Multiculturalpedia
異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「世界の 病院」

 毎晩病院に見舞いに通い、病院で暮らす子どもたち、人々とともにいる時間を過ごしました。面会時間の終了とともに子どもがこらえきれず「おかあさん、帰らないで、お願い」といった光景が繰り広げられます。

 病気は早くなおすにこしたことはありませんが、治るのに時間がかかる病気もあるし、また一生ともに付き合っていかなければならない病気を持った人、子どもも大勢います。

 病気が治るまでの辛抱ということで生活上いろいろな制限が加えられ、充実した人生から遠ざけられることがありますが、病院で長く暮らすことを余儀なくされた子どもたち、人々にとってもっとよりよい環境を世界中の人々と知恵を絞ってつくっていけたらなあと願います。

 今回の見舞いでそれぞれの人々が自分の持ち場でベストを尽くすことの重要性を改めて認識しました。Multiculturalpediaのスタッフとしてできることはどんなことでしょう。

 病院で毎日を過ごしている子どもたちを見ながら、ここで覚えた折り紙はきっとこの子達の宝物の一つになっていくと思いました。熱がある子ども、運動を禁じられている子ども、食事制限がある子ども、酸素吸入や点滴をしている子どもたちを見ながらいろいろなことを考えました。

 病気だという理由だけで友だちと会うことも、いろいろなこと、いろいろな人に出会うことがこんなにも閉ざされていいのでしょうか。

 病院を生活の場としている子どもも大人も世界にはたくさんいます。毎日を大切に、より楽しく充実したものにするために病院ボランティアや院内学級などさまざまな取り組みが地球のあちこちでされています。

 『世界の病院』というテーマでいろいろな文化圏の知恵、エピソードを募集します。世界中の人々と知恵を出し合い、病院生活をより楽しく、充実して送れるように世界の人々の力を借りて、世界に発信していきます。何十年かかろうとも。

 お知り合いに病院に入院している子どもたちがいたら、Multiculturalpediaの中でその子が興味を惹きそうなトピックをプリントアウトして、読んであげてください。一緒に世界のじゃんけんをしたり、虹の色の話をしてあげてください。その子の病室に「世界」が丸ごと入っていくようなページをつくっていきたいと思います。その子が何か感想を言ってくれたらぜひひろばにお書き込みください。すぐには書けませんが、必ずお返事を差し上げます。 

 病院の壁が白くある必要は何もないと思います。看護婦さん、お医者さんの服が白い必要はないと思います。何とかレンジャーやウルトラマンの衣装を着たお医者さん、くまのプーさんの格好をしたお医者さんに診てもらったら、泣くよりも喜ぶ子どもがいるかもしれません。

 病院で長期間、あるいは一生を暮らしていかなければならない人や子どもはたくさんいます。病院をより充実した生活の場とするために、世界ではどんな取り組みをしているのでしょうか。

 この国だけの狭い発想だけでなく、世界中の人々の取り組みを知りたいと思います。そしていいものはこの国に輸入したいと思います。賛同してくださる医療関係者の方々もご協力をぜひお願いします。


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更新/お返事の遅れのお詫び

 いつもMulticulturalpediaを訪れてサポートしてくださっている皆様、ありがとうございます。
 更新、ひろばのお返事の遅れをお詫びします。

 スタッフの一人が先月から体調を崩し、入院してしまいました。
Multiculturalpediaの更新、ひろばのお返事など遅れておりますが、この事典はずっと未来にわたって、皆さまの一生涯にわたって、築かれていくものです。しばらく更新、ひろばのお返事などへの影響は避けられませんが、Multiculturalpediaはまたひとまわりもふたまわりも、復帰後は大きく羽ばたいていけるものと信じて疑いません。こんなことではMulticulturalpediaはびくともしません。

 更新、お返事が遅れるようになってから書き込んでくださる方々が英語版、日本語版ともに増えました。きっと励まそうと思って書いてくださったり、存続を望んで書き込んでくださっているんだ、と勝手にこちらに都合のいいように解釈して有り難がっています。

「シャツの折り方を教えていただけないでしょうか。
折り方図とかが、載っている本がありましたらご紹介下さい。
宜しくお願いします。」(友さん)

 『おりがみ事典』(山口 真 西東社)
 『たのしいおりがみ事典』(山口 真 ナツメ社)の2冊に似たものが出ていました。いろいろな折り紙を見てこの世界の奥深さに感嘆しました。折り紙は便利ですね。病院の子どもたちを見ながら今はとんでもない回り道を余儀なくされているけれど、ここで覚えた折り紙はきっとこの子達の宝物の一つになっていくと思います。

 『世界の病院』というテーマでいろいろなエピソード募集します。Multiculturalpediaは転んでもけっしてただでは起きません。

「虹は全部で何色あるのですか?」「ハロウィーンを行っている国は?」「表と裏、押すか引くか」「スペインでのじゃんけん」おもしろいですね。皆さん、ありがとうございます。必ず絶対に返事を書きます。

 2002年5月21日(火) 
NEW
書き込み、ありがとうございます。

 スタッフの突然の入院により、お返事が遅れていて申し訳なく思っています。皆さんの書き込みを読んで刺激を受けて書きたくなったこと、やりたくなったことがいっぱいあります。このひろばと、それからこの多文化理解事典全体にそれを反映させていきたいと考えております。ありがとうございます。もう少したったら一つずつお返事を書かせていただきます。

 2002年FIFAワールドカップは、今日は日本対ロシアですね。ワールドカップの影響で地球儀の売れ行きが増したり、多文化についての関心を多くの方々が抱いているようです。これを読んでくださっている方のなかにも初めてこの多文化理解事典に訪れてくださった方がいるかもしれません。

 サッカーはたくさんの道具も必要ないし、基本的なルールも単純で、オフサイドなどの複雑なルールを入れても聖徳太子のあの憲法と同じ、17条しかありません。簡潔な文法ルールしかないこと、品詞ごとに語尾が決まっているなどシンプルにシンプルに作られたエスペラントと繋がるものがあります。黒石と白石と木の盤だけの囲碁、片手だけで済むじゃんけん、コインだけでできるコイントス、紐だけで様々な建物や道具、動物などを表現できるあやとり、紙だけで何でも作り出せる折り紙と同じで世界の共通語の一つ、簡潔な文法ルールしかないこと、品詞ごとに語尾が決まっているなどシンプルにシンプルに作られたエスペラントと繋がるものがあります。

 毎晩病院に見舞いに通い、病院で暮らす子どもたち、人々とともにいる時間を過ごしました。面会時間の終了とともに子どもがこらえきれず「おかあさん、帰らないで、お願い」といった光景が繰り広げられます。

 病気は早くなおすにこしたことはありませんが、治るのに時間がかかる病気もあるし、また一生ともに付き合っていかなければならない病気を持った人、子どもも大勢います。

 病気が治るまでの辛抱ということで生活上いろいろな制限が加えられ、充実した人生から遠ざけられることがありますが、病院で長く暮らすことを余儀なくされた子どもたち、人々にとってもっとよりよい環境を世界中の人々と知恵を絞ってつくっていけたらなあと願います。

 今回の見舞いでそれぞれの人々が自分の持ち場でベストを尽くすことの重要性を改めて認識しました。Multiculturalpediaのスタッフとしてできることはどんなことでしょう。

 病院で毎日を過ごしている子どもたちを見ながら、ここで覚えた折り紙はきっとこの子達の宝物の一つになっていくと思いました。熱がある子ども、運動を禁じられている子ども、食事制限がある子ども、酸素吸入や点滴をしている子どもたちを見ながらいろいろなことを考えました。

 病気だという理由だけで友だちと会うことも、いろいろなこと、いろいろな人に出会うことがこんなにも閉ざされていいのでしょうか。

 病院を生活の場としている子どもも大人も世界にはたくさんいます。毎日を大切に、より楽しく充実したものにするために病院ボランティアや院内学級などさまざまな取り組みが地球のあちこちでされています。

 『世界の病院』というテーマでいろいろな文化圏の知恵、エピソードを募集します。世界中の人々と知恵を出し合い、病院生活をより楽しく、充実して送れるように世界の人々の力を借りて、世界に発信していきます。何十年かかろうとも。

 お知り合いに病院に入院している子どもたちがいたら、Multiculturalpediaの中でその子が興味を惹きそうなトピックをプリントアウトして、読んであげてください。一緒に世界のじゃんけんをしたり、虹の色の話をしてあげてください。その子の病室に「世界」が丸ごと入っていくようなページをつくっていきたいと思います。その子が何か感想を言ってくれたらぜひひろばにお書き込みください。すぐには書けませんが、必ずお返事を差し上げます。 

 2002年6月9日(日) Multiculturalpedia
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病院そのものの話ではありませんが・・。バングラデシュ1

    病院そのものの話ではありませんが・・。

バングラデシュに住んでいたとき、ワールドビジョン、というNGO(民間援助団体)が、SWOPという施設というか、プログラムを持っていました。これは、病気の子供たちのための活動なのですが・・。

バングラデシュでは、地方都市や村には、設備の整った病院がありません。そこで、重症だったり、手術が必要な子どもは、首都に出てきて治療を受けるしかありません。しかし、例えば入院している間、付き添いの母親が宿泊する施設が必要ですし、家を長期間空けられない母親もいます。また、入院ではなく長期通院の場合、子ども本人も、どこかに寝泊まりしなければなりません。

SWOPは、そのような人たちのための、首都のダッカにある宿泊施設です。子どもだけでも滞在できて、スタッフが面倒をみてくれます。通院にも付き添ってくれますし、子供たちがきちんと薬を飲んだり、生活が規則正しく送れるように、また、きちんと食事も提供してくれるのです。

私の友人(日本人・同じ時期にダッカ在住でした)は、この施設に週一回ほど通い、子供たちと遊ぶボランティアをしていました。折り紙をしたり、塗り絵をしたり、歌を歌ったり。私も何回かお付き合いし、また他の日本人の人たちにも紹介。今も、その活動(訪問)は続いているそうです。

友人のおかげで、そこのバングラデシュ人のこどもたちは、折り紙をよく知っています。私が、よく覚えていなくてわからなくなったところを教えてくれたりもしたんですよ!

肩肘を張らずに、本当に楽しくできるボランティア活動でした。ボランティアって、人のためにやるんじゃない、ということが実感できました。
(なおこさん)



 2003年9月26日(金)08時38分 なおこさん
   なおこさん、いつもありがとうございます。

世の中にないけれど、必要なものってありますね。

このNGOがやっていらっしゃることはまさしくそれですね。人々があってほしいと願うものを形にしたこの人たちを尊敬します。



学生時代日赤の病院ボランティアのリーダーをやっていたスタッフがいます。

病院ボランティアをやっている人々はさまざまです。

影絵を作るのが上手な人は子どもの日やクリスマスにも外泊できない子どもたちのために、とびっきりすごい影絵をつくって子どもたちに見せていました。手品ができる人はリズミカルな音楽とともにびっくりするような不思議を子どもたちに見せていました。

小さいとき病気がちだった人は、子どものベッドサイドで勉強をみたり、話し相手になったりしていました。小さい子どもの遊び相手になっている人もいました。

学校が終わってから、仕事が終わってから、
病気の子どもたちのもとにこの人たちは駆け付けます。
活動が終わってから反省会、行事の準備、・・・。


長く入院していた子が退院したあとこんな手紙をくれました。「入院生活は長くて大変だったけど、お兄さん、お姉さんのおかげで、とても楽しかった。勉強も教えてもらえたし、いろんな話も聞けた。大きくなったら、ボクもお兄さんやお姉さんのようになりたいです」

いろいろな病院ボランティアがいます。この人たちは、こんな人がいたらいいな、こんなチームがあったらいいな、という人々の夢を具現化した人々です。

バングラディシュのこのNGOの人たちが日本に生まれていたらどうしているでしょう。日本のこの人たちがバングラディシュに生まれていたらどうしているでしょう。

どこに生まれていても、この人たちはそういうことをする人だと思います。
 2012年8月23日(木)Multiculturalpedia(多文化理解事典)
 「世界の病院」についてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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