Multi- Cultural- Pedia
   異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「世界のランドセル」
カウンター設置2006年6月29日

「あなたの国では子どもたちはランドセルを使いますか?」

■日本
 駅に向かって歩く途中、学校に急ぐ子どもたちとすれ違う。ふと、子どもたちのランドセルの色が目に入る。
赤、黒、紺、黄色、ピンク。

 男の子が黒で、女の子が赤とばかり思っていたら、女の子は赤、ピンク、黄、黒、いろいろ。
男の子は黒か紺だった。ランドセルの形も一人は手提げにもなるファッショナブルなかっこいいのを背負っていた。男女とも黒のランドセルを指定している私立もあるし、そう言えば、大人も男女を問わず、黒が好きな人がいる。

 世界でも、男の色、女の色があるのだろうか。色に対するイメージも違うのだろうか。そもそもランドセルはどの国にもあるのだろうか。

 ランドセルというのは何語だろう。スペリングはRoundselぐらいだろうか。
「困ったときの広辞林」で広辞林で調べると、

オランダ語と出ていた。スペリングは ransel 、この言葉の意味は「背嚢(はいのう)」だそうだ。

 ハイノウ? またまた、広辞林によると、「毛皮、ズックで造り、背に負う四角な袋」とのこと。

 えっ、ズック? 「ズック」って靴のことじゃなかったの?と思い、またまた広辞林。すると、2番目の意味では「ズック製の運動靴」と出ていたが、これもオランダ語 「doek」 で、「綿または麻の厚地の平織物」という。

 うーん、ランドセルの故郷はオランダだったのか。いつからだろう。寺子屋に通う子どもたちは算盤や筆や硯や文鎮をランドセルに入れてはいなかったと思うが。オランダの子どもたちもランドセルで小学校に行っているんだろうか。

 オランダの人や他の文化の人々にまた聞くことが増えた。


Multiculturalpedia
   異なる文化を楽しみながら学ぶ事典
戻る

NEW
「ランドセル」について

 ランドセルに関する投稿が、まだないみたいなので、一番乗りを目指し、手元の「世界大百科」で調べてみました。 佐藤秀夫氏の解説によると、「ランドセル」はオランダ語 ransel(背のう)の転化した語で、幕末の洋式軍制導入の際、背のうの呼称として用いられたそうです。1885年5月学習院が生徒の馬車や人力車の利用を禁じて徒歩通学とした時、学用品や弁当を持ち運ぶために着用したのが、学校でのランドセル使用の最初だそうです。最初は軍用と同じで布製だったものが、1887年皇太子(大正天皇)の学習院入学祝いに、伊藤博文が特別に調製して献上した革製箱形のものが、現在のランドセルの原型であるという説があるようです。90年8月改定の学習院学生心得には背のうを黒革にすることが規定されていますが、一般の小学校では、大正期の後半ころまでふろしき包みや肩掛けの学生かばんが用いられていました。児童通学服の洋装化に伴い、大正末〜昭和初期に都市部の男児を中心に学習院式の革製ランドセルの使用が始まり、やがて女児にも及んだということです。第2次大戦後の1950年代から全国に普及し、便利な収納運搬具として小学校児童の不可欠な通学用品となりました。

他の国の子供達の通学姿を思い出してみました。英国の小学校低学年の子供達は、布製箱形の通学カバンを、高学年になると肩掛けカバンになるのが一般的だった様な気がします。
一番印象深く思い出すのは、南インドのある貧しい村の子供たちでしょうか。石版というのか、、、A4よりひとまわり大きいサイズの黒板のみを持って通学するのです。行き先は2カ所。日本でいう寺小屋のような所に行く子供と、キリスト教会に行く子供。より貧しい子供達は、カースト制度から抜け出す為と、行けばお昼にミルクが飲ましてもらえるという理由で、キリスト教会の学校に通います。

ちょっと、テーマからはずれてしまいました。ごめんなさい。

また、お邪魔させて貰います。つぎは、床屋のマークについてか、時間があったらフェニクスについてでもメッセージをのこさしてもらおうかしら・・・

もし、リクエストを聞いていただけるなら「熱を出したときの心遣い」について知りたいです。あの「魔女の宅急便」では、キキが熱を出したとき、あつあつのミルク粥を作ってもらっていました。日本では、お粥と梅干し、すり下ろしリンゴ、今は、ポカリスエットでしょうか?卵酒の作り方、こめかみに貼る梅干しのこと、そんなことを詳しく知りたいです。先日、私が熱を出したとき、スコットランドの友人が、a HOT TODDY なるものを飲むように言ってきました。ウイスキーにレモンの絞り汁とはちみつを入れ、お湯で割る飲み物です。

なんだか、いろいろありそうじゃないですか?
ぜひ、検討してみてください。

今日は、楽しませて貰いました。
ではまた。

PS
ドラえもんは、台湾でも香港と同じく「Ding Dong」だそうです。

 2003年3月3日(月) ぺぺさん
   ぺぺさん、Multiculturalpediaの制作にご協力いただき、ありがとうございます。

 日常生活にとけ込んで何も違和感のない「ランドセル」。そのランドセルにも日常生活の一部になるまでにいろいろな歴史、変遷、エピソードがあったんですね。

 第2次世界大戦後、1950年ごろから全国に普及していったということからすると、皆さんがお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさんに「ランドセル」の思い出について聞くと、きっと興味深いエピソードが聞けるのではないかと思います。ぜひ子どものころどんなかばん(?)を使って学校に行ったか、皆さん、聞いて、よかったらぜひMulticulturalpediaまで知らせていただけないでしょうか。

 ランドセルのふるさと、オランダでは子どもたちはランドセルを使って通っているんでしょうか。そのランドセルは日本と同じものなんでしょうか。 他の文化圏のランドセル事情、通学、学校について、大変興味があります。ぺぺさん、書いてくださってどうもありがとうございます。


 ユネスコが『世界寺子屋運動』というキャンペーンを繰り広げています。

それによると、世界では日本の人口と同じぐらいの子供たち(1億1300万人)が、学校が近くになかったり、働かなければならなかったりして、学校に行けないそうです。そして学ぶ機会がなく、成人し、読み書きができない大人が日本の人口の7倍ぐらい(8億8000万人)いるそうです。

 ユネスコ 『世界寺子屋運動』はそんな子どもや大人たちに、読み書きや算数が学べるように、教育のチャンスを支援する運動です。書き損じ葉書(50円)でも45円の募金になります。皆さん、いつかぜひ訪れてください。

 いつかユネスコ 『世界寺子屋運動』についてふれたいと思っていたのですが、『世界の ランドセル』からこんなふうに発展できるとは気がつきませんでした。ぺぺさん、本当にありがとうございます。

 「もし、リクエストを聞いていただけるなら「熱を出したときの心遣い」について知りたいです。あの「魔女の宅急便」では、キキが熱を出したとき、あつあつのミルク粥を作ってもらっていました。日本では、お粥と梅干し、すり下ろしリンゴ、今は、ポカリスエットでしょうか?卵酒の作り方、こめかみに貼る梅干しのこと、そんなことを詳しく知りたいです。先日、私が熱を出したとき、スコットランドの友人が、a HOT TODDY なるものを飲むように言ってきました。ウイスキーにレモンの絞り汁とはちみつを入れ、お湯で割る飲み物です。」
(ぺぺさん)

「なんだか、いろいろありそうじゃないですか?
ぜひ、検討してみてください。」
(ぺぺさん)

 『世界の 熱を出したときの心遣い』、いいですね。
ページを作らせてください。ぜひぜひ世界中の皆さんからの情報をお待ちしています。
なおこさんがすぐさま評価してくださったようにとても楽しく、発展しそうなトピックだと思います。


 日本語ボランティアの方々、日本語教師の方々は日本語の運用練習でよくこんな問いかけをしていると思います。
「熱があったら、どうしますか」
「何をしてあげますか」
「何をしてもらいましたか」
「熱があるとき、何をしますか」
「何を飲みますか、食べますか」

皆様からの情報を心待ちしています。

「PS ドラえもんは、台湾でも香港と同じく「Ding Dong」だそうです。」
(ぺぺさん)

ありがとうございます。更新させていただきます。

ぺぺさん、どうも本当にありがとうございました。
これからもずっとよろしくお願いします。

Multiculturalpedia
多文化理解事典
戻る
 ご感想など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。