Multiculturalpedia
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「世界の手招き(人を呼ぶときどんなジェスチャーをしますか)」

「手招き(人を呼ぶときどんなジェスチャーをしますか)」
 ひろば招き猫を研究している方から世界の手招きの習慣について知りたいというこんな投稿をいただいた。
 

招き猫はご存じの通り、手招きをする猫の人形のことですが、手招きのポーズにも国によって違いがあると聞いています。日本での手招きのジェスチャーは、西洋ではあっちに行けと逆に取られるということですが、アジアやアフリカ、南米などではどう違うのか――と疑問に思っております。
 もし、今後の企画で、手招きジェスチャの国により違いを調査いただければ幸いです。

 知人にお願いしてニフティサーブで聞いていただいたところ、10件ほどのコメントがあったそうです。なかなか面白いエピソードもありました。総じて言いますと、東南アジア一帯は日本式で、西洋は西洋、その他、中央アジアあたりは混合地域という感じでしょうか。
 招き猫というのは、猫に絡んだ俗信がいろいろありますから、調べてみますとなかなか楽しいものです。

いろいろな文化圏の「手招き」
ベトナム
 ベトナムの人に聞くと、日本と同じで、人を呼ぶときは、手の甲を上にして(招き猫式、犬かき式?)水をかくようにする。
「こうはやらない?」と、英語圏式でてのひらを上にして手招きすると、
「それは犬を呼ぶとき」と言われた。
 招き猫の起源はどこなのか知らないがあのかっこうからすると、犬かき式の文化圏で生まれたもののようだ。


NEW

ベラルーシ1

  ヨーロッパと同じで、手のひらを上に向けて呼びます。日本の手招きは「あっちに行け」になってしまいます。

(小春日和)

ロシアと同じで「(老)婦人の夏」です。

 2000年7月9日(日) 「ベラルーシの部屋」のTさん
   詳しく調べていただきありがとうございました。Tさんでなければ書けなかっただろうな、気づけなかっただろうな、書こうと思わなかっただろうなと思える文章がこのテーマの他にたくさんみられました。
 本当にありがとうございました。

 これからヒトとヒト、モノとモノ、文化と文化の交流はますます盛んになっていくと思います。

 グローバル化とはけっして効率優先を旗印に、共通の、単一のルールを無理に強者が弱者に、多数者が少数者に押し付けていくことではないと思います。
それぞれの地域で、それぞれの人々が長い、ながい時間をかけて、培ってきた思いや考え、習慣、文化、知恵を全人類が共有することがMulticulturalpediaの目指すものです。「こうしなければバスに乗り遅れる」とか「世界の常識」という言葉を使って、それぞれの文化の存在を力づくで否定しようとする動きについては疑問を感じています。「世界の文化」は1つではありません。「世界の常識」はこれから少しずつ世界の皆で作り上げていくものです。世界の人々は今知り合ったばかりです。今「世界の常識」という言葉を使うとそれは一方の文化圏の他の文化圏への押し付けにしかなりません。

 私たちはこの多文化事典を作りながらぞっとするような無力感に時に襲われます。
たとえば「じゃんけん」などの遊び。数十年前まで、数年前まであったバリエーションが恐ろしい勢いで消えていっています。これは日本だけのことではないと思います。
今は当たり前のこととしてこの多文化事典に記述されている世界の身近な習慣も、かぶと虫やクワガタが日本の山々から姿を消したように、あと数十年もたてば多くが消えていってしまうのではないかと思います。

 世界の均質化の流れは予想以上に速く、年を追うごとに調査は難しくなっていくと思います。今回、ベラルーシのことをTさん、さばさんのおかげでとても詳しく知ることができたことをとても幸せに思います。 

 「一応テーマに挙げられている項目について、ベラルーシの場合についてご紹介しました。でも、これから新たなテーマが出てくるでしょうし、それに茶碗の取っ手の謎も解決していないし、課題は多いですねー。また、お邪魔させていただきますので、これからも宜しくお願いします。(^^)」

 ありがとうございます。よろしくお願いします。

NEW
アルゼンチン1

やはり、手のひらを上に向けて、指を自分の方に動かすのが基本でしょう。

 1998年8月11日(火)  アルゼンチンに日本語教育関係の仕事で赴任されている方に調べていただきました。
   どうもありがとうございました。感謝しております。
 「世界の手招き」についてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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