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「世界の赤い糸」

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赤い糸 日本1

 子供は自分が何も知らないことを知っている。

「春休み、夏休み、冬休みはあるのに、どうして秋休みはないの(この問いについては新たにページを創ります→創りました)? ねえ、お母さん」

 不思議に対する疑問だけでなく、「お父さん、人は死んだらどうなるの」など不安にかられてする質問もある。

 思春期になったら、鼻が高いとか低いとか、客観的に見れば何も気にする必要がないことを深刻に考え、気にしてしまう子が増える。さらに、「将来、私(ぼく)は生涯を伴にしたいと思える人と出会えないのじゃないだろうか。」と考えを飛躍してしまうこともあるかもしれない。

 日本では昔からそんな子供におばあさんやおじいさんは言ったものだ。
「心配しなくともいいよ。生まれた時から人は将来一緒になることになっている人の小指と自分の小指は赤い糸で結ばれていて、時がくれば互いに出会うことができるんだよ。だから、おまえは人から良く思われようと無理をせずに、自分に正直にありのままの自分でいればいいんだよ。」

 他の文化圏でもこれに似たようなことが言われているような気がする。恋や愛や孤独に悩む子供達も、また、恋や愛を夢見る子どもたちも、きっとどこにでもいるだろうから。

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赤い糸  赤い縄 中国1

   「将来一緒になる人とは赤い糸で小指と小指が結ばれているんだよ。」
「糸? おばあちゃん、私のは切れてないよね。大丈夫よね。」

中国ではこんな心配はない。「赤い糸」でなくて「赤い縄」で結ばれているそうだから。

   「唐の韋固という青年はまだ将来の伴侶となる人がいなかった。

旅で宋城を訪れたとき、1人の異国の人物と出会う。その人物は月明かりの下で座って何やら書物で調べている。

固が(「何を調べていらっしゃるのですか」と)問うと、その人は「世の婚姻についてじゃよ」と答えた。

「袋の中にある赤い縄は何なのですか」と聞くと、「これこそ夫婦(となる者たちの)の足をつなぐものじゃて。(親の)仇といえども、敵国の人物といえども、ひとたびこの縄でつなげば、もうどうしようもなく伴侶として結ばれてしまうのじゃ。」と言う。

唐韋固、少未娶、旅次宋城、遇異人。倚嚢坐向月下検書。
固問。答曰、天下之婚爾。
因問嚢中赤縄子。云此以繋夫妻之足。
雖讎敵之、・・・・・・呉楚異郷、縄一繋之、終不可易。(「續幽怪録」「太平広記」)」

 イスラム圏にも婚姻には関係がないがこれと似た話がある。それはまたの機会に。
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ベラルーシ1

  そういう考えはないようです。英語で言うベターハーフ、つまり、分かれてしまったもう片方を探す、という言い方はありますが・・・。糸や紐ではつながっていないそうです。
 2000年 7月2日(日) 「ベラルーシの部屋」のTさん
   ベラルーシのTさん、いつもいろいろ調べてくださって、ありがとうございます。

私たちがどれだけ喜んでいるかをどう伝えればいいのかわからないほどです。

盆と正月と花火大会と忘年会と雛祭りが一緒に来たみたいに喜んでいます。

訪れてくださっている方もきっと同じ気持ちで知らない世界を夢中で楽しんで読んでいると思います。

 ベラルーシのTさんが苦労して調べて、大変な思いをして書き込んでくださったいろいろなことは大切にしたいと思います。英語や他の言語に翻訳して世界中の人々に読んでもらいます。Tさんの書いた記事をいくつか読み終わったころ誰でもきっとベラルーシファンになっているんじゃないかと思います。
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赤い糸

 どっちの小指?
 右手左手?
 足?
 今度結婚するんでこれぐらいは知っておきたい!!お返事下さい!!

 2003年7月26日(土) akikoさん
    akikoさん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)の制作にご協力くださってありがとうございます。

「どっちの小指?
 右手左手?
 足?
 今度結婚するんでこれぐらいは知っておきたい!!お返事下さい!!」
(akikoさん)

 赤い糸はどこに結ばれているんでしょうか。ご存じの方、ぜひ教えてください。

 ラオスの結婚の際の白い糸について2度聞きました。とても興味深く、おもしろかったのですが、二度ともここに書けるように記録することはできませんでした。

 akikoさん、末永くお幸せに。糸は二人の自分の相手への思い次第で太くしっかりしたものにも細く切れやすいものにもできます。お二人の糸を大切に。
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 ご感想など何でも、それから「世界の赤い糸」についてどんなことでもひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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