ふぇいの大ドイツ奇行紀行その4

 

9月11日(火) ドレスデン

 

 今日はベルリンからドレスデンに向かった。このドレスデンと言う所は

すっごくいい!!

ここの宿泊予定を1泊だけにしたのは一生の不覚。それくらい素晴らしい所ですよ、ここは。

 何が良いかってまず町並み。ゴシック風の古い建物がごく普通に並んでいて。車が無ければタイムスリップしたような感覚になれます。そして世界遺産になってもおかしくないような建物がもうごろごろと、旧市街、エルベ川のそばに所狭しと並んでます。

 ワーグナーの「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」が初演された(指揮もワーグナー自身)オペラハウスも建っており、中には入れませんでしたがこの道をワーグナーが歩いたかもしれないと思うと感動に打ち震えます(ワーグナーマニア)。

 そして、9月はアルトマルクト広場でマーケットが開催されており、ちゃんと色々買っておきました。今までろくなお土産買ってなかったですが(例・ベルリンで買ったベルリソと書いてある帽子、しかも中国製)ここで買ったものは良い物です、当たると良いですね。

 あと、忘れてはならないのが武器博物館。所狭しと剣、ダガー、スピア、甲冑、銃が並んでおります。

生パルチザン・生ハルバード・生スピアーに触ってきちゃった

てへ♪

 カトリック旧宮廷教会に行ったら

生パイプオルガンの演奏

が聞けたり、かわいい女の子が多かったりとにかくステキな町です。ベルリンから2時間位で行けるので

ドイツに行ったら必ず寄れ!

と、命令形で言ってしまったりするほど良い所です、本当。地球の歩き方には載ってませんが、ノイトシュタット駅前のアルベルト広場から北に行ったあたりの一帯は21世紀にこんな町並みがあること自体奇跡と思わせるような歴史を感じる重厚な建物で一杯です。とんでもない路駐の車の量を除けば本当に何百年か昔に戻った気がします。

 尚、ラーツケラー(市庁舎にあるレストラン)は日本語のメニューがあります。便利です。

 

9月12日(水) ライプツィヒ

 

 の前に、ドレスデンでの朝食について。ドイツのホテルでは、大抵朝食が付いてきますが、アストロンホテルでは醤油がついてきます。ドレスデンは日本からの観光客に力を入れているみたいです。さあ皆もドレスデンに行こう。

そして、ついに来ましたかの偉大なるワーグナーの生まれ故郷にて、バッハの活躍した(普通、順番逆)ライプツィヒです。ホテルに着いたら急に天気が良くなりました。絶好の観光日よりです。そして、こんな良い天気のこの町の見所は

ありません

…あれ?

いや、本当に見所無いんですよ、ここ。前にドレスデンを見てしまったからかもしれませんが中途半端。ユーラシア旅行社の喜多見さん(お世話になりました)曰く「2泊もする所じゃない」は本当にその通りでした。一泊だって勿体無いくらい。ドレスデン〜ニュルンベルグに行く途中にちょっと寄るくらいで十分な見所しか存在しません…

 記憶に残る物と言えばワーグナーも常連として通った(地球の歩き方参照)カフェバウムでコーヒーを飲んだ事位。それも、ここでワーグナーもコーヒーを飲んでたのかという想いがあるだけ、歴史あるカフェなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーヒーメーカー使ってんじゃねえ!

と、言う訳で特に味が良い訳でもありません。シラー・レッシング・リスト・ワーグナー(地球の歩き方参照)と聞いていずれかにピンときた方のみこちらはお勧めです…

一番期待していたかの有名なバッハの博物館も展示物がベートーベンハウスの半分くらいしかないですし、トーマス教会もニコラス教会も旧市庁舎もドレスデンの凄いのを見た後では明らかに劣ります…なのに

 

 

 

 

 

 

 

なんでこーんな大した事ない所

に限って晴れるんだよ(泣)

 ただ、トーマス教会の前にあるトーマスショップで売っているトーマス教会少年合唱団のCDはすっごいいい!今現在、聞きながら日記を書いてる(叩いてる?)のですが、感動ものです。金曜土曜は生で聞けるらしいのですが…残念。もしドイツに行くことがあるなら、ライプツィヒは金曜か土曜に行きましょう。日曜のミサに参加するってのもありかもしれませんね。

次の日記に進む

トップページに戻る