世界のじゃんけん/世界のジャンケン


 (世界のじゃんけん 英語版)
『新しいじゃんけん(創作じゃんけん)』
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NEW
とても助かりました。《日本のじゃんけんの掛け声大調査》

 私は今じゃんけんについて調べてるのでとても助かりました。
でも・・・あと一つ一つの国のじゃんけんの言い方について知りたいんですが・・・・。お願いします。

 2003年6月29日(日) あやさん
   あやさん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)に訪れてくださってありがとうございます。

 じゃんけんの言い方、掛け声もぜひ掲載して、より充実させていきたいと思っています。
ネイティブに聞ける方、ぜひご協力お願いいたします。

それから世界のじゃんけんだけでなく、日本のじゃんけんの掛け声も調べていきたいと思います。小学生の皆さん、お手伝いいただけないでしょうか。


 《日本のじゃんけんの掛け声大調査》
*******************


  • ○○県○○小学校  
  • (あなたのニックネーム)○○
  • じゃんけんの掛け声
  • あいこのときの掛け声
  • メモ

*******************



1都1道2府43県を目標に集めたいと思います。

あやさん、これからもどうぞよろしくお願いします。

 皆様に、お願いがあります。私たちがいつも気をつけていること(Multiculturalpediaの基本姿勢とも言えるもの)ですが、けっして調査のための調査をなさらないでください。相手を調査対象や研究対象として見ないでください。人と人とのあたたかい交流のうえに小さな情報が一つひとつ少しずつ集まり、その積み重ねによって膨大な多文化理解情報が詰まった事典をつくっていきたいと心から願っています。それは私たちにとって、相手の心ではなく効率を重視してスピーディーに情報を一杯集めた事典をつくるよりも、何よりも大切なことです。どんなに能率が悪く、時間がかかっても意義のあることだと思っています。

 皆さんからいただいた『世界のじゃんけん』のデータが無断でホームページと書籍で使われています(『世界のじゃんけん』の表、起源など)。厳重に抗議します。データを利用される際は必ず利用規定(2002/02/05)を遵守してください。著作権は放棄しておりません。

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 「世界のジャンケン」についてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。



グーとチョキとパーを考える

実際にじゃんけんをやってみよう(とてもクールなじゃんけん)

   日本だけでもじゃんけんは数多くの種類があります。便宜上、出会うことができた習慣をその文化の習慣と言わせていただいていますが、その文化の中にも違った種類の習慣が行われている可能性が高いと思います。そのことを心の片隅においてお楽しみください。

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「世界のジャンケン表」
「世界のじゃんけん解説」
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じゃんけんの起源を考える(日本のじゃんけんはいつからどこで始まったのか)

「じゃんけんのルーツを追う」

拳の形からじゃんけんのルーツを追う1(各文化との不思議な類似、一致)
拳の形から2「紙の歴史から」
拳の形から3「鋏の歴史から」

拳の形から4「石の歴史から」(当分なし)
「じゃんけんの概念から」三すくみという概念から
現存する文書から
「じゃんけんという言葉の語源から」
「じゃんけん」という言葉の語源には以下のようないろいろな説がある。
石拳から
両拳から
じゃんけんをする時の掛け声から
仏教語「料簡法意」から


「じゃんけんをする地域」
「じゃんけんを(あまり)しない地域では何を」ジャンケンに代わるもの

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「世界のジャンケン表」

 
 
日本1(じゃんけん)石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
日本2(じゃんけん)石(鋏に勝つ)鋏(風呂敷に勝つ)風呂敷(石に勝つ)
インドネシア1象(人に勝つ)人(アリに勝つ)アリ(象に勝つ)
インドネシア2鬼決め(人数が多い時)
中国1石(鋏に勝つ)鋏(布に勝つ)布(石に勝つ)
中国2(上海1)ハンマー(鋏に勝つ)鋏(爆弾に勝つ)爆弾(ハンマーに勝つ)
韓国1石(鋏に勝つ)鋏(布に勝つ)布(石に勝つ)
モンゴル1複雑なので「解説」を見てください。
モンゴル2石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
フィリピン1「解説」を見てください。
フィリピン2「解説」を見てください。
フィリピン3「解説」を見てください。
ベトナム1ハンマー(釘に勝つ)釘(包むものに勝つ)包むもの(ハンマーに勝つ)
ベトナム2ハンマー(鋏に勝つ)鋏(包むものに勝つ)包むもの(ハンマーに勝つ)
ベトナム3井戸(釘に勝つ)釘(包むものに勝つ)包むもの(井戸に勝つ)
ベトナム4「解説」を見てください。
ベトナム5「解説」を見てください。
ベトナム6「解説」を見てください。
ボリビア1石(はさみに勝つ)はさみ(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
ボリビア2石(はさみに勝つ)はさみ(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
ミャンマー1大将(拳銃に勝つ)拳銃(降参に勝つ)降参(大将に勝つ)
ラオス1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
ラオス2ハンマー(釘に勝つ)釘(紙に勝つ)包むもの(ハンマーに勝つ)
マレーシア1石(つぼみに勝つ)つぼみ(水に勝つ)水(石に勝つ)
マレーシア2石(くちばしに勝つ)くちばし(水に勝つ)水(石に勝つ)
シンガポール1石(鳥に勝つ)鳥(水に勝つ)水(石に勝つ)
シンガポール2石(はさみに勝つ)はさみ(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
オーストリア1井戸(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(井戸に勝つ)
ロシア1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
ベラルーシ1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
フランス1石(鋏に勝つ)井戸(石、鋏に勝つ)鋏(葉に勝つ)葉(石、井戸に勝つ)
ドイツ1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
ドイツ2石(鋏に勝つ)井戸(石、鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石、井戸に勝つ)
ユーゴスラビア1複雑なので「解説」を見てください。
オーストラリア1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
アメリカ1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
アメリカ2石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
アメリカ3「解説」を見てください。
アメリカ4石(鋏と鉛筆に勝つ)鋏(紙と鉛筆に勝つ)紙(石に勝つ)鉛筆(紙に勝つ)
ニュージーランド1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
フィジー1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
トンガ1石(鋏に勝つ)鋏(紙に勝つ)紙(石に勝つ)
スペイン1「解説」を見てください。
日本3(庄屋拳、狐拳、藤八拳)庄屋(鉄砲に勝つ)鉄砲(狐に勝つ)狐(庄屋に勝つ)
日本4(虎拳)和藤内(虎に勝つ)虎(母に勝つ)母(和藤内に勝つ)
日本5(清正じゃんけん)清正(虎に勝つ)虎(母に勝つ)母(清正に勝つ)
日本6(虫拳)カエル(なめくじに勝つ)へび(カエルに勝つ)ナメクジ(へびに勝つ)
日本7(沖縄県平良市などのブーサ)火(へびに勝つ)へび(水に勝つ)水(火に勝つ)
日本8(津軽拳)ニッコ(ヘラに勝つ)槍(ニッコに勝つ)ヘラ(槍に勝つ)
日本9(顔じゃんけん)口をすぼめる(出した舌に勝つ)舌を出す(開けた口に勝つ)大きく口を開ける(すぼめた口に勝つ)
日本10(足じゃんけん)両足をそろえる(交差した足に勝つ)右足と左足を前後に交差させる(開いた足に勝つ)両足を開く(そろえた足に勝つ)
日本11(本拳、長崎拳)複雑なので「解説」を見てください。
日本12(秋田県大館市1970年代中頃)鬼決め(人数が多い時)
日本(沖縄)13木(鳥に勝つ)鳥(虫に勝つ)虫(木に勝つ)
日本(沖縄)14お父さん(お母さんに勝つ)お母さん(子どもに勝つ)子ども(お父さんに勝つ)
日本(愛知県)15鬼決め(人数が多い時)
日本16(1970年代後半町田市(小山町)のじゃんけん)「解説」を見てください。
日本17(大阪)「解説」を見てください。
日本27(大阪)「解説」を見てください。
日本18 長野県中南部地方鬼決め(人数が多い時)
インドネシア2鬼決め(人数が多い時)
日本19 熊本市房 クマゲン(球磨拳?)「解説」を見てください。
日本20 東京都小平市鬼決め(人数が多い時)
日本21 福岡県かまかまじゃいけん 鬼決め(人数が多い時)
日本(北海道 道東)22めずらしジャンケン 鬼決め(人数が多い時)
日本(1970年代愛知県東三河南部 主に男の子)23 鬼決め(人数が多い時)
日本(じゃんけん5/リーダーじゃんけん)24 5すくみ/人数が多い時
日本(広島の昔のじゃんけん ワンチン)25 負けるが勝ち2
日本(アッサ)26 アッサ
日本(滋賀県大津市)28 「解説」を見てください。
イギリス1「解説」を見てください。

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「世界のじゃんけん解説」

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インドネシア1

   インドネシアにもジャンケンに似たものがあるそうです。

 これは一人のインドネシアの方から聞いた話です。日本にもいろいろなジャンケンの言い方や形式があるようにインドネシアにもさまざまな形態が存在すると思います。ここに紹介するもの以外にも存在する可能性が高いと思って読んでください。

握りこぶしから親指だけを出すのが「象(ぞう)」
人差し指だけ出すのが「人」
小指だけ出すのが「アリ」。

「象」は大きくて強いので「人」に勝ち、
「人」は自分よりずっと小さな「アリ」に勝つ。
しかし、「アリ」は自分よりずっとずっと大きな「象」に勝つ。

どうして?

「アリが耳に入ったらかゆくて象はどうしようもないでしょ」

日本のジャンケンもいいですが、今度友だちといろいろな国のジャンケンもしてみませんか。

 そして、これだけではありません。インドネシアのジャンケンと日本はどうも偶然とは思えない密接な関係があるようなんです。あなたはこれを偶然と思われるでしょうか。
日本6(虫拳)
日本7(沖縄県平良市などのブーサ)
日本(沖縄)13,14

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 インドネシアじゃんけん1の掛け声

   はじめまして。わたしも教員です。
探し物をしていたらこのHPにめぐりあいました。
じゃんけんについて話がいくつかあったので、私もちょっと参加。

インドネシアのじゃんけんは、私もアキさんが書いたの(沖縄のじゃんけん)と同じく、
親指、人差し指、小指で勝負がつくと国際交流教室で教わりました。
掛け声は、「パットルーア」で、日本の「ジャンケンポン」と同じリズムでした。
ではでは。

 2000年10月4日(水) mikiさん
   mikiさん、どうもありがとうございました。
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インドネシアのじゃんけん 2(人数が多い時)

浅学ながら少しだけ各国のじゃんけんについて書かせて頂きたいと思います。
インドネシアのじゃんけん/3人以上のときは「ホム、ピン、パ」のかけごえで、手のひらを上かしたに向けて、多いほうのかち。2人のときは「ホム、ピン、スッ」のかけごえで、ゾウじゃんけんをするそうです。
「ラムラムリップ」ユネスコアジア文化センター編 蝸牛社


中国は宋の時代に琉球は東南アジアの交易をおこなっていましたのでタイやインドネシアなどの交流があったそうです。ちなみに「ゴーヤチャンプルー」のチャンプルーはインドネシア語で混ぜるという意味だそうです。
 2002年7月20日(土) 池田 宜弘さん
 池田 宜弘さん、どうもありがとうございました。他にもいろいろなじゃんけん、詳しく教えていただき感謝しております。とても幸せに感じています。

どうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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オーストリア1
 ウィーン大学の日本語クラスの学生の方々に協力していただいた。

 日本と同じじゃんけんがある。ただし、グーは「石」じゃなくで「井戸」。 手をぎゅっと握らないで、「ずいずいずっころばし」の時のように、丸(○)ができている状態にする。これが「井戸」の穴。
紙は井戸に浮くから紙の勝ち。
はさみは井戸に沈むから井戸の勝ち。(オーストリア)

ウィーン大学のセップ・リンハルト博士という方が「拳」の研究をなさっています。 博士は日本のいろいろな「拳」について深く研究なさっています。
どうしてウィーンの人が日本の「拳」を?と不思議に思っていましたが、 今、謎が解けました。オーストリアにはこんなすばらしいじゃんけんがあったんですね。

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フランス1
 誤解していた。じゃんけんは欧米圏にはバリエーションはないとばかり思っていた。こういうのが先入観というのだろう。フランスにもじゃんけんがあった(オーストリアに似ているが)。

 フランスの人に、順番を決めるとき、大きさの違うケーキを選ぶとき、鬼を決めるとき、どうするか聞いた。いろいろなやり方があるそうで、たくさん話してくれた。
 じゃんけんなんかありませんね。軽い確認のつもりで聞いたら、

 「ありますよ」という返事。
ひえー。

教えてくれたフランスのじゃんけんは、こういうものだった
拳の種類は次の4つ。

 勝敗は
  井戸は石と鋏に勝つ(石と鋏は井戸に沈んでしまうから)
  鋏は木の葉に勝つ(切ってしまう)
  木の葉は井戸に勝つ(井戸を塞いでしまう)
  木の葉は石にも勝つ(包んでしまう)
  石は鋏に勝つ(なまくらにしてしまう)

 じゃんけんの話が終わって彼は突然スキューバダイビングの話を始めた。潮が満ちてくるまで待たなければならない。冬の寒い日にダイバーたちは待っている間じゃんけんをする、と言った。フランス語がわからない私に一生懸命彼は「日本のじゃんけんとは違い、暇つぶし程度にしか使わない」と習った日本語を駆使して伝えようとしてくれたのだ。世界中の人々が読んで互いをよりよく理解し、尊敬し合えるような事典を作っている、という話を聞いて貴重な時間をさいて協力してくれた彼にここで改めて感謝の意を表したい。 この事典にはいろいろな文化が紹介されているが、それだけでなくいろいろな文化の人々の思いやりや真心がこの事典には詰まっている。その意味で本当に生きた事典だと思う。

 4つなんておもしろいですね。ぜひ、やってみてください。

子どもと実際にやってみてると、石は下の子しか出さない。上の子は石を出すかわりに、井戸を出していた。

 ジャンケンが考案されたのは中国か日本かKoreaかインドネシアなどのアジアだと思っていたが、そんな決め付けは間違っているかもしれない。よく似ているから西と東が交流があったことは確かだと思う。その昔、西の人と東の人のうちのどちらかがじゃんけんを教えた場面がきっとあったにちがいない。その場に居合わせたかった。じゃんけんは奥が深い。

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フランス2

   初めまして。日経の記事を読んで来ました。あのコラムは好きなのですが、不精ものゆえ、紹介されたサイトに実際にアクセスしてみたのは初めてでした。そうそう、こういうことが知りたかったんだ!と。とても楽しいページですね。

 ところで、じゃんけんのことです。

 じつは子どもの頃しばらくフランスに住んでいました。あちらの小学校で「1、2、3」のかけ声でじゃんけんをした記憶があります。内容はこちらのページに紹介された通りで、そのときは大して気にもとめていなかったのですが・・・大人になってから読んだフランスの小説のなかで、子どもが「tchi,fu,mi(チ、フ、ミ)」というかけ声でじゃんけんをしているじゃないですか!

 これはまぎれもなく日本語の「ひい、ふう、み」がなまったもの。舞台は1930年初頭、パリモンマルトルの下町です。作者の自伝的小説で、当時の風俗が事細かに描かれている小説です。ということは? フランスには、日本から伝わった?

 もともとのルーツはどこなんでしょう?
日本以外にも、日常的に何かを決めるときの手段として使っている国ってあるんでしょうか? なんだかとても知りたくなりました。(70年代パリ郊外)

 2001年9月29日(土) ほりさん
    ほりさん、Multiculturalpediaの制作に加わっていただき、ありがとうございます。

 「日経の記事を読んで来ました。あのコラムは好きなのですが、不精ものゆえ、紹介されたサイトに実際にアクセスしてみたのは初めてでした。そうそう、こういうことが知りたかったんだ!と。とても楽しいページですね。」

 記者の方はとても誠実な方でいろいろな角度から時間をかけて質問してくださり、取材を受けながら、気がつかなかったMulticulturalpediaのこれからの課題が浮き彫りにされていくのを感じました。あのような方にめぐりあえてとても幸せに感じます。冒頭のほりさんの言葉、日経の記者の方にもMulticulturalpediaのスタッフにも一番ありがたい言葉なんじゃないかと思います。どうもありがとうございます。私たちに出来ることは今まで以上にいいサイトにしていき、「日経はいいサイトを選んでいる」と世界中の方々から思われることだろうと思っています。

 この多文化理解事典は単なるいろいろな習慣の例が記述された学術的な事典でなく、そこで笑ったり、時には泣いたりした生活感やぬくもりのあるエピソードをちりばめた生きた事典にしていきたいと願っています。読みながらその記事の作者にに思わず微笑んだり、共感したりできる事典でありたいと思います。ほりさんのように書いていただけるととてもうれしく思います。パリモンマルトルのエピソード、楽しく読ませていただきました。

 英語版でJudyさんが言っているように、
this game is truly multicultural!
(じゃんけんは世界のいろいろなところで行われていて、けっして1つの文化圏だけのものではない。)
ですね。

 まもなくドイツのじゃんけんの3つのバージョンが掲載されます。お楽しみに。
そして、日本のいくつかの地域でも行われている、世界で共有されている「じゃんけんの強力なライバル」も紹介します。ああ、これが世界中で使われているのか、と驚く方もいらっしゃると思います。

 「写真を撮るときの合い言葉」ありがとうございました。
 映画のように情景が浮かびます。

 二つともできるだけ早く掲載するつもりです。

 ほりさん、どうもありがとうございました。
今後ともずっとどうぞよろしくお願いします。

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ユーゴスラビア1
 民族間の対立、摩擦を解消するのは簡単なことではない。人々が互いに相手を認めあうことは容易なことではない。人類が乗り越えなければならないものなのだが。

 帰国前の忙しい時間を割いてユーゴスラビアの教え子が制作を手伝ってくれた。彼女の話してくれたことをお伝えしたい。ユーゴスラビアに暮らす人々を身近に感じていただけたら、いつかどこかでユーゴスラビアの人、関係のことに出会ったとき、きっと何かが生まれると思う。

 「ユーゴスラビアにじゃんけんがある?」
 あります。でも、日本のじゃんけんとは違います。ユーゴスラビアのじゃんけんは3人以上でします。
 Zimi, zami, zum!(グーにした手をぐるぐる回しながら)このかけ声を言い、グーかパーを出す。
多数決の原理と反対で、グーかパーを単独で出した人が勝つ。5人でやるとしたら、4人がパーを出し、1人がグーなら、グーの勝ち。
 「大勢の時はなかなか勝敗が決まらないね」
 少数のグループに分かれてします。
 「どんなとき使うの?」
 チームを分けるときによく使います。
 「ケーキが一つしかなくて5人が食べたいときは?」
 分けると思います。

 モンゴル、シェラレオネで書いたエピソードを思い出した。

 司馬遼太郎はモンゴルで一枚のガムを子どもたちが分け合う光景を見る。

 一人を選ぶときには、と言って彼女は、手を手形のようにして胸の前に持ってきた。
「この人差し指と中指の間に爪楊枝のようなものを人数分挟むんです。一つには赤などで印が付けてあります。」
 見えない側から引き、赤を引いた人が勝ち、という一種のクジのようだ。

Zimi, zami, zum!という声を聞いていると、ユーゴスラビアの子どもたちが大きな声でそう叫んでいる姿がまぶたに浮かび、心がつながるような不思議な気持ちになった。
 「どんな意味があるの」
  うーん、意味はないと思いますよ。何でしょう。
とても魅力的な響きだった。

 これはユーゴスラビア全土で行われているものではないかもしれない、彼女の育った地域に限られるものかもしれないということはいつもの通り。

 世界のじゃんけんなどの習慣、遊びをビデオにして世界中の子どもたちに見せて、それをインターネット上で流し、感想やフィードバックを通し親近感を育てていく。子どもたちに世界中の人たちとつきあうとっかかりをつくっていく。そんなMulti-Cultural-Pedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)について彼女と語った。

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マレーシア1

 社団法人AJALT(Association for Japanese-Language Teaching)と共同調査を行いました。

 マレーシアの方に伺った。
マレーシアでは「石、つぼみ、水」が使われるという。
「つぼみ」は親指から小指までの5本の指先を合わせ、指先を天に向け、こぶしの花の蕾のような形を作る。
初めて見たとき、その優雅な形を思いついた人々への尊敬の念がわいた。
石はつぼみに勝ち、つぼみは水に勝ち、水は石に勝つそうです。

マレーシア2

 社団法人AJALT(Association for Japanese-Language Teaching)と共同調査を行いました。

 マレーシアの方に伺った。
マレーシアのもう一つのじゃんけんは、「石、くちばし、水」が使われるという。
「くちばし」は親指から小指までの5本の指先を合わせ、指先を相手に向け(親指を下に)、鳥のくちばしのような形を作る。
これも優雅だ。
石はくちばしに勝ち、くちばしは水に勝ち、水は石に勝つそうです。

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マレーシアのじゃんけん 3

浅学ながら少しだけ各国のじゃんけんについて書かせて頂きたいと思います。
マレーシアのじゃんけん/「ワン、ツー、ズーム」の掛け声で5つのかたちをだすとのこと。
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板(手のひらを下に向ける/水と小鳥にかち岩と拳銃に負ける)
水(手のひらを上に向ける/拳銃と岩にかち小鳥と板にまける)
小鳥(指先をつぼめた形/水にかち板、拳銃、岩にまける)
岩(手のひらを下にして握る/板と小鳥にかち拳銃と水にまける)
拳銃(親指と人差し指をのばし他の指は握る/板と小鳥と岩に勝ち、水にまける)
の5すくみだそうです。


 2002年7月20日(土) 池田 宜弘さん
 ありがとうございました。他にもいろいろなじゃんけん、詳しく教えていただき感謝しております。とても幸せに感じています。



5すくみのじゃんけんっておもしろいですね。スタッフもどこかの文化圏のじゃんけんをやったことがあるそうで、説明を聞いたのですが、何か必勝法がありそうでおもしろく感じたことを覚えています。現在、わたしたちはじゃんけんのもともとは実はひょっとすると中国の昔の思想「五行相克」にあるのでは、と考え始めています。木克土、土克水、水克火、火克金、金克木。木は土の養分を取り込み、土は水を吸収し、水は火を鎮め、火は金(鉱物)を溶かし、金(刃)は木を切り倒す、というあれです。この5すくみがそれぞれの文化圏によって変えられていったのではないかとにらんでいます。ちょうど世界の将棋の駒がラクダや貝や大砲や馬やその土地特有のものに変えられていったように。

5すくみのコーナーを設けて集めてみたいと思います。

どうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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モンゴル1

 モンゴルの人に聞いた。

 モンゴルのジャンケンはとても洗練されている。
ジャンケンに参加する人が指を一本ずつ出して勝負する。

小指を出した人は薬指を出した人に勝つ。しかし、親指を出した人には負ける。
薬指を出した人は中指を出した人に勝つ。しかし、小指を出した人には負ける。
中指を出した人は人差し指を出した人に勝つ。しかし、薬指を出した人には負ける。
人差し指を出した人は親指を出した人に勝つ。しかし、中指を出した人には負ける。
親指を出した人は小指を出した人に勝つ。しかし、人差し指を出した人には負ける。

隣り合った指のみで勝負が決まる。親指と薬指といった隣接していない指と指が出会ったときはあいこ。あいこが多いからか、すごいスピードで次々に出して行くそうだ。

「歌があるんです。歌いながら勝負するんですよ」
見てみたい。

負けた人はモンゴルのウォッカを飲むと聞いたけど?
「ええ、負けた人はモンゴルウォッカを飲むんです」
こんな大きい器で、とニコニコしながら洗面器ぐらいのジェスチャーをしてくれた。

もちろん、子どもはしないんでしょ。
「子どももしますよ。負ければ飲みます。」

 モンゴルへ行って本場のジャンケンを見たくなった。
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モンゴル-1-について

浅学ながら少しだけ各国のじゃんけんについて書かせて頂きたいと思います。
モンゴルのじゃんけん/日本モンゴル交流協会の事務局長さんから聞いたところでは、表記されているのと逆で、親指が人差し指にかち、小指に負けるとのことでした。親指と中指、薬指では引き分けとのこと

 2002年7月20日(土) 池田 宜弘さん
   いろいろなじゃんけん、詳しく教えていただき感謝しております。とても幸せに感じています。

どうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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日本11(本拳、長崎拳)
日本19 熊本市房 クマゲン(球磨拳?)
モンゴル2

 モンゴルの人たち、三人と会った。

 モンゴルのじゃんけん2で紹介するじゃんけんを実際に見せてもらった。そして、生まれて初めてやらせてもらった。

三人に聞いた。
本当に日本のようなじゃんけんはないの?
二人は「ないと思います」「私は知りません」と答えたのにもう一人の人は
「知っています。私のお父さんのお父さんがしていました」と言って
グー、チョキ、パーの形を作ってくれた。

 モンゴルにも日本と同じじゃんけんがあった。衝撃だった。

中国2(上海1)
 社団法人AJALT(Association for Japanese-Language Teaching)と共同調査を行いました。

 上海の方に伺った。
上海ではハンマー、鋏、爆弾が使われるという。
ハンマーは鋏に勝ち、鋏は爆弾に勝ち、爆弾はハンマーに勝つそうです。
鋏が爆弾の導火線を切るのでしょうか。

 
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ミャンマー1
ミャンマーの学生にジャンケンについて聞くと、

初めは「ミャンマーにはじゃんけんはありません」と言っていた。絵を見た人はそう思うのも無理はないと合点がいくだろう。日本のじゃんけんとまるで違う。カルチャーショックとしかいいようがない。

 始まりからして違う。二人のうちの一人が相手の手を両手ではさむ、そして、次の3つの出し方がある。
こぶしから人差し指を出す(拳銃だそうだ)
両手をあげる(降参)
腰に両手をあてる。(大将だそうだ)

 勝敗は
「拳銃」は「降参」に勝つ。
「大将」は「拳銃」に勝つ。(大将を撃つことはできないのだろう)
「降参」は「大将」に勝つ。(両手をあげている者を大将たる者、攻撃できないからだろうか)

 ミャンマーの教え子が手紙に上手に描いてきてくれた絵をそのままお見せする。

 これを見た職場の人がこれは日本にもあるじゃんけんと同じじゃないか、と指摘してくれた。
そう言えば「庄屋拳(藤八拳、狐拳)」と似ている。「庄屋拳」というのは踊るように身振りをしながらするじゃんけんで「庄屋」「鉄砲」「狐」が登場する。「江戸の花 東八拳をお楽しみください」(松本吉弘 近代文芸社)を開いて、息を呑んだ。

そっくりだった。まったく同じではないが、きわめて近い。
「庄屋」は両手を両膝の上にきちんと置く。(ミャンマーの「大将」は腰の両側に)
「鉄砲」も両手で作る。猟師の持っている鉄砲だ。(ミャンマーの「鉄砲」は片手)
「狐」も両手で作り、相手に手のひらを向け、ハの字にして、両手の中指の先が目線にくるのが理想とされている。江戸時代には指の第一関節と第二関節を曲げて狐の前足を表していたという。「鉄砲」の型とまぎらわしいので現在の型になったという。(「降参」は両手を上に挙げ、拳銃で脅されたときのホールドアップ状態。)(松本吉弘氏の本を見て、書かせていただいた。)
庄屋拳は他にもバリエーションが許されている。

 写真を見ると偶然とは思えないほど、似ている。では、狐の前足の表徴ではないことから、江戸時代以降にビルマと日本が出会ったときにこのじゃんけんがどちらかから伝わったのだろうか。

 Multi-Cultural-Pediaはいろいろな文化の人々の知恵を共有し、互いに畏敬の念を自然に抱けるように、と願って作っている事典だ。過去の歴史を語るときも事実だけに語らせる姿勢をとっていく。河出書房新社の年表をひらくと「1943年8月1日日本占領下のビルマでバー=モー政府独立宣言。米英に宣戦布告し、日本と同盟条約」と書かれていた。この前か後か最中に文化の行き来があったと考えるのは自然だろう。

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ミャンマー(ビルマ)のじゃんけん 2

浅学ながら少しだけ各国のじゃんけんについて書かせて頂きたいと思います。
ミャンマー(ビルマ)のじゃんけん/
指揮官(両手を腰にあてる/兵士に勝ちとらにまける)
兵士(ライフルをかまえる/とらに勝ち指揮官に負ける)
とら(両手を前方に上げる/指揮官に勝ち、兵士に負ける)
の動作じゃんけんとのこと。
「ラムラムリップ」ユネスコアジア文化センター編 蝸牛社
 2002年7月20日(土) 池田 宜弘さん
 ありがとうございました。他にもいろいろなじゃんけん、詳しく教えていただき感謝しております。とても幸せに感じています。
どうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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日本1

 日本ではじゃんけんは、

 また、チーム分けには主に子供の世界ではグッパーが使われる。

 さまざまな文化でどのような決定手段、選択手段が使われているか、調べてみたい。いろいろな文化のジャンケンに代わるものを見てみたい。ビデオなんかが作れればおもしろいだろう。子どもたちがいろいろな文化を偏見なく、興味深く、敬意を自然に抱けるようなものを作りたい。
ドラえもんを主人公にしていろいろな文化の知恵を紹介するような教材ができれば、そして各国の生活科のような授業で手軽に使えるようなものができれば、おもしろいだろう。いろいろな文化圏の学校の先生が未来を生きる子どもたちのためにこの事典を活用してくださるとうれしい。

 現代の子どもたちの世界では「最初はグー」とか「出さなきゃ負けだよ」とかいろいろなじゃんけんが生まれつつある。コカコーラのようにいつの時代でもじゃんけんは新しく生まれ変わり、いつも新鮮な顔をしている。
 世界のどこかで今も新しい文化が生まれようとしている。Multi-Cultural-Pediaには終わりのページはないのだろう。

フィリピン1

 フィリピンの人に聞いた。
フィリピンのジャンケンは日本のジャンケンとまったく同じだった。そして、そのかけ声も「ジャンケン、ポン」。

戦争が絡んでいなければいいな、と思う。フィリピンで同じと聞いて、不思議に思ったのだろう、フランスの学生からもアメリカの学生からも韓国の学生からも「ジャンケン、ポン」はフィリピンの言葉ですか、日本の言葉ですか、何語ですか、と聞かれた。

 1997年
フィリピン2

村上公敏氏(「サルカメ合戦」筑摩書房)によると、

日本のにいちばん近いのは、中国風のいい方、つまり「イー、アル、サン」(一、二、三)といって、グー、チョキ、パーを出してきめるもの。
氏が紹介している他のじゃんけんは「じゃんけんをしない地域では何を」ジャンケンに代わるもの、のところで紹介したい。



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フィリピン3

  先日東南アジア青年の船関係のアテンドをしていた時、じゃんけんの話になりました。フィリピン「じゃんけんぽい」の音自体がとっても似ているそうです。

フィリピンのAMOS E. REYESさんに以下のように伺いました。

「フィリピンでも子どもたちは日本とまったく同じようにじゃんけんをします。手で石(グー)やはさみ(チョキ)や紙(パー)の形をつくり、勝ち負けも日本と同じです。

 日本では掛け声は「じゃんけんぽん」ですが、フィリピンでは「Jack and Poy (スペリングの通り発音してください)」です。掛け声を全部書くと以下のようになります。


         Jack and Poy
Haly Haly Hoy
Sino ang Matalo
Siya ang Unggoy

この掛け声のあとに、日本のジャンケンと同じように、石、はさみ、紙のかっこうを手で作り、勝負します。

「Jack and Poy, Haly Haly Hoy」という掛け声には意味はありません。しかし、「Sino ang Matalo, Siya ang Unggoy」という掛け声は「負けると猿だよ」という意味です。

 じゃんけんが日本からフィリピンに伝わったのか、その逆か私にはわかりません。確かなことはフィリピンにも日本にも似たじゃんけんがあるということです。
(訳責 Multiculturalpedia)


Your game "Jan Ken" is played by the children in the Philippines exactly the same you do in Japan. The hand forms the shape of a stone (gu) scissors (choki) and paper (pa) and the winner or loser is decided the same as in Japan.

While in Japan, the two (2) players shout "Jan Ken Pon", in the Philippines the players shout " Jack and Poy (pronounce it as read) The complete words are:


Jack and Poy
Haly Haly Hoy
Sino ang Matalo
Siya ang Unggoy

Then form the hand into stone, scissors or paper and you have a winner, exactly as in Japan.
Jack and Poy, Haly Haly Hoy have no real meaning BUT Sino ang Matalo, Siya angUnggoy means the loser is the monkey.

I do not know if the game was learned inthe Philippines from Japan or vice-versa. The fact is that we have a similar game.

 Philippines AMOS E. REYESさん


 2002年9月19日(木) 川島 桃代さん
   川島 桃代さん、AMOS E. REYESさん、貴重な情報、ありがとうございました。とても興味深く感じました。
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フィリピン4

浅学ながら少しだけ各国のじゃんけんについて書かせて頂きたいと思います。
フィリピンのじゃんけん/日本軍より伝わったので日本と同じじゃんけんであるとフィリピン人の先生から聞きました。
 2002年7月20日(土) 池田 宜弘さん
 ありがとうございました。他にもいろいろなじゃんけん、詳しく教えていただき感謝しております。とても幸せに感じています。
どうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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韓国1

韓国の人に聞いた。

 日本のジャンケンとまったく同じだった。
「Kai bai bo」と言って、出す。やはり大陸から伝わってきたのだろうか。

 その後また、韓国の方に「じゃんけん」について取材していたとき、こんなことがありました。

韓国では「カイ バイ ボ」と言うと言った後、「そう言えば、私のおじいさんはこれと違う言葉を言っていた」とつぶやいてしばらくして、「ああ、思い出した。ジャンケ ン、ポーです。」と言われました。

Koreaで、事実上、自国語の使用が阻まれ、Koreanでなく日本語がKoreaの「国語」となっていた長い期間があったということはこういうことなんだ、と感じました。

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感謝★感激 韓国

 初めまして。富山の高校生な者ですが・・。
実は英語の時間に『自分の興味あることについて』英語で発表する機会があったので、私は昔からの不思議!じゃんけんをテーマにしたのですが、どうすればいいのか分からなかったのです。が、その時このHPに出会いました。なんと英語版が付いている!!感謝で一杯です(≧*≦)有り難う御座いました。

それと、日本と韓国は同じじゃんけんと書いてありますが。昔、韓国の方とじゃんけんが出来なかったんです。彼女は純粋なコリアンでした。どうしてでしょう(?*?)

よかったら、お返事頂けたら幸いです。

 2003年2月18日(火) misaさん
   misaさん、Multiculturalpediaに訪問してくださってありがとうございます。

 こちらのほうこそ感謝★感激です。この多文化理解事典を活用してくれて、なおかつこんなにうれしい言葉をありがとうございます。

これからも少しずつ着実に創っていきますのでどうぞよろしくお願いします。

この多文化理解事典は情報を発信してくださる方だけで成り立っているのではありません。それに対して、「おもしろい!」 「いい!」 「気に入った!」と言って下さる受け手がいて初めてできあがる物だと信じています。

いい音楽を作ったとき、「ああ、この曲いいね」と言ってくれる人がいなかったら、作曲家は生まれにくいんじゃないかと思います。いい作品を書いたとき、「感動しました!」という読者がいなければ作家は育ちにくいんじゃないかと思います。「この料理、おいしいね!」と言ってくれる人がいなければ料理の腕は上がりにくいんじゃないかと思います。

そして、自分で判断して、自分の目と耳と心でこれはいい、と言うほど難しいことはないと思います。

あの歌手の歌はオリコンの一位だからとか、あの店のラーメンは雑誌でいつも紹介されているからとか、あの映画はテレビですごくいいと言われているとか、そんな他人の判断で自分もいいと思うことが現代は多すぎるかもしれません。

misaさんのように自分で判断して「感謝★感激」とまで言っていただいて、幸せをかみしめています。

「それと、日本と韓国は同じじゃんけんと書いてありますが。昔、韓国の方とじゃんけんが出来なかったんです。彼女は純粋なコリアンでした。どうしてでしょう(?*?)
よかったら、お返事頂けたら幸いです。」
(misaさん)
  
たとえば、Multiculturalpediaはじゃんけんなどの文化をフランス1とかドイツ1とかインドネシア1と必ず数字をつけて紹介しています。この数字はオープニングページに書いているように

 「ここで紹介している世界の文化は絶対的なものではありません。私たちの取材で知り得たもののみを紹介しています。だから、この国では必ずこうなんだ、これしかないとは思わないでください。
一人ひとりはその文化の全体の代表ではもちろんなく、その文化の一部の代表にすぎません。他にもいろいろな習慣、やり方、考え方がその国にはあるでしょう。そのことを忘れずにこの事典を使っていただきたいと願います。」

ということを表しています。
また、『世界のじゃんけん』の冒頭の「グーとチョキとパーを考える」で述べているように、

 「日本だけでもじゃんけんは数多くの種類があります。便宜上、出会うことができた習慣をその文化の習慣と言わせていただいていますが、その文化の中にも違った種類の習慣が行われている可能性が高いと思います。そのことを心の片隅においてお楽しみください。」

フランスやアメリカなどのように、じゃんけんをしたことがない人のほうが多い文化圏も数多く存在するようです。韓国もしたことのない人がたくさんいるのかもしれません。

Multiculturalpediaにとって、訪れてくださる皆さんに伝えておくべき点を指摘してくださってありがとうございます。misaさん、今後ともどうぞよろしくお願いします。
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ベトナム1 ベトナムの人に聞いた。

日本のジャンケンとまったく同じだった。 「Won too tee」と言って出す。

しかし、シンボルは違っていた。
「グー」は槌(つち:金槌、木槌)だそうだ。
「チョキ」ははさみ。
「パー」は紙でも布でもどちらでもいいという人と紙だ、と言う人に分かれた。

「グー」が槌(つち)とは。

ベトナム2
 たくさんのベトナム人に聞いていくうちにまた新たなジャンケンに出会った。
 「Won、too、tee」というかけ声は同じだった。おそらく、これは one two threeから来たのだろう。でも、どうして、「アン ドゥー トロワ」じゃないんだろう、フランスに植民地にされたと思ったが。

グーは日本と同じ。
チョキは人差し指を一本こぶしから出すだけ。中指は出さない。
パーは同じ。
 聞いてみるとやはり「グー」は「ハンマー」。
そして、「チョキ」は「ナイフ」かと思ったら、何と・・・

ここまで書いてわかった人はいるでしょうか。
 そのベトナムの人は柱のある箇所を指さしました。のぞき込むと打ち付けられた釘が見えました。
 「チョキ」は「釘」だと言うのです。
 確かに「ハンマー」は「釘」を打ちつけてしまうことができ、「釘」は「布」や「紙」を破ることができ、「布」や「紙」に包まれたら、「ハンマー」は身動きがとれないでしょう。「はさみ」じゃなくても大丈夫なんですね。

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ベトナム3
 たくさんのベトナム人に聞いていくうちにまた新たなジャンケンに出会った。
 「Won、too、tee」というかけ声は同じだった。

 グーは今までと違い、筒を持ったように拳を握る。「ちゃちゃつぼ、ちゃつぼ」の手遊びにあるように縦に筒を握る。
 チョキは人差し指を一本こぶしから出すだけ。中指は出さない。
 パーは同じ。

 「グー」は「井戸」だという。これはフランスと同じ。ベトナムからフランスへ行ったのか、フランスからベトナムへ来たのか。ベトナムからフランスにじゃんけんが伝わったとすると、アジアからヨーロッパの国々にじゃんけんが伝わったのかもしれないと思うが、拙速は慎みたい。事実に語らせたい。

 そして、おもしろいことに出会いました。
 男の子がいたずらっぽく「こんなのもあるんだよ」と言って、拳で日本でよくする「狐の形」を横にして(縦の筒をにぎった手の形から人差し指と小指を平行に伸ばす、「狐」の耳を尖らせ、右を下にして寝ている形)を作りました。

 この子の話だと、それは「井戸」「槌」(グー)でもあり、「釘」「鋏」(チョキ)でもあり、「包むもの」(パー)でもあるというのです。

 日本でもありますよね。中指、薬指、小指を握り、親指と人差し指を伸ばし、相手が「グー」を出したら、「これはパー」と言い、「チョキ(パー)」だったら、これは「グー(チョキ)だよ」って言うインチキじゃんけんが。

 このじゃんけんを知ったとき、人の心の不思議に胸を打たれ、ほんとうに人の心は民族を越えてつながっているのだな、と実感しました。
 「世界のじゃんけん」のページ、これからもドキドキ・ワクワクする情報を伝えていけそうです。

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ベトナム 4

浅学ながら少しだけ各国のじゃんけんについて書かせて頂きたいと思います。
ベトナムのじゃんけん/日本と同じじゃんけんに人差し指の釘と、てをひらいて指先を下に向けた雨を加えた5すくみのものがあるそうですが強弱はわかりません。
 2002年7月20日(土) 池田 宜弘さん
 ありがとうございました。他にもいろいろなじゃんけん、詳しく教えていただき感謝しております。とても幸せに感じています。
どうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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 ベトナムのじゃんけん追加情報 5

   はじめまして。わたしも教員です。
探し物をしていたらこのHPにめぐりあいました。
じゃんけんについて話がいくつかあったので、私もちょっと参加。

 夏にベトナムに行ってきたのですが、ベトナムでは、

「1、2、3、何が出るかな、これがでるぞ」(日本語訳)

と言ってグーかチョキかパーを出すんだと通訳の方に教えてもらいました。

掛け声の「1,2,3」は、ベトナム語では「モッ、ハイ、バー」と言うのですが、この掛け声は「ワン、トゥー、ティー」という子供が使う言い方で、

そのあとの言葉も子供の使う言葉で言うんですよ、ということでした。

実際にベトナムの子とじゃんけんをした仲間がいたのですが、残念ながら映像はありません。うーーん、」残念。

ですが、ちょっとでも足しになればと思いまして。
これについても訂正や詳しい情報があると、私もうれしいです。ではでは。

 2000年10月4日(水) mikiさん
   mikiさん、どうもありがとうございました。ゆくゆくはどのじゃんけんも掛け声、映像を保存していくようにするつもりです。
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ベトナムのじゃんけん(うらおもて) 6

   カンボジアからベトナムに来た二人の姉妹にこんなことを教えてもらったことがあります。日本でも「うらおもて」「天と地」などという名前で下に向けた掌と上に向けた掌で行われているものですが、そのベトナム版を教えてもらいました。

「バン タイ デン(BAN TAY DEN)、バン タイ チャン(BAN TAY TRANG)、セー バン タイ(XOE BAN TAY)」と掛け声をかけながらするそうです。(BANのAの上に左上から右下の線、TRANGのAの上に円の弧の下半分とその上に右上から左下への点、XOEのEの上にも最後のBANのAの上にも左上から右下の線)

デンは黒で、チャンは白だそうで、「黒い手、白い手」つまり「手の甲」と「手の平」で、日本のとまったく同じです。

ベトナムのじゃんけんの掛け声の種類もこの姉妹に教えてもらいました。

1 ワン トゥー ティー(OAN TU TI)
2 ソン セン バオ(SUN SIN BAO)
SUNのUの上に左上から右下の線
SINの下に・
3 ボゥ ケゥ バオ(BUA KEO BAO)
UとEの上に左下から右上の線
ボゥはグー
ケゥはチョキ
バオはパー

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カンボジア 1

浅学ながら少しだけ各国のじゃんけんについて書かせて頂きたいと思います。
カンボジアのじゃんけん/留学生に聞いた所、「パウシノソン」の掛け声で形は日本と同じとのことです。ただ、掛け声は聞き違えているかもしれません。
 2002年7月20日(土) 池田 宜弘さん
 ありがとうございました。他にもいろいろなじゃんけん、詳しく教えていただき感謝しております。とても幸せに感じています。
どうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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あの、『ロシアのじゃんけん』とかっていうのはないんですか?

 あの、『ロシアのじゃんけん』とかっていうのはないんですか?
今、総合の勉強として『世界の国』のことについて調べているんです。
それで、私は『ロシア』のことについてなんですけど、よかったらお願いします。

 2002年11月12日 亜美さん
   亜美さん、Multiculturalpediaに来てくださってありがとうございます。

 ロシアのじゃんけん1は『世界のじゃんけん』の中(つまり、このすぐ下)にあります。じゃんけんの表で言うとオーストリア1の下、ベラルーシ1の上にあります。ロシアのユーモアあふれる女性からの楽しい情報です。おもしろいのでぜひ読んでくださいね。表が見にくくてごめんなさい。

この多文化理解事典ではどんな情報にも必ず国名・地域名の後に数字1、2、3、・・・をつけています。これはなぜだと思いますか。

 声が聞けないのがざんねんですが、きっと想像できるのじゃないかと思います。

 世界には200を越える国々がありますが、宇宙から地球を見ると、山や湖や海は見えても国境は見えません。この多文化理解事典が扱っている生活に密着した習慣、文化は空気や水のように国境を越えてつながりがある例が数多く見られます。文化の境界は政治区分である国境と必ずしも一致しません。国ごとに違っていると言いきれるものはないのかもしれません。また、1つの国の中にもじゃんけんなどの習慣がいくつも見られる例が数多くあります。ですから国名の後の数字は私たちが現在把握している、その地域・国の習慣数という意味です。

A国のじゃんけんはこれ、B国のじゃんけんはあれ、と情報が一人歩きすることを私たちは避けたいと思っています。じゃんけんがあまり盛んでない国もあります。その国の人に「あなたの国のじゃんけんはこれでしょ!えっ、知らないの?あなたの国のじゃんけんはこれですよ」「えー、違うよ、そのじゃんけん、あなたの国のじゃんけんはこれだよ」なんてことを言ってその国の人が恥ずかしい思いをしたり、傷つく場面を想像したら、こんなのは国際交流でも異文化理解でもなんでもないことは明らかですね。

 国や地域の後ろの数字はあなたの前にいる人を大切にしてくださいねというういう意味が込められているのです。

世界のことをいっぱい知るよりも、こういうことのほうが大切だと私たちは思います。

 ぜひ発表の時、「ロシアのじゃんけん1」と発表してこの「1」の意味をみんなに伝えてください。そんな発表の時間の余裕や発表する紙のスペースが
ないかな。じゃ、これは亜美さんの心に大切にしまってください。

話はちょっと変わりますが、「じゃんけん」というのはよく見てみると本当におもしろいんですよ。ヨーロッパのじゃんけんには「井戸」がよく登場します。手の形は少し違いますがアジアのインドシナ半島にあるベトナムのじゃんけん(現在4種類ほど把握)の1つにも「井戸」が現れます。なぜだと思いますか。

ベトナムは1000年にわたって中国の支配を受けました。その後、1802年にグェン王朝がベトナムを統一するのですが、その統一のときフランスの力を借りました。フランスはそこから足場を築き、ベトナムを植民地にしてしまいます(日本もそうなのですが)。

ベトナムのあの「井戸」(親指と人差し指でコインの形をつくり、中指・薬指・小指はパーのように伸ばし、手のひらを地面と水平にする)はフランスからもたらされたのではないかと思います。ベトナムには拳を縦にして出す「トンカチ」、人差し指だけ拳から出す「釘」を組み合わせたじゃんけんもあります。これは近隣のタイのじゃんけんと同じです。世界史の先生と話すともっといろいろなことが発見できるかもしれませんね。

グェン王朝の王宮はフエにありますが、その宮殿は建築スタイルはフランスの影響を受け、その配置は中国の皇帝の住居と多くの点で共通しています。

ブルネイ、フィリピンのじゃんけんを教えていただいたのでまもなく掲載します。

亜美さん、これからもどうぞよろしくお願いしますね。
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ロシア1
 職場の人がロシアの人に聞いてくれた。

サッカーの岡田監督ぐらいの年齢のロシアの女性の子どものころは言葉を言いながら順番に人を指さし、その言葉が終わって最後に指さされた人が「鬼」になる。じゃんけんはなかった、とのこと。

 そばにいたロシアの6歳の男の子は「あるよ。モスクワでもみんなやってるよ」
そして、その子はロシア語で「石、紙、鋏、1,2,3」とやって見せてくれた(石、鋏、紙の順だったかもしれない)。
「あいこでしょ」も「石、紙、鋏、1,2,3とやるんだ」とのこと。

男の子からそれを聞いたさっきのロシアの女性いわく、
「今は何でもかんたんになってしまったわね」

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ベラルーシ1

   ベラルーシからもはじめまして。(^^) すでにこのMulticulturalpediaのひろばに投稿したさばさんと共同でHP「ベラルーシの部屋」を運営しているTと申します。私もさばさんに教えてもらって、さっそくこのサイトにお邪魔させていただきました。

 おもしろい! そしてとても勉強になります!
 私はベラルーシにある児童図書館に「日本文化情報センター」を開設し、代表として働いているのですが、とりあげていただいた「湯飲み茶碗の取っ手」の問題もそこで、ベラルーシの人に質問されたことなのです。 ほかにも、いろいろなことをきかれるのですが、このサイトを読んで、しっかり勉強しようと思います。

 それで、このサイトでテーマになっている「世界の・・・」にベラルーシも仲間入りさせていただけませんか? と言ってもテーマが多いので少しずつ・・・。(ベラルーシだけではなく、隣国のロシアやウクライナの情報も出てくると思いますが。)

(じゃんけん)
 ベラルーシでも日本と同じです、ルールも同じ。掛け声の掛けかたはロシアとほぼ同じです。違いは、現在の大人が子どもだったときは「1、2、3!」だけでしたが、今の子どもは「石、紙、はさみ!」と言います。
 それから、出した後、ジェスチャーで示します。

例えば紙とはさみの場合、
 はさみの手で紙(広げた手)をチョキン、と切る真似をします。
 紙と石の場合は紙(広げた手)で石(握った手)をつかみます。
 あいこで、石の場合はお互い軽く、げんこつをぶつけ合います。

 以上は私の目撃談ですが、ジェスチャーなんかわざわざしない、せっかちな子どもや年長の子どももいるかもしれません。

 2000年6月28日(水) ベラルーシのTさん
 「ベラルーシの部屋」見させていただきました。

 順番はバラバラになりますが、感想を書きます。

 近所の子供が呼んだ「チロ」をそのまま愛犬に呼んだ碓井さん、お人柄がわかる気がします。その名前をそのまま冠にした基金、とてもいいと思いました。「3つの大切」を柱にした地道な活動(絵本の翻訳、「ノンちゃんをベラルーシの子どもたちの手に」運動、日本文化情報センター)をMulticulturalpediaも応援します。

 日本語文化情報センター、意欲的ですね。実際に訪れてみたいと思いました。竹とんぼは世界中の子供達に喜ばれるものですね。子供達に何度も聞かれるとジャッキー・チェンが日本になぜ住んでいないのか、Tさん自身不思議になってくるかもしれませんね。そんなことないっか。「日本の湯飲み茶碗には、どうしてティーカップのような取っ手がないの?」心の琴線に触れました。世界中の飲み物の容器を調べたいと思いました。この質問をした人がおじいさん、おばあさんになるまでに答えを届けられたらいいのですが。

 チェルノブイリ原子力発電所の事故について。まずは通勤時間に30分の時間を持とうと思いました。

 ベラルーシの公用語、ベラルーシ語のことも考えさせられます。言語は文化と切り離せないもので、文化とはそこで暮らす人々の人生そのものであると思うからです。Multiculturalpediaが日本語版と英語版しかないことはまずいと思っています。各言語版を作っていきたいと思っていますがすぐには無理なので、まずは文化と言語についての考えを深めるためにもエスペラント語版を作りたいと思っています。これから言語権や弱い立場にある言語についても考えていきたいと思っています。

 ベラルーシのバレンタインデー、おもしろかった。ギネスブックにこんなことでチャレンジして熱くなれる人々をとても親しみ深く感じました。

 ここにある「引っ越し」のような、世界中の一人ひとりのちょっとした文化エピソード集が作ることが私たちの夢です。Multiculturalpediaを作り始めた原点を思い出せました。ご主人のフローリングの床、驚きました。一家に一人こういう方がいると最高ですね。

「このサイトでテーマになっている「世界の・・・」にベラルーシも仲間入りさせていただけませんか? と言ってもテーマが多いので少しずつ・・・。(ベラルーシだけではなく、隣国のロシアやウクライナの情報も出てくると思いますが。)」

 大歓迎です。ぜひお願いします。

 ベラルーシの「じゃんけん」、とても興味深く読ませていただきました。本当にありがとうございました。

 これからヒトとヒト、モノとモノ、文化と文化の交流はますます盛んになっていくと思います。
グローバル化とはけっして効率優先に共通の、単一のルールを無理に作っていくことではないと思います。
それぞれの地域で、それぞれの人々が長い、ながい時間をかけて、培ってきた思いや考え、習慣、文化、知恵
を全人類が共有することがMulticulturalpediaの目指すグローバル化です。

 しかし、私たちはこの多文化事典を作りながらぞっとするような無力感に時に襲われます。
たとえば「じゃんけん」などの遊び。数十年前まで、数年前まであったバリエーションが恐ろしい勢いで消えていっています。これは日本だけのことではないと思います。
今は当たり前のこととしてこの多文化事典に記述されている世界の身近な習慣も、かぶと虫やクワガタが日本の山々から姿を消したように、あと数十年もたてば多くが消えていってしまうのではないかと思います。

 世界の均質化の流れは予想以上に速く、年を追うごとに調査は難しくなっていくと思います。今回、ベラルーシのことをTさん、さばさんのおかげでとても詳しく知ることができたことをとても幸せに思います。 


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ボリビアのじゃんけん1

   BoliviaのSanta Cruz de la SierraのSuely Lopezさんから2001年2月20日に次のような情報をいただきました。
 そのスペイン語の原文と日本語訳を掲載します。訳文は多くの方々にご協力いただきました。どの訳文も原文の意図が最大限伝わるように工夫がこらされ、心のこもったもので、私たちはどれも大変気に入っています。世界中の人々が国境を越えてこういった作業を通して繋がっていくことに感動を覚えます。今回スペイン語のお礼の文章や訳文を作成してくださった15人の方々に心よりお礼申し上げます。こんなことが実現するのは奇跡のようなことだと感じています。

En el occidente de Bolivia tambien se juega "Janeken". Conociendo a la historia podemos llegar a la siguiente conclusion:El juego debe haber llegado a America, junto con la colonizacion espanola en 1492. Poco a poco, con la expansion de la colonizacion, llego a todos los paises hispanos ].No es nada raro que en Bolivia ya se jugaba este juego desde la llegada de los espanoles, principalmente con los que fundaron ciudades y buscaban oro.El occidente adopto el nombre YAN KEN PO cuando los emigrantes japoneses, llegaron a Bolivia, fundaron sus colonias y pasaron a relacionarse con los habitantes que eran una mezcla de espanoles y nativos. De ahi, el nombre Yan Ken Po. Pero las reglas y las posiciones de los dedos de la mano son las mismas.

ボリビアのじゃんけん1(E・Yさん訳)

   ボリビアの西部でも「じゃんけん」をします。歴史的に見て、(どうしてボリピアにもじゃんけんがあるのかは)次のように考えられます。
 1492年のスペインの植民地化と共に、この遊びがアメリカ大陸に入ったに違いありません。植民地化の広がりとともに、少しずつこの遊びがスペイン系の国々に広まりました。
 ですから スペイン人、特に町を造り、金を探す人々が来て以来、ボリビアでもこの遊びをするようになったというのは全然不思議ではありません。
 日本人の移民がボリビアに到着し、集落を作り、スペイン人との間に生まれた人々や現地人とつきあうようになってから、ボリピアの西部では この遊びを「じゃん けん ぽ」 と呼ぶようになりました。こうして「じゃん けん ぽ」 という名前になりました。手の指のきまりと形は同じです。

*(注) YA は スペイン語で ジャ と 読みます。

 2001年2月20日(火)Suely Lopezさん Santa Cruz de la Sierra, Bolivia
ボリビアのじゃんけん1(Chikaさん訳)

   ボリビアの西部でも、「Janeken」という遊びがあります。
 歴史的事実からすると次のような経緯になると思われます。
 1492年のスペイン植民の際に、この遊びがアメリカに到着したはずです。少しずつ植民が広がるにつれて、ヒスパニックの国々にも着きました。ボリビアでは、主に黄金発見のためにスペイン人が来て町が建設された際に、その遊びが持ち込まれたことは珍しくありません。西部ではボリビアに来た日系移民のつけた名称「ジャンケンポン」を取り入れました。彼らは植民地を建設し、住民と交流を持ち、スペイン人と現地人との間に子供も産まれました。そこで、「Yan Ken Po」の名前がつきました。
 しかし、そのルールと手の動かし方は同じです。
 2001年2月20日(火)Suely Lopezさん Santa Cruz de la Sierra, Bolivia
ボリビアのじゃんけん1(Rosyさん訳)

   ボリビアでも「ジャンケン」をします。
 歴史的に見れば次の様になります。
 1492年にスペインの占領と共に「このジャネケン」は南アメリカ大陸にやって来ました。そして少しずつ占領地域が広がるにつれてこのジャネケンも広がりました。ボリビアも例外ではありませんでした。
 ボリビアではスペイン人の到来と共に、原則的には町の建設者や金の採掘者と共にジャネケンが広まりました。
 そしてボリビアに日本の移民(移住者)が到着した時「ジャンケンポン」という音を学びました。
 それは日本からの移住者が、スペイン人と原住民のミックスであるボリビア人といい関係を作り上げていたからなのかもしれません。
 今、我々はジャネケンと言いますが、これは、日本語の「ジャンケンポン」という言い方から来ているのです。
 手の形やルールは同じです。
 2001年2月20日(火)Suely Lopezさん Santa Cruz de la Sierra, Bolivia

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ボリビアのじゃんけん2

 はじめまして 僕はボリビア生まれの日系二世です。
 サンタクルス州の方からの投稿ではかけ声はそのままYan Ken Poとのことですが これは日本人の移住地があるのでそのままなのでしょう。しかし僕の住んでいたラパス州では 石、紙、ハサミを直訳して piedra, papel, tijera!!! と言うかけ声をします。
 2003年2月18日(火) Carlosさん
   Carlosさん、Multiculturalpediaの制作にご協力くださってありがとうございます。

 ボリビアの地図を拝見しました。地図を見るだけで何か親しみが湧いてきました。ラパス州に住んでいらしたんですね。どうもありがとうございました。情報がより集まって、より詳しく正確に表現できるようになってうれしく思います。
 Carlosさん、これからもどうぞよろしくお願いします。

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ラオス1、2

   ラオスの人にじゃんけんを教えてもらった。

 この人はいつもニコニコしながら話す温厚な方だ。話しているうちに温かさが伝わってきてこちらまで楽しくなってくる。

 彼の知っているじゃんけんは2種類あって、一つはグー、チョキ、パーと同じ(チョキは鋏)で、

 もう一つはチョキが人差し指と中指の二本を拳から出すのでなく、人差し指のみを出す「釘」だった。2種類ともグーは「ハンマー」(金槌か木槌かは不明)を意味するそうだ。


 グーを「石」とする文化圏、「ハンマー(金槌、あるいは木槌)」とする文化圏、チョキを「鋏」とする文化圏、「釘」とする文化圏、パーを「紙」、「布」、「葉」とする文化圏というように、それぞれのシンボルごとに各文化圏を分類すると文化の伝播の流れが見えてくるかもしれない。これはぜひやってみたい。


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タイ 1
タイ語の辞書を見た。
その辞書でも「グー」、「チョキ」「パー」が紹介されていた。
同じように使うらしい。
家族でタイの学生の家を訪問し、御馳走になったことを思い出した。そのとき、初めてタイの香り米を食べた。

タイでもベトナムと同じく、辞書に「グー」は「ハンマー」と書かれていた。

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タイのじゃんけん 2

浅学ながら少しだけ各国のじゃんけんについて書かせて頂きたいと思います。
タイのじゃんけん/手の形は日本と同じで「パオ、イン、シュ」とのこと。

「ラムラムリップ」ユネスコアジア文化センター編 蝸牛社
 2002年7月20日(土) 池田 宜弘さん
 ありがとうございました。他にもいろいろなじゃんけん、詳しく教えていただき感謝しております。とても幸せに感じています。
どうもありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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アメリカ1(Scarsdaleのじゃんけん)
 ロスに幼少時住んでおられた方からこんな経験を教えていただいた。

 NYの郊外 Scarsdale と云う町には 直訳ですが じゃんけんが あります。
“Stone, scissors, paper, shoot!”と言います。

 Scarsdale は Manhattan から郊外電車でも車でも 30分と云う便利さに加えて治安も非常に良く 学校の設備も整っていることから 日本からの駐在員のご家族が多数住んでいます。

 地元の人々も 日本人には とても寛大で 学校でも日本のお雛さまや節分などの行事が紹介されます。

 そんな土地柄だからこそ 可能だったのかもしれませんが 子供たちは 実際に鬼ごっこの鬼や 順番などを決める時 実に軽快に “Stone,scissors, paper, shoot!”を口にします。



 世界のいろいろな街角で各国の文化が育んだ習慣が行われる、というのは互いに対する尊敬や思いやりや親しみや愛情がなければ実現できないことだと思います。Scarsdaleという街に暮らす方々を尊敬します。

 日本の街角でも他の様々な文化が育んできた、こういった「知恵」が見られるようになったら、街はもっと楽しく、いきいきして、誰にとっても暮らしやすいところになるように思います。

 得難い情報をいただけたことを感謝しております。

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米国のじゃんけん2

  1.  初めまして。私は現在米国で生活しておりますが、米国の、映画やTVでじゃん拳を用いて順番を決めるシーンを見て、興味を覚えました。日本でも公開された"トレマーズ"という怪獣映画で、じゃん拳をするシーンがあります。

     当初は米国で日本の漫画等が紹介された影響かと考え、知人(40歳代)に聞いてみたところ彼の話では、彼が小学生の頃からあったそうです。Rock-Paper-Scissorsの掛け声でじゃん拳を行い、グーで勝った場合は相手を(もちろん遊びですが)殴れるのだそうです。
  2. ナメクジと蛇と蛙の3すくみに関しては宮沢賢治が”蜘蛛とナメクジと狸”という童話があります。その中に蛇にかまれたトカゲがナメクジに治してもらいに来るシーンが有ります。
  3. じゃんけんの由来について、虫拳がふるいのであれば、蛇拳→じゃけん→じゃんけんとなった可能性はありますか?完全に私の想像ですが。


 2002年 8月4日(日) rayさん
   rayさん、多文化理解事典の制作に手を貸していただきありがとうございます。

じゃんけんが登場する映画・ドラマ・ゲームというトピックを設けようかと思います。映画では『エバー・アフター』(そして『トレマーズ』ですね)が、ドラマではアメリカで流行ったドラマ、題名は聞いたのですが、失念してしまいました。姉と弟(だったか)がじゃんけんそれ自体をゲームとして楽しんでいた、というドラマです。ゲームは英語版のひろばに書きこんでいただいたAlex Kidd Janken(正式名称はまだ調べていません)です。
映画ファン、ドラマファンの皆さん、これからじゃんけんが出てきたら、ぜひご一報ください。その際、どんなじゃんけんかもぜひ教えてください。rayさんのおかげでまた新しい世界の最初の1ページが生まれました。

宮沢賢治の『蜘蛛となめくぢと狸(洞熊学校の卒業生)』読みました。
「私(なめくぢ)が嘗めれば(中略)なにせ蛇さへ溶けるくらゐですからな」という発言がありますね。こういった考えがあったのかもしれませんね。すごい発見です。ありがとうございます。これを読んでいて賢治は自然とずいぶん一体感をもっていたんだな、と改めて思いました。「蜘蛛の子を散らすよう」という表現がよく使われていたように、昔は人と自然は一体だったんだなと思います。これはとても自然なあり方だと思います。将来いつかきっとこういった世界観に回帰するときが来ると思いました。多文化理解事典は人の文化のみを対象にしていますが、こういった自然と人は一体といった感覚は何らかの形でいれていきたいと願っています。

じゃんけんの由来について。蛇拳説、おもしろいですね。じゃんけんの古い記録が日本に残っていない、あるいは発見されていないのは、1つには取るに足らないものとみなされて来たからと思います。そして、もう1つにはあまりにも身近だったからでしょう。じゃんけんは私たちにとって、空気や水や親や友達のようなものなのかもしれません。いつもあって当たり前、いて当たり前、でも引っ越したり、旅行したりしないとそのかけがえのない価値は見えてこない、という意味で。

rayさん、今後ともどうぞよろしくお願いします。
なめくぢの記述、大々発見です。ありがとうございました。宮沢賢治の作品への言及は文献では見たことがありません。
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続・米国のじゃんけん2、3

  「米国のじゃんけん2」の書き込みにつき、お返事有難うございました。
お返事の中でじゃんけんが出てくるゲームの例として挙げられている「Alex Kidd Janken」ですが、残念ながら、このゲームは元々日本のSEGA社が開発したゲームだと思います(日本名は「アレックスキッド-アレクの天空魔城」です)。このほかにもこのシリーズの1作目にもじゃんけんは出てきます。おそらく米国でも販売されたと思います。それで宜しければSEGA社に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

 また、その代わりといっては何ですが、米国のじゃんけんの情報として、追加させて頂きますが、「Totally Spies」というテレビアニメの中にじゃんけんで順番を決めるシーンがありました(というか、この事米国でのじゃんけんに関心を持ったきっかけとなったのですが)。詳しい放送内容は忘れてしまいましたが、米国のMSNのサーチエンジンで検索すると番組の情報サイトが見つかりますので、そちらで伺ってみては如何でしょうか。

 また、米国の小説の中ではピアズ=アンソニイという作家の方が書かれている「魔法の王国ザンス」(日本では早川文庫から出版されています)という小説の中でじゃんけん(をモデルにしたゲーム)を行うシーンがあります。これも正確に第何巻に出てきたか覚えておらず、お力になれなくて申し訳ありません。なんだか協力させて頂くどころかますます混乱させてしまう様な内容で…。

 2002年8月27日(火) rayさん
   rayさん、多文化理解事典の作成に加わっていただきありがとうございました。

 『アレックスキッド-アレクの天空魔城』のように日本のゲームから世界にじゃんけんが発信されていくということもあるんですね。そして現に外国のファンから英語版に書き込みがされていて本当に世界がつながってきたことを感じます。

 「Totally Spies」というテレビアニメにじゃんけんがあったという情報もとても興味深く思います。

 『魔法の王国ザンス』に出てくるじゃんけん(をモデルにしたゲーム)の箇所もぜひ読んでみたいと思います。

 じゃんけんはこれからどうなっていくのでしょう。10年後、30年後、50年後、100年後、300年後、何世代も何世代も、多文化理解事典は追いかけていきたいと願います。

rayさん、私たちがとっても知りたいことを教えていただいてどうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

日本及び世界中のあちこちにお住まいの皆様、じゃんけんに関して、映画、ドラマ、小説、ゲーム、アニメなどで見かけましたら、ぜひご一報ください。

インターネットが無かった時代には、こういった『世界のじゃんけん大追跡』なんて、よほど資金があって、ともにやろうとしてくれる人材をさがして確保できて、自分の人生(相当な時間)も犠牲にしなければできませんでした。

でも、この『多文化理解事典』はワールドカップに参加した国々よりも多くの人達のご協力を得て作成しています。私たちのこの呼び掛けは世界の隅々まで届こうとしています。皆さんも同時代のこの『多文化理解事典』がどのように成長していくか同時代の目撃者になってください。

Multiculturalpediaは訪れてくださった方々に、笑顔や元気やガッツを与えられるサイトとして訪れてくださっている皆様と一緒に育っていくサイトです。訪れてくださる方は読者であるばかりでなく、みんな作成者の一員です。

訪れてくださる方は必ずカウンターに数字として訪問の足跡が残されます。現在の132936という数字は私たちの励みにもなっています。

また、ここがおもしろかった、こんなことを知りたいといったメッセージがこの多文化共有事典が進む方向を決めていきます。

ご自身が経験されたエピソード、聞いたこと、見たことなど、この『多文化共有事典』に寄せられた情報をまた訪れた方々が読み、反響があり、世界中の方々とのやりとりの中で話題が深まり、広がり、また新しい世界の扉が開きます。
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「グー・チョキ・パー+鉛筆」 (アメリカ 4

 子どものころに私がしたじゃんけんに、グー・チョキ・パーのオーソドックスなじゃんけんのほかに、グー・チョキ・パーに「えんぴつ」を加えたじゃんけんがありました。

 「えんぴつ」は「紙」には書き込むことができるけど、「はさみ」と「石」にはやられてしまいます。
(2002年12月19日(木) Karen Hastingsさん アメリカ オハイオ州 デラウェア)

One variation of paper, scissors, rock that I used to play as a child included pencil. Pencil could write on paper and was destroyed by scissors and rock.
(Thursday, December 19, 2002 (JST) Karen Hastings-san Delaware, OH USA )

 2002年12月19日(木) Karen Hastingsさん
   グーとチョキとパーの三すくみのじゃんけんのバリエーションがあるっておもいしろいですね。えんぴつで勝てたときは痛快でしょうね。ありがとうございました。英語版でもまもなく紹介させていただくつもりです。
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オーストラリアのじゃんけん+滋賀県大津のじゃんけん(35年ぐらい前)+大阪のじゃんけん

   おおさかのじゃんけんは「いーんじゃんでホイ!」「あいこでホイ!」ですが、最近は最初はぐー、いんじゃんホイ」が多いかな。
 総合の時間に教えてもらっている英語の先生(オーストラリア人)は「ストーン」「シーザース」「ペーパー」(これを2回ジェスチャー付きでくり返し、ワン・ツー・スリーで勝負するのを教えてくれました。
 ちなみに僕のお父さんは小学生の時(滋賀県の大津市)「じゃんけんエス」「コウデ エス」(あいこのことをコウデ。ホイのことをエス。といってたかなと思い出してくれました。(35年ぐらいも前なので正確に覚えていないけれど。と言っていました。)

 2003年8月8日(金) ユースケくん
   ユースケくん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)をつくるのに参加してくれてありがとう!

 スタッフにも滋賀県の大津出身の人がいるんだけど、まだ小さくてぜんぜん覚えてないって。ありがとう。

 ユースケくん、宿題はぶじにおわったかな。これから2学期、いっぱい遊ぼうね。火星は見られたかな。こんどの9月9日はお月様と火星がならんで見られるそうだからぜひ見てね。

 これからもずっとよろしく!
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中国1
 中国では酒の席での大人の特別なじゃんけんも行われているが、子供の間では日本とまったく同じジャンケンを現在やっている、という話を中国の人(袁さん)から聞いた。

 現代中国語辞典によるとジャンケンの掛け声は「猜猜猜(cai、cai、cai)」(aの上に ̄がつく)と紹介されている。北京ではcei,cei,cei(eの上につく四声を表す記号がうまく書けない)と発音すると書かれている。

 礼文島のジャンケンは「ジャンケンポン」という掛け声を昔「キッキッキッ」と言っていたそうだ(現代日本語方言辞典 明治書院)。単なる偶然かもしれないが、ちょっと気になる。

トンガ1 フィジー1 ニュージーランド1
 世界すもう選手権のためにいろいろな国の人が来日した。トンガ、フィジー、ニュージーランドのおすもうさんが子どもたちとの交流のためにきてくれ、もちつきをしてくれた。
 その席で子どもたちからの贈り物として折り鶴のレイが渡された。
 知人がトンガ、フィジー、ニュージーランドのおすもうさんにどんなジャンケンがあるか聞いてくれた。

「おんなじ、おんなじ。」と言ってグー、チョキ、パーを作ってくれたそうだ。

ユーゴスラビア1
 民族間の対立、摩擦を解消するのは簡単なことではない。人々が互いに相手を認めあうことは容易なことではない。人類が乗り越えなければならないものなのだが。

 帰国前の忙しい時間を割いてユーゴスラビアの教え子が制作を手伝ってくれた。彼女の話してくれたことをお伝えしたい。ユーゴスラビアに暮らす人々を身近に感じていただけたら、いつかどこかでユーゴスラビアの人、関係のことに出会ったとき、きっと何かが生まれると思う。

 「ユーゴスラビアにじゃんけんがある?」
 あります。でも、日本のじゃんけんとは違います。ユーゴスラビアのじゃんけんは3人以上でします。
 Zimi, zami, zum!(グーにした手をぐるぐる回しながら)このかけ声を言い、グーかパーを出す。
多数決の原理と反対で、グーかパーを単独で出した人が勝つ。5人でやるとしたら、4人がパーを出し、1人がグーなら、グーの勝ち。
 「大勢の時はなかなか勝敗が決まらないね」
 少数のグループに分かれてします。
 「どんなとき使うの?」
 チームを分けるときによく使います。
 「ケーキが一つしかなくて5人が食べたいときは?」
 分けると思います。

 一人を選ぶときには、と言って彼女は、手を手形のようにして胸の前に持ってきた。
「この人差し指と中指の間に爪楊枝のようなものを人数分挟むんです。一つには赤などで印が付けてあります。」
 見えない側から引き、赤を引いた人が勝ち、という一種のクジのようだ。

Zimi, zami, zum!という声を聞いていると、ユーゴスラビアの子どもたちが大きな声でそう叫んでいる姿がまぶたに浮かび、心がつながるような不思議な気持ちになった。
 「どんな意味があるの」
  うーん、意味はないと思いますよ。何でしょう。
とても魅力的な響きだった。

 これはユーゴスラビア全土で行われているものではないかもしれない、彼女の育った地域に限られるものかもしれないということはいつもの通り。

 世界のじゃんけんなどの習慣、遊びをビデオにして世界中の子どもたちに見せて、それをインターネット上で流し、感想やフィードバックを通し親近感を育てていく。子どもたちに世界中の人たちとつきあうとっかかりをつくっていく。Multi-Cultural-Pedia異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)について彼女と語った。

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シンガポール1、2

 「はじめまして。じゃんけんについて色々なHPがありますがここまで本格的に説明してくださっているものはありませんでした。
世界のじゃんけんの比較,さらにじゃんけんのルートまで調べてあり,とても面白く勉強になりました。

そこで,一つ質問なのですが,シンガポールでのじゃんけんはどうなっているのかご存知でしょうか?
石と鳥と水でジャンケンをするという意見と,石と龍と水でジャンケンをするという意見があります。
正しいシンガポールのじゃんけんの情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら教えて頂きたくお願い申し上げます。」
2000年 6月 いずみさん

 いずみさんから上記のような質問をいただきましたが、Multiculturalpediaはすぐには答えられませんでした。この質問に対していずみさん御自身が調べてくださり、Multiculturalpediaに下記のように知らせてくださいました。ありがとうございました。

 「シンガポールのじゃんけんについてですが,シンガポール大使館に問い合わせて,調べて頂きました。
やはり,石,鳥,水だそうです。

参考までに
@石が鳥に勝つのは鳥は石にぶつかると死ぬから
A水が石に勝つのは石は水に沈むから
B鳥が水に勝つのは鳥が水を飲むから

です。取り急ぎお知らせします。」

2000年 6月29日(木) いずみさん

 いずみさん、調べられた後、ご親切に教えてくださりありがとうございました。

 この後、私たちスタッフはシンガポール大学の学生さんにご協力をいただくことができました。謎はそこから生まれました。

 男子学生と女子学生の2名の方に取材したのですが、そのときのお二人の答えは、「日本のじゃんけんと同じです。石とはさみと紙です」ということでした。

 どういうことなんでしょうか。どうしてシンガポール大使館の方と学生の方と答えが違うのでしょうか。いずみさんの情報が間違っていることは考えられませんし、二人の学生ははっきりと答えてくれたので疑う余地はありません。

 スタッフ間で話し合った結果、次のような結論に達しました(正しいかどうかはわかりません)。

 シンガポールはご存知のように多民族国家です。2000年6月の人口調査では、華人系250.5万人(76.8%)、マレ−人系 45.4万人(13.9%)、インド人系 25.7万人( 7.9%)、その他4.6万人( 1.4%)となっているそうです。

 私たちスタッフが聞いた学生さんは二人とも華人系の方でした。

 シンガポール大使館の方が教えてくださったじゃんけんはマレーシアのじゃんけんと同じか、それに類似したもののようです。だから、その方はマレー系の方だったのではないでしょうか。あるいはじゃんけんは日本にも幾種類もあるようにそれぞれのバリエーションがあるというのが正解かも知れません。シンガポール在住の方からの情報をお待ちしています。ぜひご協力ください。

 じゃんけんは奥が深いですね。中国から伝わった陰陽五行の5つの相克がじゃんけんのルーツなのかもしれないと去年あたりから思い始めました。

 じゃんけんは黒と白の石と盤だけからなる囲碁と同じで、いやそれ以上に道具もいらないとてもシンプルなものですね。チェスがコンピュータに運かもしれませんが負けて、将棋も秒読みになったのにそれよりもシンプルな囲碁はチェスと将棋よりもコンピュータが攻略するのに時間がかかるそうです。

 じゃんけんは世界中にバリエーションがあり、その地域にふさわしい形のものが根づいて残っています。グー、チョキ、パーのじゃんけんが一番すばらしい、やがて世界中のじゃんけんがこの形にとってかわるだろうという見方もありますが、私たちはそうは考えません。そんな世界は味気ないと思います。それよりも世界中にいろいろなじゃんけんがある世界のほうが楽しいと思います。
いずみさん、どうもありがとうございました。今後ともずっとよろしくお願い申し上げます。2000年 6月30日

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日本12(秋田県大館市1970年代中頃のじゃんけん)鬼決めの方法(人数が多い時)
 ひろばにこんな情報をいただいた。貴重な情報を提供してくださった成田さんに感謝いたします。

じゃんけんの歴史・ルーツについてたいへん興味深く読ませていただきました.
 子供の頃にはよくやっていたのですが、いまだに以下に示す方法とおなじじゃんけん法にめぐりあったことがありません. 同じ様なことをしたかたがあるかたは是非教えて下さい.

私が、小学生の頃(秋田県大館市1970年代中頃)は子供10人前後でかくれんぼなどで遊んでいました.鬼を決めるためのじゃんけんは、世の中ではひたすらじゃんけんを続けることが多いようですが、私の田舎では以下の方法で行っていました.

呼び名 「ほぎゃんこ・しぎゃんこ」
かけ声・方法
始めに、「ほぎゃんこ」でみんなが一斉にパーをだす.
次に、「しぎゃんこ」で各自がぐー・ちょき・ぱー のいずれかを出します.
その結果、数が少ない組み合わせのグループが勝ち残ります. もちろん、最初のかけ声で タイミングが遅れたり、ぱー以外を出すと当然負けです.
例 20人でじゃんけん(勝ちを決める場合).
ぱーが10人.ぐーが6人.ちょきが4人の場合、ちょきのグループが勝ち残ります.
どんなに数が多くても、3/4回もやれば、勝ち残りが3人以下になります.
2人または3人になって初めて、普通のじゃんけんを行います.
負けを決める場合は逆の方法です.

かなり合理的なじゃんけんと思われますが、この方法は他では見たことはありません.
学生時代にじゃんけんの本もいくつか探してみましたが、なかなかこの方法には巡り会ったことがありません.

ちなみに秋田県北部には大野晋によるとアイヌ語が残っているとのこと.かけ声はこれと関係あるのではないかと思っていましたが、このホームページで 「志やんけん」という言葉に巡り会いました.
柳田国男の方言のかたつむり現象じゃありませんが、この言葉が伝えられて残っているのでしょうか.
(ちなみに最近の子供たちはこの方法を知らないようです)

貴重な情報をどうもありがとうございました。
>始めに、「ほぎゃんこ」でみんなが一斉にパーをだす.
>次に、「しぎゃんこ」で各自がぐー・ちょき・ぱー
>のいずれかを出します.
>その結果、数が少ない組み合わせのグループが勝ち残ります.
>もちろん、最初のかけ声で タイミングが遅れたり、
>ぱー以外を出すと当然負けです.
道理にかなった方法で、うまくできていますね。その素晴らしさに感服させられます。

「ほぎゃんこ」はまるで「かけっこ」の「位置について」のようで、それでみんなの準備を整わせ、調子を合わせ、 普通のじゃんけんでは「あいこ」になって勝負がつかないような多人数の時にも、有効に機能する「しぎゃんこ」をするわけですね。

>小学生の頃(秋田県大館市1970年代中頃)は子供10人前後で
>かくれんぼなどで遊んでいました.
昔はどこでもこのような子どものグループがあったものですね。下は4,5歳の弟から上は中学生ぐらいの子どもまでがひとまとまりのグループになり、上の子は下の子にいろいろな遊びのルールを教えていたものでした。そのような多様な年齢の子どものグループがこの国から急激に消えていっているのを感じます。もっと年齢差の小さいグループで遊ぶようになってきているようです。その結果、このような美しい旋律のようなじゃんけんなどが伝承されにくくなっているように思います。

 柳田國男の方言論についても書いてくださいましたが、それについてもこちらに書きましたので、ご興味のある方はよろしかったらぜひお読みください。

>同じ様なことをしたかたがあるかたは是非教えて下さい.
Multi-Cultural-Pediaからもぜひお願いいたします。
そして、他にも違ったじゃんけんをしていた方もお教えください。「てのひら」というじゃんけんのようなものについても 知りたいと思っています。どんなことでもお教えください。

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日本18 長野県中南部地方 鬼決めの方法(人数が多い時)

 大学の研究でジャンケンについて調べていてこのページにたどり着きました。じゃんけん日本12に関連して私の地元で行われていたじゃんけんについて書きたいと思います。

 じゃんけんで人数が多いときや、あいこが続いて勝負がつかないときの方法についてですが、小さい頃近所(長野県中南部地方)では「一人出し」や「グーなしじゃんけん」を使っていました。

 「一人出し」は、『一人出しが___』(下線部には「鬼だぞよ」「やるんだよ」というように決めたいことが入ります)という掛け声をかけてじゃんけんをし、同じ手を出した人がほかにいない時その人が負け(勝ち)になります。また、仲間はずれが二人の時(グーとチョキが一人ずつだった時など)はあいこになります。

 「グーなしじゃんけん」は、じゃんけんを普通にしていてあいこが続き、なかなか勝負がつかない時に使われる方法です。あいこが続いてきた時に、掛け声をかけている人があいこの掛け声をかける代わりに、『___なしジャーンケン』(下線部には、グー・チョキ・パーのどれかを掛け声をかける人が自由に入れます)と言ってじゃんけんをします。この時、たとえばグーなしだった時は、グーを出した人は反則負けとなり、パーを出した人はチョキに負けるので、やはり負けとなって抜けます。こうして人数が減った後に普通のじゃんけんに戻ります。グーなしと言われてグーを出す人なんていないだろうと思われるかもしれませんが、このじゃんけんは普通のじゃんけんをしている最中に突然始まるので、慌てて間違えた手を出してしまう人が意外といます。ただこのじゃんけんは掛け声を出している人は絶対に負けないと言う弱点(?)もあります。
投稿日 10月
 1999年 10月20日(水) ・ぽん・さん


・ぽん・さん、どうもありがとうございました。

 「あいこ」が繰り返されて勝負がなかなかつかないことって誰にも経験があることですね。そこから工夫を始めるところに感動させられます。

 「必要は発明の母」と言われるように、人は暗闇から電気を発明し、空腹から稲、あるいは麦などの栽培、または牧畜などを生み出し、いつも困難、逆境などを知恵を絞って乗り越えてきました。

  この事典は「世界中の人たちが困ったときにあきらめないでそれぞれこんな工夫をした」というエピソード集みたいだな、と思うことがあります。

  身近なエピソードを読みながら「人はそれぞれ違っているところ、ユニークなところがあり、みんなそれぞれスゴイな」と楽しんでいただける事典に育てていきたいと願います。


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日本(愛知県)15 愛知県1970年代 鬼を決めるとき「鬼決めの方法(人数が多い時)」

    はじめまして。
 日経新聞の記事(Multiculturalpedia紹介記事)を読みました。(Multiculturalpedia)とてもおもしろかったです。一気に読んでしまいました。

 ところで、じゃんけんの項の、「日本12」秋田県のじゃんけんについて。
(もうクローズした話題だったらごめんなさい)

 愛知県では1970年代に、たくさんの人の中から一人の鬼を決めるときに、こんな方法を使っていました。モチーフはふつうに紙、鋏、石です。

1 「ツーレーナーシーオーニーデースーヨ」と歌う。
 (音階は「ファーラーソーファーソーソーファーファーソ」。)
 歌いながら拳をにぎった腕を上下させる。さいごの「ヨ」と同時に、グー、ピー(チョキ)、パー、いずれか好きなものを出す。
 「連れ無し」=一人だけちがうものを出した人が、鬼。たとえば、グーが一人、ピーが2人、パーが5人なら、グーのことです。

(「ツーレノナイモノオーニーデースーヨ」というのもありました。ちょっと都会っ子の雰囲気。)

2 「連れ無し」がいなければ、「ソノママヨ」と歌う。(音階は「ソソファファソ」。)「ヨ」でさきほど出したものをまた出す。
 間違って別のものを出したら、鬼。

3 「カイテェ、ツーレーナーシーオーニーデースーヨ」と続ける。(カイテェ=変えて。音階は「ソファソファ」。)
 変えるのを忘れてさきほどと同じものを出したら、鬼。「連れ無し」より優先されて鬼にされる。

 わたしの地元のじゃんけんはバラエティに富んでいて楽しかったです。「最初はグー」なんて一般的なのもあれば、奇妙な長い歌と踊り付きのもいくつかありました。

 チョキのことをなぜかピーといっていました。そのほうが語感がかっこいいような気がして・・・。語源は「ピース」だと思います。あれはたぶん、60年代末の反戦平和ムーブメントの「ヴィクトリー」サインなのですよね?

 わたしはつねづね異文化に興味がありました。今日Muluti cultural pediaさんに出会えてラッキーです。このサイトが世の中に、風通しがよくなる風穴をあけてくださるものと、期待しております。



 2001年9月28日(金) ナコさん
   ナコさん、Multiculturalpediaの制作に加わっていただきありがとうございます。 「もうクローズした話題だったらごめんなさい(ナコさん)」ナコさん、この多文化理解事典はどんなに時がたとうとクローズする話題はありません。いつでもメッセージを歓迎しています。

 日本経済新聞に魅力たっぷりに紹介していただけて、記者の方に本当に感謝しています。記事を読んできてくださった方が訪れてよかったと思ってくださるように今まで以上によりよいページにしていくつもりです。

 愛知県のじゃんけんを紹介してくださってありがとうございます。
なんて味のある、豊かな鬼決めだと感動しました。状況が目に浮かぶように書いてくださり、また音階も書いてくださったので、今も子どもたちの声が耳に聞こえています。

 単純なじゃんけんからこんなじゃんけんの応用まで、ため息が出てしまいます。

 そして作った人は私たちとまったく同じ、どこにでもいる、ありふれた人なんだと思います。
 みんなと楽しみたいから創って(自然発生的な共同制作だったんでしょう)、その価値を認めて伝承する人たちがいて、ナコさんにまで伝わったんですね。

 そして、このすばらしいじゃんけんをナコさんが世界中の人たちに届くように
書いてくださいました。

 私たちのこの多文化理解事典も、どこにでもいる、ありふれた、平凡な人たちのボランタリーな作業で作られています。少しでもいいと思ってくださったり、ちょっとでも好きと思ってくださる方がいてはじめて、この異文化間相互理解事典は続けることができるんだと改めて思いました。

 じゃんけんというのは奥が深いのですね。「たかがじゃんけん、されどじゃんけん」ですね。

 「今日Muluti cultural pediaさんに出会えてラッキーです。このサイトが世の中に、風通しがよくなる風穴をあけてくださるものと、期待しております。」
 Multiculturalpediaのほうこそ、ナコさんに出会えてとても幸運だと思っております。ナコさんや訪れてくださるみなさんと一緒にそんなサイトにしていきたいと思っています。

 ナコさん、今後ともずっとどうぞよろしくお願いします。

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日本(東京都小平市)20鬼決めの方法(人数が多い時)

初めまして。世界のじゃんけんを読ませて頂きました。

色々な情報がとても興味深く、なんだか、一つ物知りになったようです。

と、じゃんけんのかけ声や種類ではないのですが、
私が小学生の頃、鬼決めの方法に用いていたじゃんけんを紹介したいと思います。
それは、「十五の鬼決め」です。
成り行きで(雰囲気で)リーダーが決まり、
「十五の鬼決めじゃんけんぽんっ」(ソーファファファソファファソ、ソ、ソ)のかけ声に合わせて、
みんな思い思いにぐぅ、ちょき、ぱぁを出します。
するとリーダーが自分の所(あまり厳格に決まっていませんが)から数を数え始めるのです。
ぐぅは1、ちょきは2、ぱぁは5。ちょうど指の数です。
そして、十五番目の指に当たった人が鬼になります。
数で鬼が決まるので、ぐぅちょきぱぁの三竦みは関係ありません。

小学生の頃は東京都の小平市に住んでいました。
しかし隣市の東大和市は誰も知らなかったようです。
こんなに近い場所なのに、違いがあるんですね。

グループ分けなどで、ぐぅぱぁをする時のかけ声も違いました。
小平は「ぐぅぱぁジャス」(ソファソ)と言い、ジャスの時にぐぅ、ぱぁを出します。
なぜジャスなのかは分かりません。
東大和は「ぐうっぱぁーでわっかれましょ」(ミソラーソミソラソラ)と言います。
じゃんけんの種類を見ていると、ぐぅぱぁでも、他の地域ではどんなかけ声なのか、知りたくなりました。

お役に立てたかどうかわかりませんが、
こちらはとても楽しませて頂きました。ありがとうございます!
これからも、頑張ってくださいね。
今日だけでは他のコンテンツまでも読み切れないので、また遊びに来ます。

 2002年11月17日(日) ふじさん
   ふじさん、Multiculturalpediaの制作に加わっていただきありがとうございます。

「世界のじゃんけん」に書き込まれていく情報に接していると、じゃんけんの奥の深さに今更ながら驚いてしまいます。

「十五の鬼決め」、これはスゴイですね。

 グーをグリコ、チョキをチョコレート、パーをパイナップルと数量化してゴールまでの到着の速さを競う遊びに活用されたじゃんけんは多くの人が経験していると思いますが、この「十五の鬼決め」はスゴイですね。

神童はどこにもいるんですね。ひょっとするとこれは神童じゃないかもしれませんね。どこかの大人のような気もします。

どうして十五なんでしょう?

この「十五の鬼決め」はよく考えて作られていると思います。
1 多人数でも(少人数でも)1回の「じゃんけん」で必ず鬼が決まる
2 十五という数字は多すぎもせず、少なすぎもしない。
  20とか30だとだれてしまうでしょう。10とか5とか少なすぎると
  リーダーの近くの人が鬼になってしまう可能性が高すぎる。
  

それでも、どうして十五なんでしょう?

年配の方がこの十五という数字だから「十五の鬼決め」は発音すると七音となり日本語の語調に合うと言います(「じゅうごのおにぎめ」は八音だと思うのですが、詩の世界ではそう数えるもんなんでしょうか)。そして「「十五夜」も連想できるし」と言うだけでなく、昔はこんな詩がよく語られていたと話してくれました。

絶句(「起承転結」)について聞かれた頼山陽が説明の際に使った俗謡です(いろいろなバージョンがあるそうです)

京の五条の糸屋の娘
姉は十七 妹は十五
諸国大名は弓矢で殺す
糸屋の娘は目で殺す

このどこが「十五の鬼決め」のルーツにつながるのかわかりませんが、百歩譲ってこの詩が一世を風靡していたころ、「十五の鬼決め」が作られたとしたらそういうこともあるかもしれない、といったところでしょうか。ちなみにこの詩は「京の五条」とか「大坂本町」とか「三条木屋町」とかいろいろ言われるそうですがそれは大切でなく、七言が命なんだとか。絶句の1つの七言律詩なんでしょうか。じゃ、「十五の鬼決め」もその流れをくんでいるんでしょうか。あまり無知なことは書くのはやめておきます。

「『ぐぅぱぁジャス』
なぜジャスなのかは分かりません。」(ふじさん)

「じゃんけんの種類を見ていると、ぐぅぱぁでも、他の地域ではどんなかけ声なのか、知りたくなりました。」(ふじさん)

興味深いですね。

「今日だけでは他のコンテンツまでも読み切れないので、また遊びに来ます。」
(ふじさん)

ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
始めから読んでもおもしろいし、特定のことを調べることもできる百科事典のように育てていきたいと思っています。
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日本(私の子供のころ 東京の下町))21 日本12から 鬼決めの方法(人数が多い時)

 はじめて寄らせていただきました。
子供の歯が抜けたとき 他の国でもやるんですね。でも集合住宅だと床下も屋根の上もないのでさみしいです。

さて
じゃんけんをする人数が多いとき私の子供のころのやり方です。人数が多いと
ぐーちーしようまたはぐーぱーしよう とだれかが言い出し「ぐーちーじゃん」(じゃんけんぽんとおなじ節で)と掛け声をかけてぐーか、きょき(ぐーぱーならがぐーか、ぱー)を出し多いほうが勝ちになります。勝った中でまた同じことか人数が適当ならふつうのじゃんけんをします。「おおいかじゃん」(多いか?)という掛け声もありました。「ぐーちーじゃん」は人数を2分するときにも使われていて放課後にドッチボールのチームを分けるときとかやっていました。この時はちょうど半分に分かれるまでやったと思います。地域は東京の下町です。

スタッフのみなさん これからも楽しみにしています。

 2003年5月25日(日) 菜穂さん
   菜穂さん、Multiculturalpediaの制作にご協力いただきありがとうございます。

「はじめて寄らせていただきました。
子供の歯が抜けたとき 他の国でもやるんですね。でも集合住宅だと床下も屋根の上もないのでさみしいです。」
 (菜穂さん)

 ほんとうにそうですね。こういった情緒のあることがすごい勢いで消えてゆくことを残念に思います。こういうことって、子どものとき経験しても機会がないと忘れてゆくものですね。菜穂さんからこんな書き込みをいただけて、それだけでも『世界の 子どもの歯が抜けたとき」を作った甲斐があったと思います。ありがとうございます。


「さて
じゃんけんをする人数が多いとき私の子供のころのやり方です。人数が多いと
ぐーちーしようまたはぐーぱーしよう とだれかが言い出し「ぐーちーじゃん」(じゃんけんぽんとおなじ節で)と掛け声をかけてぐーか、きょき(ぐーぱーならがぐーか、ぱー)を出し多いほうが勝ちになります。勝った中でまた同じことか人数が適当ならふつうのじゃんけんをします。「おおいかじゃん」(多いか?)という掛け声もありました。」
 (菜穂さん)

 子どもの頃、「多いもん(者)がっち(勝ち)」というじゃんけんがあった、というスタッフがいます。「多いもんがっちでホイ」という掛け声とともにグーかチョキかパーを出し、多数決のように多い拳を出した人たちが勝ち、というものだったそうです。「グーかチー」、「グーかパー」に絞った場合と、絞らない場合があるんですね。おもしろい。



 「ぐーちーじゃん」は人数を2分するときにも使われていて放課後にドッチボールのチームを分けるときとかやっていました。この時はちょうど半分に分かれるまでやったと思います。地域は東京の下町です。」
 (菜穂さん)

 「グッパ」(グーとパー)で分けると言うのは経験しましたが、「ぐーちーじゃん」は初めてでとても新鮮に聞こえました。そうですよね、二つに分けるんだから、「グーパー」でも「グーチョキ」でも「パーチョキ」でもいいわけですよね。

流行るかどうかを決めるのは語呂がいいかどうか、言いやすいかどうか、音感がいいかどうかに大きく左右されるのかもしれません。子どもたちの「ぐーちーじゃん」という掛け声が聞こえてくるような気がします。天才ですね、このフレーズを最初に考えた子どもは。Multiculturalpedia大賞を授賞したいくらいです。

「スタッフのみなさん これからも楽しみにしています。」
 (菜穂さん)

ありがとうございます。 菜穂さん、どうぞこれからもよろしくお願いします。
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めずらしジャンケン 日本(北海道 道東)22鬼決めの方法(人数が多い時)

 こんにちは はじめまして

 私は北海道の道東出身の者ですが、私の住んでいた地方では「めずらしジャンケン」というのがあります。

 このジャンケンは、人数が多いときに一人だけを決めるのに便利で珍しいもの(グー、チョキ、パー)を出したものが勝(負)になるというものです。

 例えば、10人で鬼ごっこをするときに鬼1名を決める場合にめずらしジャンケンをし、
グー5人、チョキ4人、パー1人であれば、1人であるパーが鬼になるというものです。

 10人でまともにジャンケンをした場合、なかなか決着がつきませんが、めずらしジャンケンの場合は、数回で鬼が決めることができます。

 東京に出てきて、このジャンケンをしようとしたところ誰も知らず恥ずかしい思いをしました。
 どなたか知ってる方はいませんか?

 2003年7月23日(水) konさん
    konさん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)の制作にご協力くださってありがとうございます。

 映画評論家の水野晴男さんじゃありませんが、「いやあ、じゃんけんって本当におもしろいですね」

 いろいろなじゃんけんを集めて、その確率を考える数学のマンガ参考書ができたらおもしろいですね。Multiculturalpediaからぜひ発行したいと思います。勉強よりも、じゃんけんの楽しさ、おもしろさを追求した本にしたいと思います。

 「めずらしじゃんけん」、他の地域でご存じの方、いらっしゃらないでしょうか。Multiculturalpediaのひろばに書き込んで下さった方がいたような記憶もあります。早く更新しないといけませんね。

 konさん、日本各地から、世界各地から情報が集まるといいですね。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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子供の宿題で日本(1970年代愛知県東三河南部 主に男の子)23鬼決めの方法(人数が多い時) 

 世界のじゃんけんを調べてと言われおじゃましました。沢山載っていて親の方がはまって読んでいます(^^)。

 全く参考にならないかもしれませんが、私が子供の頃(1970年代愛知県東三河南部 主に男の子)に行ったのに
「じっけったっ!」(ラ ソ ラの音階をスタッカートで)と言うのがありました。


あいこになると「たっ!」(スタッカートの ラ )と続けます。のであいこが続くと「たっ!たっ!たっ!」と言っていました。


 じゃんけんというのか解りませんが同じ愛知県の方が乗せていた鬼決めで、私たちは「相手のない者鬼ですよ」(ドード ミーミ レーレ ドード レレレドレ)と言ってやはりぐーならぐーの人がいなければ鬼になりました。


息子がしびれ切らせてわめいてます。 この辺で失礼します。

 2004年2月19日(木) 永江さん
   永江さん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)の制作にご協力いただきありがとうございます。



 永江さん、ありがとうございます。



なんだか読みながらジーンと来てしまいました。

 私たちの目指すMulticulturalpedia(多文化理解事典)は読み始めたら止まらなくなるような、とびっきりおもしろい多文化理解事典です。閉じたときに紹介されていた文化圏の人たちがとっても身近に感じられる多文化理解事典です。

永江さんが書いてくださったことをきっとまた世界のどこかで誰かが
「とびっきりおもしろい」と思って読んでくれるような気がします。

子どもだけでなく、大人も夢中になって心を魅せられ、読み終わったとき
心が広く大きくあたたかくなるような事典をつくりたいと願っています。

Multiculturalpedia(多文化理解事典)が更新できない日が続くと
安否を問うメールや励ましのメールをいただきます。
とてもうれしく思います。
元気を与える側がこんなんではいけないと思って
今は出来る限り毎日更新してゆくようにしています。
Multiculturalpedia(多文化理解事典)が更新されていたら
Multiculturalpedia(多文化理解事典)も楽しくやってるんだから
「私も!」とぜひ毎日を楽しもうと皆さんしてくださいね。

永江さんのお坊ちゃんもがまんしてくれてありがとうネ!
「世界のじゃんけん」のページで紹介させていただきます。
永江さん、お坊ちゃん、これからもずっとどうかよろしくお願いします。
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日本8(津軽のじゃんけん)
津軽のじゃんけんについて

85/03/28に赤穂 敞也氏が朝日新聞に投書している文章から津軽のじゃんけんがもっとはっきりした。

青森県北津軽郡ではいわゆるグー・チョキ・パーがそれぞれ、ニッコ・ヤリ・ヘラといい、ニッコはヤリに、ヤリはヘラに、ヘラはニッコに負けて、通称の三すくみが逆になっていた。しかもヤリは人さし指だけ一本を出す。
氏は「遠く隔てた広島市内でも明治末期ごろワン(石)ボウ(棒)ノコ(鋸)といって、三すくみも、ボウで人さし指一本出すのも北津軽郡と同じであった」と指摘している。

津軽拳は愉快だ。どうして、他のじゃんけんと勝ち負けが反対なのだろうか。
初めに伝えた人が間違えたのか、それとも津軽独自のものを創り出そうとしたのか、いや、戦国時代よそ者が津軽に忍んできたときにすぐに見破れるようにわざとこんなじゃんけんを作ったのかも知れない。あなたはどう推測するだろうか。

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広島の昔のじゃんけん ワンチンについて1

 友人の疑問に答えていだたきたくカキコませていただきました。
友人が小学校5〜6年の頃(昭和32〜3年)広島で”ワンチン”というものがあったそうなのです。これは”じゃんけん”の反対でグーがパーに勝ち、パーはチョキに勝つというものなのだそうです。突然”ワンチン”って何だったんだろうとすごーく疑問が湧いてきたそうなのです。どうぞお助けください。

使った事の有る方、語源をご承知の方居られませんか?


 2003年1月22日(水) 河村志保さん
   河村志保さん、多文化理解事典の制作にご協力いただきましてありがとうございます。

 ご存知の方、Multiculturalpediaからもお願いいたします、ぜひ情報をお寄せいただきたいと思います。

「これは”じゃんけん”の反対でグーがパーに勝ち、パーはチョキに勝つというものなのだそうです。」(河村志保さん)

おもしろいじゃんけんですね。一度やってみたい気がします。「けんじゃん」という名前にしてもはやりそうですね。「ポーン、けん、じゃん」といって「じゃん」で拳を出してさかさまじゃんけんで勝負するなんてのも楽しそうですね。皆さんも一度やってみませんか。

いろいろ考えたのですが、この「ワンチン」と関係がありそうだと思うことをちょっと書いてみます。

「世界のじゃんけん」の中で、
「日本のじゃんけん-8-」として津軽のじゃんけん(85/03/28 赤穂 敞也氏の朝日新聞への投稿記事)を紹介していますが、その中に興味深い記述があります。

「青森県北津軽郡ではいわゆるグー・チョキ・パーがそれぞれ、ニッコ・ヤリ・ヘラといい、ニッコはヤリに、ヤリはヘラに、ヘラはニッコに負けて、通称の三すくみが逆になっていた。しかもヤリは人さし指だけ一本を出す。」
氏は「遠く隔てた広島市内でも明治末期ごろワン(石)ボウ(棒)ノコ(鋸)といって、三すくみも、ボウで人さし指一本出すのも北津軽郡と同じであった」と指摘していらっしゃいます。

この指摘によると、広島市内では石のことを「ワン」という言い方があったようですね。「ワンチン」と関係があるかもしれませんね。

ノコ(鋸 たぶんパー?)はボウ(棒 人さし指一本)に勝ち、
ワン(石 たぶんグー)はノコ(鋸 たぶんパー?)に勝ち、
ボウ(棒 人さし指一本)はワン(石 たぶんグー)に勝つ!?んでしょうか???
なるほど、これはじゃんけんと逆に見えますね。

他にも情報が寄せられるといいですね。
河村志保さん、今後ともどうぞよろしくお願いします。
河村志保さんにとって2003年がとってもいい年になりますように。
(この新年の挨拶は1月31日までに書きこまれた方にお届けしています。)
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逆さまじゃんけん

 逆さまじゃんけんをする
 2002年12月4日(水) けーーさん
   多文化理解事典を訪れてくださってありがとうございます。

じゃんけんの世界は奥が深いですね。やっとの思いで奥にたどりついて全体が見えたと思ったら、そこにまたドアがあって、そのドアを開けるとまた大きな世界が待ち受けている、そんな印象を持ちます。

「世界中のじゃんけんを全部集める」というのが目標なんですが、日本のじゃんけんも奥が深く、まだまだそのバリエーション、楽しさ、粋なところ、スゴさなどを集めきれていません。「世界のじゃんけんを全部集める」ことなんてできるのでしょうか。

 集めている当初はじゃんけんはまるで生き物のように私たちの手と手のすきまからすり抜けて逃げていましたが、今は世界のじゃんけん達がまるで生き物のように集まってきてくれるのを感じます。じゃんけんの仲間がいっぱい集まって多文化理解事典でパーティーをしていることを聞きつけたように自分から集まって来てくれた、このじゃんけん達を歓迎してやりたいと思います。

日本11本拳(長崎拳)
 「子どもと遊び」かこさとし(大月書店)によると、江戸の鎖国時代に海外とのわずかな窓口であった長崎に唐から来た人々によって酒席の遊びとして「拳の遊び」が伝わったそうだ。

「伝承遊び全集」(東陽出版)によると、それは江戸の元禄年間だったそうだ。 これは本拳(長崎拳)と呼ばれる。勝負する二人の出し合った数を当てるじゃんけん。

  1. ジャンケンをする前に先手は0から10までの数字を言う。
  2. 左手で数を出す。(5本の指の特別な握り方で0〜5を表す)
  3. 二人の左手の数の合計がジャンケンをする前に言った数と一致すれば先手の勝ち。同じ数でなければ相手の勝ち。
  4. 次に後手が先手になる。
「伝承遊び全集」によると、左手で数字を表すには特別な握り方があり、特別な言い方があるそうだ。

「0」げんこつ。「ム」
「1」親指のみ出す。「イー」
「2」親指と人差し指を出す「リャン」
「3」小指、薬指、中指を出す(親指と人差し指のみ曲げる)「サン」
「4」小指、薬指、中指、人差し指を出す(親指のみ曲げる)「スー」
「5」パーの形。5本の指を伸ばす。「ウー」
「6」5と1、あるいは1と5「リュー」
「7」「チー」
「8」「パー」
「9」「クワイ」
「10」「ツチー」

日本19 熊本市房 クマゲン(球磨拳?)

 この「本拳」から虫拳、狐拳が生まれたと書いている本がある(「言葉の豆辞典」三笠書房)。 そして、虫拳が現代の日本のじゃんけんのルーツと考えている本もある(遊び図鑑 福音館書店)。  いずれもじゃんけんの起源を日本とした考え方だ。

ここで気がついたことが3つある

  1. この「本拳」は中国から来た人に聞いた現代の中国の「ジャンケン」に酷似しているように思える。もう一度、聞いて確かめてみたいと思う。

  2. 上の本拳の「2」に注目してもらいたい。これは実際に指でこの形を作ってみるとわかるが、チョキの変形とも言える形だ。人差し指と中指を出すのが正統的な「チョキ」だが、現代の日本でも親指と人差し指でチョキを作る人もいる。どちらもチョキとして通用している。本拳でこの形を「リャン」と言っているのはおもしろい。すると、唐の時代の中国語はやはり「チョキ」のことを両拳(リャンケン)と言っていたのではないか。そう思って中国の人に聞いてみたところ、「両拳」という言葉は知らないと言われた。そこで行き詰まってしまったが、現代の私たちが昔の江戸時代の言葉を知らないのと同じで、現代の中国の人も昔の唐の時代の両拳を知らないのではないか、とも思う。 親指と人差し指を出すチョキの変形はここにルーツがあったのかもしれない。

  3. 江戸時代に鍵がありそうだ。江戸時代の国語辞典か唐日辞典、日唐辞典がないだろうか。

     あれば、そこに新語としての「じゃんけん」が載っている可能性がわずかながらある。



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「いろいろな文化のジャンケンに代わるもの」
ジャンケンを(あまり)しない地域では何を


   ベトナムと韓国のジャンケンは日本のジャンケンと全く同じだった。

アメリカ人も知っていたが、ジャンケンは一般的にはしないと言う。 コインを投げて決めるそうだ。フランス、メキシコでもそうらしい。 西洋はコインを投げて決めるのかも知れない。そんな話を職場の人と していたら、5人ぐらいが順番を決めるときもコインを使うのだろうか、 という話になった。

コインで決めるのは非能率的だろう。 きっと何かあるだろう。あみだくじに似たようなものとか。 しかし、あみだくじは書くものが必要だ。どこでもできるものではない。 ジャンケンに代わるようなものがきっとあるのじゃないだろうか。

フィリピン、モンゴル、アメリカ、フランス

 モンゴルの人たちと話した。

 例えばここ(四人いる)にケーキが一つだけある。みんな食べたがっていて、誰が食べるか決めるときモンゴルではどうする?と聞くと、

右手を後頭部に当てて、掛け声とともに手のひらを上か下にして出す。上は「天」を表し、下は「土(地?)」を表す。上か下かいずれでもよいが、一人になったとき勝負が決まる。例えば、「天」が三人で「地」 が一人なら、「地」を出した人の勝ちになる。

「やってみませんか」と言われてやることに。実際にやってみるともっとおもしろかった。

いろいろな文化の選択・意志決定手段を遊びで調べている、将来はそれをビデオで撮って異文化を楽しんで理解する教材のようなものを作りたいと話したら、「(伝統的なモンゴルのじゃんけんの使い手の友だちがいるのでその)モンゴルのじゃんけんをテープにとって今度送ります」と言われた。うれしかった。
郵送費を先に渡そうとすると、
「いえいえ」いらないと言う。それでは困るというと、
「いえいえいえ」
でも、郵送費や手間を考えると申し訳ないと言うと、
「いえいえいえ」
ほかの学生が「これはプレゼントですから。先生、失礼です」と言う。
じゃ、遠慮なくいただきます、ビデオテープを送りますか、と言うと、また、
「いえいえいえいえ、テープレコーダーのテープです」彼は大慌てでみんな爆笑となった。
いつかページで流せる日が来るかも知れない。

「サルカメ合戦」(村上公敏訳 筑摩書房)によると、

「ピング オ ピング リ」と声を出し、手のひらを開いて上向きか下向きに突き出す。一人だけ上向きか下向きが出たら、その子は抜け、残りがくりかえす。最後に残ったのが鬼。
これはモンゴルの人たち、中国の人、アメリカの人、フランスの人に聞いたのと同じやり方だ(「ピング オ ピング リ」とは言っていなかった)。文化は独自のものと思いがちだが、本当はいろいろな交流のもとに生まれたものなのかも知れない。いろいろな交流のもとにいろいろな文化が花開いていくことが明らかになっていけば、自分の文化の優越を思う気持ちよりも互いの文化を自然と尊敬する気持ちのほうが芽生えてくるだろう。


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「じゃんけんをする地域」
 

 じゃんけんのルーツはアジアのどこかの国の地域であった可能性が高い、古代中国であったか、Koreanであったか、日本であったか、と思っていた。でも、調べれば調べるほどわからなくなってきている。情報が集まれば集まるほど今までに中国説、日本説を唱えていたたくさんの書物は説得力に今ひとつ欠けるように見えてきた。実際、ヨーロッパやオセアニアや他の地域が起源かもしれない、という可能性も簡単に捨ててはいけないと思う。事実を積み上げていき、事実に語ってもらうのが一番正しいと思う。

 そういったことを述べた上でこれからじゃんけんの伝播についてお遊びとして推理して述べてみたい。
話を進めやすくするためにじゃんけんの発祥の地はここでは中国ということに仮にする。

 箸を使う地域は漢字を使う地域と重なり合う、という説があることをGlobersのアジアのメーリングリストで知った。 なるほど、中国から漢字だけが伝わるわけでなく、一緒にいろいろなものが伝わったと考えるほうが自然だろう。

 目を見張るような発明(文字など)の教えを中国の人々から受けた地域の人々はその国の一番おいしい料理をその中国の人々に御馳走したことだろう。中国の人々は懐からおもむろに箸を取り出し、舌鼓を 打ったのだろう。いろいろな地域で、箸を見た人々は「あれは何だ」とさまざまな言葉で語ったことだろう。 その人々は箸だけでなく、選択や決定に使われるジャンケンを きっと見たんじゃないだろうか。見たことがない料理が御馳走として出されることも多かっただろう。そのとき、「おまえが先に食べろ」 「そういうおまえが先に食べろ」ともめ、 その地域の人々が見たことがない「決定の手段」が登場したこともあったのではないか。

 じゃんけんはアジアで生まれたものなのだろうか。稲作文化のもとに生まれたものなのだろうか。それは調べていくうちにはっきりしていくと思う。 「ジャンケンをする地域は箸を使う地域と漢字を使う地域と重なり合う」のだろうか。今の段階では発祥地はアジアなのかヨーロッパなのかそれとも他の地域なのかわからない。調べていく過程でいろいろな発見があり、それらはおもしろいだけでなく、人と人と思わぬところで結びつけてくれるような気がする。現在、じゃんけんが(細々とでも)行われていると確認できたのはじゃんけんの表に出ている国々とカンボジアだ。


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 日本のジャンケンはいつからどこで始まったのか

拳の形からじゃんけんのルーツを追う

  • インドネシアのじゃんけんと日本の江戸時代から伝わる虫拳
     日本のジャンケンは石拳か両拳がルーツと思われると3冊の国語辞典に書かれていた。その一つには推測通り、「じゃくけん」と石拳に読み仮名がふられていた。

    奥成 達氏の「遊び図鑑」には数多くの日本のジャンケンが紹介されている。

     そこに紹介されている虫ケンを見て息を呑みました。
    形が以前に紹介したインドネシアのジャンケンとまったく同じだったのです。
    虫ケンはこの本によると石ケンよりも古く、日本のジャンケンの起源のようなものだそうです。

     親指を出す人差し指を出す小指を出す
    インドネシア象(人に勝つ)人(アリに勝つ)アリ(象に勝つ)
    日本カエル(なめくじに勝つ)へび(カエルに勝つ)ナメクジ(へびに勝つ)

     名称と勝つ方向は違いますが、非常に似通っています。ジャンケンが日本でできあがる前、インドネシアと日本の交流があったように思えてなりません。

     インドネシアにはジョヨボヨ神話という神話があります。
    その中の話に「苦しめられている民を北から来た黄色い人が助けてくれる」という話があります。
    第二次世界大戦、オランダの植民地だったインドネシアに日本軍が向かったとき、インドネシアの人々はこの神話の影響もあり、初めは日本軍に非常に好意的だったそうです。しかし、インドネシアの人々はやがて日本軍は自分たちを助けに来てくれた黄色い人でなかったと知り、幻滅します。

     ジョヨボヨ神話は本当の話が入っているのではないかと思います。

     昔、ずっと昔、まだ日本にじゃんけんがなかったころ、インドネシアから海を漂流して日本に来た若者たちがいました。日本の若者たちとインドネシアの若者たちに友情が生まれました。いろいろな文化交流が起こりました。「アリ、象、人」のジャンケンもその一つです。インドネシアほど暖かくなかった日本には象はいなかったので身近なカエルやなめくじに置き換えて使うことにしました。この「じゃんけん」の便利さに日本の人々は驚き、大変インドネシアの人々に感謝しました。そして、インドネシアの若者たちが帰るとき、別れを惜しみながら黄色い人たちは沖のほうに進む小さくなっていく船に向かって叫びました。「君たちが窮地に立たされたとき、必ず僕たちは君たちを助けに行くから」。インドネシアの若者の話は国でいつか神話となって語り継がれていきました。
     『風の谷のナウシカ』(宮崎駿監督)の「この者、金色の・・・」というシーンはこのジョヨボヨ神話を連想させます。
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     日本7(平良市などのブーサ)奄美方言分類辞典(笠間書院)に奄美大島の興味深い拳の歴史が書かれている。奄美大島では本土からじゃんけんが入る前はBusa(ブサ)という拳があったそうだ。明治の末に本土から新しく「一歩二歩」といった遊びと一緒にじゃんけんが入ったと書かれている。そして奄美の伝統的な遊びをするときはブサを用い、「一歩二歩」といった新しく本土から入った遊びをするときには、じゃんけんを用いたそうだ。

     現代日本語方言辞典(明治書院)によると、ブーサは奄美大島だけでなく平良、長浜、鳩間などでも行われていたそうだ。

    沖縄県平良(ひらら)市の項目にはブーサが詳しく紹介されていた。それによると、ブーサは男の子がするじゃんけんで、 この地域では女の子はじゃんけん(石、はさみ、紙)をするそうだ。

    「火」と「蛇」と「水」で勝ち負けを競う。
    親指「火」は人差し指(蛇)に勝ち、
    人差し指(蛇)は小指(水)に勝ち、
    小指(水)は親指(火)に勝つ。

     あなたの「あっ」と言う叫び声が聞こえてきました。そうなんです、ブーサの手の形とその勝ち負けは
    インドネシアのじゃんけん1とまったく同じなんです。

     親指を出す人差し指を出す小指を出す
    インドネシア象(人に勝つ)人(アリに勝つ)アリ(象に勝つ)
    日本(平良市などのブーサ)火(へびに勝つ)へび(水に勝つ)水(火に勝つ)
    日本(虫拳)カエル(なめくじに勝つ)へび(カエルに勝つ)ナメクジ(へびに勝つ)

     ブーサとインドネシアのじゃんけん1は手の形も勝ち負けの関係もまったく同じです。手の形を何に象徴させているかが違うだけです。こんな偶然があるでしょうか。Busaという言葉はひょっとすると、インドネシア語かも知れないと思います。

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    日本(沖縄)13,14

       こんにちわ。学校の自由研究でじゃんけんを調べていたときにこのホームページを見つけました。こんなにたくさんのじゃんけんがのっていてびっくりしました。すごいですね。私も参考にさせていただきました。

     それで、私もじゃんけんのことを調べていたのですが、インドネシアの親指、人差し指、小指を出してするじゃんけんとそっくりなものが沖縄にもあることが分かりました。知り合いから教えてもらったのですが、どうやら2種類あるそうです。

    1.親指は「木」、人差し指は「鳥」、小指は「虫」。木(親指)は鳥(人差し指)に勝つ。(鳥は、倒れてくる木にはかなわないから)鳥(人差し指)は虫(小指)に勝つ。(虫は鳥に食べられてしまう)虫(小指)は木(親指)に勝つ。
      (虫は木を食べつくし、枯らしてしまう)

    2.親指は「お父さん」、人差し指は「お母さん」、小指は「子供」。父(親指)母は(人差し指)に勝つ。(父は一家の大黒柱だから)母(人差し指)は子供(小指)に勝つ。(母は子供をしつけているから)子供(小指)は父(親指)に勝つ。
     (子供が泣くと、お乳の出ない父はどうすればいいか分からずうろうろするだけだから)というものです。

     偶然かどうかは分かりませんが、興味深かったのでお知らせしておきます。



     2000年 8月28日(月) アキさん
       アキさん、どうもありがとうございました。ブーサ以外にも沖縄にはこんなに楽しいじゃんけんがあるんですね。インドネシアと沖縄との交流、実際にあったのでは、という思いが強くなって来ました。このじゃんけんをご存知の方、ぜひコメントをいただきたいと思います。
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    虫拳について質問

       どうしてナメクジはヘビに勝つのでしょう。
    その由来を知りたいです。教えて下さい。



     2000年11月24日(金) 町田さん
       私たちもこれについては調べてもわからず、ああでもない、こうでもないと話し合いましたが納得いく答えにはまだ辿りつけていません。

     みなさんのおじいさん、おばあさんにぜひ聞いてみていただけないでしょうか。
    答えを教えてください。

     町田様、今後ともどうぞよろしくおねがいします。

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    虫拳について質問2

       ナメクジが蛇に勝つわけを教えてください。
    どうしても知りたくて,夜も眠れません。
    できるだけ早く教えていただければありがたいです。

     2000年11月28日(火)  結城小学校kさん
       結城小学校kさん、Multiculturalpedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)の制作に参加してくださってありがとうございます。

    「虹だから七色だ」「梅雨だから雨がよく降る」「砂糖だから甘い」
    ルールだと言われると私たちは思考を停止しがちです。本当に七色なんだろうか。
    どうして梅雨のときは雨がよく降るのだろう。どうして砂糖はあまいのだろう。などとはあまり考えません。

    それは毎日の忙しさに流されているからかもしれません。
    自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の頭で考えるということをいつか忘れてしまったからかもしれません。

     kさん、あなたのような方がMulticulturalpedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)をつくっていくのだと私たちは思います。

     重ねてみなさんに、おじいさん、おばあさんに虫拳について、聞いていただくことをお願いします。
    金沢の兼六園にはこの虫拳の三すくみの大きな置物があると聞きましたがそれについても、いつ頃作られたものかなどぜひご存知の方はお教えください。

     ここまで無い知恵を絞って大声で呼び掛けましたし、「果報は寝て待て」とも申しますので、kさん、どうぞ今夜はぐっすりお休みください。

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    虫拳について回答1

       「言葉の世界」(http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/)の掲示板で話題になってました。
    それによりますと、「蛞蝓の通った後は滑り(ぬめり)が在るので蛇は滑って(すべって)しまう」ので
    嫌がると言う話が紹介されていました。

    とは言え、日本に昔から住む蛇は大きいものよりは小さいものが圧倒的に多いのですが、それでも
    蛇が(滑ると言う理由で)嫌がると言うのは大きさの差を考えると些か無理がある気もします。
    #と、書いてて気がついたのですが、寧ろ粘液が腹に付くことを嫌がるかもしれませんね。
     2000年11月29日(水) 狐の悠さん
       狐の悠さん、Multiculturalpedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)の制作に加わってくださってありがとうございます。

     蛞蝓(ナメクジ)が勝つもっともな理由だと思います。これが答えである可能性が極めて高いと思います。ありがとうございました。

     虫拳が広まるためには当時の人々にとってその三すくみが常識に近いものであった可能性が高かったと考えられると思います。昔、虫拳に出てくる三者を題材にした話(「児雷也」)があったそうです。彼らの技も念のため原文であたってみたいと思っています。

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    虫拳 教えてくれてありがとう

       虫拳のお返事,ありがとうございました。

     8月の頃のひろばにも書いてありましたが,私も1年生で,国語の説明文「じゃんけん」を教えています。もっといろいろな国のじゃんけんを知りたい!と子ども達が興味津々なので,私も調べていてここにたどり着きました。とても楽しく詳しい資料で,参考になりました。ありがとうございました。

    で,教科書でも虫拳を扱うように書いてあるのに「なめくじが勝つ理由」が何を見ても分からず,授業が進んでいくのに困ってしまってお尋ねしたわけです。授業では,先生も分からなくてインターネットでも聞いたけどよく分からなかったからみんなで考えてね,と言いました。子どもたちが考えた理由は「なめくじはぬるぬるして気持ち悪いから」「なめくじを食べるとお腹の中でむにゅむにゅするから」「なめくじはへびがまきつこうとしても,つるっと出てしまうから」などです。

    この後は「自分のオリジナルじゃんけんを作ろう」という活動に入ります。どんなじゃんけんができるか,楽しみです。



     2000年12月2日(土)  結城小学校kさん
       結城小学校kさん、ありがとうございます。

     教えてくださった狐の悠さん、改めてありがとうございます。

     東京書籍の一年生の国語の教科書(下)はおもしろい内容なんですね。
    今度見てみようと楽しみにしています。副読本を発行している出版社から
    私どものMulticulturalpedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)を紹介
    してくださるというメールをいただき喜んでいましたが、
    子ども達への教育にこんなに熱心な先生方がいらっしゃることに
    驚くと同時にとても感動しています。先生方の情熱が子どもに伝わるお役に少しでも立てたことに喜びを感じています。
    利用していただき、ありがとうございました。

     子ども達の謎解きも楽しく読ませていただきました。とてもユニークな答えでおもしろく読ませていただきました。ひょっとするとこれが答えかもしれないと思うほど鋭い推理ですね。

     前に書き込まれた先生も子ども達にオリジナルのじゃんけんを作ってもらうつもりだと書いていらっしゃいました。
    きっと大勢の子ども達、人々が新しいじゃんけんの創作に知恵を絞っていらっしゃるんですね。

     よろしかったら、いい作品ができましたら、それを世界中の子ども達、人々に紹介させてください。名前は教育委員会の規定などがあると思いますのでニックネームでもかまいません。

     ドラえもんにMulticulturalpedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)を紹介していただけることになりました。「子どものためのホームページ厳選100 (ドラゼミ・ドラネットブックス)」(2001年2月発売 小学館)

     今後ともよろしくお願いいたします。



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    紙、鋏の誕生からルーツを追う

     じゃんけんの起源を、パーを表す「紙」から追うなら、紀元後105年頃の蔡倫(中国)の発明以後と見るか、あるいは紀元前2500年頃のエジプトのパピルス使用以後と見ることができる。しかし、パーは初め紙を表すものでなく布を表すものだったとすると、もっと歴史を遡ることになる。


     中国の人(北京)に聞くとその人は中国では「パー」は「紙」ではなく、「布」だという。韓国の人に聞くと、やはり「紙」ではなく、「布」だという。

     中国ではどこでも「布」と言われているのだろうか。
     世界のどの地域が「パー」のことを紙といい、どの地域が布と言うのだろうか。
    どうして、「布」と呼ぶ地域と「紙」と呼ぶ地域があるのだろうか。

     今までメールをくれたたくさんの外国の人たちに聞いてみるとわかるかもしれない。

     仮説を書く。
     ジャンケンは現在の中国か韓国、北朝鮮かその近辺から始まった。それは紙が中国で発明される以前のことだった。やがて紙が発明され、異なる文化圏にジャンケンを説明するとき、そのルールの説明のために、布よりも切りやすい紙が使われるようになった。よって、「布」と伝わった地域は「紙」の発明以前に伝わった地域となる。少なくとも、発祥の地は「紙」と呼ばれているところではない。
    「紙」の発明より前に、「紙」よりも切りにくい「布」と伝わった地域のどこかで、誰かが思いついたアイディア(ジャンケン)が世界中に広まった。

    あなたなら、どう考えるだろうか。


     日本のじゃんけんに関する方言を見てみて驚いた。星の数ほどある。そして、「パー」は日本中どこでも「紙」だと思っていたら、「風呂敷」とする地方も多い。布からの翻訳だろうか。紙か布かでジャンケンの起源を突き止めるのはむずかしい。
     いままでどうして気がつかなかったのだろう。
    鍵は「はさみ」が握っていた。
    生産が簡単な布や紙など問題でなかった。
     とにもかくにも、あの「チョキ」の形からして「じゃんけん」が作られたのは「はさみ」の発明以後なのは明白なのではないか。

     チョキを表す「鋏」が製造され一般に普及していなければじゃんけんが広まらないことを考えれば、紀元前8世紀に中国が鉄器文明に入るのを待つか、早くとも石器時代が終わり、青銅器時代が中国に来る紀元前1500年頃以降と考えるのが自然だろう。

     以上のことから、現時点ではじゃんけんの誕生は紀元前約1500年以降だと言うことができるのではないか。


     人差し指と親指でつくる「はさみ」と、人差し指と中指でつくる「はさみ」の違いを子供から聞かれたら、あなたはどう答えますか。「男のチョキ、女のチョキ」(日本語教師の先輩に教わった。その方の子供のころは人差し指と親指でつくる「はさみ」は男のチョキ、人差し指と中指でつくる 「はさみ」は女のチョキ、となぜか言われていたそうだ。)がその答えのひとつでしょうが、こうは考えられないでしょうか。

     「はさみ」には西洋ばさみと和ばさみがあります。西洋ばさみは支点を中心にして二つの刃があるものです。親指と中指などを2カ所の穴に入れて使います。和ばさみはおばあちゃんの裁縫箱に入っている、支点のない、1つの刃のものです。親指と人差し指で握るようにして使います。

    人差し指と親指でつくる「はさみ」は和ばさみの動きとそっくりです。
    人差し指と中指でつくる「はさみ」は西洋ばさみの動きとそっくりです。
     どうもそこに起源があるように思えるのですが。

     昔、裁縫をしなかった男のチョキが人差し指と中指でつくる洋ばさみで、縫い物をしていた女のチョキが人差し指と親指でつくる和ばさみだった、という考えですが、いかがでしょう。

     はさみの発明は諸説があるそうです。中国起源説もあるし、西洋起源説もあります。和ばさみが作られたのは中国が最初だそうです。西洋ばさみの古いものも中国で見つかっています。それを中国で発明したと見るか、中国に西洋から入ってきたと見るか、考えが分かれているそうです。日本では鋏の歴史はどうだったのでしょうか。(紙、鋏の歴史についてはすぐれた書物が数多く出版されているのでもう一度検証し直したいと思うが、今日のところは寝させていただく。)

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     石、紙、鋏といったじゃんけんの道具はそろった。後は「甲が乙に勝ち、乙が丙に勝つが、丙は甲に勝つ」という三すくみのアイディアを誰かが考え出せばじゃんけんは誕生する。



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    「三すくみ」という概念からルーツを追う

     旧友が帰ってきた。やっぱり無事だったんだ。

     ずいぶん心配していた。滝に落ちて行方不明という話を聞いていたので夢のようだ。
    彼ほど頭が切れる人物はいない。さっそく今調べているじゃんけんについて聞いた。

     彼はしばらく考えていて顔を上げた。
    「君はもう一つ大切なことを見逃しているよ。
     本当に君が日本のじゃんけんの起源について調べたいなら、勝敗を決める組み合わせについて考えてみるべきじゃないか」

    イギリスではじゃんけんはしないのかい。
    「ああ、しないね。(注:あるようです。イギリスのじゃんけんの項をご覧ください。)
     君が調べた虫拳というのがもっとも基本的な組み合わせだと思う。重大事件があるんだが、じゃんけんの起源を調べるのもおもしろそうだね。」

     二度と旧友に危ない橋は渡ってもらいたくなかった。
    ああ、困っているんだ。お願いだ、その重大事件は誰かに任せてじゃんけんの謎を解いてもらえないか。
     「わるいがその事件は僕にしか解くことができないんだ。
    三者が互いに相手を恐れて身動きがとれなくなることを三竦み(さんすくみ)という。三竦みについてどこまで遡れるかわからないがそこに何かあるような気がするな。ワトソン君、ちょっと調べてみないか」


    石は鋏をなまくらにし、
    鋏は紙を切り、
    紙は石を包んで身動きをとれなくする

    というじゃんけんの基本的概念「三竦み(さんすくみ)」を初めて思いついたのはいつの時代のどこの誰なんだろうか。

     この三竦みのアイディアが初めて生まれたところにじゃんけんのルーツがあるのではないか。

     笑わずに読んでもらいたい。

     1748年に「法の精神」を発表したモンテスキューらは国家が持つ権力の腐敗を防ぐために「三権分立」の必要性を唱えた。立法権(国会)、司法権(裁判所)、行政権(政府)といったそれぞれ独立した機関が互いの権力の濫用を監視し、牽制しあい、国民の自由や権利を守ろうとする考え方だ。独裁や腐敗を防ぐ方法としてこれよりいい考え方が見つからないから多くの国で採用されている。

    これも任命権や逮捕権、改正権から見ると、じゃんけんの三竦みの原理と見ることができるのではないか。

     西瓜が3切れあり、それを3人で分けるとき子供ならどれが大きい、小さいで誰がどれをとるかが問題になる。誰から取るかでけんかになることもあるだろう。

    力で決めたら弱い者には不満が残ろう。年齢の低い者から選んだら逆差別だと高い者は愚痴るだろう。
     とる順番の決め方としてじゃんけんは優れている。何の道具もいらない。
    身体の大きい子が勝つとは限らない。小さい子が勝つとも限らない。頭の優劣も関係ない。ハンサムかどうかも関係ない。年齢も力の強弱も関係ない。経験も技術も関係がない。もちろん貧富の差や身分の差の出番はない。Aが勝つか、Bが勝つか、Cが勝つかはやってみなければわからない偶然の産物だ。誰から見ても勝つチャンスは同じで公平だ。

    また、出した拳は自分が自分の自由意志で選んだという責任があり、その結果には納得がいく。じゃんけんがなければ子供の世界はもっと弱肉強食の世界だろう。

     じゃんけんの三すくみという考えは大きくは国民の自由と権利を守る三権分立、小さくは個人の自由と権利を守るじゃんけんというように、異なる三者からなる混沌とした世界を互いを尊重することによって、平和を築く、異文化・多文化社会のあり方の鑑のように思える。

    その三すくみの原理を考案したのはどこの誰なんだろう。見つけることは不可能なのだろうか。

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    とうとう見つかった。

    「甲が乙に勝ち、乙が丙に勝つが、丙は甲に勝つ」という三すくみのアイディアを記した大昔の資料が見つかった。
    じゃんけんのルーツを探す長い長い長い長い長い旅が終わった。

    「関尹子(かんいんし)、三極篇」にあった。中国語はなるほど英語と同じSVO構文だ。大昔の書物もそれを知っていれば読める。

    この「関尹子」という書物は大辞林によると、「史記の老子伝に見える周の関令尹喜(いんき)の作と伝えられているが、唐・五代頃の偽作とする説が有力」だそうだ。

    周とすると紀元前11世紀から紀元前256年まで、また、唐とすると618年から907年まで、五代なら907年から960年。いずれにしても戦乱の世の中を思って書かれたのだろう。

    結局どこの誰かはわからなかった。しかし、爽やかな気持ちがする。どこかの名もない人物がこのじゃんけんの基本概念である三すくみを思いつき、それが今多くの人々の共有財産となっている。このじゃんけんはどれだけ無益な争いを防いだろうか、これからもどれだけ防ぐことだろう。そしてもしや三権分立のヒントになったかも知れない。

    今までつきあってくださってどうもありがとうございました。

    「螂蛆食蛇、蛇食蛙、蛙食螂蛆、互相食也」(関尹子、三極篇)
    螂蛆はムカデ。



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    現存する文書からじゃんけんのルーツを追う

    漱石は知っていた

     「明暗」[1916年(大正5年)5月26日から12月14日にかけて朝日新聞連載、未完]にじゃんけんが登場してくる。
    ひっくり返した花瓶の水を前にした延子と継子とのやりとりで現れる。

    「継子さん早く雑巾を取っていらっしゃい」
    「いやよ。あなたが零(こぼ)したんだから、あなた取っていらっしゃい」
    二人はわざと譲り合った。わざと押し問答をした。
    「じゃジャン拳よ」と云い出したお延は、繊(ほそ)い手を握って勢いよく継子の前に出した。継子はすぐに応じた。宝石の光る指が二人の間にちらちらした。二人はそのたんびに笑った。
    「狡猾(ずる)いわ」
    「あなたこそ、狡猾(ずる)いわ」
    仕舞にお延が負けた時には零れた水がもう机掛けと畳の目の中に綺麗に吸い込まれていた。

    「明暗」夏目漱石3 現代日本文学館 文藝春秋


     驚くべき文章を見つけた。


     昭和49年に刊行された江戸語大辞典の復刻版の「江戸語の辞典」(前田 勇編)。
     これは江戸時代の言葉を説明した辞典で、用例が実際の当時の書物からとられている。

    嘉永年間に出版された「皇都午睡」という書物からの引用。
    二条河原の落首と同じような書き出しで始まる。

    「近頃東都にてはやりしはジヤン拳也、酒は拳酒、色品は、蛙ひとひよこ三ひよこひよこ、蛇ぬらぬら、ジヤンジヤカ、ジヤカジヤカジヤンケンナ、婆様に和藤内が呵られて、虎はハウハウツテトロテン、なめくでサア来なせへ、跡は狐拳也」

     うーん、これはすごい発見ではないか。学会が震撼するのでは。といってもジャンケン学会なんか、無いか。

     「江戸語の辞典」のもう一つの例には「狐拳或はじやん拳等にて」(代る代る駕籠に乗る)と書かれている。駕籠(「かご」と読むのだと思う)に乗る順番を決めて勝った方が駕籠に乗り、負けた方が運んだのだろうか。

    じゃんけんは江戸時代の嘉永年間から始まったのだ、少なくとも江戸ではそれまでなかった、と考えるのが素直な見方だろう。

     ポンキッキーズのコニーちゃんのじゃんけんは子どもがよく見ていたが、「ジャンジャカジャカジャカジャンケン」とかなんとか言っていたような気がする。この歌にルーツがあったんだな。

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     「皇都午睡」の文章をどう解釈したらいいか困っている。今になってあの文章をよく読んでみると、あれは虫拳じゃん拳虎拳狐拳(籐八拳の別名?)が登場している、と気がつく。それを作者はジャン拳と言っているように読める。

    近頃東都にてはやりしはジヤン拳也、酒は拳酒、色品は、蛙ひとひよこ三ひよこひよこ、蛇ぬらぬらジヤンジヤカ、ジヤカジヤカジヤンケンナ婆様に和藤内が呵られて、虎はハウハウツテトロテンなめくでサア来なせへ、跡は狐拳也」

    近頃、東の都ではやっているのはじゃん拳と言って、あとはいろいろな拳の紹介を使った掛け声のように思える。じゃんけんには虫拳(蛙、蛇、なめくじ)じゃん拳虎拳(婆様、和藤内、虎)があり、歌い終わりに「さあ、来なさい。」そして、狐拳(藤八拳?庄屋、鉄砲、狐)で勝負したのではないか。

    歌の真ん中の「じゃんけん」は何だろう。歌の初めの「じゃんけん」と同じなのだろうか。

     「皇都午睡」に出てくる「じゃんけん」はいったい何なのだろう。

    三通り考えられるのではないか。

    一つは「じゃんけん」は虫拳、虎拳など、拳の総称という推測。

    もう一つは「ごはん」、「酒」、「お茶」のように二つの意味(総称とその一種類)を指す言葉として使われている、という推測。つまり、「酒」が「ビール、ウィスキー、ワイン、ウォッカ、日本酒、ビール」といったアルコール飲料の総称を指すと同時に「日本酒」というその一種類を指す言葉として使われているように、じゃんけんはさまざまな拳の総称として使われながら、その一種類の名でもある、という推測。

    そして三つ目はこういったいろいろな拳を詠み込んだ歌を歌いながら、藤八拳をすることを「じゃんけん」と読んだのじゃないか、という推測。

    本当のところは江戸時代の人に聞かないとわからない。誰か江戸時代の知り合いはいないだろうか。

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    とうとう、とうとう見つけた。

    弘化4年(1847年)のとてつる拳(?)の錦絵に「皇都午睡」のじゃんけんの秘密がすべて描かれていた。

    それは「けんのけいこ」と題が書かれ、蛙と虎と狐が描かれている。
    「けんのけいこ」には「皇都午睡」とほとんど同じ文句が描かれている。それだけでなく、その掛け声の文句の間に身振りが小さい字で説明されているのだ。

    酒ハけん酒 いろ品ハ かいろ ひとひょこみひょこひょこ へび ぬらぬら なめくで まいりや志よ 志"やんじやらじやらじやら 志"やんけんな 婆さまが 和藤内に 志かられた とらが 這う這う とてつるてん 狐で サアきなせ」弘化4年とてつる拳の錦絵

    この錦絵が載っていたのは「東八拳をお楽しみください」(松本吉弘著)という97年1月出版の本だ。驚異的で、素晴らしいことだと思うが、今も東八拳(「元来は藤八拳といいますが、現在は東京圏の拳士が多くルールも東京式ですので、東八拳をあてています」上記著作より)は行われているそうだ。

    この本によると、この掛け声は虫拳、次にじゃんけん、次に虎拳、そして最後に藤八拳をすることを表しているとのこと。

    描かれている蛙と虎と狐は「虫拳、虎拳、藤八拳」を表しているのだろう。

    では、では、この志"やんけんとはいったい何なのだろう。

    志"やんじやらじやらじやら 志"やんけんなのあとに小さく書かれた文字で 「子供の志"やんけんをする」とある。

    これこそ今のじゃんけんなのではないか。

    この錦絵は弘化4年のものなのだろうか、それとも、弘化4年に「はやっていたとてつる拳」のやり方を描いた後世の錦絵なのだろうか。



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    「じゃんけんという言葉の語源からじゃんけんのルーツを追う」

    石拳

     日本のジャンケンは石拳か両拳がルーツと思われると3冊の国語辞典に書かれていた。その一つには推測通り、「じゃくけん」と石拳に読み仮名がふられていた。

     日本語の音声の傾向として「KやSなどの子音に挟まれたU/I音は落ちて無声化しやすい」ということが言われている。 「じゃけん」の「「KU」」の母音「U」は両側から「K」と「K」に挟まれているため、自然に「U」の音が落ち、使われているうちに「じゃ・けん」「じゃんけん」と変化していったということは十分考えられることだと思う。


    両拳
     両拳とはチョキを指す。江戸時代、外国との窓口だった長崎に中国から本拳(長崎拳)が伝わった。その2本の指を表す言い方が「リャン」だったとする資料が残っている。


    豊後の方言 リャンケン
     
    江戸時代の海外との扉であった長崎と近い豊後(今の大分県のあたり)の方言ではジャンケンのことをリャンケンと言った(言う)そうだ(現代日本語方言辞典 明治書院)。やはり「りゃんけん」から「じゃんけん」になったのだろうか。

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    じゃんけんをする時の掛け声から
     中国の人(袁さん)に聞くと子供のころよくじゃんけんをしたそうだ。
     じゃんけんをするとき、どんな掛け声を使ったか言ってもらった。「ポン」に当たるところで、両唇音で「ポン」に近い音が聞こえた。「布」と言っている、という。
    「石」、「鋏」、「布」の順で言って、言い終わったときに拳を出したそうだ。

    日本のじゃんけんについて書かれた本には日本起源説をとるものが多いが、中国起源説も捨てられないと思う。長い歴史と広大な領土を持つ中国には「布」を「ポン」と言っていた時代、地域があったかもしれない。聞いた日本人が日本語にふさわしい音に変えたのかも知れない。

    そういえば「ガラガラ ポン」という言葉を聞いたことがある。この「ポン」というのは勢いの良さや提示・登場・出現を表す、日本に昔からある擬声語・擬態語かもしれない。麻雀の「ポン」とも関連があるかもしれない。そうだとすると中国語に由来することになる。

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    仏教語「料簡法意」から
     久保田正文氏は仏教語が語源だとベトナムの僧から聞いたそうだ。

    「料簡法意(りゃけんほうい)」という仏教語だ。料簡とは推量する、法意とは法の意志、つまり、迷ったときに人知を越えた宇宙の根底を流れる天の意向を推し量る、ということになる。確かにじゃんけんには人の恣意は入りにくい。物事を決めるときに使われるじゃんけんに相応しい掛け声かもしれない。

    「じゃんけんほい」と言っている地方は日本にもかなりあるそうだ。「りゃけんほうい」から「じゃんけんほい」だとすると、お寺からこの言い方が広まったのだろうか。

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    総合の、授業で!

      世界のじゃんけんという、テーマでレポートを書くことになって、資料を集めていると、「世界のじゃんけん」というありがたいホームページを見つけることが、できました。  総合の授業で、やくだたせてもらいます!!どうも、ありがとう!!



     2001年10月22日(月) ばねこさん
        ばねこさん、Multiculturalpediaに訪問してくださってありがとうございます。いいレポートが書けるよう応援しています。

     じゃんけんの起源についてですが、『中国庶民生活図引(遊)』(弘文堂)によると、「猜(右側は青ではなく、このまま)拳」は広東語でチャイキュンとカタカナ読みしてあります。そして、「1960年代まで奄美大島ではじゃんけんを『じゃいきん』と言っていました。どことなく、猜(右側は青ではなく、このまま)拳[チャイキュン(広)]に似ているような気がします。」と書いてありました。

     さっそく香港の方(広東語)にスタッフが、「猜拳」はどう発音するのか聞きました。その発音は、「チャイクン」という音に近く聞こえたけれども、この「クン」は日本語に無い音で「グン」や「ギュン」「グェン」とも日本語話者には聞こえると言えるかもしれないと言っていました。

     滋賀県の大津出身のスタッフが子供のころ「ジャイケン」と言っていた、と教えてくれました。「チャイケン」「チャイギュン」「チャイグェン」だったらほとんど同じ音じゃないか、というのが彼の感想です。大阪出身のスタッフも「ジャイケン」と言っていたそうです。

     『滋賀県方言語彙・用例辞典』(サンライズ出版)によると、「ジャイケン」は大阪と滋賀県全域でよく使われていて、「ジャイケンは、ジャンケンに比べ男児が多く使用」している(少なくともこの辞典の調査時は)そうです。

     『現代日本語方言大辞典』(明治書院)では「リャンケン」は大分のじゃんけんの方言として紹介され、「リャンケン」は上品な言い方で、普通はチョイチョイと言い、掛け声はチョイチョイチョイ。石川県の「ワン ツー セー」という掛け声は、ベトナムの子供たちが言っていた「ワン ツー チィー」と似ています。『中国庶民生活図引(遊)』(弘文堂)には「猜拳」は「一二三、猜猜猜(ヤイイーサム チャイチャイチャイ[広])とじゃんけんをすると書いてあります。

     『現代日本語方言大辞典』(明治書院)によると、じゃんけんをするとき、青森では「キッキノキ」をくり返し、島根でも「キッキノキ」、奥多摩では「チッチッチ」と唱え、八丈(八丈島のこと?)では「チョイ チョイ チョイ」というそうです。福岡ではじゃんけんのことを「ヤイケン」、掛け声を「ヤイケンポイ」。

     『方言再考』(草思社)からじゃんけんの掛け声を一部引用すると、青森県南部地方「きっきっき」、山形県宮野浦「ちゅっちゅっ」南陽市宮内「きっき」「ちょいちょい」、千葉県館山市「ちょいちょい ち」、東京都三鷹市「たったったっ」、富山県福光町「じゃいけんぽん」。

     「日本国語大辞典 第二版」(小学館)から一部引用、栃木「ジャッケン」「タイケン」、伊賀・島根・島原方言「ジャイケン」、伊予「チャンゲン」、神奈川「チョイケン」。

     「じゃんけん」という言葉の語源はいろいろな説があります。調査の過程でそのそれぞれのどの説も否定できないとMulticulturalpediaのスタッフは感じています。どの説が正しいか100%言い切ることは難しいと言うのが今のところの結論です。それよりも多くの地域を経て、さまざまな人々の交流の果てに、今私たちのいる、ここに「じゃんけん」が届いたことにもっと目を注ぎたいと思います。 

     ばねこさん、今後ともずっとどうぞよろしくお願いします。

     現在、世界の曜日について調べています。近いうちにその報告ができるといいのですが。

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    日本28 滋賀県大津のじゃんけん(35年ぐらい前)+オーストラリアのじゃんけん+大阪のじゃんけん

       おおさかのじゃんけんは「いーんじゃんでホイ!」「あいこでホイ!」ですが、最近は最初はぐー、いんじゃんホイ」が多いかな。
     総合の時間に教えてもらっている英語の先生(オーストラリア人)は「ストーン」「シーザース」「ペーパー」(これを2回ジェスチャー付きでくり返し、ワン・ツー・スリーで勝負するのを教えてくれました。
     ちなみに僕のお父さんは小学生の時(滋賀県の大津市)「じゃんけんエス」「コウデ エス」(あいこのことをコウデ。ホイのことをエス。といってたかなと思い出してくれました。(35年ぐらいも前なので正確に覚えていないけれど。と言っていました。)

     2003年8月8日(金) ユースケくん
       ユースケくん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)をつくるのに参加してくれてありがとう!

     スタッフにも滋賀県の大津出身の人がいるんだけど、まだ小さくてぜんぜん覚えてないって。ありがとう。

     ユースケくん、宿題はぶじにおわったかな。これから2学期、いっぱい遊ぼうね。火星は見られたかな。こんどの9月9日はお月様と火星がならんで見られるそうだからぜひ見てね。

     これからもずっとよろしく!
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    チッチッセ(ジャンケン)[長野県南部・天竜川沿い]

     本棚を片づけていたら、「伊那谷の方言歳時記」(下澤勝井著・郷土出版社)という本をみつけました。長野県南部・天竜川沿いの方言を紹介している本です。その中に、著者の子どものころ(昭和10年代)は「チッチッセ」というかけ声でじゃんけんをしていた、と書いてあります。その「決め方・遊び方」そのものを「チッチ」と呼んでいたそうです。

     2002年12月6日(金) なおこさん
       なおこさん、いつもありがとうございます。

    「チッチッセ」というかけ声、じゃんけんにピッタリですね。

    長野県南部・天竜川沿いに住んでいた方は懐かしく思いながらこのページを読んでくださっているかもしれません。また、現在この近辺に住んでいる方はびっくりしていらっしゃるかもしれませんね。ありがとうございました。

    中学生のお子さんがいらっしゃる方から雑誌の記事(国際化教育について)の切り抜きをいただきました。日本を離れて海外で暮らした人達、自分の国を離れて日本へ来た人から、若い人達に伝えたいことが紹介されていました。

    一人は1度は日本を出て外から日本を見ること、旅行でなく一定の期間住んでみて、「自分の国ってこうなんだな」と日本を客観的に見る目を養うことが必要と話します。

    もう一人は外国で日本の文化について聞かれたときの体験を話します。日本の文化について聞かれてうまく答えられず、「着物があるよ」と答えると、「キモノってなに?どんなものなの」と詳しく聞かれて自分がいかに自分の国について知らなかったか痛感したと話します。

    そうしてもう一人はそれまでの話を受けてこう語ります。
    「私は、自分の国やルーツを知るのも大事だと思うんですが、その視点からだけ見るのはやめていかなきゃいけないと思う。自分の国や自分のものの見方にこだわると、視野も狭くなるし、偏見も出てくると思うんです。中学生っていろんなことを偏見なしで吸収できる時期だと思うので、今のうちにいろんなことを吸収できる人になってほしいです。何でもいいから好きなことを見つけて、それをがんばっていけばどんどん世界が広がっていくと思いますよ」(Z CLUB 12月号02年 増進会出版社)

    切り抜き、ありがとうございました。たくさんの子ども達がこのメッセージを受け止めてくれたと思います。
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    「世界のじゃんけんを全部集める」

     多文化理解事典を訪れてくださってありがとうございます。

    じゃんけんの世界は奥が深いですね。やっとの思いで奥にたどりついて全体が見えたと思ったら、そこにまたドアがあって、そのドアを開けるとまた大きな世界が待ち受けている、そんな印象を持ちます。

    「世界中のじゃんけんを全部集める」というのが目標なんですが、日本のじゃんけんも奥が深く、まだまだそのバリエーション、楽しさ、粋なところ、スゴさなどを集めきれていません。「世界のじゃんけんを全部集める」ことなんてできるのでしょうか。

     集めている当初はじゃんけんはまるで生き物のように私たちの手と手のすきまからすり抜けて逃げていましたが、今は世界のじゃんけん達がまるで生き物のように集まってきてくれるのを感じます。じゃんけんの仲間がいっぱい集まって多文化理解事典でパーティーをしていることを聞きつけたように自分から集まって来てくれた、このじゃんけん達を歓迎してやりたいと思います。

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    世界のじゃんけんの最先端

      僕は京都に住んでいる学生なのですが、今ゼミで世界のじゃんけんについて調べようと思っているのですがこのページの他に中々資料が見つかりません。(すいません。このページはとても助かっています。)このページが世界のじゃんけんの最先端なのでしょうか?このページを読んでいるともっともっと他の国のじゃんけんが知りたくなったんです。アフリカや中近東とか。なにかあれば教えて欲しいです。失礼があったら申し訳ないです。よろしくお願いします。



     2001年12月12日(水) 羽田 洋平さん
        羽田 洋平さん、Multiculturalpediaを訪問してくださってありがとうございます。

     「このページが世界のじゃんけんの最先端なのでしょうか?」
      私たちの把握している範囲ではそうですが、わかりません。そうでなくともじゃんけんを行なう人の姿が目に浮かび、親近感がわき、世界中の人々が見て、思わず笑みがこぼれるようなものをこの事典は目指していきたいと願っています。「自分達の力で」というよりも「世界中の方々との共同作業で」情報が集まっていき、この制作自体が相互理解のきっかけになってほしいと思います。

     「このページを読んでいるともっともっと他の国のじゃんけんが知りたくなったんです。」
     情報をくださった世界中の方々が羽田 洋平さんのこの言葉に喜んでくださっているんじゃないかと思います。

     「アフリカや中近東とか。なにかあれば教えて欲しいです。」
     正直言って、Multiculturalpediaが弱いところです。情報がごそっと欠落していてとても、大変、非常に残念に思っています。何かご存知の方、ぜひ教えて下さい。 
     でも、いつも言っていることですが、Multiculturalpediaは本に出ていたといった2次情報は求めません。実際にあなたが経験したことを教えていただきたいと願います。この事典の制作自体が人と人とのつながりをつくり、自分自身が気づき、変わっていくきっかけとなる生きた事典として成長を続けたいからです。

     ゼミで、羽田さんらしい、じゃんけんの発表ができるよう応援しています。
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    日本16(1970年代後半町田市(小山町)のじゃんけん)

      時間が無くてまだ全部読んでいないのですが、私の小学生時代にあったじゃんけんが載っていなかったようなのでじゃんけんで思い出した事をカキコします。^^
    私は東京の町田市で育ちました。ただ、3年生までは団地で育ち、その後町田でももっと田舎の小山というところに引っ越したのですがそこでは普通のグーチョキパーの他にこのようなものがありました。基本的なグーチョキパーの関係は同じで呼び方が違います。(団地ではこのよびかたは無かったような気がします)
    ぐー=軍艦
    ちょき=朝鮮
    ぱー=ハワイ
    別に 軍艦が朝鮮に、朝鮮がハワイに勝つといった意味は無いのですが発音上似ているので使っていたのだと思います。小さい頃は何の疑問も無くつかっていましたが、これは戦中に使っていたもののなごりなのでは?と思います。

    戦中といえば、韓国では今の30代以上の男性(地方育ち)の人はじゃんけんをする時「じゃんけんぽ」といって出したそうです。特に慶尚道の人からそのような話を聞きます。日帝(植民地)時代の言葉が残っていたというところでしょう。



    最後にちょっと汚いのですが小学生のころはやっていたじゃんけん
    ぐー=うんこ
    ちょき=ちょんぎれた
    ぱー=パンツ
    「ジャンケンポン(もしくはジッケッタ)」と言って出し、勝負がつかない時は次のようになります。
    「うんこがちょん切れた。ちょん切れたがパンツ。バンツがうんこ。。。。」

    ....汚いですね。すいません。

    PS:この地域は町田市と言ってもちょっとちがうようです。ゴムとびでも洗練(?)された団地のゴムとびと違いものすごく田舎臭かったです。
    例 団地のゴム飛びは「お猿のかごや」や「まりーちゃんたらぎっちょんちょん」ではじまる複雑でなかなかおもしろい飛び方があったのに対し、小山のは飛び方が単純でした。「赤十字」「白十字」という飛び方などが代表的なものです。おそらくこちらのほうが昔式なのだとおもいますが。



     2001年12月13日(木) hansさん
        hansさん、Multiculturalpedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)の制作に加わっていただき、ありがとうございました。

     「別に 軍艦が朝鮮に、朝鮮がハワイに勝つといった意味は無いのですが発音上似ているので使っていたのだと思います。小さい頃は何の疑問も無くつかっていましたが、これは戦中に使っていたもののなごりなのでは?と思います。」

     「戦中といえば、韓国では今の30代以上の男性(地方育ち)の人はじゃんけんをする時「じゃんけんぽ」といって出したそうです。特に慶尚道の人からそのような話を聞きます。日帝(植民地)時代の言葉が残っていたというところでしょう。」

     Hansさん、どうもありがとうございました。今後ともずっとどうぞよろしくお願いします。


     スタッフの間でも子供の頃、このじゃんけんをしたという話が以前から出ていました。
     先生や大人に「朝鮮」という言葉は差別語だから使ってはいけないと言われていつしか消えていったように記憶しているなどとそれぞれ話していました。これで遊んでいた人たちの声には「自分は純粋に遊びで使っていたつもりだが当時を思い出してみると、大人の中にはこの言葉を見下したり、馬鹿にしたりする語調で使っている人もいた」というものもありました。Koreaの人々に対してどんなことをしたか知らないで、大人と違って子どもたちは、無邪気に語呂がおもしろいからと遊んでいたのでしょう。いつの時代もその時代の大人の考えや思いは、程度の多少はあるでしょうが、子どもたちの心に伝わり、子どもたちは大人になる間に染まっていくことが多いのでしょう。

     人はどんなに悔やんでどんなに願っても過去をもう一度白紙にしてやり直すということはできません。取り返しがつかないことをしてしまったら、過去はそれっきりです。傷付けた心も殺してしまった人も元に戻ってくれません。人の情として堪えられないことですが、過ちを犯すとはそんなことだと思います。

     二度と悔やみたくないと思ったら、忘れないことが大切だと思います。どうしてそんなことをしてしまったか振り返り、知ることが大切だと思います。そして二度と同じことを繰り返さないために考え、行動することでしょう。そうしなければまた同じことを繰り返してしまい、今以上に悔やむことになるかもしれません。

     人はどれだけ残酷になれるのだろう、という言葉があります。この問いは誤まっていると思います。人はどこまでも残酷になれると思います。

     人の目が偏見や差別や思い込みで曇っているときが特にそうです。相手を自分と同じ人間だと見られないとき、自分以下の人間がいると勘違いしてしまうときです。「どんなことをしてもゆるされるんだ、こいつは虫けらのような人間だから」式の考え方に陥っているとき、人はどんな残虐なことでもできることは人類の歴史が何度も、何度も証明し、今も証明を続けています。

     また、恨みや憎しみも積もれば積もるほど、行動はどこまでもエスカレートしてしまいます。世界各地で迫害された方々の話を聞いていると、親や恋人や兄弟や大切な人々を虐殺されたこの方達の心の穴、苦しみ、寂しさ、つらさ、憎しみ、恨み、怒り、復讐心を癒すのは並大抵のことではできないと感じます。

     Multiculturalpediaはこういったこと、方たちに対しては直接は何もできず、無力で歯がゆく思っています。でも、他愛のないことばっかり取り上げているように見られますが、私たちは何とかしたい、何とかしたいと思いながら、この多文化理解事典を作っています。いろいろな文化圏の人々の知恵、考えを取り上げ、互いに敬い合える関係を少しずつ築いていきたいと願って作り続けています。

     人は差別している人、見下している相手にはひどいことが難なくできても、尊敬している人、敬っている相手にはひどいことはできないと考えるからです。

     この多文化理解事典はKoreaの人々や、在日の人々や、Koreaが大好きな人々など、たくさんの人々が見てくださっていると思います。このじゃんけんもMulticulturalpedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)は配慮しながら載せたいと思います。それは人を傷つけるためでなく、これからつきあっていくために知っておいた方がいい、来し方を振り返っておいたほうがいいと考えるからです。この事典はたくさんの先生や大人が見ていてくれます。このじゃんけんをきっかけに先生と生徒、親と子、大人と子供の対話がきっと生まれてくれると思うからです。
     
     いやな思いをする人がいるかもしれないから載せない方がいいとアドバイスしてくださった方々にもお礼を申し上げます。hansさんの意図がそんなことにないことはあきらかですし、Multiculturalpediaとしては上記の考えで載せたいと考えました。ご理解いただければありがたいと思いますが、いろいろな考えがあると思います。

     Multiculturalpediaは日々成長していく事典です。今日の言葉が最終の考えではありません。いつもいつもこの事典は成長の過程です。あきれて二度と訪れないとお思いにならないでください。



     「最後にちょっと汚いのですが小学生のころはやっていたじゃんけん」

     「....汚いですね。すいません。」

     Hansさん、どうもありがとうございました。今後ともずっとどうぞよろしくお願いします。

     スタッフの一人の、尊敬する人物の一人は野原しんのすけさんだそうです。彼はこんなことを言っていました。

     今までのMulticulturalpediaに欠けていたものを補ってもらった気がする。清水義範が対談でこんなことを語っている(『日本語必勝講座』講談社)。

     「三歳ぐらいの子供を笑わせようと思ったら、「うんち」と言えば大笑いします。小学校一年生ぐらいになると、「電話にだれもデンワ」とかつまらないジョークを自分で言っては笑っている。子供のころは言葉遊びが非常に好きなんですが、普通は大人になるにつれてそのユーモアがなくなってくる」

     小学2、3年生ぐらいまでは『クレヨンしんちゃん』に出てくる、大人がなかなか言えないような言葉はもう大笑いの世界。だから、このじゃんけん、今でも受けると思う。第二次ブームが来るんじゃないか。でも、これを載せると、大勢の大人がひくのも事実だと思うよ。先生もクラスで授業としてアクセスするのに躊躇するようになっちゃうんじゃないかな。

     そう言って、彼はこう続けました。

     「大明(たいめい)に私照(ししょう)無く、至公(しこう)に私親(ししん)無し」っていう言葉、知ってる?「太陽が差別なく万民を照らすように、真に公平な人は私情によってえこひいきしたりしないものだ」という意味なんだけど。唐代の張 薀古という人が、太宗(たいそう)に言った言葉がこれなんだ。「皇帝たる者は万民を公平に愛さなければなりません」と諭した言葉なんだ(『漢字って、もともと、そういう意味だったのか』志田唯史 角川書店)。

     この言葉を言った張さんの名前、薀古がこのじゃんけんと同じ音だと言いたいらしくて、こう締めくくった。

     自然におもしろいと思って笑う生徒がわかる先生であってほしいな、そしてこの名言を取り上げ、この人の名前を取り上げ、そして親の深い愛情をこの薀古という名前の意味とともに生徒達に話してあげてほしい。ところが変われば同じ音がおかしな意味になることもあることなども。名前をからかったりして喜んでなんにも罪を感じない年頃だから、いい授業になると思うよ。

     それで、その薀古ってどういう意味なの?

     そんなことここに書いたら、先生のすること、なくなっちゃうじゃん。で、載せるの、載せないの?

     載せるにきまってるでしょ、hansさんがMulticulturalpediaのために書いてきてくれたんだから。大人がひかないように何か配慮して載せようと思っています。どうもありがとうございました。

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    日本17(大阪)

      いんじゃんっ!

    こんにちは。
    この連休、小学生の子供達のキャンプに、引率者として参加してきました。
    子供達とたくさん「いーんじゃーんで、ホ〜イ」をしましたよ。
    グー、チョキ、パーの三種だけ、小さい子にもわかるこの単純さが不滅の理由ですね。
    すごいシステム!だと改めて感心しました。
    そして、必要だから生きているし、愛されてるんですね。



     2001年9月26日(水) kimkimさん
      掛け声で「じゃんけん、ほい(ぽん?)」
    とありますよね?

    あまり使いませんが、たまに「いんじゃんで、ほいっ」といいます。
    “いんじゃん”ってどういう意味でしょうか???



     2002年6月27日(木)みつさん
       みつさん、kimkimさん、ありがとうございます。

     『異なっていることをマイナスととらずに互いに認め合い、そこから何かを産み出す力」この考え方は、生きていく上でどんな側面においても重要ですし、実現すればかなり強力ですよね!

    「理解する姿勢」を身につけることで、異文化理解はもとより、もっと日常的な身近な人との人間関係も、よりうまくいくんじゃないかなって思います。』(kimkimさん)

     多くの方々がこの言葉に共感していらっしゃるのじゃないかと思います。Multiculturalpediaもkimkimさんこの言葉を大切にして1ページ、1ページ創っていきたいと思います。


     スタッフの間で、「どうして大阪では[いんじゃん]と言うのだろう?」と話題になったことがあります。

     「いんじゃん」の「じゃん」はおそらく「じゃんけん」に関連がありそうと誰でも思うところですが、いったいこの「いん」は何でしょう。関西では「知らない」が「知らへん」となり、「知らぬ」が「知らん」になります。「あかん」とか「いかん」、「好かん」というのもこの類です。また、これは関西だけではありませんが「私のうち」が「わたしんち」になるというような撥音便化現象があります。「いん」も音便なのでは。

     ということで「いん」のもともとの単語探しが始まりました。
    スタッフの間で今一番もっともらしい解答は「いぬ(犬)」です。
     古語辞典が近くにあったら、ぜひ引いてみてください。

    「犬」(接頭):[1]軽蔑の意を表す語。[例]犬侍
            [2]似てはいるが本物ではない、の意を表す語。
              [例]犬桜
            [3]無益、無駄、無価値などの意を表す語。
              [例]犬死に
       (「古語林」大修館書店から。かなり省略しました。)

     江戸時代は大人の拳と子供の拳ははっきりとわかれていました。「子供の拳」と呼ばれていたものがが今で言われるじゃんけんです。子供の拳を指すのに「いぬじゃん」と言い、それが「いんじゃん」に変わったのでは、という推理です。

     そのスタッフはその裏付けとして、「インジャン」が各地でどのぐらい使われている(いた)か調べてきました。
      ・愛知県 インチャン
      ・奈良県 インジャン
      ・大阪  インジャン
      ・京都  ケンジャン(古)
     (「全国方言一覧辞典」 学研)
     そして、この京都の「犬(ケン)ジャン」こそその証拠だと言っています。

    「いんじゃん」の語源について知っている方、ぜひ教えてください。


     大阪だけでなく、日本各地で「じゃんけん」はいろいろな呼び名を持っています。この呼び名から私たちは「じゃんけんのルーツ」がわかるのでは、と考えています。

     じゃんけんを熱心に調べてくれたスタッフの方からこちら柳田國男の「方言周囲論」という考えを以前教えてもらいました。

     文化の中心地(首都であることが多い)で流行った言葉が地方に向かって、池に落ちた小石が幾重にも波紋を描くように、同心円状に伝えられていく。柳田はその著、「蝸牛考(かぎゅうこう)」(蝸牛はカタツムリ)で、かたつむりの各地の呼び名が同心円状に京都から地方に広がっていることを紹介しています。

    「ナメクジ」(東北地方)←「ツブリ」←「カタツムリ」←「マイマイ」←「デデムシ」(京都)→「マイマイ」→「カタツムリ」→「ツブリ」→「ナメクジ」(九州地方)


     (京都を全ての円の中心として、日本列島の南北にこの円が順番に広がっている。)


       より古い語形←古い語形←新しい語形(京都)→古い語形→より古い語形
       (「ABA」分布とも呼ばれるそうです)

     東北地方と九州地方で「ナメクジ」と呼んでいるのは、昔の京都の言い方が伝わってそのまま残っているもので、京都で使われている「デデムシ」は新しい呼び方なのだ、と考えました。

     それなら、じゃんけんのさまざまな言い方も文化の中心地から同心円状に展開されているかもしれない、とスタッフは考えました。そして、南北の端で一致する呼び方が、じゃんけんのオリジナルの名前にもっとも近い現存する言葉なのでは、と各地域での呼び方を調べはじめました。

     ・キッキ 岩手、秋田、山形、福島、島根(北)、隠岐
     ・キッカッキュ 群馬(南)
     ・ケンケン 兵庫淡路島
     ・ケンケ 長野(東南)
        (「方言小辞典」東京堂出版)

     ・礼文島のジャンケンは「ジャンケンポン」という掛け声を昔「キッキッキッ」と言っていたそうだ(現代日本語方言辞典 明治書院)。

     「現代中国語辞典」によるとジャンケンの掛け声は「猜猜猜(cai、cai、cai)」(aの上に ̄がつく)と紹介されている。北京ではcei,cei,cei(eの上につく四声を表す記号がうまく書けない)と発音すると書かれている。

     中国語にはもう一つじゃんけんの言い方があり、その言い方がもっとも可能性が高いが今は触れない。

     中国からじゃんけんは来たのではないか、とそのスタッフは言う。この「cai」(aの上に ̄がつく)という語は当てるという意味なので、江戸時代に長崎で紹介された数を当てられなかったら酒を飲まされる数拳をもともと指していたように思われる。長崎ではやった遊びがすぐに江戸ではやり、そのとき、子供のじゃんけんと大人のじゃんけんである数拳の呼び名の混同が起こったのではないだろうか、とそのスタッフは言う。

     「グー、チョキ、パーの三種だけ、小さい子にもわかるこの単純さが不滅の理由ですね。
    すごいシステム!だと改めて感心しました。
    そして、必要だから生きているし、愛されてるんですね。」
     kimkimさんのおっしゃる通りです。Multiculturalpediaではこれからもじゃんけんに隠されたたくさんの宝をみなさんと探し続けます。

     Multiculturalpediaは出版されたらなかなか改訂されない事典とはちがい、日に日にページが加わっていき、訪れるみなさんの感想や意見によって内容が深まったり、新たなページが創られる、生きた事典です。制作者と読者がはっきりとわかれている既存の事典とは違い、この事典の制作者は、ここを訪れ、記事を楽しみ、そして情報や感想をくださる皆さん自身です。

     グローバル化の波がいろいろな文化圏に打ち寄せ、今まで続いてきた数々の貴重な慣習、習慣、文化、言語が驚くほどの勢いで消えてきています。今は当たり前にしていることでも、あと50年もたてば現在のこの事典にかいてある習慣、文化をこのレベルで集めることはおそらく大変難しい仕事になると思います。さらに50年もたって100年後にはどんなに豊富な資金で調査してもおそらく不可能になるでしょう。
     この事典には、ブリタニカ百科事典や平凡社の百科事典のような、優れた編集スタッフも、大人数の作業スタッフもいなければ、豊富な資金もありません。正直言って、お金も人もぜんぜんありません。しかし、この多文化理解事典には訪れてくださる方々が制作者になって記事を送ってくださり、「おもしろかった」という励みになる一言を寄せてくださいます。

     資金も人材もない、こんな事典、続きっこないというのが常識ある人の見方でしょう。訪れてくださっているみなさん、どうか見守ってください。この事典がどんなに細々とでも、幾世紀にでも続いて、そこに地球上のあらゆる文化圏の方達が協力者として手を挙げられ、文化が異なり、文明が違う世界中の人たちが共存していくひとつの具体的なモデルとして人類に遺産として残していけるかどうか、どうか見守ってください。

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    「いんじゃんほい」

    質問です。じゃんけんの掛け声が大阪では「いんじゃんほい」と言うのは何でですか?
     他の地域では「じゃんけんほい」だと思うんですが・・・他に「じゃんけんほい」以外の掛け声はありますか?

     2003年5月26日(月) のんちゃん
    のんちゃんさんへ、
     東京とその近郊では「じゃんけんぽん」の方が一般的ではないでしょうか。(ほい、ではなくて)

     2003年5月26日(月) なおこさん
       のんちゃんさん、Multiculturalpediaの制作にご協力いただき、
    ありがとうございます。

    「質問です
    じゃんけんの掛け声が大阪では「いんじゃんほい」と言うのは何でですか?
    他の地域では「じゃんけんほい」だと思うんですが・・・他に「じゃんけんほい」以外の掛け声はありますか?」
    (のんちゃんさん)

    どうして「いんじゃんほい」なの?という疑問を持たれる方は多く、それに答えるかたちでいろいろ調べてこのひろばに書いたことがあります。まもなく「世界のじゃんけん」のページに移行します。

    「じゃんけんぽん」、「じゃんけんほい」以外にどんな掛け声を皆さんは使っていらっしゃいますか。ぜひ教えていただきたいと思います。

     『うちのじゃんけん』というページがいろいろな掛け声を集めていらっしゃいます。ぜひそちらにも教えてあげてください。

     のんちゃんさんの質問をきっかけにいろいろな掛け声が集まるといいですね。
    以前にじゃんけんの起源・伝播を知るために各地の呼ばれ方がヒントになると思うと書きましたが、その調査もできそうで楽しみです。

     のんちゃんさん、ありがとうございました。
     なおこさんもありがとうございました。

     これからもどうぞよろしくお願いします。
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    日本27大阪のじゃんけん+滋賀県大津のじゃんけん(35年ぐらい前)+オーストラリアのじゃんけん

       おおさかのじゃんけんは「いーんじゃんでホイ!」「あいこでホイ!」ですが、最近は最初はぐー、いんじゃんホイ」が多いかな。
     総合の時間に教えてもらっている英語の先生(オーストラリア人)は「ストーン」「シーザース」「ペーパー」(これを2回ジェスチャー付きでくり返し、ワン・ツー・スリーで勝負するのを教えてくれました。
     ちなみに僕のお父さんは小学生の時(滋賀県の大津市)「じゃんけんエス」「コウデ エス」(あいこのことをコウデ。ホイのことをエス。といってたかなと思い出してくれました。(35年ぐらいも前なので正確に覚えていないけれど。と言っていました。)

     2003年8月8日(金) ユースケくん
       ユースケくん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)をつくるのに参加してくれてありがとう!

     スタッフにも滋賀県の大津出身の人がいるんだけど、まだ小さくてぜんぜん覚えてないって。ありがとう。

     ユースケくん、宿題はぶじにおわったかな。これから2学期、いっぱい遊ぼうね。火星は見られたかな。こんどの9月9日はお月様と火星がならんで見られるそうだからぜひ見てね。

     これからもずっとよろしく!
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    日本19 熊本市房 クマゲン(球磨拳?)

    はじめまして。
    私がこちらに書き込みしてよいものやら不安ですが、モンゴルのじゃんけんについて読ませていただき、思い出した事があります。
    15年ぐらい前でしょうか、熊本の市房というところへ行った時に同じようなじゃんけんを見せてもらいました。クマゲン(球磨拳?)と呼んでいました。
    0〜5だったか1〜5だったか指でその数字を示す形を作ってものすごい速さで次々と繰り出します。しかも片手には常に焼酎の入った杯を持ち、負けたら飲み干すそうです。その辺もモンゴルと同じだ〜と感動してしまいました。(Multiculturalpedia註 モンゴル1
    もしかして既に出た情報だったらすみません。



     2002年1月7日(月)  mayさん
       mayさん、Multiculturalpediaの制作にご協力くださってありがとうございます。
     「こちらに書き込みしてよいものやら不安ですが、」
     大歓迎です。このひろばはMulticulturalpedia(多文化理解事典)のさまざまなページの窓口になっています。Melange(メランジェ ごったまぜ)という名前にしてもいいぐらいで、感想、アドバイス、情報提供、メッセージなどに使っていただいています。お気軽にご利用ください。

     「熊本の市房というところへ行った時に同じようなじゃんけんを見せてもらいました。クマゲン(球磨拳?)と呼んでいました。」
     読ませていただきました。拳をしてお酒を飲むところからして交流がきっとあったように感じられますね。
     「クマゲン」をご存知の方、ぜひ情報をお寄せください。
     中国から伝わってきた本拳(長崎拳)のバリエーションのようにも思えます(簡単に紹介してあります。日本11(本拳、長崎拳))。だとすると、中国とモンゴルは元の時代もあったぐらいだからずいぶん濃密な付き合いをしているので、交流があった可能性がきわめて高いと思います。

     今まで何の関連もないと思っていたことが実はつながりをもっていた、ということが人生にも世の中にもあります。人生の場合は年をとらないとなかなか気がつけませんが、マイナス面が目立つ「加齢」だけが持つ取り柄だと思います。世の中の場合は多くの人々と情報交換ができなければ気がつくことはできません。

     このひろばは世界中の方々とそんなつながりに気がつけるかもしれない、井戸端のようなところだと思って、どうぞこれからもお気軽にご参加ください。
     どうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

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    ドイツ1、2「チン・チャン・チョン」

    洞察力に満ちたサイトですね。ドイツではじゃんけんのことを"ching chang chong"と言います。これはアジアのどこかの言葉の発音をドイツ語話者の耳で解釈したものです。実際どこか日本の「ジャンケンポン」のように聞こえませんか。だからドイツではこのゲームの発祥の地がアジアであることは明らかだと思われています。ドイツではじゃんけんは2種類あります。「石、紙、はさみ」のじゃんけんと、「石、紙、はさみ、井戸」のじゃんけんです(紙は井戸を覆い、石とはさみは井戸に沈みます)。

    Very insightful site. In Germany we called this game "ching chang chong". It's the German interpretation of the sound of any Asian language, and in fact it somewhat sounds like Janken Pon, don't you think? So apparently to Germans this game originated in Asia. We have both versions, the rock-paper-scissors and the one including the well. (Paper wraps around well, rock & scissors sink.)

    Christian-san
    San Francisco, CA USA - Sunday, June 24, 2001(JST)
       Christianさん、ありがとうございました。"ching chang chong"「チン・チャン・チョン」、このときはこれが2年後にちひろさんからの情報でイギリスのじゃんけんと結びつくとはまだ誰も知りませんでした。(イギリス1「チン・チャン・チョン」)
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    世界のじゃんけんについて(アフリカや中近東とか)

     僕は京都に住んでいる学生なのですが、今ゼミで世界のじゃんけんについて調べようと思っているのですがこのページの他に中々資料が見つかりません。(すいません。このページはとても助かっています。)このページが世界のじゃんけんの最先端なのでしょうか?このページを読んでいるともっともっと他の国のじゃんけんが知りたくなったんです。アフリカや中近東とか。なにかあれば教えて欲しいです。失礼があったら申し訳ないです。よろしくお願いします。



     2001年12月12日(水) 羽田 洋平さん
        羽田 洋平さん、Multiculturalpediaを訪問してくださってありがとうございます。

     「このページが世界のじゃんけんの最先端なのでしょうか?」
      私たちの把握している範囲ではそうですが、わかりません。そうでなくともじゃんけんを行なう人の姿が目に浮かび、親近感がわき、世界中の人々が見て、思わず笑みがこぼれるようなものをこの事典は目指していきたいと願っています。「自分達の力で」というよりも「世界中の方々との共同作業で」情報が集まっていき、この制作自体が相互理解のきっかけになってほしいと思います。

     「このページを読んでいるともっともっと他の国のじゃんけんが知りたくなったんです。」
     情報をくださった世界中の方々が羽田 洋平さんのこの言葉に喜んでくださっているんじゃないかと思います。

     「アフリカや中近東とか。なにかあれば教えて欲しいです。」
     正直言って、Multiculturalpediaが弱いところです。情報がごそっと欠落していてとても、大変、非常に残念に思っています。何かご存知の方、ぜひ教えて下さい。 羽田 洋平さんのこのリクエストによって、「アフリカや中近東とか」の情報がこれからきっと集まっていくと思います。
     いつも言っていることですが、Multiculturalpediaは本に出ていたといった2次情報は求めません。実際にあなたが経験したことを教えていただきたいと願います。この事典の制作自体が人と人とのつながりをつくり、自分自身が気づき、変わっていくきっかけとなる生きた事典として成長を続けたいからです。

     ゼミで、羽田さんらしい、じゃんけんの発表ができるよう応援しています。

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    世界のじゃんけん

    じゃんけんは他の国でもやっているのかとふと疑問に思い、調べたらここのサイトに辿り着きました。すごいすごい!多くの国でじゃんけんは有るのですね。起源や実際の方法や色々研究してあってすごく興味深く見ました。 まだ全部は読み切れていませんが、一覧表を見て、フランスに有るのにイギリスには無いのかなとか、他の書かれていない国(例えばアラブ、イタリア、メキシコ・・・)はどうなのかまだ知りたい事はいっぱいです。 ご存じの方がいらっしゃったら私からも書き込みをお願いします。

     2002年3月11日(月) ponさん
        ponさん、Multiculturalpediaを訪れてくださってありがとうございます。

     じゃんけんがこんなにも多くいろいろな形で存在していることは調べ始めたとき、私たちは想像もしていませんでした。

     ただ読むだけしかできない従来の紙の事典と違って、このインターネット上の多文化理解事典(Multiculturalpedia)の読者は読者であると同時に制作者になることもできるし、提案者、企画者になることもできるし、感想や感動を送ることもできるし、質問をすることもできます。紙で印刷された事典では読者は受け身でいざるを得なかったのですが、この事典は制作者が読者であり、読者が制作者でもある、まったく新しい双方向の事典です。

     ponさんからいただいた言葉を読んでスタッフのそんな思いが訪れてくださる方々と共有できている、とうれしく思いました。

     ponさん、これからもどうぞよろしくお願いします。じゃんけんについても世界中のいろいろな文化圏のじゃんけんを何通りにでも、詳しくくわしく、調べていきたいと願っています。イギリス(あるようです。イギリスのじゃんけんの項をご覧ください。)、イラン、イタリア、などなどこれからもみなさんといっしょに楽しく調べていきたいと願っています。いろいろな文化圏の方々とみなさんの質問が親睦、交流のきっかけになったらこれほどうれしいことはありません。

     信濃毎日新聞で紹介していただける機会を得ました。ありがとうございます。
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    スペインでのじゃんけん1

     世界のじゃんけんのやり方が紹介されていて、WWWの力を感じました。 私も以前から興味を持っている話題です。

     古い話で、記憶を頼りに思い出しながらの説明になるのですが、はっき りした情報をお持ちの方は、捕捉なり、訂正なりをお願いします。

     スペインでのじゃんけん

     スペインの中のどこで行われているのかいないのかまでは確認できてい ません。



     15年くらい前に世田谷区に住んで、神奈川大学の英文科で非常勤で授業を担当していました。同じく非常勤でスペイン語を教えておられたベルナルド・ビジャシャンスさんというスペイン人男性に教えてもらいました。学生や友達を呼んでパーティーを開いた時に誘ったら、来られました。明大前に住んでおられて近かったので誘ったのですが。パーティの席でじゃんけんが話題になり、教えてもらいました。

     二人が、同時に、それぞれ片手の指を何本か立てて出すのですが、出す時に、「偶数」か「奇数」のどちらかを言います。指の数を足した数が、言った(賭けたと言えばいいのか)方だった人の勝ちになります。



     日本だったら、「賭け」という観点からしたら、自分の賭けるものに、相手も影響を与えられるということは排除しょうとするのではないかと思った記憶があります。



     2002年5月20日(月) 外池俊幸さん
       外池俊幸さん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)の制作にご協力いただき、ありがとうございます。

     じゃんけんはこの事典の中で最も思い入れの深いものの1つですので、とても興味深く読ませていただきました。『世界のじゃんけん』のページで紹介させていただきます。

     自分が考えて出した指だけでなく、相手が考えて出した指の本数が勝敗の行方を左右するというのはおもしろいですね。勝敗の行方を自分も半分にぎっているという意味でこの勝敗は双方に受け入れやすく、納得がいく気がします。

     楽しい情報をありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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    「どうしてグー・チョキ・パーなの?」

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    じゃんけんの言い方は何でグー チョキ パーなの?

    じゃんけんの言い方は何でグー チョキ パーなの?
    チョキはハサミでチョキチョキ切るから…じゃあパーとグーは?
    くるくるパーから来てるの?

     2002年7月3日(水) ババアさん
       ババアさん、Multiculturalpediaに訪問してくださってありがとうございます。

    どうして「石、鋏、紙」でなく、「ぐー ちょき ぱー」なんでしょうね。いつからこう言い始めたんでしょうね。書物によるこのじゃんけんの歴史はあまり古くはありません(江戸時代)。だからといって、このじゃんけんの歴史が浅いとは断定できないと思います。当時の書物によると、子どものじゃんけんなどと呼ばれ、どうやら軽んじられていたようなのです。だから、書物などに記されることがなかったのかもしれません。

    「くるくるぱー」についてですが、昔は子どもだったら誰でも、頭の横で人差し指をくるくる回し、最後に手を広げ「パー」とふざけて使っていた言葉ですが、大人になった今となっては当時何の考えも無く使っていたことについて考えさせられます。

     「気違い」とか「精神病院」、「特殊学級」、「心障学級」と言って囃したてるのも同じです。自分の子どもがそう生まれて来て、からかわれたら胸がつぶれる思いがすると思います。当時もきっと胸がつぶれる思いをしていた方がたくさんいらしたんだと思います。

    「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり。されば、天より人を生ず
    るには万人は万人皆同じ位にして、生れながら貴賤上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働を以て天地の間にあるよろつの物を資りもつて衣食住の用を達し、自由自在互に他人の妨をなさずして各安楽に此世を渡らしめ給ふの趣意なり。」

    という有名な一節がありますが、このあと福沢自身「されども、今広く此人間世界を見渡すに」とこの世界に人に上下がある実態を挙げ、どうしてそういうことが起こるのか自分が考えた理由を述べ、学問を奨励していきます。

    国連はその国際年という企画を通して1年間を通じて1つの共通した問題に取り組むことを国際社会に呼び掛けてきました。目標到達にはほど遠いものですが、その効果は驚くほどのものがあったと思います。

    1975年 国際婦人年[International Woman's Year]
    1979年 国際児童年[International Year of the Child]
    1981年 国際障害者年[International Year of Disabled Persons]
    (10年間)
    1990年 国際識字年[International Literacy Year]
    1993年 世界の先住民の国際年[International Year of the World's Indigenous People](10年)
    1999年 国際高齢者年[International Year of Older Persons]

    人類の歴史は「人は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の世界にどうやったら近づけるかというチャレンジと見ることもできるのではないかと思います。

    人々の偏見は軽いものから次第に重いものへと取り除かれていきます。

    一部の男性だけの選挙権から一般成人男性の選挙権へ、そこから女性を入れた一般市民の選挙権へ。

    奴隷制度撤廃、女性、子ども、高齢者、障害者、難民・・・・・・・

    その中で精神障害者への偏見は粘り強く人々が理解を深めて取り除いて行かなければならない、最も力が必要とされる偏見の一つだと思います。

    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、といへり。されど、人はさももっともらしき理由付けをおこなひ、いつの世も人の上に人を造り、人の下に人を造れり。」(『多文化理解のすゝめ』Multiculturalpedia)。

     Multiculturalpediaはただ歴史の事実だけを扱う学術的研究にするのでなく、私たちスタッフの意見も堂々と発信していき、血の通ったものをつくっていきたいと思います。

     ババアさん、これからもどうぞよろしくお願いします。
    Multiculturalpedia
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    「あいこでしょ」

     若いころ聞いた民俗学の講演で、世界のじゃんけんの話のエピソードが紹介され印象深く覚えています。
    講師いわく「ジャンケンは何語か?」っていう話から切り出され、「『じゃん拳』だから日本語というのでは根拠に乏しい。『あいこでしょ』っていうから日本語に間違いないでしょうか?でもこれは、英語では『I cannot show!』っていいます。これがなまったものだとしたら・・・」と話されたんですが、ここのところだけ鮮明に記憶しています。確かインディアンの話だったかのように記憶してますが定かではありません。ほんとに「あいこでしょ」を「I cannot show!」っていうんでしょうか?ちなみに講師は小泉文夫だったような記憶です。

     2002年7月30日(火) ま。さん
       ま。さん、Multiculturalpediaの制作に手を貸してくださってありがとうございます。

    「英語圏じゃんけん発祥説」、おもしろいですね。
    『ほんとに「あいこでしょ」を「I cannot show!」っていうんでしょうか?』
    世界中の英語圏にお住まいの方、じゃんけんを見かけたら、「あいこでしょ」
    を英語で何と言っている聞いて、Multiculturalpediaまでぜひ教えてください。

    じゃんけんの伝播は、形の面からは日本の昔の虫拳、沖縄の数種類のじゃんけん、インドネシアのじゃんけんが一致していて、なんらかの伝承がなされたのではないかとMulticulturalpediaでは考えています。

    ご指摘のように、掛け声の面からもこれを機会に情報を寄せていただきたいと願います。

    じゃんけんの伝播に関してのMulticulturalpediaの基本姿勢は、他のトピックとまったく同じです。事実に語ってもらう、それがMulticulturalpediaのルールです。

    どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。


    話は関係のないことに飛びます。

    Multiculturalpediaは、人は、生まれ育った文化圏にある習慣、慣習、考え方、見方、表現の仕方、価値観、善悪の判断基準、理念などに、無自覚に無意識に染まっていくものだと見ています。その身につけたものによって、他の文化圏の人々に対して摩擦が生じることもけっして少なくないと思っています。

    Multiculturalpediaは正しさや、こうあるべきだと世界を1つの道に導こうとするものではありません。

    日本だけを見ても、善悪や価値観などこの数千年の間に大きく移り変わってきています。その時代、その地域によって正しさの尺度もめまぐるしく移り変わっています。今のこの時代の価値観、正しさの尺度と一致する時代は過去のどの時代もありません。

    Multiculturalpediaはどの考え方や習慣や見方などが正しいのかジャッジすることには関心はなく、互いの異なる文化を理解し合おうとすることがもっとも大切だと思っています。

     宮沢賢治の作品に『学者アラムハラドの見た着物』という未完の作品があります。この作品は10人が読んだら10様の感想を抱くものだと思いますが、Multiculturalpediaの1スタッフの感想を語らせてください。

     以下を読む前にぜひ皆さんもご自身でこの短い『学者アラムハラドの見た着物』をインターネットで検索して読んでご自分の感想を持ってください。



     その作品でアラムハラドは弟子の子ども達に「小鳥が啼かないでいられず魚が泳がないでいられないように」「人を人としてあらしめる最も大切な、せずにはいられない行動は何か」考えさせます。


    「人を人としてあらしめる最も大切な、せずにはいられない行動」って何でしょう?


     ある子は「人は歩いたり物を言ったりいたします」と答えます。これは喉が乾いたら水を飲み、腹が空いたら食い、眠くなったら寝るといった人間として、生物としての要求、を満たし生活することを象徴したことばかもしれません。

     他の子を当てずに、アラムハラドはもう一度この子にもっと考えて言うように励ますと、その子はこんなことを言います。

     「私は饑饉でみんなが死ぬとき若し私の足が無くなることで饑饉がやむなら足を切っても口惜しくありません」
    我が身を犠牲にしても人々を救おうとする人がいます。過去の話でなく、現在でもそういった行為が続いています。

    アラムハラドは違う子にどう思うか聞きます。

    「人が歩くことよりも言うことよりももっとしないでいられないのはいいことです」

    アラムハラドも同感で、「すべて人は善いこと、正しいことをこのむ。善と正義とのためならば命を棄てる人も多い」「決してこれを忘れてはいけない」とつなげます。

     ここで一人の子どもが何か言いたそうにしているのがアラムハラドの瞳に映ります。

    『 「セララバアド。お前は何か言いたいように見える。云ってごらん。」
     小さなセララバアドは少しびっくりしたようでしたがすぐ落ちついて答えました。
    「人はほんとうのいいことが何だかを考えないでいられないと思います」
     アラムハラドはちょっと眼をつぶりました。 』

    自分や自分達が考える「正しいこと」「いいこと」「正義」を言いたてて、それと異なったり、違ったことを「正しい」「いい」「正義」と受け止める人々を説き伏せたり、黙らせたりすることを人類はその歴史で繰り返してきました。

    人は正しいこと、いいことをせずにはいられないものなのかもしれません。これはとても望ましいことだと思います。多くの人がそう思うでしょう。

    でも、セララバアドはそれには欠くことの出来ない前提条件があることを言いました。


    「ほんとうのいいことが何だかを考え」ること。


    自分が気がついたこと、信じていることだけが唯一「いいこと」「正しいこと」「正義」ではないかもしれません。ひょっとしたら、「いいこと」「正しいこと」「正義」は2つあるかもしれません。いくつもあるかもしれません。


     Multiculturalpedia(多文化理解事典)を世界中の人々に発信していることはわたしたちにとってはこの小さなセララバアドの言葉を具現化して世界中に届けていることだと思います。

    文化圏、人によって、いろいろな見方、考え方、やり方がある。自分の身につけてきたものと違うからといって頭から否定したり、敬遠せずに、まずはありのままに
    受け止め合おうとする姿勢がいつの時代の中でも「今ほど必要とされているときはありません」

    この作品は賢治の他の多くの作品とは別のところから見つかりました。それがどうしてかは亡くなった賢治しか知りません。世界中の人々がともに他を理解し合おうと発信し合うことでこの小さなMulticulturalpediaでも賢治の遺志を継ないでいきたいと思います。
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    「かまかまじゃいけん」(福岡県 大勢でじゃんけんをしてあいこが続くとき)

     たまたま、開いて見ました。とても興味深かったです。参考にならないかと思いますが、一つ、私の地域の「じゃんけん」を紹介します。

     「かまかまじゃいけん」といって、大人数のなかから一人の勝者を決る時に、全員でじゃいけんしていたら、「あいこ」がつづいて、なかなか決りませんよね。その時に誰かが、「かまかま」でやろう!と提案したら、二人組を作って、(あぶれたら3人のこともある)じゃいけんをするというのがありました。

     2002年10月25日(金) 32歳 会社員さん 福岡
       福岡の会社員さん、多文化理解事典の制作にご協力くださってありがとうございます。

     大勢でじゃんけんをするとき、あいこが続くことが多いですね。確かになかなか決まりませんね。こういった経験は誰にもあるんじゃないでしょうか。

    そのときに会社員さんの地域では「かまかまでやろう」と誰かが叫んで、二人組(あぶれた子の所は三人で)ずつに分かれるんですね。おもしろい!!

    『「かまかま」でやろう』は訳すとこういうことになるでしょうか。

    「こんな大勢でやっているからいつまでたってもあいこが続いてしまう。こんなことやっていたら日が暮れてしまって肝心の遊びがぜんぜんできない。ここらで決着を早く着けるために二人ずつ組になって、えっ、奇数いる!?じゃ、一組だけ3人でじゃんけんをして負けた者同士で、敗者を決めようじゃないか。じゃ、二人組みと三人組みにわかれて、いくぞ!」

    こんな長いセリフをこの短い掛け声、「かまかまでやろう」は表しているんですね。こういう言葉を作った子のことをこの多文化理解事典では神童と呼びたいと思います。

    神童は福岡県だけにいたんでしょうか。きっと他の県にも府にも道にも都にもいたんじゃないでしょうか。あなたの出身地の「かまかまじゃいけん」を教えてください。外国にもきっとあるんじゃないかと思います。

    多文化理解事典のまた新たな旅が始まりました。会社員さん、どうもありがとうございました。これからもどうかずっとよろしくお願いしますね。

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    何か強い拳はあるのか?何を多く出す傾向にあるのかという調査

     今、自分は福岡大学の大学院生ですが、ひょんなことからじゃんけんの研究を行うことになり、ネット上をうろうろしていたら、幸運にもこのサイトに出会うことが出来ました。

     今は、大学生相手にアンケート調査や実際にじゃんけんをやってもらい、それを記録して、何か強い拳はあるのか?何を多く出す傾向にあるのかという調査を行っています。

     予備調査の段階でなかなか良い調査用紙を作ることが出来ずに(自分が作ったのではないのでなんとも言えず、、、)苦労しています。このサイトに記載されていることを参考にさせていただきながら、自分なりにまとめていこうと思います。

     2002年11月7日(木) やすあきさん
       やすあきさん、Multiculturalpediaを訪れてくださってありがとうございます。

    「今、自分は福岡大学の大学院生ですが、ひょんなことからじゃんけんの研究を行うことになり、」
    私たちも「ひょんなこと」から「世界のドラえもん達」や「万国共通」や「世界のじゃんけん」などを追いかけることになりました。どんなことにも誠実に向き合うと自分達の中からその誠実さに見合ったものが出てくる、というのが私たちが学べたことです。

    Multiculturalpediaをどうぞご活用ください。大歓迎です。利用規約が複雑なので簡潔な文章に変えたいと思っていますが、要は、

    1)非営利のものなら利用規約に基づいて利用可。
    2)営利のものでもMulticulturalpediaの紹介が目的のものなら利用規約に基づいて紹介可。
    3)営利のものは利用規約に基づいて利用可。
    ということです。

    『じゃんけん必勝法』についてはずっと前にも書いたことですが、こんな方法を考えています。
    1 「いきなりじゃんけん」正確なデータを基にしているわけではありませんが、
    いきなりじゃんけんを挑まれた場合、たいていの人がとっさに拳を握り締めてグーを出してしまうのではないかと思われるので、いきなりじゃんけんを挑む場合は「パー」を出すと勝つ可能性が極めて高いと思います。やすあきさん、ならびに他のどなたでも、時間があったらこのMulticulturalpediaの仮説も検証してみてください。いきなり出すのは「ぐー」ではないかもしれません。「ぱー」かもしれません。これもぜひご調査ください。

    2、「二度目から勝つ」
     最初のじゃんけんは捨てて、二度目のじゃんけんから勝負に挑む。相手が最初の勝負でグーなら、次の勝負でこちらはチョキを出し、チョキならパーを出し、パーならグーを出す。つまり、初めの勝負で相手が出したものに負けるものを次の勝負に出すということです。理由は二度続けて同じものを出すのは勇気や考慮やそれなりの理由が必要です、相手が勇気や熟慮から程遠い人間だと見破ることができたら、このじゃんけん法は強いんじゃないかと思います。しかし、1回戦で相手が負けたときや引き分けのときは、「負ける」「引き分け」という事態が相手を「勇気」や「熟慮」に追いこみがちなので、この必勝法の裏(反対)をやったほうがいいかもしれません。つまり、「負け」たり「引き分け」たりしたとき、人は自分にとって通常でないものを選ぶという行動に出やすいのでは、と思うからです。
     
    やすあきさん、ならびに他のどなたでも、時間があったら、「前回とおなじものを出すのはどんなときが多いか、あいこの時が多いのか、負けた時が多いのか、勝った時が多いのか、それは熟慮タイプ、向こう見ずタイプなど性格によって違うのか」というこのMulticulturalpediaの疑問をぜひ調査してみてご報告ください。

    この必勝法がある程度証明されたら、今度は日本全国で検証し、確かめられたら、今度は世界のあらゆる地域の検証に入りましょう。えっ、そんなバカみたいな論文ではない?、申し訳ありませんでした。失礼をなにとぞお赦しください。
    Multiculturalpedia
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    じゃんけんの前哨戦

     こんにちは。先日はじゃんけん必勝法を教えていただきありがとうございました。

     今自分は、幼稚園児にサッカーを教えているのですが、そこでのじゃんけんがなかなか面白いです。今までは普通(?)に「最初はグー!じゃんけんほい!!」ってやってたのですが、今月にはいって、「何だす?、俺グー出す!」「じゃあパー出す!」といった駆け引きをして、しかもそのじゃんけんをする子に対して、5,6人の子がさらにアドバイスをしています。その後でじゃんけんが始まります。そして勝った時のみんなの喜びようがすごいです。

     幼稚園児でもこんなことやるんだなーって感心してみています。次はどんなになるか楽しみです。

     2002年11月17日(日) やすあきさん
       やすあきさん、Multiculturalpediaの制作にご協力くださってありがとうございます。

     こういった試合前の前哨戦もじゃんけんの醍醐味の1つですね。

    「さっきからグーばっかり出してない?」とか「きっと今度はグーだな」という牽制の言葉は相手に動揺を与えられるかもしれませんね。グーが出しにくくなる子もいそうです。

     他にもナマズが暴れると地震が起こるというような予知のように、古典にもうなっていますが、右手と左手を交差させて指を組み、組んだ両手を輪になった腕の中にくぐらせ、右手と左手のすきまから見て、「よっしゃーっ!!」と叫ばれると、「こっちが何出すかそんなんでわかるのか」と、びびる子どももいそうですね。

    じゃんけんの前哨戦、世界のあちこちでどんな駆け引きが行われているのじゃないでしょうか。興味は尽きませんね。

    ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
    Multiculturalpedia
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    「先攻・後攻/チーム決め」広島 -1-

     私は広島出身なのですが、自分が子どもの時のことをお話します。

     ドッチボールをするとします。そこで20人ぐらいの仲間が集まり、チームを決めます。その際に代表二人によるじゃんけんでの子どもの取り合いが始まります。

     そのやり方は「とーりっこ!」といってじゃんけんを行い(あいこの場合は「っこ!」で続きます。勝ったほうがとる人を先に決めることが出来ます。それぞれが一人を取ったら、また同じことの繰り返し。

     で、最後一人だけ余ってしまったときには、「いるいらん!」(ミミミソミ)といってじゃんけんをし(あいこの場合は「いるいらん!」で続きます)、勝ったほうが取るか取らないかを決定できます。

     そしてチームが決まった後は、陣地かボールかを決めるのですが、そのときには代表が「じんぼーる!」といってじゃんけんをします。(あいこは「ぼーる」で続きます)勝てば陣地かボールか決めることが出来ます。

     これを福岡で話した時には知らないっていわれました。広島だけなのでしょうか??

     2002年11月18日(月) やすあきさん
       やすあきさん、Multiculturalpediaの制作に加わっていただき、ありがとうございます。

     多文化理解事典はこれから翻訳を強化して世界に発信することによって世界のいろいろな文化圏からの返信を受信していきます。翻訳は英語だけでなく、いろいろな言語で発信していきます。

     その過程の中で私たちが一番重視していることは、「一人称」で語れる、自分が経験したもっとも身近な習慣、文化を、他の文化圏の人にわかるように文章化していくことです。私たちの文化は私たちが記述しなければ細かいところまでは残すことはできないでしょう。

     そんな記述は、他の文化圏の人々を刺激すると思います。あなたの一文が世界のさまざまな習慣、考え、文化を残すきっかけにもなることがあると思います。

     私は海外旅行をしたことがないから、とか、語学ができないから、とか、外国から来た知り合いはいないから、この多文化理解事典に貢献できることは何もない、などとけっして思わないでください。

    みなさんが経験したお正月(お年玉)、節分、ひな祭り、遊び、どんなことでも、そういえば今あまりやっていないな、とか、今は慣習がかわっているな、とか、地域によって違うな、ということがあったら、それはもうこの事典の新たな1ページとなります。

     あなたが書いた、あなたの地域、文化圏の習慣はきっと他の地域、文化圏の人にとって新鮮で興味深いものに映ると思います。そこから新たな楽しい冒険、探検、旅行が始まります。当たり前のことを当たり前に記述することによって、世界からどんどん当たり前でないことが集まってきたのがこの多文化理解事典です。

     自分の経験したことを他人にわかるように書くことはとても難しいことです。そういう姿勢こそ多文化理解、交流の大切な一歩だと思います。やすあきさんの文章を読んでいてそんなことを感じました。

     なかなか書けない、いい文章だと思います。

     私たちは自分たちの文化圏のすべての文化を記述することは到底できないでしょう。それどころかほんのひとかけらしか残せないのではないかと思います。Multiculturalpediaはそんな不可能に挑戦しています。

    とてつもなく遠い目的地を目指して一歩いっぽ歩く姿は滑稽に映るかもしれません。硬い壁を素手で叩いて穴をあけようとする姿はおろかに見えるかもしれません。毎月わずかなお金を貯金している子どもの行為は大人から見れば馬鹿らしく感じられるかもしれません。

    しかし、どの文化圏にもきっとこんな言葉があると思うのです。

    「千里の道も一歩から」「点滴石をも穿つ」「塵も積もれば山となる」

    これらのことわざは、Multiculturalpediaそのものだと思います。Multiculturalpediaは誕生したときはアクセスは一件もありませんでした。一歩いっぽ歩んでいく中で一人、またひとり加わってくださり、現在相当なアクセス件数になっていて信じられない思いがします。この事実は多くの、夢を持つ人々、志を持つ人々を勇気づけてくれるのではないかと思います。

    やすあきさんの文章からいろいろな楽しい波紋が世界の海に生じていくのを楽しみたいと思います。

    やすあきさん、どうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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    じゃんけん5/リーダーじゃんけん(多人数でじゃんけんをするとき)

     じゃんけんは、プレイヤーが5人以上の場合、アイコの確立が大変高くなり、なかなか勝負がつきません。その欠点を改良したルールがありますのでご紹介します。それがじゃんけん5です。考案者は、じゃんけん5マスター(マスター)氏、イナズマン氏、かえるん氏を中心としたメンバーの皆様です。
    ルールは、今までのじゃんけんのグー、チョキ、パーに、稲妻、かえる
    の2種類を加えます。
    稲妻は最強で、グー、チョキ、パーに勝ちますが、かえるに負けます。
    かえるは最弱で、グー、チョキ、パーに負けますが、稲妻には勝ちます。
    つまり、稲妻とかえるをだす人がいた場合は、かえるが優勝します。
    トランプゲーム大貧民で例えると、稲妻はジョーカー、かえるは数字の「2」です。

    (例1)Aさん 稲妻、Bさんグー、Cさんチョキ
    →Aの勝利

    (例2)Aさんかえる、Bさんグー、Cさんチョキ
    →Bの勝利

    (例3)Aさんかえる、Bさんグー、Cさん稲妻
    →Aの勝利

    このルールは、もともとあるサイトで公表されていたものです(現在は閉鎖されています)。
    そこで紹介されていた稲妻とかえるのこぶしの形態が非常に出しにくいので、
    各自工夫してもらうとよろしいかと思います。
    また、このじゃんけん5を紹介していたサイトでは、数多くの実験が為されており、
    かえる、稲妻が特に有利ではないということが、その実験から明らかになっております。http://www.rose.sannet.ne.jp/sioda/

     2003年1月11日(土) わんこさん
       わんこさん、多文化理解事典の制作に加わっていただき、ありがとうございます。
    5人以上でじゃんけんをするときにあいこが続くのを避けるじゃんけん、興味深く拝見しました。

     トランプのジョーカーと3の関係のようでおもしろいですね。確かに、従来のじゃんけんでは多人数でやるとき、あいこが続き、工夫が必要になりますね。「多人数でするとき、あいこが続いて勝負がつかない問題をどう解決するか」のコーナーをつくらないと、このままでは世界中の人々が困ってしまいますね。つくることにします。

     多人数でじゃんけんをするとき、「リーダーじゃんけん」というのがあります。
    たまたま、スーパーで買い物をしていて、ベッカムに出会ったとします。あなたはたまたまサッカーボールを持っていて、ベッカムは快くボールにサインしてくれたとします。そして、たまたまあなたは小学校の5年生のクラスの担任だったとします。そして、たまたまあたなたは気前のいい人だったので、クラスの子にあげることにした、とします。ボールは1つしかありません。男の子も女の子もみんなが欲しがる、ベッカムの自筆のサイン入りサッカーボールをあげる子をどうやって決めたらいいでしょう。

    このとき、よく使われるのが、この「リーダーじゃんけん」です。

    先生も生徒もみんな立って、片手を挙げ、じゃんけんをします。先生対生徒全員です。先生の拳に負けた子は座ります。勝った子は立ったままで、先生と勝った子全員で2回戦をします。また、負けた子は座り、最後の一人になるまで、先生対生徒のじゃんけんを続ける、これがリーダーじゃんけんです。

    じゃんけんは本当に奥が深いですね。

    わんこさん、これからもどうぞよろしくお願いします。
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    『エダ〜シカ〜!』

    題名の注釈:(いらっしゃいますか〜!こんにちは〜!)極く親しい仲ではもっと省略して『エダガ〜!』 『エダァ?』

     47年前に成人式はおわりました。パソコン歴1年、あちこちのホームページを探索苦戦中です。他所のコーナーで「ジャンケン」について問い合わせたところ、こちらを紹介してもらいお初にお目にかかる次第です。

     若かりし頃、飛び歩き人生でしたので『7ケ所語?』位はどうにか理解できます。あの地、この地で聞いた独特の「♪♪ジャ〜ン、ケ〜ン♪♪」に魅せられ、機会をうかがっていた所、やっと、同士に巡り合ったような気がしてなりません。
     「たかが・・・」じゃ済まされません。“マウスにまたがり”一通り走っては見たものの“ジャンケン・ワールド”に踏み込んだら、とても抜け出せそうもありません。時間をかけて、じっくり巡ってみようと思っています。

    「前哨戦」みました。こんなことご披露した方はいませんでしたか?
     まず、自分の口中に「タンペ」:唾液を少々準備して・・・「グジュグジュッ!グジュグジュッ!」次に親指と人差し指にそれを念入りに絡ませ、相手には ゼッタイに悟られないように、反対の手のひらで覆い隠し、ゆっくりと両指を開いていきます。粘り気のある糸状のもので、その伸び具合、切れ具合で「グー」「チョキ」「パー」を占うって訳です。
     対面同士の駆け引き!殺気さえ〜感じないか?な〜んて微笑ましい光景ではないか。すばらしい!

              『ヒバナ〜』:おじゃまさま!またの機会に!

     2003年1月13日(月) kehirahiraさん
       kehirahiraさん、多文化理解事典の制作にご協力いただき、ありがとうございます。世界のじゃんけんのページに掲載させていただきます。

     「対面同士の駆け引き!殺気さえ〜感じないか?な〜んて微笑ましい光景ではないか。すばらしい!」(kehirahiraさん)

    同感です。柔道、剣道の立会い、すもうの見合い、野球のピッチャーとバッターの間合いにつながる張り詰めた空気がそこにはありましたね。

    情景とともに心理状況がありありと浮かぶような描写、ありがとうございます。これで多文化理解事典は他の追随を許さない境地に達することができたように思います。

    読んでいて、
    夏の日に寝転んだ草の冷たさ、足を擦り剥いたときの痛さ、夕方紅く暮れなずむ景色、突き指の痛さ、擦り傷をなめた血の味、炭酸がのどに痛いサイダーの味、口に砂が入ったときのこと、水たまりに張った氷に足をそっとのせて、ピシピシピシとひびを入れて割ったこと、スイカを食べながら種を飛ばしたこと、自分の影を踏もうとして追いかけたこと、電信柱と電信柱の間を息を止めて早歩きしたこと、どきどきしながら缶蹴りの缶を見つめていたこと、
    子ども時代のことをリアルに思い出しました。どうやってそのときの思い、気持ちを人に伝えることができるのでしょう。kehirahiraさんはそれに成功していらっしゃいますね。

    「他所のコーナーで「ジャンケン」について問い合わせたところ、こちらを紹介してもらいお初にお目にかかる次第です。」
    よく来てくださいました。紹介してくださった方、ありがとうございます。

    kehirahiraさん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    kehirahiraさんにとって2003年がとってもいい年になりますように。
    (この新年の挨拶は1月31日までに書きこまれた方にお届けしています。)
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    カリブ、カリブ

     「エダー〜シカ〜!」の書き込みを読んで(どこの言葉か種明かしをしてくださるとうれしいです)、ケニアでの「ホディ?」「カリブ!」を思い出しました。「ごめん下さい」「どうぞ!」でしょうか。
     ちょっと近くまで来て突然寄った知人でも、もしかすると道行く知らない人でも、そうやってこころよく家に招き入れ、お茶(チャイ)や食事でもてなすホスピタリティです。
     用があって訪ねたのに、目的を達するまでに、何杯もお茶を飲んで、バナナを食べて、場合によっては、ウガリという主食が練り上がるまでの長い時間を待ち、さらにそれを食べるまで待たなくちゃならなかったり、おみやげにまたバナナや、時には生きたニワトリまでもらって帰ったりするのは、なかなか大変なこともありますけどね!

     2003年1月17日(金) なおこさん
       『世界のノー・プロブレム!』開始。
    なおこさん、こんにちは。
     遅くなりましたが、やっと『世界のノー・プロブレム!」公開できるところまでこぎつけました。このページでどんなドラマがこれから展開されるかは誰にもわかりません、未知の世界への旅という感じがします。なおこさんのご提案で始めることができたページです。いつもありがとうございます。どうぞみなさん、訪れてみてください。

    昨日、九州朝日放送がつくった「アジアへGO!」(ベトナムの風に吹かれて)を見ました。きっと見た方も大勢おられると思います。見ながら吉田栄作を我が子のように思うこのおじいさんの心にジーンときました。Multiculturalpediaをつくっていくときもこのおじいさんをイメージしながらつくっていきたいと思いました。

    『世界のノー・プロブレム!」はまだ荒削りのページです。でも訪れた方はきっとそのページのこれからの可能性を感じてくださると思います。

    なおこさん、どうもありがとうございました。
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    助かりました〜!

     こんにちは。
    2児の母です。
    子供の宿題で、世界のジャンケン調べがあり、ここにたどりつきました。
    いろんな国でジャンケンがあって共通点も多くびっくりしました。
    楽しくなりました。
    ありがとうございました。



     2003年2月15日(土) うさぎさん
       うさぎさん、それからうさぎさんのお子さんたち、異なる文化を楽しみながら学ぶ事典に訪れてくださってありがとうございます。

     うれしい〜!
    ありがとうございます。
    世界のじゃんけん、これからもどんどん新発見が続くと思います。ぜひまた訪れてくださいね。そして、よかったら新作じゃんけんをつくって「ボクの、私の、新しいじゃんけん」のコーナーに寄せてください。世界中に発信しますから、22世紀にはキミのじゃんけんが世界で一番有名なじゃんけんになっているかもしれませんよ!?
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    イギリス1「チン・チャン・チョン」

     じゃんけんのところになかった気がするんですが、わたしがイギリスに住んでいた時、チン・チャン・チョンって言うのがありました。
    どれがチンでチョン、チャンかはわかんないんですけど、
    「チンチャンチョン!!」で日本で言うグーかチョキかパーを出しました。
    勝ち負けの決め方は日本と同じです。

     2003年1月26日(日) ちはるさん
       ちはるさん、多文化理解事典の制作にご協力いただき、ありがとうございます。

     2年前にドイツのじゃんけん(ドイツ2)でも同じ情報をいただいています。びっくりですね。
    再掲します。
    これからもどうぞよろしくお願いします。
    ちはるさんにとって2003年がとってもいい年になりますように。
    (この新年の挨拶は1月31日までに書きこまれた方にお届けしています。)

    「洞察力に満ちたサイトですね。ドイツではじゃんけんのことを"ching chang chong"と言います。これはアジアのどこかの言葉の発音をドイツ語話者の耳で解釈したものです。実際どこか日本の「ジャンケンポン」のように聞こえませんか。だからドイツではこのゲームの発祥の地がアジアであることは明らかだと思われています。ドイツではじゃんけんは2種類あります。「石、紙、はさみ」のじゃんけんと、「石、紙、はさみ、井戸」のじゃんけんです(紙は井戸を覆い、石とはさみは井戸に沈みます)。
    2001年6月24日 Christian-さん 

    Very insightful site. In Germany we called this game "ching chang chong". It's the German interpretation of the sound of any Asian language, and in fact it somewhat sounds like Janken Pon, don't you think? So apparently to Germans this game originated in Asia. We have both versions, the rock-paper-scissors and the one including the well. (Paper wraps around well, rock & scissors sink.) 」
    (Christian-さん San Francisco, CA USA - Sunday, June 24, 2001(JST))

    世界中の一人ひとりの方々が自分が知っている、身近な情報を、ジグソーパズルのワン・ピースのように持ちより、それが大きな、おおきな絵をつくっていく、そんな事典がつくれればいいな、とスタッフ間で話したことがあります。世界中の方々とタペストリーを編みたい、というコーナー(『タペストリー』オレンジのメニューの下の緑のメニュー)にそれについて昔詳しく書きましたが、それは何十年も何百年も何千年も先のことだと思っていました。もうつながるピースとピースがいくつも見つかったことに感無量です。

    世界はこれからますます人と人との交流が盛んになっていくでしょう。そのとき、異なる文化と異なる文化の接触による摩擦は、私たちをWeとTheyに分けていってしまうかもしれません。Multiculturalpediaに寄せられる世界の方々のメッセージを読んでいると、"We are they, they are us."(「私たちはぜんぜんつながりがないと思っていた人達と実はつながっていた」)という声が聞こえてくるような気がします。
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    驚きました

     初めまして

     私は2人の子供を持つママです

     今日は上の子の宿題でジャンケンを調べて見ました

     興味深い内容に驚き又自分の知らない文化の多さに好奇心を覚えました
     2003年2月11日(火) 幸輝さん
       二人のママさん、Multiculturalpediaに訪れてくださってありがとうございます。

     私たちも世界中の皆さんから寄せていただく、数々の情報には日々(大袈裟な表現に思われるかもしれませんが本当に「日々」なんです)驚かされています。

     そして数多く集まるうちにまた新たな発見が生まれ、また新たなコーナーが次々にうまれていっていることにも驚いています。

     何よりもこの事典が、世界中のみなさんのボランティアのおかげで今日までやって来られたことにほんとうに驚かされます。

     非営利でどんな国のどんな方でも無料で楽しく相互理解ができるように、という趣旨に賛同してくださる方々が世界中にこんなにいらっしゃることに驚かされます。

     この事典を営利でつくるためには今までに一体お金がいくら必要で、時間がどれだけ必要で、人がどれだけ必要なのかわからないほどの規模にまでなってきました。

     大袈裟な言い方をもし許していただければ、Multiculturalpediaには人類がはじめて知ったことがいくつも掲載されています。それぞれ別に暮らしていたから気がつかなかったことが、国境、文化圏を超えたインターネットの出現によって初めて明らかになったことが数多く紹介されています。これからも何度も腰を抜かして驚いて、目からウロコを落としていこうと思います。腰を抜かして驚いても、目からウロコをポロポロ落としても、病院に行く必要はなく、爽快感が味わえ心地よい気持ちに包まれ、毎日がより楽しくなるだけですから。
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    じゃんけんの名称 秋田市1

    私の母は秋田市出身の83歳です。じゃんけんのことを『ケンコ』といっています。

     2003年3月5日(水) セリさん
       セリさん、Multiculturalpediaの制作にご協力いただきありがとうございます。

    読んでいらっしゃる方の中にもきっとセリさんのお母さんと同じに呼ばれる方がいらっしゃるんじゃないかと思います。

    セリさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
    Multiculturalpedia
    多文化理解事典
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    世界のじゃんけん

     こんにちは。東八拳を今でもやっている石丸というおっさんです。
     世界という視野でじゃんけんを語らせたらウイーン大学教授のセップリンハルト氏がNO.1。日本ではたばこと塩の博物館の湯浅淑子学術員が書いた「拳の文化史」はすばらしいできばえ。この本で今までの掲示板の疑問がだいたい解ける。また法政大学のアン・ヘリング教授もじゃんけんの研究には相当なもの。

     2003年6月18日(水) 石丸和彦さん
        石丸和彦さん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)に訪れてくださってありがとうございます。

    松本吉弘さんの書かれた『江戸の花 東八拳をお楽しみください』(近代文芸社)を読んで藤八拳(庄屋拳、狐拳)の奥深さと現在まで保存されていることを知り、驚いていました。藤八拳は三拳連続して勝って一番の勝負がつくんですね。

    それから、渋谷のたばこと塩の博物館の特別展 「拳の文化史〜ジャンケン・メンコも拳のうち〜」(1999年10月23日〜12月5日)を見る機会を得ました。とても楽しく見応えのあるものでした。湯浅淑子さんが尽力なさったのでしょうか。
    ここで初めてビデオで藤八拳を見ました。(東八拳保存会 さくら会のものでした。)この展示会はさくら会と、松本吉弘さん、石丸和彦さんの日本東八拳技睦会も実演をされていたようですが、日程が合わず見ることができませんでした。お会いして、よろしかったら会のことをMulticulturalpedia(多文化理解事典)で紹介させていただきたいと思っていました。

    松本吉弘さんの本はいろいろと得るものが多いものでした。皇都が「きょうと」のことだとか、江都が「えど」を指すとか小さなことから大きなことまで目からウロコでした。

    セップ・リンハルトさんにはスタッフの友人、知人に面識のある人が多く、
    Multiculturalpediaのいろいろなページで教授の職場、オーストリアのウィーン大学の日本語科の学生さんたちにもこのMulticulturalpedia(多文化理解事典)は手伝っていただいたのですが、その際、日本語科の先生を通じて、セップ・リンハルトさんにMulticulturalpedia(多文化理解事典)のじゃんけんのページを紹介していただいて励ましのコメントをいただいたことがあります。
    氏の「拳の文化史」(角川書店)は発売になってすぐに購入して読みました。

    法政大学のアン・ヘリング教授のことはセップ・リンハルト教授の御本でしか存じ上げていませんが、じゃんけんを縁にいつかお会いできるものと信じています。

    Multiculturalpedia(多文化理解事典)はじゃんけんについては学術的な研究は一切しようとは思っていません。現代には名前が残っていない、遠い昔に誰かがつくったじゃんけんの魅力、素晴らしさを世界中に発信し、世界中の皆さんとじゃんけんの魅力を楽しく共有したいと思っています。

    石丸和彦さん、今後ともどうぞよろしくお願いします。
    Multiculturalpedia
    多文化理解事典
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    世界のじゃんけん(ジャンケン)について質問
       子ども達に世界のじゃんけんをおしえたいのですが、かけ声がわからないものが多いのでぜひおしえてください。また、指の形も図解がほしいです。じゃんけんぽん、あいこで...というのもあるのかな。



     2001年 6月22日(金)  小学校教員
       小学校教員さん、いい提案をしてくださってありがとうございます。この「世界のじゃんけん」のサイトは1997年から創っているのですが、初心・原点に帰っていいものを皆さんとつくってゆこうと改めて思います。これから世界中の方々にご協力をいただき、小学校教員さんの質問に答えられるようにしてきたいと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

     その際、お願いがあります。私たちがいつも気をつけていること(Multiculturalpediaの基本姿勢とも言えるもの)ですが、けっして調査のための調査をなさらないでください。相手を調査対象や研究対象として見ないでください。人と人とのあたたかい交流のうえに小さな情報が一つひとつ少しずつ集まり、その積み重ねによって膨大な多文化理解情報が詰まった事典をつくっていきたいと心から願っています。それは私たちにとって、相手の心ではなく効率を重視してスピーディーに情報を一杯集めた事典をつくるよりも、何よりも大切なことです。どんなに能率が悪く、時間がかかっても意義のあることだと思っています。

     皆さんからいただいた『世界のじゃんけん』のデータが無断でホームページと書籍で使われています(『世界のじゃんけん』の表、起源など)。厳重に抗議します。データを利用される際は必ず利用規定(2002/02/05)を遵守してください。著作権は放棄しておりません。

        小学校教員さん、Multiculturalpediaの制作に参加くださってありがとうございます。

    「子ども達に世界のじゃんけんをおしえたいのですが、かけ声がわからないものが多いのでぜひおしえてください。」
     私達は1997年からMulticulturalpediaを作っていますが、これはとても大切な指摘だと思います。今後、掛け声も載せるようにしていきたいと思います。これについてシンガポールの方からとてもおもしろいことを伺いました。じゃんけんの掛け声について考えさせられました。そのことを紹介してみなさんと共有したいと思います。また、Multiculturalpedia英語版のひろばで最近ドイツの方にドイツ語の掛け声を教えていただきました。まもなく翻訳して紹介したいと思っています。

    「また、指の形も図解がほしいです。」
     これも不可欠ですね。動画や映像を将来流したいと思っていますが、その前の段階としてイラストを載せることができればと思っています。

    「じゃんけんぽん、あいこで...というのもあるのかな。」
     おもしろいご指摘、ありがとうございます。日本各地でもこの言い方はいろいろあるそうです。

     世界のじゃんけんについていろいろな国語の教科書で取り扱われているそうでたくさんの小学校の先生方から貴重なコメントをいただいています。また、中学校の英語の教科書で世界の虹の色が取り扱われているそうで中学校の先生方からも貴重なコメントをいただいています。

     この事典は世界中の人々と国境を越えて心をつなげる交流プロジェクトを志しています。小学校教員さんのようなアドバイスは私たちにとってとても貴重なものです。今までいただいた情報もLinuxの「早目にリリース、しょっちゅうリリース、ユーザーからのアドバイスを大切にする」を心にできるだけはやくリリースしていくつもりです。多文化理解事典を世界中の人々とともに創っていきたいと思います。

     小学校教員さん、今後ともどうぞよろしくお願いします。

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    日本(アッサ)26 ずっと疑問に思っていたこと。

     自分の通っていた学校では「ジャンケン」のことを「アッサ」と呼んでいました。
     掛け声は「アッサッチ」でチのところで一斉に出し合い、
    あいこならば「ッチ」と素早く出します。

     この「アッサ」という言葉、語源がわからずずっと疑問に思っていました。
    多分何処かの方言だとは思うのですが、その学校は寮があり全国から生徒が来るためにどこの方言か全く分りませんでした。

     中高一貫で長い間使いつづけたオカゲで、他の場所で思わず口にしていまい白い目で見られたこともありましたが、今でもその頃の友人と会うときは「アッサ」を使っています。

     2003年7月28日(月) モヤイさん
       モヤイさん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)の制作にご協力くださってありがとうございます。

     ぜひとも突き止めたいと思います。

    「ずっと疑問に思っていたこと」という言葉に熱くなってしまいました。

     「じゃ、アッサで決めようぜ」
    「アッサッチ」
    「ッチ」
    「ッチ」

    すごくいいじゃないですか、これって。

    Multiculturalpedia(多文化理解事典)からのお願いです。
    「アッサ」をやったことがある人、ぜひ教えてください。

    モヤイさんの「ずっと疑問に思っていたこと」をこれからずっとどんなに時間がかかろうともMulticulturalpediaは解き明かしたいと思います。
    皆さん、なにとぞどうかよろしくお願いします。
    Multiculturalpedia
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    げげ

     HP作りの参考にイイサイト様がないかネットサーフィンしてたらここに辿り着きました〜

     すご、そもそもジャンケンが外国にもあることに驚きました!
    お気に入りに入れておいたのでまた遊びに行かせていただきます〜

     2003年8月8日(金) タカさん
       タカさん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)を訪れてくださってありがとうございます。

    とてもうれしいコメントありがとうございます。

    これは訪れている皆に言いたいことですが、

    自分が本当にやりたいこと、それを思うと胸が熱くなること、ワクワクすることを選んで、1年がんばってみると、誰でも大変なことができると思います。

    例えばもうすぐ誕生日だったら、その誕生日から1年3つの夢を追いかけてみるといいと思います。

    1つは簡単にかなう夢。
    もう1つはちょっと難しい夢。
    最後にできるかどうかわからないけどぜひともかなえたい夢。

    その夢を誕生日から1年、何回くじけてもいいから、1年、続けてみると、スゴイことが起こると思います。

    続けることに心を注ぐよりも、ドキドキする夢、わくわくする夢を決めることに全力を注いでみてください。

    タカさんのサイトがタカさんがそのことを思うだけで熱くなって夢中になるようなテーマで展開されていくサイトに育っていきますように。

    タカさん、これからもどうぞよろしくお願いします。
    Multiculturalpedia
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    ミャンマーのじゃんけんの掛け声

     始めまして!世界のじゃんけんを調べていてこのサイトにめぐり合いました!
    とても参考になります。有難うございますm(_)m。

    早速、質問なのですが、ミャンマーの大将・拳銃・降参のじゃんけんは、どんなかけ声でするものなのですか?知っている方がいれば教えて下さい。

     2003年8月30日(土) momoさん
       momoさん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)に訪れてくださってありがとうございます。

    「始めまして!
    世界のじゃんけんを調べていてこのサイトにめぐり合いました!
    とても参考になります。有難うございますm(_)m。

    早速、質問なのですが、ミャンマーの大将・拳銃・降参のじゃんけんは、どんなかけ声でするものなのですか?知っている方がいれば教えて下さい。」
      (momoさん)

     以前ならすぐにお答えできたのですが現在はわかりません。
    Multiculturalpediaをご覧の方できっとご存じの方がいらっしゃると思います。
    ぜひ教えてください。

     世界のじゃんけんの作成のときに、掛け声もきちんと記録にとっておけばよかったと思います。
     momoさん、これからもどうぞよろしくお願いします。
    Multiculturalpedia
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    世界のいろいろなじゃんけんをとっても楽しく紹介
    『3年の学習冬号2006年度』(学研)

     『3年の学習冬号2006年度(漢字力・熟語力トレーニングセット)』(学研 12月18日(月)発売)の国際理解のページに「世界のみんなとじゃんけんぽん」と題して、世界のいろいろなじゃんけんがカラー写真、わかりやすいイラストとともにとっても楽しく紹介されました。Multiculturalpedia(多文化理解事典)も少し協力させていただきました。真摯な学習のスタッフの方々とのとても楽しい作業でした。見ていると、とっても幸せな気持ちに包まれる仕上がりだと思います。

      制作の途中でMulticulturalpedia(多文化理解事典)の間違い(モンゴルのじゃんけん Multiculturalpediaのほうは後ほど訂正します)も明らかになり、モンゴル大使館にまで問い合わせてくださった学研のスタッフの方々には大変感謝しています。

     (冬号に掲載のマレーシアのじゃんけんの表に一部誤まりがありました。学研のこちらのページに正しい表が出ています。)

     
     『学習』(学研)のページはこちら(『3年の学習冬号2006年度』の販売は終了しております)
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    じゃんけんのかけ声 日本

     もう誰かが書いたでしょうか。子どものころ(6歳違いの妹の子どものころかも)、
    「じゃすこっぴ、(あいこなら)ぴっ、ぴっ、・・」
    とやっていたのを思い出しました。

     2003年9月5日(金) なおこさん
       なおこさん、いつもありがとうございます。
     「じゃすこっぴ」っていい音ですね。
     この掛け声でじゃんけんをやったという方々、きっと懐かしがっていらっしゃると思います。よかったら、ぜひお書きこみください。なおこさん、ありがとうございました。

     Multiculturalpedia創設のときに日本へ来てともに創ってきたスタッフが日本を離れることになりました。彼がいなければMulticulturalpediaは今のような姿にならなかったと思います。
    彼のような方と一緒に創ってこられたことをとても誇りに、幸せに思います。 大変感謝しています。ありがとうございました。
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    じゃんけん(台湾)

     文化違いに関するインターネットに、こんなにたくさんのじゃんけんが載っていてびっくりした。「すごいなぁ」と思う。子供の頃から、いつも友達とじゃんけんをしていた。しかし、ずっとじゃんけんの掛け声とやり方はただ一つだけだと思っていた。世界のじゃんけんの掛け声とやり方はほとんど同じだろうと思っていた。今回の発見は本当に面白い。

     私の国でじゃんけんをするのは下記の場合だ。
     順番を決めるとき(打順を決めるとき、先攻後攻を決めるとき)や、いやな仕事を担当する人を決めるときや、やりたい仕事を担当する人を決めるときや、一つしかないものや数少ないものを得る人を決めるときなどだ。

     「鋏、石、布!」と声をかけると、自分が出したいものを出す、そして勝負を決める。勝った人は選択権がある。石が鋏に勝つのは鋏は石にたたいて駄目になるから。鋏は布に勝つのは鋏は布を切ることができるから。布は石に勝つのは布は石を包むことができるから。

     普通のじゃんけんはほとんど手でする場合が多い。しかし、私は足でじゃんけんをした経験もある。親指と人差し指だけ開けると鋏を表す。5本の足の指を開けると布を表す。5本の足の指をくねくねしていると石を表す。そのようなじゃんけんも面白いでしょう。しかし、靴下をはいていたらできない。

     世界中にいろいろなじゃんけんの中で、私が一番印象強いと思ったのはインドネシアのじゃんけんだ。インドネシアのじゃんけんは握りこぶしから親指だけを出すのが「象(ぞう)」、人差し指だけ出すのが「人」、小指だけ出すのが「アリ」。そして、「象」は大きくて強いので「人」に勝ち、「人」は自分よりずっと小さな「アリ」に勝つ。しかし、「アリ」は自分よりずっとずっと大きな「象」に勝つ。最初これを見たとき、少し理解できないと思った。しかし、「アリが耳に入ったらかゆくて象はどうしようもないでしょ」と聞いて、理解できるようになった。

     私の国と比べると、本当に大きい違いがあると思う。もし、今後機会があれば、いろいろな国へ行きたいと思う。そして、外国人と彼らの国のじゃんけんをしたい。

     2005年1月10日(月) 楊暁嵐さん
      楊暁嵐さん、ありがとうございます。
     私たちもいろいろなじゃんけんが世界のあちこちにあることを知って、とても驚きました。そして今現在は、このMulticulturalpedia(多文化理解事典)の中の「世界のじゃんけん」で紹介しているじゃんけんはまだほんの一部でしかないと私たちは思っています。これからも世界中の人々と一緒に自分たちの世界観をもっと広げ、深めていきたいと思っています。

     足でするじゃんけんというところを読んで、「あぁ、私たちもした」と思いましたが楊暁嵐さんのおっしゃる素足でするじゃんけんは違っていました。私たちの知っている足のじゃんけんは、両足をそろえてグー(石)、前後に広げてチョキ(鋏)、左右に広げてパー(紙)というものでした。こんなこともできるんだ、と改めてじゃんけんの奥深さに恐れ入りました。

      楊暁嵐さん、ありがとうございました。Multiculturalpedia(多文化理解事典)の「世界のじゃんけん」のコーナーでも紹介させていただきます。
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     「世界のジャンケン」についてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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