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異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「世界のエープリルフール」
 普通はついてはいけないと言われているウソをついてもいいと言われているのが4月1日。もっとも、ウソといっても許されているのは茶目っ気のあるウソだけ。だから古来、人々は残りの364日を使って知恵を絞り、この日にとびっきり愉快なウソをついてきました。この日世界ではどんなことが行われているのでしょう。ここでは世界各地のエープリルフールにまつわるニュースを紹介したいと思います。ぜひ情報をお寄せ下さい。

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フランス語圏1

   日本では今ひとつ定着が薄い様な印象を受けるこのエイプリールフール、
フランス語圏ではpoisson d'avril(poisson=魚 avril=4月)と呼びます。何故「魚」なのでしょうか。4月1日になると、子供たちは魚の形を紙で切り抜き、それにひもとセロテープをつけて、からかいたい大人の背中にそっと貼るのを楽しみにしています。小学校の先生は4月1日には何度も背中を気にするそうです。

 「魚」というのは、とかくマイナスイメージがあるようで、日本で「子供の日」に鯉のぼりを飾るというと言うと皆一様に怪訝な顔をします。鯉というのは、いつも水の中で口をパクパクしているだけで「間抜け」の代名詞のように使われているからです。

 さて、このpoisson d'avrilは子どもだけでなく、大人も楽しめるようになっています。



 堀 由美子さん
   ありがとうございました。編集の都合で、国、地域別に一通のメールを分けて紹介させていただきます。
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ベルギー1

   4年前私がブラッセルにいた時、ベルギー人の友達が4月1日の新聞の記事の中に嘘の記事がひとつあるから、気を付けた方がいいと教えてくれました。教えてくれたって私にはもちろんどれが嘘の記事なのか全くわかりませんでした。

 国内外の様々な記事の中で、フランスの自動車会社ルノーと日本のホンダが提携するという記事がそれぞれの社長の笑顔の写真と一緒に載っていました。

 翌日 この記事は嘘だったと明らかにされました。

丁度この頃ベルギーではVilvoordeという町に大きいルノーの組立て工場があったのですが、技術レベルも高く、評価されていました。しかしルノーの業績不振の為、工場閉鎖が決まり、ベルギー人のルノー社に対する大規模なデモやルノーの社長に対する抗議が連日報道されていました。

 そんな中でしたから、ルノーの社長の逃げと判断したベルギー人は多く、大方が信じたそうです。

 私はテレビやラジオや新聞といった公共の報道機関がいくら4月1日だからといって、嘘のニュースなんて流していいのかしらと思ったものです。

  ところが、これはヨーロッパではごく当たり前のようです。(以下スウェーデン1に続く Multiculturalpedia編集注)



 堀 由美子さん
   ありがとうございました。「4月1日の新聞の記事の中に嘘の記事がひとつある」、ベルギーって楽しい国ですね。今年はどんな記事が載るんでしょうか。手にとって読めないのが残念です。ベルギーに滞在、在住されている方、ぜひ教えてください。日本ではこういった記事は出ないんでしょうか。

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スウェーデン1

   先日、スウェーデン人から聞いた4月1日の楽しい嘘の記事をふたつご紹介しておきます。


 まだカラーテレビが普及していなかった頃、どこの家にもあるのは白黒テレビでした。その頃の4月1日、報道機関はこぞって今自宅にある白黒テレビに女性のストッキングを貼り付けると、カラーテレビになると報道したそうです。それを聞いたスウェーデン人は我も我もと自分のうちにある白黒テレビに女性ストッキングを貼ったそうです。

 (以下スウェーデン2に続く Multiculturalpedia編集注)



 堀 由美子さん
   楽しく読ませていただきました。
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スウェーデン2

   スウェーデンのある漁船が沿岸近くなっても、スピードが落ちず、ついにその漁船は岸に隣接する公園に乗り上げてしまったと4月1日のメディアは一斉に報道したそうです。
 界隈の住人達は公園に乗り上げた船を一目見ようと押しかけたそうです。

 堀 由美子さん
   ありがとうございました。とっても楽しいですね。
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ベラルーシ1

  ヨーロッパのように嘘(冗談)をニュースで流すことはしないようです。(まじめ?)

 2000年7月5日(水) 「ベラルーシの部屋」のTさん
   ありがとうございました。せちがらい、毎日の生活にほっとするひとときを提供し、潤いをもたらすこの習慣、日本でもやれないものでしょうか。NHKさん、Multiculturalpediaからの提案なんですが、今年の4月1日の7時のニュースのしょっぱなで思い切ってやってみませんか。そうすれば来年から4月1日の7時のニュースの視聴率1位は堅いでしょうし、これは世界に対して日本の柔軟さをアピールするいい機会にもなると思うんですが。公正中立なんとかかんとかを定めた公共放送規定第何条かに触れて放送免許を剥奪されるというような事態になったらシャレにならないのでどうぞ冷静にご検討ください。

 世界も日本も猛スピードでより人間らしい生活ができるように変化していっています。今年の4月1日のNHKの7時のニュース(ニュース7)の初っ端、ひょっとしてもしかすると、ひょっとしてもしかするかもしれませんよ、皆さんぜひお見逃しなく。

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 にくらしいことするなぁ、東京新聞!

 エイプリルフールについてベルギーでは嘘の記事が新聞に載っている、とありましたね。
それを読んで思い出したのですが去年(だったかな?)の東京新聞でも同じようなことがありました(どなたか書き込みされたでしょうか?)
東京新聞の場合1つの記事ではなく、見開き1枚がまるまる嘘だったんですけども。

 きんさんぎんさんに、どうさんという三つ子の妹がいたとか、2000円札が流通時には割引になるとか、そういう記事だったと思います。
合成写真なんかもしっかり入れていて、本格的でした。
紙面の下の方に「今日のこのページはすべて嘘です」と小さく書いてありましたけど。
にくらしいことするなぁ、東京新聞!と密かに思いました。



 2002年5月8日(水)  じゅんこさん
   じゅんこさん、Multiculturalpedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)の制作に加わっていただき、ありがとうございます。

 やってくれましたね、東京新聞!

 私たちも東京新聞は好きな新聞の1つです。よく読みます。

 忘れられない東京新聞の記事があります。

 どこかの県でイタズラで「いじめに遭って自殺をします」というメールが届き、学校の先生も親達も他の大人たちも警察も必死でその誰か分からない子どもの自殺を食い止めようとしたがイタズラだったという事件がありました。その事件を報道した東京新聞には記者の呼び掛けが紹介されていました。

 いじめなどに苦しんでいる子どもたちに記者は自分の言葉で語りかけます。誰も自分のことなんか省みてくれない、大人なんか信じられないと思っている子どもに君のことを本当に心配してなんとかしたいと思っている大人がたくさんいるということを今回のことは示しているのではないかとその記者は大人の一人である自分のメッセージとして社会面から発信していました。こんなに思い遣りのこもった文章を読んだことがなくて、その誠実さ、子どもを思うあたたかさ、力強いメッセージにとても感動しました。

 巨大新聞にない身近さを感じさせる新聞で、読者からの投書もあたたかい気持ちにさせられるものが多く、読者との対話も行っていて、好きです。

 じゅんこさん、今後ともどうぞよろしくお願いします。
 

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