Multi-Cultural-Pedia
異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「世界の除夜の鐘」

 日本のお寺では大晦日12月31日から除夜の鐘をつきはじめる。そして旧年の間に107つまで鐘をつき、新しい年になってから108つめの鐘をつくという。108つという数字は人間の煩悩の数らしい。
 除夜の鐘は日本だけでついているのだろうか。それとも・・・。インドでは、タイでは、ベトナムでは、韓国では、どうなんでしょう。世界の各地にお住まいのみなさま、この多文化理解事典の作成にぜひお力をお貸しください。

韓国1

   森山さんから以下のように韓国の除夜の鐘について教えていただきました。

   今年も後わずか、除夜の鐘の季節になりました。日本は除夜の鐘は108回ですが、韓国は33回です。 それは日本の植民地時代独立運動に立ち上がった人の数だそうです。韓国で108回もたたいていたら、凍え死んでしまうかも。

   Multi-Cultural-Pedia(異なる文化を楽しみながら学ぶ事典)の制作に協力していただいたことを感謝いたします。

 33回という除夜の鐘の回数ついてはこの他にも説があるようです。観世音菩薩が衆生済度のために33に分身したことに由来するという説。33という数字は仏教で万物の根源とされることに由来するという説。時報として昔から33回打たれていたという説。国泰民安の考えに由来するという説。

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除夜の鐘と新年の花火(オランダ1)

 定期的に拝見していたのですが、なかなか書き込むまでに至らず、「ひろば」参加はご無沙汰しておりました。以前の書き込みもそれぞれのページに掲載していただいているのにお礼が遅くなり失礼いたしました。いつもどうもありがとうございます。

 こちらを拝見していて参加したいテーマがたくさんあるのですが、今日は少し前の Re JOYEUX ANNIVERSAIRE(『万国共通』)の「日本では少し前まで個人の誕生日を祝うのは一般的でなかった」というコメントに思い出した話を書かせていただきます。

 オランダにいた時に習い事のグループのオランダ人女性から「日本では誕生日を祝うの?」と聞かれたので祝うけれど、多分それは西洋の影響で昔は個人の誕生日でなく新年にいっせいにお祝いしていたと私は答えました。
 するとその女性は「そういう風に生まれた日以外にお祝いする例を知っている。」と言って他のオランダ人たちも話に加わりながらこのように話してくれました。
 主にカトリックの国だと思うけど、と前置きをして地域によっては名前にしばしば聖人の名をつけるが、それぞれの聖人の誕生日がちゃんと決まって(わかって?)いるので、そういう所では自分の生まれた日ではなく名付けられた聖人の誕生日にお祝いをするということでした。

 つまり自分が生まれた日が誕生日の聖人の名が付けられた場合以外は個人の誕生日と違う日に祝うということになるわけですね。私にとっては新鮮でとても得した気分になれた話でした。
 この話を知らなかったら例えばそういう習慣の所の人と友だちになって誕生日をお祝いしても、よもやそれが本当に生まれた日と違うかもしれないなんてきっと考えもしません!
 「外国に外国人として暮らして」良かったのはこんな風に自分の国の話が変に驚かれることも無く、むしろそれがきっかけで文化の多様性に慣れている人からオランダや他の地域の似ている点を教えてもらうことが多く新しい興味を喚起されたことでした。

 例えば大晦日ネタもありました。(ちょうど時期なので。)
 オランダ(や近隣国)では大晦日というか新年0時になると
同時に盛大に花火を上げる習慣があります。(個人で大きな
打ち上げ花火を何発も上げたりもします。)
 近所のオランダ人に日本での様子を聞かれて大晦日に除夜の鐘で108の煩悩を祓う話をしたら、この花火にも一年間に溜まった悪霊を大きな音でびっくりさせて追い払うという起源があると
話してくれたのです。何故花火を上げるか(それも景気良く)という理由がひとつ分かってすっきりしたと同時に、案外人間の発想は似ているのか、それとも遡ると同じルーツに辿り着くのかという疑問も湧きました。
 その人は同じ悪いもの祓うのにも12時をはさんで前か後で面白いと言っていました。この時間の違いは何でしょうね???
 日本の誕生日の変化も含めて、私もMulticulturalpediaさんがよくおっしゃっているようにゆっくりと調べたり、忘れたり何かのきっかけでまた思い出したりしながら解る時が訪れるまで頭の片隅に
残しておこうと思います。

 2002年12月9日(月) みやさん
   みやさん、いつもありがとうございます。

「地域によっては名前にしばしば聖人の名をつけるが、それぞれの聖人の誕生日がちゃんと決まって(わかって?)いるので、そういう所では自分の生まれた日ではなく名付けられた聖人の誕生日にお祝いをするということでした。

つまり自分が生まれた日が誕生日の聖人の名が付けられた
場合以外は個人の誕生日と違う日に祝うということになるわけ
ですね。私にとっては新鮮でとても得した気分になれた話でした。
この話を知らなかったら例えばそういう習慣の所の人と友だちに
なって誕生日をお祝いしても、よもやそれが本当に生まれた日と
違うかもしれないなんてきっと考えもしません!」(みやさん)

うーん、おもしろいですね。

ミャンマー(ビルマ)の方が彼の国ではみんな自分の誕生日の曜日を覚えているという話をしてくれたことを思い出しました。この曜日も何かきっと意味があるんでしょうね。この謎も将来解決されることと思います。

「オランダ(や近隣国)では大晦日というか新年0時になると
同時に盛大に花火を上げる習慣があります。(個人で大きな
打ち上げ花火を何発も上げたりもします。)
近所のオランダ人に日本での様子を聞かれて大晦日に除夜の鐘で
108の煩悩を祓う話をしたら、この花火にも一年間に溜まった
悪霊を大きな音でびっくりさせて追い払うという起源があると
話してくれたのです。何故花火を上げるか(それも景気良く)と
いう理由がひとつ分かってすっきりしたと同時に、案外人間の
発想は似ているのか、それとも遡ると同じルーツに辿り着くのか
という疑問も湧きました。」(みやさん)

自分の恋人を、大切な家族を、かけがえのない子どもを、親を、友人を互いに殺されて、出口の見えない泥沼の争いに巻き込まれている方々も、この多文化理解事典を訪れてくださっています。いただくメッセージを読んで、無力さを思い知らされてきました。

みやさんの文章を読んで、なんだか元気が出てきました。

Multiculturalpedia(多文化理解事典)は訪れる方々に、文章の行と行の間から、ページとページの合間から、

"We are they, they are us."(「私たちはぜんぜんつながりがないと思っていた人達と実はつながっていた」)

というメッセージが感じられる事典に育てていきたいと願います。

みやさんにとって2003年がとってもいい年となりますように。
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除夜の鐘百八つについて

 月のことを調べていて、このホームページにたどり着きました。
 このホームページ すばらしいです!
除夜の鐘について、人間の煩悩百八つ
つまり 四苦八苦 4×9=36 8×9=72 36+72=108 です。
ちなみに私、坊主ではありません。
四苦八苦中です。 ボ〜ン〜 
 2003年3月5日(水) セリさん
   セリさん、Multiculturalpediaの制作にご協力いただきありがとうございます。

「月のことを調べていて、このホームページにたどり着きました。
 このホームページ すばらしいです!」
(セリさん)

 セリさん、ありがとうございます。

百八つの煩悩というのはここから来ていたんですね。

セリさん、ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。

 昨今の激動の世界情勢をみていて、改めて初心に返りました。

自分の肉親や大切な人を殺された人にとって「相互理解」も何もないものでしょう。

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 誰も生まれるとき親を選べない、身体も選べない、国も選べない、母語も選べない。

 私たちはたまたまこの地球上のどこかの国にそれぞれの身体を持ってそれぞれの親のもとに生まれたに過ぎない。ある人は平均寿命が80歳を越える国に生まれ、同じ日の同じ時刻にある人は、大量虐殺が行われている平均寿命が40歳にも満たない国に生まれる。

 世界に暮らすどの人々も自分がたまたま生まれた文化の価値観、尺度、感じ方にどっぷりとつかり、それが一番自然なものと感じている。その文化の違いを紹介し、表面的にはまったく異なって見えるさまざまな文化の底を流れる人間の思いがどれほど似ているものであり、つながりのあるものであるかを明らかにしていく。

Multiculturalpediaは楽しみながら世界のいろいろな文化を学ぶ事典。世界のいろいろな文化の知恵を紹介していく。知らないうちに異なった文化や人々に対する畏敬、尊敬の念が自然に心にわき上がってくる事典。事典を閉じた後で、テレビニュースや新聞欄で今まで気にも留めなかった国の人たちがどうしようもなく身近に感じられるようになる、生きた事典。
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そんな事典をこれから10年、30年、100年かけて、なんとしてもつくっていきたいと思います。それも世界中の人々の手で。

 
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 ご感想など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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