらも

 

極端に走りすぎ

 

となっております。

チーズは、成功するためには変化を予測し、対応していく事が大事だと説いています。確かに、現実を見つめ、状況が変わったら自分も変わっていかなければならないのは正しいですが、

 

それだけだと疲れるよ

 

人間、成功するために生きていくのはその通りなんですが、成功するためだけに生きているわけではないのも確かです。たまには、目的の為にひた走るだけでなく寄り道したり、立ち止まったりするのも大切だと思うのは私だけでしょうか?

バターは、成功を手にするために何かを失ってないかを説いてる話ですが、成功を追うのはバカらしいと言ってる猫が

 

結局、成功してるし

 

しかも、それより上の存在からただ与えられているだけの成功、

 

お前ら、プライドって物が無いのか?

 

とか、思ってしまいます。

さらに、成功を追いかけてた狐は結局殺されてしまいますが、それが不幸な偶然としかいえない出来事で、結局この話のいいたい事は

成功を追いかけている場合、不幸な偶然と油断が無ければ幸せを手に入れることが出来るので、みんな成功を追いかけよう

と、なってしまいます。なんだ、チーズと結局言ってる事同じですね。

さらには、猫は人間に飼ってもらってバターを得る事ができるのですが、この話からは

努力しないで成功するには、より上位の存在に媚びて幸福をお情けで分けてもらうといい

という教訓も得る事が出来ます。

 

なんてステキな人生でしょうか

 

成功の為にひたすら走りつづける人生と、成功の為に他人に媚びつづける人生。あなたなら、どっちを選びますか?A=どっちもやだ。




「正義の敵」な駄文にもどる

トップページに戻る