Multiculturalpedia
異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「世界の年度」

 桜の花が咲くころにピッカピカの一年生が毎年登場し、入学式や入社式が行われる日本では「春」は単なる季節ではない。「四月」も単なる月ではない。「桜」も単なる花ではない。「桜、四月、春」は「始まり」や「スタート」や「門出」を象徴する。桜の花が咲いている様子や散っていく花びら、まもなく咲くという雰囲気に、自分のあるいは子供の、孫の卒業式、入学式、入社式を思い出し、心にこみあげてくるものを感じる人は日本では多いだろう。どこの文化圏でも4月に年度が始まって3月に終わるのだろうか。どこの文化圏でもこのような心のときめきがあるのだろうか。

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日本の年度、中国の年度1

   4月に始まり3月に終わるという日本の「年度」は、中国から輸入した制度だとばかり思っていましたが、先日、中国では9月に年度が始まると知って、分からなくなりました。また、日本にいる知人によると、毛沢東は1918年7月に卒業したという記録があるので、新中国成立前にすでに9月新学期になっていたようです。
 4月に始まる「年度」は日本独特のものなのか、伝来したとすればどこから来たのか、ご存知の方、お知らせ頂ければありがたいです。
 2000年6月16日(金) Shujiさん
    年が何月に始まり何月に終わるかという「年度」の話、おもしろいですね。調べて考えてみたいと思いました。会計年度、それから学校の始まり・終わりに関する年度なども文化圏によって違いそうですね。そして、春・夏・冬休み以外に秋休みがある地域の情報もいただいたので長期の休みについても調べてみたいと思います。それから、国籍の制度、外国人の参政権、結婚の年齢、スピード制限などについても情報を募集してページを作っていきたいと思います。

 どの文化圏も自分たちに合った制度を長い歴史の中で培ってきています。その中には人々の深い知恵が息づいています。一方、どの文化圏も自分たちだけではなかなか解決できない問題を抱えているのも事実なのではないかと思います。

 Multiculturalpediaはさまざまな文化圏のキラリと光る、他の文化圏では思いもつかなかった知恵を紹介して、Think different and global, act local.という理念で、世界中の人々とともにドキドキ・ワクワクする、多文化理解辞典を作っていきたいと思います。

 今後ともどうぞよろしくお願いします。
みなさまからのちょっとした情報をお待ちしています。


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アイダホ(アメリカ)1

   以前、学研サイエンスキッズでこんな子どもの質問を読んだ。
 「どうして秋休み(あきやすみ)だけないの?」
 この質問を発した子はまだこの質問を覚えているだろうか。Multiculturalpediaを訪れてこのアイダホの方から聞いた話を読んでくれたらうれしいと思う。

 こんなおもしろい質問があった、とそのアイダホに住んでいた方に話したときだった。
 「僕の子どもの頃にはありましたよ、秋休みが。」

 えっ。秋休みがあったんですか。
 「ええ、10月の第一週と第二週はポテトの収穫の時期で大忙しで子どもも収穫に駆り出されたんです。そんなときに学校を開いていても誰も来ないからそれで秋休みになっていたんじゃないかな。」
 「とても楽しかったのを覚えています。」

 アイダホの一部の地域のことだそうだ。

 「北海道でもありますか?」
 あります、と答えたかったけど北から南まで一律の日本ではありえないことだろう。
 考えてみれば日本では地域によって季節の差が激しいのにどこでも入学試験は主に1月から2月にかけて行われる。冬と呼べるほどの寒い季節がないところではあまり問題はないだろうが、雪がとてつもなく深くつもる北国の子どもたちが豪雪や風邪で苦しむ時期にわざわざ人生を左右する試験日を持ってくる必然性はないだろう。北から南に長細い日本の特性をもっと生かした、地域の実情に合ったシステムを私たちは築いたほうがいいのじゃないだろうか。人間が自分たちがつくった制度のためにあまり幸せになれないんだったら、もっと発想を柔軟にして幸せに暮らせるような制度に改めたほうがいいだろう。入社や入学が4月からだから入試がその時期になるのは避けられないと思うのは年に1度だけしか入学や入社できないシステムを当たり前のものだと思い込んでいるからだろう。世界には秋休みがあるところもあると知ってそんなことを思った。

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韓国1

<学期>
韓国も日本と同じく4月始まりだそうですが、「大学を秋に卒業する人もいる」ということでした。なんでも『コスモス卒業』というのだとか。
「兵役の関係?」と聞くと、そうかもしれないとのことでした。

もしかしてすでに話題になったことがあったら、ごめんなさい。
韓国の方、間違いがあったら訂正してくださいね。では。



 2002年1月24日(木) なまくらさん
   ありがとうございます。

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ケニア1

 もしかするとすでに出ているかもしれませんが。
 ケニアの年度始まりは1月だったと思います。新学年も1月から始まります。1〜3月が一学期、4月が休みで、5〜7月が二学期、8月休み、9〜11月が三学期、と、大変分かり易かったと記憶しています。ちょっと休みが長いかな。

 2003年5月13日(火) なおこさん
   なおこさん、いつもありがとうございます。

 日本は4月に学期が始まるところが多いので、1年が、カレンダー上では2年にまたがることになります。ケニアは1年でおさまり、スッキリしていますね。

「入学」というと桜の花を思い浮かべたり、夏休みというとかき氷、海水浴、スイカを思い浮かべたりしますが、文化圏が変わればさまざまなんでしょうね。

 そういった思い浮かべるもの、イメージやエピソードもいっしょに、この「世界の年度」にぜひ皆さんメッセージをお寄せください。

 ベトナムでは赤い色が吉兆ということで、お正月(旧暦で祝う)にはスイカが備えられるそうです。夏休みのイメージからすると、「えっ!?」という感じですね。

 なおこさん、これからもどうぞよろしくお願いします。
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