捕鯨反対という正義

先日、全国的に行われた世論調査で捕鯨を支持する人や鯨肉食をやめると日本の文化が傷付くと考えている人が日本人の一割しかいなく、大概の方は「どうでもいい」と考えているということで「鯨肉食は日本の伝統文化である」とする日本政府の主張には根拠が無いと、環境保護団体の方々が勝ち誇っていましたが、はたして本当にこの調査で「鯨肉食は日本の伝統文化である」というのは根拠が無いと言い切れるのでしょうか?

答え‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥言えません。

なぜ?と思われる方も多いと思います。なにせ捕鯨を支持する人は一割しかいないのですから。

では、仮にこの世論調査、全国的でなく昔から捕鯨を行っていた地方に絞って行なったらどうでしょうか。捕鯨を支持する人がずっと多くなると私は予想しています。これには誰もが納得していただけると思いますが、実はここがキモなのです。

日本は地方によってかなり食文化が違ってくるのは皆さんご存知だと思います。ましてや鯨なんてどこででも獲れるものではないですし、鯨が食文化に組み込まれている地方よりそうでない地方のほうが多くなりますから、大抵の人はは捕鯨に対して「どうでもいい」という感想を持ちます。事実、私もそうです。
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だからといって、鯨肉食が日本の文化でないと言い切れるものではないとは思いませんか?捕鯨の伝統のある所で捕鯨に対して「どうでもいい」という感想が主流になったら、「鯨肉食は日本の文化でない」と言い切れるかも知れません。しかし今回の世論調査のような全国区のデータでは、公正なデータであったとしても正確に事実を判断するための材料にはなりえません。

それとも、地方独特の文化は日本伝統の文化ではないとでも言うつもりですか?環境保護団体の皆さん。





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