Multiculturalpedia
異なる文化を楽しみながら学ぶ事典

「『ユネスコ世界遺産』への招待状」

NEW

うれしいっ

 はじめまして。

 担任している小学校3年生の総合的な学習の時間で、世界のキャラクターについて調べている子がいるのですが、なかなか情報が集まらず、インターネットに頼ることにして、たどりついたのがこのサイトでした。

 子ども共々「へぇー、ほぉー」と興味深く読ませていただきました。

 子どもたちにも分かるサイト、欲しい情報がズバリ載っているサイトがなかなか無い中で、こちらのサイトとの出会いはホントにうれしいものでした。

 さて、早速お願いなのですが、ドラえもんとアトムの中国での呼び方(発音の仕方)、くまのプーさんのフランスでの呼び方(発音の仕方)を教えてください。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 2002年11月16日(土) ひぃさん
   ひぃさん、小学3年生の子どもたちと、多文化理解事典に訪れてくださってありがとうございます。

「たどりついたのがこのサイトでした。
子ども共々「へぇー、ほぉー」と興味深く読ませていただきました。
子どもたちにも分かるサイト、欲しい情報がズバリ載っているサイトがなかなか無い中で、こちらのサイトとの出会いはホントにうれしいものでした。」

少しでもお役に立ててうれしく思います。

 ドラえもんとアトムの中国での呼び方(発音の仕方)、くまのプーさんのフランスでの呼び方(発音の仕方)がわかる方、ぜひ教えてください。

 スタッフが御担任の小学3年生のお子さんたちを思いながら、『ユネスコ世界遺産』の紹介文を書きました。『世界遺産』と『多文化理解事典』は全然違うのですが私たちは勝手につながりを感じています。

 小学3年生にはちょっとむずかしそうで、4年生、5年生、いや6年生でないとわからないのではないかと思うのですが、そのスタッフは「いや小学3年生でも伝わる!」と言い張っています。

 いつか4年生、5年生、6年生になったときに、君たちに向けて書いたスタッフの下の文章を読んでやってくださいね。いっしょうけんめい書いていましたから。

 ご担当の小学3年生のお子さんたちにどうぞよろしくお伝えください。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

***『ユネスコ世界遺産』への招待状***

 花ちゃん 「世界遺産ってなに?」

 小川先生  「とてもきれいな自然や、昔の人が作ったすばらしい建物や遺跡がいろいろな国にあるよね。

 すばらしい自然や建物や遺跡は一度こわれたらもとにもどすことはできない、かけがえのないものなんだ。古い建物や遺跡、自然を守るためにはたくさんの人の力、時間、お金がかかる。だから、お金持ちじゃない国は自分の国にある宝物を守りきれないこともあるんだ。

 いろいろな国の自然、建物、遺跡の中から特に選ばれた、世界中の人々が国を越えて力を合わせて守っていこうとしている宝物、それが「ユネスコ世界遺産」なんだ。世界遺産は、現代の私たちだけの宝物じゃなくて、ずっと未来の人々にまで伝えていく宝物なんだ」

 花ちゃん、緑くん 「へえー」

 緑くん 「誰が世界遺産を決めるの?小川先生?」

 小川先生  「その通り! と言いたいけど、違うんだ。
        1972年にユネスコの会議で決まった世界遺産条約を結んだ国(約160カ国)の中から同じ地域が多くならないように、いろいろな地域から選ばれた21カ国で世界遺産委員会をつくる。その世界遺産委員会が決めるんだ」

 緑くん 「複雑だけど、公平なんだね」 

 花ちゃん 「どうやって決めるの?」

 小川先生  「世界遺産条約を結んだ国は世界遺産委員会に世界遺産の候補地を推薦することができるんだ。推薦された候補地は評価するために調査が行われ、毎年12月ごろに開かれる世界遺産委員会の会議で世界遺産になるかどうか決定されるんだ」
               

 花ちゃん 「世界遺産はいくつぐらいあるの?」

 小川先生  「これからも増えていくんだけど、2002年6月現在730あるんだよ」

 緑くん 「へえー、たくさんあるんだね。世界遺産にはどんなものがあるの?」

 小川先生  「世界遺産は<文化遺産>、<自然遺産>、<複合遺産>の三つに分けられる。たとえば、<文化遺産(建物や遺跡)>ではインドネシアのボロブドゥール寺院遺跡群、<自然遺産(景勝地など)>ではオーストラリアのグレート・バリア・リーフ、<複合遺産(文化遺産と自然遺産が合わさったもの)>では、ペルーのマチュ・ピチュの歴史保護区が挙げられる」

 花ちゃん 「行ってみたいな」

 小川先生  「きれい、すばらしいといった、見ていて楽しい「正の遺産」だけじゃなくて、世界遺産には「負の遺産」と呼ばれるものもあるんだよ」
 
 花ちゃん、緑くん 「負の遺産!?」
 
 小川先生 「うん、見ていてつらくなる世界遺産もあるんだ。たとえばユダヤ人が大量虐殺されたアウシュビッツ強制収容所、広島の原爆ドーム」

 緑くん 「どうしてそんな見ているとつらくなるものを残すの?」

 小川先生 「なぜだと思う?」

 緑くん 「うーん、どうしてなんだろう?」

 花ちゃん「なぜ?」

 小川先生 「残すべきでないという意見もあったんだよ。残すべきか残すべきでないか、花ちゃんと緑くんはどっちがいいと思う?

 自分の頭で考えてごらん。これを今日の宿題にしよう。自分で考えるといっても、人の意見を聞いたり、調べたりすることも自分で考えるためには大切なことだよ。でも、それを鵜呑み(うのみ)にするのはダメだよ。鵜呑みにしたら、キミがもうキミじゃなくなっちゃうからね。」

    ↓
『ユネスコ世界遺産』のサイト
Multiculturalpedia
   異なる文化を楽しみながら学ぶ事典
戻る

NEW
ありがとうございました

 遅ればせながら、ありがとうございました。先日はちょっとした質問に真剣にお返事をいただきまして、ありがとうございました。「世界遺産」のお話まで添えてくださって・・・

 投稿したということだけでもおっかなびっくりの子どもたちでしたのに、それに返事が返ってきたことを知ったときは、も〜う・・・・・感動の嵐!でした。

 確かに、世界をテーマにまとめるのは小学校3年生にとって、範囲がとても大きく難しいものでした。が、お陰様で無事、総合的な学習の時間の発表会を開催することができました。

 世界遺産の、花ちゃん、緑くん、小川先生のお話、機会をつくって子どもたちに伝えようと思います。

 くり返しになりますが、たくさんの投稿がある中、丁寧にお返事をいただき、本当にありがとうございました。
時節柄、お身体大切にお過ごしください。

 2002年11月25日(月) ひぃさん
   ひぃさん、それからひぃさんの大切な教え子のみなさん、こんにちは。
総合的な学習の時間の発表会、おつかれさまでした。

こちらこそ、ありがとうございました。またどうぞよろしくお願いします。

P.S.
となりの目次の「記念日」というところに「St. Patrickのマジック」というのがあります。この記念日をみんなにとって特別な日の数字に変えてやると生徒が感動すると思います、ぜひお試しください。

Multiculturalpedia
   異なる文化を楽しみながら学ぶ事典
戻る

 「『ユネスコ世界遺産』への招待状」」についてのご感想(一言でも)、情報など何でも、ひろばに寄せていただければありがたく存じます。

Home