Multiculturalpedia
異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「世界の長い休み」

 このページはユースケさんの発案から始まりました。ユースケさん、ありがとうございました。

 日本には「秋休み」がありません(たぶん。スタッフの知っている限りでは。あったらぜひ知らせてください)。それと同じように夏休みがない文化圏もあるのではないでしょうか。暑くて勉強に身が入らないから長期休暇を、というのでは年中暑い、熱帯の文化圏ではどうなるのでしょう。また、年中寒いところでは、年中暖かいところ、涼しいところではどうなってしまうのでしょう。夏休みはどこにもあるのでしょうか。

 また、日本では夏休みと聞くと、高校野球、海、プール、アイスキャンデー、氷、クーラー、少し昔ではラジオ体操、もっと昔では8月15日の終戦(敗戦)記念日を思い浮かべたりしました。他の文化圏ではどうなんでしょう。夏休みのある文化圏にお住まいの方はぜひそのイメージがわかるようにご紹介ください。楽しみにお待ちしています。

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日本1

   夏休みもあとわずかで終わろうとしています。もう、すでに2学期が始まっている学校もありますがほとんどの学校では9月1日が始業式でしょう。
 我々、教師には、子どものような長期の夏休みはありませんが、授業がない分、いつもより少し、余裕ができます。昨日、今日と全職員が子どもを迎える準備点検に汗を流し、あれもやりたいこれもやりたいと想いをめぐらしワクワクドキドキしています。時間的な制約や、予算、相手の都合などさまざまな問題があって、むずかしいのが総合的な学習です。最近は、地域にでかけて様々な学習がおこなわれています。日本だけでなく国際的な学習も多く行われています。しかし、夏休みを利用して訪ねてきた甥っ子たちとふれあって、とてもお互いに良い経験ができたと実感しました。学習の行動範囲はとても広がりましたが、もっと、自分に近い存在であるおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさん、そして、いとこたちなどのふれ合いもたいせつだなあと思いました。文化は内にもある。私自身、ちょっと、先走り外へ外へ目がいってたのを家族、親戚というところでも深めていきたいと思いました。
 夏休みという位置づけのない国もあるのでしょうね?



 2001年8月29日(水) ユースケ さん
    ユースケさん、Multiculturalpediaに訪問してくださってありがとうございます。

 「学習の行動範囲はとても広がりましたが、もっと、自分に近い存在であるおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさん、そして、いとこたちなどのふれ合いもたいせつだなあと思いました。文化は内にもある。私自身、ちょっと、先走り外へ外へ目がいってたのを家族、親戚というところでも深めていきたいと思いました。」

 ほんとうにそう思います。遊びだけ取り上げても、長い時間をかけて伝わってきたものが今すごい勢いで消えていっています。昔は、かくれんぼや石蹴り、ビー玉遊びや鬼ごっこや凧上げ、大なわ、竹馬、ベーゴマ、メンコなどはテレビゲームや塾やスイミングスクールに忙しい子どもたちは集まってすることができません。昔どこにでもあった家の近くの原っぱもありません。拾って育てた野良犬の子もいません。高校生、中学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんをボスにした小学生、幼児の近所の遊び仲間もありません。昔の人間関係、遊びが早、日本では異文化になってきています。

 冬休み、春休みと比べて、夏休みはずっと長いのでこんなときにこそ、『もっと、自分に近い存在であるおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさん、そして、いとこたちなどのふれ合いもたいせつ』で、『文化は内にもある』ですね。

 「夏休みという位置づけのない国もあるのでしょうね?」
 おもしろい観点ですね。調べてみたいと思います。

 どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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日本2

 はじめまして。『長い休み』についてですが、うちの学校には秋休みがあります。

 最近少しずつ増えているみたいですが、2期制の学校は大概ありますよ。 一応うちの学校では10月の二週目あたりが秋休みになってます。大体一週間くらいでしょうか…。

 夏は暑いし冬は寒いから夏休みと冬休みもありますし
学期の合間として春休み、そして秋休みもあります。

 あとロシアなど極寒の国では確かに冬休みがとてつもなく長いそうです。2,3ヶ月はあったんじゃないでしょうか…?このあたりは自信がないので(汗)長いのは確かですが。

 外国では『四期制』の学校もあるらしいので休みも多いとか。学校の違いって楽しいですね。では。。。

 2002年5月29日(水) 未来さん
    未来さん、Multiculturalpedia(多文化理解事典)の制作に加わっていただき、ありがとうございます。

「『長い休み』についてですが、うちの学校には秋休みがあります。
最近少しずつ増えているみたいですが、2期制の学校は大概ありますよ。
一応うちの学校では10月の二週目あたりが秋休みになってます。
大体一週間くらいでしょうか…。
夏は暑いし冬は寒いから夏休みと冬休みもありますし
学期の合間として春休み、そして秋休みもあります。」(未来さん)

 教えてくださってありがとうございます。

 そうなんですね。春休み、夏休み、冬休みがある3学期制にどっぷりつかっていたため、とても新鮮に聞こえます。

 日本は南北に連なる長い列島からなります。北にはアイヌ文化圏、南には琉球文化圏、そして黒潮、親潮、日本海を背景とする文化圏などさまざまな地域的特色を持ちます。日本と他の国々といった分け方が一般的でしょうが、この多文化理解事典では国や国境はあまり意味がないようです。じゃんけんの文化、くしゃみの文化、色の文化などなどこの事典で紹介されている人々の文化は国境を越えて人々が交流し、習慣を共有してきた足跡がくっきりと現れています。

 同じ国でも気候が違えば柔軟にやりくりすればいいですね。

 沖縄と北海道と、東京などの地方で夏休み、冬休みの長さは同じなんでしょうか。ぜひお住まいの方、教えてください。

 寒い国でお暮らしの方、暑い国でお暮らしの方、そちらの夏休み、冬休みについてぜひ教えてください。

 また、季節感のある長い休みのエピソードもぜひお寄せください。世界中の方々に、春休み、夏休み、秋休み、冬休みのエピソードを発信して、その雰囲気をつかんでいただき、また世界中から春休み、夏休み、秋休み、冬休みのエピソードが返ってくると楽しいと思います。

 今後ともどうぞよろしくお願いします。
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日本3(秋休み)

 こんにちは。秋休みですが、私が大学生の時には国立大学の学生には存在していました。国立の学生は7,8月が夏休み、9月が試験、10月の最初の2週間が秋休み、10月半ばから後期授業という日程だったからです。現在は日程が変わって、7月に試験を行うので秋休みはなくなったようですね。旅行に行くには絶好の時期で大好きでした、秋休み。
 2002年11月25日(月) nobさん
   nobさん、Multiculturalpediaの制作に加わっていただきありがとうございます。

「大好きでした、秋休み。」(nobさん)

「夏休み」と言えば、
「セミ時雨」「海」「スイカ」「日焼け」「虫取り」「汗」「かき氷」「カンカン照りの抜けるように高い青空と飛行機雲」「朝顔」「ひまわり」「ラジオ体操」「高校野球」「半そで」「休みの終わりの日に泣きながらやった宿題」などなど、多くの人の心に浮かんでくるイメージがあると思います。

それと同じに、「秋休み」を経験した方はイメージを持っていらっしゃるんですね。

 nobさん、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

 植物について、Multiculturalに縦横無尽、天衣無縫にとってもいい文章をお書きになるA.Sさんにエッセイを掲載していただけることになりました。『植物随想録』が始まります。オレンジの目次の『植物随想録』から、Multiculturalな、縦横無尽、天衣無縫の世界に入れます。
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農繁期休み

 こちらこそ、いつも律儀にお返事ありがとうございます。このサイトをみつけてから、今まで滞在したり訪れたり、知り合ったりした国々の、いろいろなエピソードやしっていることを、思い出すことが出来て喜んでいます。そういう(誰かに伝えようとする)ことがないと、忘れていってしまいますからね。

 さて、秋休みではないですが、日本でも地方によっては、農作業の忙しい時期などに、学校がお休みになることがありますよね。首都圏に住んでいると、夏休みは7月21日から8月31日まで、って思いこんでいるけれど、例えば長野県なんかだと、始まりも遅く終わるのも早いようです。その代わり?秋にお休みがあると聞いています。

 2002年11月29日(金) なおこさん
   なおこさん、いつもありがとうございます。おかげで内容がずいぶん豊かになりました。

こういった多文化、異なる文化の話が好きな方たちが集まり、まるでお茶やコーヒー、紅茶を飲みながらあれやこれや楽しくおしゃべりしているようにこの事典は育っていくといいと思います。発信者はそれぞれの文化を背景にした人々や紹介者でこの事典を訪れた人々とのやりとりからいつも思わぬ発展をしていく筋書きのないドラマを地でいく世界の交流場になっていってほしいと思います。

「世界の秋休み」から始まって話が楽しく展開していっているのを大変うれしく思います。

「休み」はどこから来たのでしょう。

遠く離れたところに急いで行かなければならない用事があって、走っていく途中で疲れて、走りつづけられず、立ち止まったり、歩いたりして、体力を回復してからまた走り始めるといった「肉体労働→疲労→休息→回復→再び労働」というのが休憩、休息の元祖かもしれません。

さらに大きく、一日の区切り、昼休み、夜の就寝が定まり、さらに大きく週単位となって6日働いたら一日休むようになり、もっと大きな区切りで何か月か働いたら夏休み、冬休みといった長期休暇があるようになったのでしょうか。

昼休みはいつから始まったのでしょう。日曜日、夏休み、冬休みもいつから始まったのでしょう。

人にとって休みとは何なのでしょう。

こういった「なんでも」がこの多文化理解事典のトピックであり、テーマです。

月、火、水、木、金、土があり、休みの日曜日があると思うのですが、日本のカレンダーは週の初めに休みがある日、月、火、水、木、金、土式のものが多いように思います(そんなことありません?)。日曜日から始まるもの、日曜日で終わるもの2種類あるようですがどうしてなんでしょう。ビジネスの面から考えると月曜日から1週間が始まるほうが便利のように思います。日本では1週間は日曜日から始まるんでしょうか、それとも月曜日から始まるんでしょうか。

周りの人たちに聞いてみると、そんなことは自明のことで疑問の余地もない、これ以外の答えはありえないといったふうだったが、答えが月曜日派と日曜日派に分かれたのには驚きました。

例えば日曜日に彼女が彼に電話して、ハリー・ポッターの映画を次の土曜日に見る約束をするとき、月曜日から週が始まると思っている人は次の土曜日つまり「来週の土曜日に見に行かない」と言いますが、日曜日から始まると思っている人には「次の土曜日」は実は「今週の土曜日」で、彼女が言う「来週の土曜日」は彼にとっては「再来週の土曜日」となってしまいます。木枯らしの吹きすさぶ渋谷のハチ公の前で待ちぼうけを食って風邪をひいてしまった彼女と彼の恋の行方がとても心配です。

他の文化圏では休みはどこに位置するのでしょうか。
以前にも書いたことだと思うのですが、曜日や月を星を使って表現する言語(欧米などの言語)と数を使って表現する言語があります。

たとえば中国語、
月曜日 星期一(礼拝一)
火曜日 星期二(礼拝二)
水曜日  星期三(礼拝三)
木曜日  星期四(礼拝四)
金曜日  星期五(礼拝五)
土曜日  星期六(礼拝六)

日曜日は星期日(星期天、礼拝天)となっています。「日」や「天」は「0(ゼロ)」なのでしょうか、それとも「七」なのでしょうか。

韓国語では、カタカナで表すのは邪道でしょうが、

月曜日 ウォリョイル
火曜日 ファヨイル
水曜日 スヨイル
木曜日 モギョイル
金曜日 クミョイル
土曜日 トヨイル

日曜日はイリョイル。
ほとんど日本語と同じ音で、漢字の読みから来ていることが察せられ、とても近しい感じを抱きます。
(「日本」が「イルボン」と言われるように「日」のオリジナルの発音は「イル」)
韓国ではどうなんでしょう。

ベトナム語では、
月曜日 (ンガイ)トゥー ハイ
火曜日 (ンガイ)トゥー バー 
水曜日 (ンガイ)トゥー トゥー
木曜日 (ンガイ)トゥー ナム
金曜日 (ンガイ)トゥー サオ
土曜日 (ンガイ)トゥー バイ

日曜日は(ンガイ)チューニャッ
ベトナム語は
(1 モッ)
 2 ハイ
 3 バー
 4 ボン
 5 ナム
 6 サオ
 7 バイ
ですから、月曜日は「第2番目の曜日」とされていることになります(ベトナム語の曜日の表現には基数〔two,three,five,six,seven〕が用いられているが、水曜日は基数でなく、序数〔第4番目の:fourth〕が使われています)。
普通に考えると、ベトナムでは日曜日始まりということになります。

脱線になりますが、ベトナム語では「4月」を表す時も基数ではなく序数を使います。これはどうしてでしょう。

こんなことは考えられないでしょうか。

ベトナムは古くから中国、フランスに攻められ、大きな影響を受けてきました。フエの建造物がフランスの建築様式をとり、その建物の配置、方位が中国の皇帝の居住地を参考にして造られているのもその例です。
 ローマ数字、I,U,Vを使った時計は四番目をWとせずにIIIIとしています。近くにローマ数字を使った時計があったら見てみてください。Wを用いずにIIIIを使い始めたのはフランスの王の命によると言われています。
 ベトナムの曜日と月の表し方、どうして4だけ特別なのでしょう。フランスの強い影響を受けたことと関係があるのじゃないでしょうか。またまた大外れの推理を展開してしまったかもしれません。

「休み」からは、昼休みからは昼寝が生まれ、午後の休みからはおやつ、ティータイム、コーヒーブレイクも生まれました。

ここでちょっと休んで、お茶でも飲みながら、「休み」と「人間」、休みって何? ちょっと考えてみるのもおもしろいかもしれません。
 「世界の長い休み」についてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

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