右と左、エライのはどっち?

先生「回れ−、右!」

生徒「アカい連中を倒せー!!」

と、いうわけで(何が?)この平和な日本においても右と左は不倶戴天の敵としてやりあっておりますが、実際のところあまり係わり合いに生りたくないというのが大抵の人の思うところでしょう。

貴方は、右翼と左翼の思想の違いについてどれだけ知ってますか?大体、

右翼=天皇陛下を崇敬するヤクザ者の集まり

左翼=共産主義者

といった感じで認識されているのではないでしょうか(それが事実かどうかは別として)。

では、実際右翼と左翼にどれほどの違いがあるのでしょうか?

まず、右翼は国粋主義と言う事で自分の国、もしくはその象徴(日本の場合は天皇ですね)の下に一致団結すべきだと言う考え方です。対して左翼は労働者、もしくは共産主義思想を中心に一致団結すべきだと言う考え方です…あれ?後半部分はいっしょですね…

そして極右(いわゆるファシズムというものです)政権のもとでは、国家のために個人の権利は制限される事になります。また極左政権(共産主義国家です)のもとでは、共同体のために個人の権利は制限される事になります。そうです、道のりは違っても行き着く先は全く同じなのです。

ところで、いわゆる進歩的文化人とかリベラルとか言われる方々の主張って、左翼というよりちょっとアマちゃんの性善説信奉者といった程度でしかないと思いますが…だから小林よしのり先生曰く「左翼でなくサヨク」なのでしょうね。本物の左翼なら全体のために個人の権利を制限する事を主張するでしょうから小林先生ぴったりなのに。




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