小泉内閣 始動

小泉首相が、道路特定財源の見直しを「参院選の前に見直す方向をはっきりと打ち出す」と、明言しました。いよいよ構造改革の始動です。あえて期限を切る事で意思表示を明確にした格好ですが、地方はおいてけぼりですね。さすが横須賀出身、自分は痛くも痒くもないだけにはっきり言ってきます。石原都知事とか、同じく痛くも痒くもない方は賛成の方向を打ち出してますが、地方の知事は一様に反対しております。

だって、自分の地元に金が入ってこなくなるってことだもん

今回、賛成反対は改革とかそうでないとかの前に基盤がどこにあるかで変わっています。現に改革派のはずの堂本千葉県知事は賛成も反対もしてないですから。

それはともかく、実際にこれを改正するとなると、地方の過疎化が進む可能性を考えなければいけません。国民にも負担をしてもらうといっても、地方の人間だけが割りを食うような改革が通るって訳でもないです。たしかに、予算消化のための無駄な金も多かったですが…その辺の調整が今回の改革が成功するかどうかのカギになるのではないでしょうか?

個人的には5年とか時期を区切っての改革、つまり道路に使ってる金を一時的によそに廻すといった方向で行くといいと思います。これで通せば、地方の建設族議員に前倒しで元の状態に戻すというアメをちらつかせ、5年の時期を延ばすというムチで脅し改革に協力させる事が可能な上に、自分達に5年という期限を作って改革を断行させるという追い込みをかけられるから。

しかし、今回一番割りを食うのは田中真紀子氏(新潟)だよなあ…




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