選挙結果を見てみよう

参院選が終わりました。自民圧勝とか大勝と言われておりますが、実際の所どうなのでしょうか、各政党ごとに見てみましょう。

1. 自民党

 たしかに64議席は圧勝と言っていいでしょう。これで政界再編とか言って他所から議員を掠め取ってこっそり議員を増やす必要も無くなるというものです、おめでとう。

 ただ、これで調子に乗って改革をなあなあで終わらせたり、大企業・政府の失策のツケを痛みとか言って国民に押し付けたりすると次の選挙(衆議院選挙?)では大負けする危険性があるので注意は必要です。

2. 民主党

 前に無党派層の取り込みだけでは危険と書きましたが、その通り無党派層は大抵自民党に行ってしまったので大苦戦と思いきや議席+4。大善戦と言っていいのではないでしょうか。自民党と対決するのは民主党、という図式が浸透してきているのでしょう。

3. 公明党

 順当、っていうか計算どおりの結果。ここだけ個人名の投票が圧倒的なのは、雨が降ろうと槍が降ろうと投票に行く方々のおかげでしょう。

皆選挙に行って投票率が増えたら…(かなりヤバイ発言なので後略)

4. 自由党

 +3の大健闘、と言いたい所だが保守党が3議席持ってたので、分裂前の数字に戻っただけ。ある意味順当。6取れるとは思ってなかったけど増えるとは思ってました。

 野党に下っても小沢一郎の支持者は彼を見捨ててない事の証明にはなりました。

5. 共産党

 不甲斐ない。同じ条件下で民主党は議席を伸ばしているというのに…正直、ここまで負けるとは思ってなかった。公明党と同じで「濃い」支持者が多いだけに安定した選挙が出来ると思ってたんだが…

6. 社民党

 順当。最近どんどん存在感が無くなってる。ここらで一発派手なパフォーマンスをしないとジリ貧になること必至です。古い政党なんで頑張って欲しいのだが…

7. 保守党

 超順当、消え去る運命だと言った通り。扇千景氏がいたから何とか1議席取れたが、次の参院選が楽しみだ。

8. その他

 二院クラブは都知事で失敗した青島氏を担いだ時点で失敗。自由連合はタレントに頼りすぎ。非拘束名簿式になったとはいえ、今は国民の政治に対する関心は結構高いと思う。それだけじゃあ勝てんよ。

 

 結局、順当な結果に終わったってことだね。




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